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推しへの貢ぎ物⑶
しおりを挟む『とても気に入りました!大切に使います。でも、本当に頂いてしまっていいのでしょうか…』
なんて遠慮するから、笑っちゃった。
『もちろんです!アダム先生にお祝いしたくて、いつものお礼をしたくて選んだものなので…使って頂けたら嬉しいです!』
『一生大切にします。肩身離さず持っています。』
って真剣な表情で言われて、いつものキャラと違ってて面白かったな。まぁどんなアダム先生でも僕の推しには変わりないんだけどね☆
「その表情を見ると、喜んでくれたみたいだな。」
「そうなんだよ。僕もとっても嬉しかった!肌身離さず持ってくれるって!」
「(それはそれで複雑だな…嬉しそうに笑っちゃって、俺に向けてるのに、相手は俺じゃないんだもんな…)そうか、良かったな!」
「うん!本当にありがとう、アレク。」
「そんなにお礼を言われることではないんだが…それに、俺の頼みも一つ聞いてくれるって約束したしな。」
そう、その約束の内容がどんなのか気になるけど…肝心のアレクが決めてないって言うからモヤモヤしてたんだ。
「そうだね!その頼みの内容は決まった?」
「まだだ。まぁ見つけたらその時に。」
「うん!いつでも言ってね!」
「(まだ、だな。)」
その頼みごとを使うタイミングは……
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