53 / 95
第11章 初めてのお泊り
1 逸る気持ち
しおりを挟む
二人が結ばれた次の日、真斗は藤森剛に愛海との事を話しに出掛けた。と言うのも、数日前に真斗は、藤森にセックスについての教えを乞うていたからだ。親には当然聞けないような事を、藤森は身体を使って丁寧に教えてくれた。真斗は昨日の事を藤森に報告した。
「やっとセックスできた。愛海は処女だったみたいで、凄く痛がっていた。だけど、剛の言う通りにして、彼女の中に入れる事ができた。ゴムもありがとう。」
真斗は、すぐに射精してしまった事は伏せていた。また、愛海の裸の身体やセックスの時の様子、ティッシュに出血の痕があった事まで話していた。愛海が知ったらば怒るだろうと思いながらも、興奮しながら話していた。
「良かったな、真斗。童貞卒業おめでとう。愛海ちゃんは身体が小さいから、あそこもきつかったんじゃない?いいな、今度俺にも廻して。」藤森の冗談とも取れない言葉に、真斗はどきっとした。そして、
「冗談だよ。」という藤森の言葉を聞いて、安心していた。
もうすぐ春休みを迎えるが、愛海は真斗と一緒に過ごしたいという気持ちが、以前より増して強くなっていた。あの後二人で会っても、数日前の行為については、お互いにほとんど口にしなかった。恥ずかしさや照れもあったが、なによりも言葉に出すと二人とも欲求が抑えられなくなるからだった。常に頭の中には、春休みに1日でも一緒に過ごせないかという考えを巡らせていた。
愛海の学年末テストの成績は、散々だった。したがって成績表の評価も、国語と実技科目以外は軒並み下がっていた。両親には「勉強が足りない」「遊び過ぎだ」と小言をもらった。そんな時、両親が3月の末に岡山の実家の法事に出掛ける事が判明した。一緒に行かないかと言われたが、茜を呼んで留守番すると伝えた。しかも、妹は友達とディズニーランドに行く約束をしているという。
愛海は踊る気持ちを抑え切れずに、その日の計画を立てた。
親に嘘を付いてまで、しかも茜をだしにして真斗と会う事を選んだ自分が恥ずかしかった。しかし、今の逸る気持ちは止められなくなっていた。
「やっとセックスできた。愛海は処女だったみたいで、凄く痛がっていた。だけど、剛の言う通りにして、彼女の中に入れる事ができた。ゴムもありがとう。」
真斗は、すぐに射精してしまった事は伏せていた。また、愛海の裸の身体やセックスの時の様子、ティッシュに出血の痕があった事まで話していた。愛海が知ったらば怒るだろうと思いながらも、興奮しながら話していた。
「良かったな、真斗。童貞卒業おめでとう。愛海ちゃんは身体が小さいから、あそこもきつかったんじゃない?いいな、今度俺にも廻して。」藤森の冗談とも取れない言葉に、真斗はどきっとした。そして、
「冗談だよ。」という藤森の言葉を聞いて、安心していた。
もうすぐ春休みを迎えるが、愛海は真斗と一緒に過ごしたいという気持ちが、以前より増して強くなっていた。あの後二人で会っても、数日前の行為については、お互いにほとんど口にしなかった。恥ずかしさや照れもあったが、なによりも言葉に出すと二人とも欲求が抑えられなくなるからだった。常に頭の中には、春休みに1日でも一緒に過ごせないかという考えを巡らせていた。
愛海の学年末テストの成績は、散々だった。したがって成績表の評価も、国語と実技科目以外は軒並み下がっていた。両親には「勉強が足りない」「遊び過ぎだ」と小言をもらった。そんな時、両親が3月の末に岡山の実家の法事に出掛ける事が判明した。一緒に行かないかと言われたが、茜を呼んで留守番すると伝えた。しかも、妹は友達とディズニーランドに行く約束をしているという。
愛海は踊る気持ちを抑え切れずに、その日の計画を立てた。
親に嘘を付いてまで、しかも茜をだしにして真斗と会う事を選んだ自分が恥ずかしかった。しかし、今の逸る気持ちは止められなくなっていた。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる