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24歳の花純の隠し事
9 処女を奪われて
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私の痛みを無視して、彼の動きは激しさを増していき、雄叫びのような声を上げて動きが止まりました。私の身体から降りた彼は、やり終わった満足感を味わうように、煙草に火を点け吸っていました。
「おー、疲れた!処女は気を遣うな。それは冗談だけど、あそこが狭かったから気持ち良かったぞ!花純はおっぱいも尻も小さ過ぎるわ!俺好みになるために、もう少し太った方がいいぞ!花純の初体験の感想は?」
私が痛さと情けなさとで泣いているにも関わらず、彼は配慮のない下品な言葉を浴びせてきました。傍にいるのがつらく、起き上がるとシーツに血が滲んでいました。そう言えば、避妊はどうしたのかと気になりました。
「ねえぇ、もしかして避妊なしで、私の中に出したの?」
「ああ、結婚するんだし、良いんじゃないかと思ってさ。」
彼の無責任な態度にあきれ、返す言葉もなく浴室に向かいました。彼に嘗められて着いた唾液と汗を洗い流し、股間にこびり付いた汚らわしい体液を穴の中まで丁寧に洗い落としました。妊娠したらどうしようと、不安に駆られていました。浴室から戻ると、彼は裸のままで、大股を開いて高いびきを立てていました。さっきまで大きく立っていた物は、何事もなかったかのように萎み、情けない様をさらしていました。見るのも汚らわしく、シーツを被せ、私はソファーで寝る事にしました。
先ほどまでの激しいセックスで、私の身体と心は痛み、中々寝付けませんでした。これから先も、彼のいやらしい言葉を耳にし、欲望丸出しのペニスを受け入れて、彼の手で開発されていく自分は想像できませんでした。できる事なら元に戻りたい、彼に処女を捧げた事を後悔していました。
いつの間にか眠っていて、目が覚めると彼が横に居て、
「花純、昨夜はよく頑張ったな!シーツの血を見て、俺に純潔を捧げてくれた花純が愛おしかった。」と言って、髪を撫でながらキスをしてきました。彼の優しい思いやりのあるキスで、昨夜の悪夢が嘘のように消えていました。彼のキスに応えていると、バスローブの胸の所に手を入れて、またしようとしてきたので、私は痛みと出血が止まらないからと嘘を付き、その場を濁しました。
「そうだな。俺は処女膜を破られた事がないから分からないけど、痛かったんだよな。まあ、これから嫌というほどセックスできるから、我慢してやるよ。」
彼の言葉は粗野で配慮に欠けるが、普段の優しい彼を信じようと思いました。それから朝食を摂り、ホテルを出て帰路に着きました。帰りの車の中で、彼は上機嫌で、お互いの学生時代の思い出話に盛り上がりました。私の家まで送ってくれた車の中で、私は結婚に関する確認をしました。
「今度の連休、大丈夫ですよね。私の家に来て、両親に会ってくれますよね。」
「ああ、そうだったな。連休は大会があって忙しいけど、まあ何とかするよ。」
彼の曖昧な言葉に少し引っ掛かりましたが、信じて待つ事にしました。別れ際のキスは長く、シートにもたれている私の身体は、別れを惜しむように撫でられ触られました。私もそれに連れて、股を開いて彼の指を迎え入れていました。別れ難い思いと彼への愛おしさが、私にそうさせたのでした。たった一度抱かれただけで、たった一日で彼の言う通りになってしまった自分が信じられませんでした。
「おー、疲れた!処女は気を遣うな。それは冗談だけど、あそこが狭かったから気持ち良かったぞ!花純はおっぱいも尻も小さ過ぎるわ!俺好みになるために、もう少し太った方がいいぞ!花純の初体験の感想は?」
私が痛さと情けなさとで泣いているにも関わらず、彼は配慮のない下品な言葉を浴びせてきました。傍にいるのがつらく、起き上がるとシーツに血が滲んでいました。そう言えば、避妊はどうしたのかと気になりました。
「ねえぇ、もしかして避妊なしで、私の中に出したの?」
「ああ、結婚するんだし、良いんじゃないかと思ってさ。」
彼の無責任な態度にあきれ、返す言葉もなく浴室に向かいました。彼に嘗められて着いた唾液と汗を洗い流し、股間にこびり付いた汚らわしい体液を穴の中まで丁寧に洗い落としました。妊娠したらどうしようと、不安に駆られていました。浴室から戻ると、彼は裸のままで、大股を開いて高いびきを立てていました。さっきまで大きく立っていた物は、何事もなかったかのように萎み、情けない様をさらしていました。見るのも汚らわしく、シーツを被せ、私はソファーで寝る事にしました。
先ほどまでの激しいセックスで、私の身体と心は痛み、中々寝付けませんでした。これから先も、彼のいやらしい言葉を耳にし、欲望丸出しのペニスを受け入れて、彼の手で開発されていく自分は想像できませんでした。できる事なら元に戻りたい、彼に処女を捧げた事を後悔していました。
いつの間にか眠っていて、目が覚めると彼が横に居て、
「花純、昨夜はよく頑張ったな!シーツの血を見て、俺に純潔を捧げてくれた花純が愛おしかった。」と言って、髪を撫でながらキスをしてきました。彼の優しい思いやりのあるキスで、昨夜の悪夢が嘘のように消えていました。彼のキスに応えていると、バスローブの胸の所に手を入れて、またしようとしてきたので、私は痛みと出血が止まらないからと嘘を付き、その場を濁しました。
「そうだな。俺は処女膜を破られた事がないから分からないけど、痛かったんだよな。まあ、これから嫌というほどセックスできるから、我慢してやるよ。」
彼の言葉は粗野で配慮に欠けるが、普段の優しい彼を信じようと思いました。それから朝食を摂り、ホテルを出て帰路に着きました。帰りの車の中で、彼は上機嫌で、お互いの学生時代の思い出話に盛り上がりました。私の家まで送ってくれた車の中で、私は結婚に関する確認をしました。
「今度の連休、大丈夫ですよね。私の家に来て、両親に会ってくれますよね。」
「ああ、そうだったな。連休は大会があって忙しいけど、まあ何とかするよ。」
彼の曖昧な言葉に少し引っ掛かりましたが、信じて待つ事にしました。別れ際のキスは長く、シートにもたれている私の身体は、別れを惜しむように撫でられ触られました。私もそれに連れて、股を開いて彼の指を迎え入れていました。別れ難い思いと彼への愛おしさが、私にそうさせたのでした。たった一度抱かれただけで、たった一日で彼の言う通りになってしまった自分が信じられませんでした。
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