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第10章 初めての体験
1 昂ぶる気持ち
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冬休みは、あっという間に過ぎた。3学期の始業式の日は、午前中で放課になった。愛海と真斗は学校帰りに駅前のカラオケ店に入った。二人きりになれる場所と言ったら、ここしか考え付かず制服で初めて入った。コートを脱いで曲を見ていると、真斗が飲み物を持って入ってきた。しばらくは話をしながら、合間に歌を歌って過ごした。
1時間が経過した頃、真斗が「我慢できない」と言って愛海に抱き着いてきた。愛海はびっくりして、彼の行動を止めようとした。
「駄目だよ、真斗。見られるよ。」愛海の制止も聞かず、真斗は唇を重ねてきた。駄々をこねる子をあやすように、愛海は彼の頭を撫でながらキスを受け入れた。真斗はセーラー服の上から胸にタッチしてきた。さらに下から手を差し込んで、下着越しに胸を触ってきた。手の感触から、クリスマスの日の事が思い出されて、愛海は恥ずかしくなった。真斗の攻撃はそれだけで終わらず、スカートの中に手を入れて太ももに触れてきた。セーラー服は、簡単に男の手を自由にさせる隙だらけの服装で、こういう時は無防備になる。愛海は手で拒んだが、彼は執拗に手を進めてくる。その時には、愛海も抵抗するのを諦めて、彼の思い通りにさせていた。
~愛海~制服の中に簡単に手を入れて来る。部屋のベッドとは違って、何か厭ら
しい感じがする。ここまでは良いけど、それ以上はやめて!
延長を知らせる電話に、平常心が蘇った。延長はせず、二人でカラオケ店を出た。
~真斗~ああ、もやもやする。前は触るだけで満足だったけど、今は満足できない。
いつも勃ったままで終わりになる。愛海とエッチしたい。
二人は部活動を休まずに出席し、時間がある時に会っていた。会った時は、どうしても帰りが遅くなってしまい、愛海は母親に咎められる事もあった。二人だけになれる場所は限られており、公園は寒過ぎて1時間もいられず、そうかと言ってその都度カラオケに行かれる訳がない。昼休みの部室や空き教室で、キスをしたり身体を弄り合ったりした事はあったが、やはり思うようにはいかなかった。そんな真斗が口癖のように発する言葉が、「愛海としたい。愛海がほしい。エッチしたい」だった。それは、会う度に回数を増していき、愛海も「いよいよかな」と思うようになっていった。
1時間が経過した頃、真斗が「我慢できない」と言って愛海に抱き着いてきた。愛海はびっくりして、彼の行動を止めようとした。
「駄目だよ、真斗。見られるよ。」愛海の制止も聞かず、真斗は唇を重ねてきた。駄々をこねる子をあやすように、愛海は彼の頭を撫でながらキスを受け入れた。真斗はセーラー服の上から胸にタッチしてきた。さらに下から手を差し込んで、下着越しに胸を触ってきた。手の感触から、クリスマスの日の事が思い出されて、愛海は恥ずかしくなった。真斗の攻撃はそれだけで終わらず、スカートの中に手を入れて太ももに触れてきた。セーラー服は、簡単に男の手を自由にさせる隙だらけの服装で、こういう時は無防備になる。愛海は手で拒んだが、彼は執拗に手を進めてくる。その時には、愛海も抵抗するのを諦めて、彼の思い通りにさせていた。
~愛海~制服の中に簡単に手を入れて来る。部屋のベッドとは違って、何か厭ら
しい感じがする。ここまでは良いけど、それ以上はやめて!
延長を知らせる電話に、平常心が蘇った。延長はせず、二人でカラオケ店を出た。
~真斗~ああ、もやもやする。前は触るだけで満足だったけど、今は満足できない。
いつも勃ったままで終わりになる。愛海とエッチしたい。
二人は部活動を休まずに出席し、時間がある時に会っていた。会った時は、どうしても帰りが遅くなってしまい、愛海は母親に咎められる事もあった。二人だけになれる場所は限られており、公園は寒過ぎて1時間もいられず、そうかと言ってその都度カラオケに行かれる訳がない。昼休みの部室や空き教室で、キスをしたり身体を弄り合ったりした事はあったが、やはり思うようにはいかなかった。そんな真斗が口癖のように発する言葉が、「愛海としたい。愛海がほしい。エッチしたい」だった。それは、会う度に回数を増していき、愛海も「いよいよかな」と思うようになっていった。
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