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初めまして…⑵

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僕が絡まれて、仲裁に入ろうとしたのかアレクの一言でその場が凍り付く。

「…今の言葉、私に言いまして?今謝るなら許してあげましょう。次はありませんが。」

「別にあんたに許して貰いたくもない。なんでわざわざ許しを請う必要がある?」

「なっ、なんなんですの!?このメリザント=クリダに向かって!お父さまに言いつけますわよ!」

「クリダねぇ、クリダ伯爵家か…どうぞ?その大好きな親の権力とやらを存分に振りかざすと言い。」

堂々と言ってのけるアレクはめちゃくちゃにカッコいい。この空気が苦手で、前の自分に戻りそうで怖くくて逃げた僕とは大違いだ。

「きぃ~~~~!!!あったま来ましたわ。絶対に私に立てついたこと後悔させてあげますわ。」

後悔するのは令嬢の方だと思うけど、アレクも僕も社交界にあまり出てないから、皆令嬢が上だと思っているみたい。

まぁ学園内に上も下もないんだけど…悲しいことに規則で決まっていても、人の気持ちまでは変えられない。

「入学早々何をしている!」









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感想 17

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