11 / 16
11.Bitter Sweet Samba ①
しおりを挟む
業者が引き上げた後の、段ボールの積み上がった部屋で、飯島はほっと息をついた。
南向きのリビングの掃き出し窓を開け放つと、爽やかな風が吹き込んでくる。
駅に向かう商店街の道路わきは、桜並木が満開を迎えていた。
「きれいだね、花見行こうよ。造幣局とか有名だよね。」
背後から松木が声をかける。
「お前、自分のとこの片付けしなきゃだろ。」
朝一番に引っ越し業者が荷物を搬入するのに合わせ、松木は自分の引っ越しもそこそこに、手伝いに来てくれたのだ。
「えー、下手に荷物開けないほうがいいと思いますけどね。どうせ近いうちにここに引っ越してくるんだし。」
「勝手に決めるなよ。」
「飯島さん、こんな広いところに一人で住んでどうするの?いくら給料上がったからって、家賃だって結構するでしょ。二人で折半のほうが絶対良くない?」
確かにそのつもりで見つけた物件だった。
松木の転勤を機に自分も転職し、二人で大阪での生活をスタートさせるための部屋。
その計画は一度頓挫したと思っていた。
松木のいない人生に一人取り残され、広い部屋でどう過ごせばよいのかと、つい先日まで途方に暮れていた。
松木に関しては、自分は完全に盲目だと飯島は自嘲する。
相手の状況も気持ちも確認せぬまま、勝手に一人で舞い上がったり、誤解してどん底に落ち込んだり、情緒不安定を通り越して気分障害だ。
「ほら俺、とりあえず前任の吉川さんが住んでた単身者用アパートにそのまま転がり込んじゃったんだけどさ、会社に近すぎるし、壁薄くて隣の部屋の音丸聞こえだし、あそこにずっと暮らすのは無理。」
「ここに居着くつもりかよ。」
「そのつもりで見つけてくれたんでしょ、ここ。飯島さんのオフィスより、俺の職場に通勤するのに便利な場所じゃないですか。乗り換えなしで一本で行ける。」
「なんか、お前の口調むかつく。」
すべてお見通しと言わんばかりの松木の口調が癪に障り、飯島は松木の足に軽く蹴りを見舞うとキッチンに入り、コーヒーを注いだ。
「あ、美味いな、これ。」
「でしょ。新しい職場の近くで見つけた豆専門店なんだ。豆から挽いて淹れるとほんと美味いよね。特にこれはどっしりした苦みの中にほんのりと甘さがあって…」
「あ、そういう蘊蓄はいいや。理屈抜きで美味いよ。気持ちがリラックスする。」
松木は話の腰を折られたにもかかわらず、飯島の顔を覗き込んでニコニコし、マグカップに自分の分を注いだ。
「なんだよ。」
「飯島さん、美味しいもの口にしているときは素直になるよね。」
「うるせえよ。」
「あとは、ベッドの中だけか。素直なのは。」
「ばか、何言って……」
飯島は自分の顔が真っ赤に火照るのを感じた。
松木は涼しい顔で言葉を続ける。
「飯島さん、ちゃんと健康考えて、朝ごはん食べるように習慣変えようよ。俺が毎朝美味しいコーヒー淹れてあげるから。」
「ばか、毎朝豆挽いてたら遅刻するだろ。」
「だから、新しいコーヒーメーカー買いに行こうよ。全自動で豆から挽いてくれるやつ。」
「え、うん……まあ、1台あってもいいか。」
松木と毎日コーヒーを飲みながら朝を迎えられたらどんなに良いだろう。
「今からちょっと桜見に行って、その帰りに家電量販店でも寄るか……」
提案しようとしたところで、松木の顔が近づき、飯島の唇が塞がれる。
互いの唇からコーヒーの香りが立ち込める。
松木はしばらく飯島の唇を貪ると、腕を引いてフローリングの床に横たわらせた。
「おい、まだ明るいって。カーテンもつけてないし。」
「大丈夫、ベランダの柵があるから、立たなきゃ見えないよ。」
松木の唇が首筋を這う感触に、飯島はぞくぞくと震え抵抗できない。
シャツをまくり上げられ、乳首をつままれると思わず声が漏れた。
「窓、窓だけでも閉めて……変な声聞かれたら住めなくなるだろ。」
