少女たちの春【隠し言】私たちの24歳

秋 夕紀

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24歳の花純の隠し事

8 初めて入れられて

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 ベッドに寝かされた私のブラジャーとパンティーは、彼の手で素早く脱がされました。恥ずかしいと思う間もなく、私は身をかがめて丸まっていました。彼は真っ裸になって見降ろしていたかと思うと、私は仰向あおむけにされ、身体のあちこちをめられました。首から胸へ、乳首を舌で練ぶって吸い、脇からお腹へ、おへそに舌を入れてからくさむらに鼻を押し付けていました。私はくすぐったくて恥ずかしくて、あまり気持ちの良いものとは思えませんでした。手で必死に抵抗するものの、彼の動きを止める事はもはや不可能でした。蛇ににらまれて動けなくなったかえるのようで、彼の意のままにされるのをじっとえるだけでした。
 早く終わってほしいと願っていると、今度は私をうつ伏せにし、背中からお尻に向かってめてきました。彼の舌は執拗しつように動き、何とお尻の穴まで嘗められていました。さすがにそこまでされるとは思わず、
「何をしてるの?もう止めて!」と腰をじり、彼をにらみつけました。
「花純は俺の物になったんだから、何をしてもいいだろ?これから一緒に暮らすんだから、いろんな楽しい事を教えてやるよ!」
 私が涙ぐんでいると、「よし、よし!」と言って頭をで、キスをしてきました。私が「もういやだ!」と言ったのも聞かず、私の股の間に手を入れてきました。外側のひだを押し広げ、柔らかい部分を撫でていました。私は身を固くして我慢していましたが、ふっと力が緩んだすきに脚を開かされました。
「花純の穴にようやく到達しました。小さいな!指一本がやっと入るくらいですよ!そっと入れるけど、痛いかも。我慢してね!」と言うや否や、私の大切にしてきた部分に指を差し込んできました。それ程の痛さを感じませんでしたが、ただ指の動きが気持ち悪くじっと堪えていました。指は私の穴の中をき廻し、一方で違う指が性器の上の部分を撫でていました。ここがクリトリスという所かと思っていましたが、頭が変になりそうなくらいに気持ちが良く、声が自然にれていました。
「いいよ!もっと声を出して感じてごらん。花純もこれで女になるんだよ!」
「そんな、いやらしい事を言わないで。もういいでしょ!」
 私の訴えを聞いてくれたのか、彼は指の動きを止め、私の上にまたがってきました。鍛えた身体だけあって、彼の胸板は厚く、腰回りもがっしりしていて、男の人の身体のたくましさをまじまじと感じました。私はこの身体に組み敷かれ動く事もできず、いよいよ始まる未知の体験に身を強張こわばらせていました。
 すると、私は彼に手を取られ、ペニスというものへと導かれました。それはてのひらにあまるほどの太さで、熱く堅くお腹に向けて持ち上がっていました。
「花純、俺の物を確かめて!これをこれから花純の中にぶっこむからな。」
「これって…これを私の中に入れるの?絶対無理だよ!やっぱり止めたいよ。」
「ここまで来て、今さら何を言ってるんだよ!もう逃がさないからな!お前は俺の物になるんだよ。いつまでも子供みたいに、駄々だだをこねていると怒るぞ!」
 私はこの人を好きではないと、今になって思いました。しかし、犯されようとしている今、逃れる事はできないと覚悟をするしかありませんでした。
「女の穴は、相手の男の物に合わせられるんだよ。学校で習わなかったか?保健の授業で教えてやると、男子共は目を丸くして聞いてるわ。だから、花純のここも俺の物に直ぐにれるから、心配するな。最初だけ我慢しろ!」
 彼のいやらしい言葉が耳に響き、私は鳥肌が立っていました。彼はペニスをつばで濡らし、私の穴の入口に押し当て、じわじわと挿入してきました。穴は押し広がり、私の意に反して彼の物を飲み込んでいきました。
「い、いたいよー!それ以上は無理だよー!」とわめきましたが、彼は容赦なく行為を進めていました。私の中は彼の物でいっぱいになり、自分の身体ではないみたいで壊れそうでした。初めて恋人と一つになって嬉しかったとか、幸せだったとか聞きますが、こんないやらしい格好で痛い思いをして、私はとてもそんな気持ちにはなれませんでした。とにかく早く終わってほしいと思うだけでした。
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