少女たちの春【隠し言】私たちの24歳

秋 夕紀

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24歳の杏の隠し言

2 2度目のセックスをして

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 陽介が私の穴の中に指を入れて、かき混ぜるように動かしていました。私は今までにない感覚に、喘ぎ声をらしていました。股間からはくちゅくちゅという音がして、恥ずかしさで顔をおおっていました。穴から出て来た指が、今度は何かを探しているようで、私の陰部をさまよっていました。その指がある一点で止まると、そこを集中的に攻めてきました。私はたまらずに、身体をのけらせて拒みました。
「いや、いや!何かおかしくなりそう!止めて!」と叫んでいましたが、彼は止めてくれませんでした。さらに、その部分に口を持って行き、キスしたり吸ったり、舐めたりして、私を苦しめました。彼の頭を押し退けようとしましたが、頭が真っ白になって、そのまま意識が遠ざかっていきました。

 陽介と食事をしながら、私は、
「陽介さんは、向こうで彼女ができたの?」と訊いていました。彼は、
「できないよ。ずっと杏の事を思っているから、こうして会いに来たんだ。」と答えていて、嘘はないとその時は思っていました。でも、ホテルに入ってからの彼は以前の彼ではなく、変に自信たっぷりで別人のようでした。しかも、セックスをリードして、女の子の扱いにも随分と馴れているように感じました。そんな疑問をぶつける余裕もなく、私は彼の愛撫に泳がされていたのです。

 股間に痛みを感じて気が付くと、陽介のペニスが私の中に入っていました。
「今半分ぐらいだから、もう少し奥に入れるね!」
 初めてではないのに痛くて、私はシーツをんで必死に痛みをこらえていました。彼が奥まで入って来たのを感じた時、痛みに代わって快感が押し寄せてきました。そして、彼の動きに従って、声にならない声を発して喘いでいました。
「どう?気持ちいいか?杏の中は温かくて、からみついてくるよ。」と彼が言うので、「やだ!いやらしい事を言わないで!」と返し、しがみ付いていました。

 陽介と初めてした時、中々挿入できずに汗だくでした。時間を掛けて、3回目でやっとできた事を思い出しました。しかも私が彼の情けなくなった物を立たせ、手で導いてやってできたのです。それなのに、今日の彼は余裕たっぷりで、私を労わる言葉も忘れず、女の子の身体を熟知しているようでした。

 そのまま終わるのかと思っていたら、私の身体をうつぶせにして、四つんいの形にしてきました。お尻の穴は丸見えで、犬みたいな恰好かっこうは堪えられず、
「ちょっと待って!どうするの?そんな犬みたいな恰好は嫌だよ!」と言って、抵抗しました。が、彼は私を抑え付け、無理矢理後ろからペニスをじ込んできました。強引な彼に対する怒りと屈辱感で、涙が流れ出ました。
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