松木が掃き出し窓に手を伸ばすのを確認し、飯島は身体の力を抜いた。
松木の手が飯島のズボンのボタンをはずし、下着ごと膝まで下ろす。
「…ぁ、んっ、んぅ…」
松木の舌が臍の周りや鼠径部をくすぐる。
内股を甘噛みされ、飯島の欲望がびくっと跳ねた。
「お前も、脱げよ……」
飯島は松木のシャツを引っ張った。
スウェットを下ろすと、松木のそこは既に硬く勃ち上がっていた。
「飯島さん、触って。」
体勢を入れ替え、飯島は松木のペニスをしごきあげながら唇を寄せた。
「っ、ふ……あ、飯島さん、気持ちいい。」
ぴちゃぴちゃと音を立てて愛撫すると、松木が荒い息の下から飯島の名前を呼ぶ。
優しく髪を撫でられ、飯島は松木の欲望を咥えながら恍惚とした気持ちになる。
「飯島さん、もういいよ、飯島さん、飯島さん、もう離し……あっ」
飯島は松木の生暖かい劣情をそのまま嚥下した。
「すみません……その、口でイクつもりじゃなかったんですけど……それに、その、飲まなくても……」
松木は真っ赤になってしどろもどろに言い訳をする。
「別に俺がそうしたかったからいいんだよ。」
「ああ、その……ちょっと早かったですよね、なんか慣れない場所で感極まっちゃって……」
「人のことベッドでは素直、とか馬鹿にしてる割には、自分のほうが素直じゃん。」
「リベンジですか?もう、負けず嫌いなんだから。飯島さん、まだイッてないですよね、第2ラウンドいきましょう。床、堅いから跨がってください。騎乗位いきましょう。」
「いや、その前にローションとゴム、まだ段ボールの中だから。それに無理して床の上でやることないだろ、お前だって背中痛めるぞ。」
「ああ、荷物の開梱なんて待ってられませんよ。今すぐ買い物行きましょう。一番近いコンビニかドラッグストアはどこですか?」
「おい、花見に行くんじゃなかったのかよ、それからコーヒーメーカー…」
「飯島さん、わざと意地悪してますね。そんなお預けしている余裕あるんですか?あなたまだイッてないでしょ。」
「いや、その……」
慌てて半勃ちの股間を手で隠したが、すでに遅かった。
松木が飯島を再び押し倒す。
「わかりました、口でイかせてあげますよ、さっきのお礼に。全部飲みます。」
「いや、ちょっ、お前はそんなもん飲まなくていいって、ちょっと!っ、あっ……」
西日を受け、花びらがきらきらと輝きながら舞い散っている。
「きれいだな。咲くのも散るのもあっという間。」
大木を見上げて呟く飯島の横顔を見ながら、松木もうなずく。
「綺麗ですね。見飽きることがない。いつまでも見ていたい。」
「もう、お前がしつこいから花見する時間が減ったじゃないか。」
「飯島さんが大事なものを段ボールに梱包しちゃうからでしょ。なんですぐ出せるところに入れておかないかな。」
「お前こそ、自分が使うものなんだからちゃんと持参しろよ。」
「声、大きいですよ。」
「っ!」
飯島は思わず臍を噛む。
最近、松木に言い負かされることが多くなったことが少し悔しい。
「桜は来年も見られますよ、また一緒に来ましょう。来年も、再来年も。」
松木が低い静かな声で飯島に囁く。
来年も、再来年も。
心の中で同じ言葉を反芻する。
飯島は切ないような胸の疼きを感じ、目を伏せて頷いた。
「コーヒーメーカー以外にも、いろいろ買い足さなきゃならないものたくさんありますね。」
「……いらないよ。これ以上、なにも。」
ずっと欲しくて欲しくて焦がれていた未来が、いま自分の手にあるのだ。
これ以上何を望むというのか。
「いや、ダブルベッド欲しいですよ、朝食も大事だけど、良質な睡眠も大切です。」
「……。」
こいつには浪漫というものがないのか。
これまで散々松木の浪漫を粉砕してきたことを棚に上げ、飯島は松木に毒づく。
「おい、ほんとに居着くつもりかよ。」
「毎朝美味しいコーヒー淹れますから。最高のやつ。」
最高の笑顔で松木が言う。
