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第11章 初めてのお泊り

5 手による刺激

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 二人が身体を離した時には、すでに深夜を廻っていた。気温は高くもないのに、二人は汗と体液とでびっしょりだった。
「ねえ、シャワーに行こうか。」愛海から「今度は二人で…。」と誘った。手をつないでバスルームまで行き、お互いにシャワーを掛け合って楽しんだ。もう裸を見られるのも、男の子の裸を見るのも平気になっていた。愛海は前の晩に、下の毛を整えておいたので、安心していた。
~愛海~彼のあれは、こういう時はだらんとして小さい。どうすると、
   また胡瓜きゅうりみたいに大きくなるのかな?

 すると真斗が立ったままの姿勢で、椅子に座っていた彼女の顔に、自分の物を近付けた。彼女は不思議な物を見るような目付きで、それを興味深く凝視していた。
「ねぇ、触ってみて!」という真斗のそれは、首をもたげ始めていた。愛海が困惑していると、真斗は彼女の手を取り自分の物に導いた。愛海は恐る恐る彼の物に触り、手で包み込んだ。
~真斗~嬉しい。女の子の手で触られるのは初めてだ。自分の手とは違うな。

「どうすればいいの?」愛海が遠慮がちに訊くと、彼は動かし方を教えた。愛海は言われた通りに硬くなった棒を上下させ、「これでいい?」と彼の顔を見た。
~愛海~すごい!どんどん大きくなって、熱いし硬い。この後はどうなるの?

「愛海、口でできる?」と彼に言われたが、今の行為だけで精いっぱいで、
「口でどうするの?くわえるの?それは無理!」と愛海ははっきりと断った。
~真斗~残念だけど、今の彼女にはまだこくだな。でも気持ちがいいや!

 真斗は彼女の柔らかい手に刺激されて、下腹がムズムズとしてきた。彼女が握った手はそのままにして立たせ、キスをしながら胸をんだ。もう片方の手を股間こかんに伸ばし、手を陰部に当てて指で一番敏感な部分に触った。愛海にも堪らない感覚が生じてきて、あえぎ声が自然に漏れていた。それを聞いた真斗は堪え切れずに、彼女の腹から胸にかけて勢いよく射精した。
~愛海~あっ、何か出た!胸に飛んできた!すごい勢いだった。これが射精か。

 真斗自身も急な事で、彼女に握られているためコントロールが利かず、その場で謝った。真斗は射精の瞬間を見られた事で、興奮していた。
 シャワーから戻って二人でベッドに入り、朝まで熟睡した。真斗はまだ眠っていたので、愛海はそっとベッドから抜け出した。「わたしまだ裸だったんだ」と気付いて、あわてて下着を探した。服をまとって階下に行き、朝食を準備した。
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