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お出かけは危険がつきものです⑶
しおりを挟む公爵家は規模が大きいため貶めたい貴族は多いみたい。そんな人達からしたら僕は格好の餌食になりえない。いくら三男って言ってもお父様たちの足を引っ張りかねないのだ。
お父様もお母様もお兄様達も多分そんなこと気にしないんだろうけど…こんなに溺愛されるとなんとなく分かる。
でも、僕はみんなに何も返せないから、そういうところだけは家に泥を塗らないように頑張らないとって思っているんだ。
「ディ?私たちはディが褒められると嬉しいわ。どんなことでも。だけど、ディの重荷になることは望んでいないの。だから、簡単に言うとねディがしんどいなって思ったら言って欲しいの。」
「そうだぞ、ディは小さいのになんだか遠慮をしているところがあるからな。俺たちはみんな家族だ。だから、ディが大切だし、傷ついてほしくない。大げさかもしれないけど、勉強が嫌なら楽しく出来る様に環境を整えてあげることもできる。だからこれからは遠慮なく何でも言って欲しい。」
お父さま、お母さまそんなことを思っていたんだ。
僕やっぱり子どもらしくなかったかな…
「分かりまちた。でも、僕お勉強楽しいから頑張りたいでしゅ。」
「あぁ、それならそれでいいんだ。ディ、お前は私たちの大切な存在なんだ。それだけは忘れないでおいてくれ。」
そう言ったお父さまは、後ろから僕の頬に頬ずりをしなければカッコよかったのに…ちょっと残念なイケメンかな。
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