「うん……それは楽しみだな。」
舞い散る桜の花びらに背中を押され、飯島は少しだけ素直な気持ちを口にした。
南向きのリビングの掃き出し窓を開け放つと、爽やかな風が吹き込んでくる。
駅に向かう商店街の道路わきは、桜並木が満開を迎えていた。
「きれいだね、花見行こうよ。造幣局とか有名だよね。」
背後から松木が声をかける。
「お前、自分のとこの片付けしなきゃだろ。」
朝一番に引っ越し業者が荷物を搬入するのに合わせ、松木は自分の引っ越しもそこそこに、手伝いに来てくれたのだ。
「えー、下手に荷物開けないほうがいいと思いますけどね。どうせ近いうちにここに引っ越してくるんだし。」
「勝手に決めるなよ。」
「飯島さん、こんな広いところに一人で住んでどうするの?いくら給料上がったからって、家賃だって結構するでしょ。二人で折半のほうが絶対良くない?」
確かにそのつもりで見つけた物件だった。
松木の転勤を機に自分も転職し、二人で大阪での生活をスタートさせるための部屋。
その計画は一度頓挫したと思っていた。
松木のいない人生に一人取り残され、広い部屋でどう過ごせばよいのかと、つい先日まで途方に暮れていた。
松木に関しては、自分は完全に盲目だと飯島は自嘲する。
相手の状況も気持ちも確認せぬまま、勝手に一人で舞い上がったり、誤解してどん底に落ち込んだり、情緒不安定を通り越して気分障害だ。
「ほら俺、とりあえず前任の吉川さんが住んでた単身者用アパートにそのまま転がり込んじゃったんだけどさ、会社に近すぎるし、壁薄くて隣の部屋の音丸聞こえだし、あそこにずっと暮らすのは無理。」
「ここに居着くつもりかよ。」
「そのつもりで見つけてくれたんでしょ、ここ。飯島さんのオフィスより、俺の職場に通勤するのに便利な場所じゃないですか。乗り換えなしで一本で行ける。」
「なんか、お前の口調むかつく。」
すべてお見通しと言わんばかりの松木の口調が癪に障り、飯島は松木の足に軽く蹴りを見舞うとキッチンに入り、コーヒーを注いだ。
「あ、美味いな、これ。」
「でしょ。新しい職場の近くで見つけた豆専門店なんだ。豆から挽いて淹れるとほんと美味いよね。特にこれはどっしりした苦みの中にほんのりと甘さがあって…」
「あ、そういう蘊蓄はいいや。理屈抜きで美味いよ。気持ちがリラックスする。」
松木は話の腰を折られたにもかかわらず、飯島の顔を覗き込んでニコニコし、マグカップに自分の分を注いだ。
「なんだよ。」
「飯島さん、美味しいもの口にしているときは素直になるよね。」
「うるせえよ。」
「あとは、ベッドの中だけか。素直なのは。」
「ばか、何言って……」
飯島は自分の顔が真っ赤に火照るのを感じた。
松木は涼しい顔で言葉を続ける。
「飯島さん、ちゃんと健康考えて、朝ごはん食べるように習慣変えようよ。俺が毎朝美味しいコーヒー淹れてあげるから。」
「ばか、毎朝豆挽いてたら遅刻するだろ。」
「だから、新しいコーヒーメーカー買いに行こうよ。全自動で豆から挽いてくれるやつ。」
「え、うん……まあ、1台あってもいいか。」
松木と毎日コーヒーを飲みながら朝を迎えられたらどんなに良いだろう。
「今からちょっと桜見に行って、その帰りに家電量販店でも寄るか……」
提案しようとしたところで、松木の顔が近づき、飯島の唇が塞がれる。
互いの唇からコーヒーの香りが立ち込める。
松木はしばらく飯島の唇を貪ると、腕を引いてフローリングの床に横たわらせた。
「おい、まだ明るいって。カーテンもつけてないし。」
「大丈夫、ベランダの柵があるから、立たなきゃ見えないよ。」
松木の唇が首筋を這う感触に、飯島はぞくぞくと震え抵抗できない。
シャツをまくり上げられ、乳首をつままれると思わず声が漏れた。
「窓、窓だけでも閉めて……変な声聞かれたら住めなくなるだろ。」
松木が掃き出し窓に手を伸ばすのを確認し、飯島は身体の力を抜いた。
