【完結】腐女子の私が美少年⁉

抹茶らて

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魔力循環はほどほどに⑵

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「はは、分かりました。じゃあ、僕でいい人は言ってください。手伝います。」

そうして、何故か教師側に回って授業を手伝う羽目に。

「ナオ、俺は是非ナオにしてほしいな。手伝ってくれるかい?」

「ジル。うん、もちろん。」

手初めに、ジルの手を取って自分の魔力を流して、ジルの中にある魔力を動かしていく。実はしたことないけど、見よう見まねでしてみる。ジルさんや、失敗したらごめんね☆

「手から温かいものを感じたりする?」

「うん、温かくて気持ちいい感じがする。」

ほうほう、間違ってなかったみたい。

「それが魔力の流れだよ。それを自分の中で流せると身体強化になるよ。」

「なるほど。ありがとう、ナオ。ちなみにこんな感じ?」

ジルがお礼を言いながら、私に魔力を流し始めた。私みたいに見よう見まねでしてる見たいだけど、出来てる…さすが皇族。

「うん、温かいのが流れて来てるよ。そんな感じッ…ちょッジル!待っ…ンッ」

手先からじんわりと温かく流れていたジルの魔力はいきなり速さと量が増し、全身がしびれたみたいにビクビクしてしまう。しかも、その痺れが鋭くないのだから反対に困る。じんわり温かいものが刺激として全身に広がって思考がおぼつかなくなる。

言葉も続かず、途切れ途切れでジルに静止のお願いをするも…

「ナオ?どうしたの?だいじょう…ッ!?」

ジルは首を傾げながら心配そうに私の肩に手を添えて顔を覗き込み、息を呑む。
今の私ってそんなに酷い顔してるかな。

「ん、だい、じょーぶ…」

バサッ

まだ身体がピクピクしている中、心配しているジルに大丈夫なことを伝えるため、少し舌足らずになりながらも答えると、上から上着が降って来た。正確にはジルが来ていた上着を私の頭から被せたのだ。

「しばらくはそれを被ってて。」

いや、授業中だからそれはちょっと。それにお手伝いをしないとだし。その意図も含めてフルフルと首を振る。

「ナオ、今のナオは危険すぎる。俺がしたことなんだが…ハァ、なんで俺は2人のときにしないんだ!」

「??」

ジルが小声で何か言ってるけど頭が回らないせいか、良
く聞こえない。

「あ、ごめ…とりあえずナオは落ち着いたら言って。それまでは休憩だからね。」

「はい…」

ジルの言う通り大人しく休憩する。その間もザレス先生が次々と生徒の手を取って魔力循環を手伝っていく。
自分も手伝うとか言いながら休憩してしまっていることに申し訳なく思う。



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