少女たちの春【隠し言】私たちの24歳

秋 夕紀

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24歳の真莉愛の隠し事

5 濃厚なセックスを

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 4月に彼のアパートの近くに引っ越し、毎日のように会いました。彼の部屋や私の部屋で、生理の時以外はセックスしていました。生理でできない時も、彼の物を手や口で処理しました。彼の精力は人並み以上で、数カ月もの間、私とキスするだけの関係で、よく我慢できていたなと不思議に思いました。
「純人さんのこれ、いつでも元気が良いよね。私としない時はどうしてたの?」
「そんな事を訊いて、どうするの。男には男の事情があるんだよ。」と言って、ごまかされました。私もそれ以上は訊かず、彼の物をくわえて満足させてやろうと思いました。裏筋からくびれの部分を舌でめ、先端の割目を攻めると彼は喜ぶのです。男の人のあれは女の人のあそこより単純で、彼が喜ぶのを見て私も嬉しくなります。最初は口に出すのを遠慮していましたが、最近では喉の奥まで精液を放出して来るのが常です。
 半年後には、私達は一緒に住む事にしました。彼がけじめだと言って、私の親に挨拶に行き、次いで私も彼の家に行きました。同棲する事も認めてもらい、まるで新婚生活がスタートしたようでした。彼との性交渉の回数は前よりも減ったものの、決して嫌いになった訳ではありません。二人の間に余裕が生まれ、一緒にいる事、生活自体を楽しむようになりました。
 彼のセックスは濃厚で、時間を掛けてたっぷりと愛してくれます。箱根の初夜の晩に生でした快感が忘れられないと言い、いつもゴムを着けずに外で出すか、最後は私の手でなだめるのが習慣です。その日は危険日でしたが、彼は私を前から後ろから、上から下から突いてきました。私は彼を深く感じられる騎乗位が好きで、その時も彼の上にまたがって腰を振っていると、彼は我慢し切れずに私の中で行きました。
「真莉愛があんまり激しいから、中で出しちゃった。大丈夫かな?」
「いいよ、私も気持ち良かったから。神様は私達に気持ち良い事をさせて、人類を発展させたんだね。だから、快感の後に生まれる生命は大事にしないとね。」
「まるで、マリア様みたいだな。いずれ結婚するんだから、いいよね。」

 そうしてできたのが、今の私達の1歳になる子供です。妊娠してから式を挙げ入籍しましたが、結婚が早まっただけの事で、彼との生活に幸せを感じています。
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