松木の手が飯島のズボンのボタンをはずし、下着ごと膝まで下ろす。
「…ぁ、んっ、んぅ…」
松木の舌が臍の周りや鼠径部をくすぐる。
内股を甘噛みされ、飯島の欲望がびくっと跳ねた。
「お前も、脱げよ……」
飯島は松木のシャツを引っ張った。
スウェットを下ろすと、松木のそこは既に硬く勃ち上がっていた。
「飯島さん、触って。」
体勢を入れ替え、飯島は松木のペニスをしごきあげながら唇を寄せた。
「っ、ふ……あ、飯島さん、気持ちいい。」
ぴちゃぴちゃと音を立てて愛撫すると、松木が荒い息の下から飯島の名前を呼ぶ。
優しく髪を撫でられ、飯島は松木の欲望を咥えながら恍惚とした気持ちになる。
「飯島さん、もういいよ、飯島さん、飯島さん、もう離し……あっ」
飯島は松木の生暖かい劣情をそのまま嚥下した。
「すみません……その、口でイクつもりじゃなかったんですけど……それに、その、飲まなくても……」
松木は真っ赤になってしどろもどろに言い訳をする。
「別に俺がそうしたかったからいいんだよ。」
「ああ、その……ちょっと早かったですよね、なんか慣れない場所で感極まっちゃって……」
「人のことベッドでは素直、とか馬鹿にしてる割には、自分のほうが素直じゃん。」
「リベンジですか?もう、負けず嫌いなんだから。飯島さん、まだイッてないですよね、第2ラウンドいきましょう。床、堅いから跨がってください。騎乗位いきましょう。」
「いや、その前にローションとゴム、まだ段ボールの中だから。それに無理して床の上でやることないだろ、お前だって背中痛めるぞ。」
「ああ、荷物の開梱なんて待ってられませんよ。今すぐ買い物行きましょう。一番近いコンビニかドラッグストアはどこですか?」
「おい、花見に行くんじゃなかったのかよ、それからコーヒーメーカー…」
「飯島さん、わざと意地悪してますね。そんなお預けしている余裕あるんですか?あなたまだイッてないでしょ。」
「いや、その……」
慌てて半勃ちの股間を手で隠したが、すでに遅かった。
松木が飯島を再び押し倒す。
「わかりました、口でイかせてあげますよ、さっきのお礼に。全部飲みます。」
「いや、ちょっ、お前はそんなもん飲まなくていいって、ちょっと!っ、あっ……」
西日を受け、花びらがきらきらと輝きながら舞い散っている。
「きれいだな。咲くのも散るのもあっという間。」
大木を見上げて呟く飯島の横顔を見ながら、松木もうなずく。
「綺麗ですね。見飽きることがない。いつまでも見ていたい。」
「もう、お前がしつこいから花見する時間が減ったじゃないか。」
「飯島さんが大事なものを段ボールに梱包しちゃうからでしょ。なんですぐ出せるところに入れておかないかな。」
「お前こそ、自分が使うものなんだからちゃんと持参しろよ。」
「声、大きいですよ。」
「っ!」
飯島は思わず臍を噛む。
最近、松木に言い負かされることが多くなったことが少し悔しい。
「桜は来年も見られますよ、また一緒に来ましょう。来年も、再来年も。」
松木が低い静かな声で飯島に囁く。
来年も、再来年も。
心の中で同じ言葉を反芻する。
飯島は切ないような胸の疼きを感じ、目を伏せて頷いた。
「コーヒーメーカー以外にも、いろいろ買い足さなきゃならないものたくさんありますね。」
「……いらないよ。これ以上、なにも。」
ずっと欲しくて欲しくて焦がれていた未来が、いま自分の手にあるのだ。
これ以上何を望むというのか。
「いや、ダブルベッド欲しいですよ、朝食も大事だけど、良質な睡眠も大切です。」
「……。」
こいつには浪漫というものがないのか。
これまで散々松木の浪漫を粉砕してきたことを棚に上げ、飯島は松木に毒づく。
「おい、ほんとに居着くつもりかよ。」
「毎朝美味しいコーヒー淹れますから。最高のやつ。」
最高の笑顔で松木が言う。
「うん……それは楽しみだな。」
