少女たちの春【隠し言】私たちの24歳

秋 夕紀

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24歳の芹菜の隠し事

2 強引にやられて

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 高校を卒業して進路も決まらず、いくつかの芸能事務所に応募しました。アイドルになる事が夢で、かろうじて地下アイドルの事務所に入る事ができました。母親を説得して上京し、コンビニでアルバイトをしながら芸能活動をしていました。私をしてくれるファンの一人が古橋仁朗でした。
 事務所は恋愛と男女交際を禁止していて、特にファンとのプライベートの付き合いは御法度ごはっとでした。そうはいうものの、メンバーの女の子達には彼氏がいて、私もその例外ではありませんでした。古橋とはただのファンであり男友達でしたが、アルバイト先で出会った藤木一成かずなりと恋愛関係にありました。
 大学生の藤木はチャラ男の典型で、何人もの子と関係があったようです。私のタイプではないし、男には警戒心を抱いていましたが、何回もアタックしてくる強引さにちてしまいました。
「芹菜、キスしよう!」とコンビニのバックステージで迫られたのは、交際を始めてすぐでした。私は拒否しましたが、無理矢理キスをされました。
「芹菜、お前の部屋に行っていいか?」と言って、私の部屋に押し掛けて来たのは、それから1週間後でした。
「ねえ、帰ってよ!私は男の人と、そういう事はしないと決めたんだから。」
「そういう事って?こういう事?」と言いながら、座っている私を押し倒しました。キスやペッティングもなく、ただ下半身だけに興味があるらしく、ショートパンツとショーツを一緒に脱がされました。そして、まだうるおってもいない秘部にペニスを押し付け、無理矢理挿入してきました。
「やだ!無理にしたら痛いよ!それに、避妊してよ。」と言う訴えに聞く耳もたず、強引なセックスをいられましたが、さすがに外に射精していました。
「お前だって、したかったんだろう!可愛がってやるから、俺の言う通りにしていればいいんだよ。」と言う彼が、恐ろしくなりました。

 その後も彼は自分の欲望を満足させるために、度々部屋に来ては私を玩具おもちゃにしていました。そして、ある時から暴力を振るうようになりました。
「おい、裸になって立ち上がれ!お前は俺のものだから、他の男に汚されていないか点検してやるからな。」
「何で?他に男なんていないよ!乱暴な事をするなら、もう帰ってよ!」
 私の言う言葉を無視し、乱暴に服を脱がしてきました。それから持って来た縄で縛り、おっぱいを強くつかみ、私の苦痛の表情を見て楽しんでいました。さらにまたを大きく広げ、バイブを入れられた時には、私の身体は心とは裏腹にもだえ震えていました。何で私がこんな目に遭わなければいけないのか、口惜し過ぎて涙も出ませんでした。そして、私が拒んで逃げようとすると、暴力で屈服させようとして、もう我慢の限界でした。
 私はコンビニを辞め、古橋仁朗に相談しました。彼は快く応じてくれて、アパートを引き払い、彼の家に居候いそうろうする事になりました。彼は実家に父親と二人暮らしで、一部屋を私のために提供してくれました。彼は藤木のように迫って来る事もなく、奇妙な生活が始まりました。しかし、アルバイトを居酒屋に変えたため、アイドル活動は時間的に難しくなっていました。
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