舞い散る桜の花びらに背中を押され、飯島は少しだけ素直な気持ちを口にした。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
バイバイ、セフレ。
月岡夜宵
BL
『さよなら、君との関係性。今日でお別れセックスフレンド』
尚紀は、好きな人である紫に散々な嘘までついて抱かれ、お金を払ってでもセフレ関係を繋ぎ止めていた。だが彼に本命がいると知ってしまい、円満に別れようとする。ところが、決意を新たにした矢先、とんでもない事態に発展してしまい――なんと自分から突き放すことに!? 素直になれない尚紀を置きざりに事態はどんどん劇化し、最高潮に達する時、やがて一つの結実となる。
前知らせ)
・舞台は現代日本っぽい架空の国。
・人気者攻め(非童貞)×日陰者受け(処女)。
膀胱を虐められる男の子の話
煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ
男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話
膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)
成り行き番の溺愛生活
アオ
BL
タイトルそのままです
成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です
始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください
オメガバースで独自の設定があるかもです
27歳×16歳のカップルです
この小説の世界では法律上大丈夫です オメガバの世界だからね
それでもよければ読んでくださるとうれしいです
壁穴奴隷No.19 麻袋の男
猫丸
BL
壁穴奴隷シリーズ・第二弾、壁穴奴隷No.19の男の話。
麻袋で顔を隠して働いていた壁穴奴隷19番、レオが誘拐されてしまった。彼の正体は、実は新王国の第二王子。変態的な性癖を持つ王子を連れ去った犯人の目的は?
シンプルにドS(攻)✕ドM(受※ちょっとビッチ気味)の組合せ。
前編・後編+後日談の全3話
SM系で鞭多めです。ハッピーエンド。
※壁穴奴隷シリーズのNo.18で使えなかった特殊性癖を含む内容です。地雷のある方はキーワードを確認してからお読みください。
※No.18の話と世界観(設定)は一緒で、一部にNo.18の登場人物がでてきますが、No.19からお読みいただいても問題ありません。
ヤクザと捨て子
幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子
ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。
ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。
年上が敷かれるタイプの短編集
あかさたな!
BL
年下が責める系のお話が多めです。
予告なくr18な内容に入ってしまうので、取扱注意です!
全話独立したお話です!
【開放的なところでされるがままな先輩】【弟の寝込みを襲うが返り討ちにあう兄】【浮気を疑われ恋人にタジタジにされる先輩】【幼い主人に狩られるピュアな執事】【サービスが良すぎるエステティシャン】【部室で思い出づくり】【No.1の女王様を屈服させる】【吸血鬼を拾ったら】【人間とヴァンパイアの逆転主従関係】【幼馴染の力関係って決まっている】【拗ねている弟を甘やかす兄】【ドSな執着系執事】【やはり天才には勝てない秀才】
------------------
新しい短編集を出しました。
詳しくはプロフィールをご覧いただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる