26 / 35
1章 巡りあい
25 嫌な気配の正体は?
しおりを挟む
久しぶりに魔力を出血大サービスした私達は強力な結界の中ぐっすりたっぷり眠れスッキリ目が覚めた。
「おはよう、ティア…」チュ
「う~ん、おは、よう、ザック~」チュ
ベットでちょっとイチャイチャしながら起きて、これまた浴室で躰を洗いながらちょ~っとイチャコラして着替え、お腹が空いたので、ストレージバックから、ティーセットと軽食を出した。
のんびりお茶しながら、このまったりしたひと時に幸せ感じるわ~って幸せ噛み締めていた。
「ねえ、ザック~皇国に着いてそうそうゴタゴタあったけど昨日のアレでで粗方私たちの役目終わったんじゃない?今日はロイ達の調査報告受けたら、アズモンド殿下に後は任せて観光できるんじゃない?」
「観光かぁ、いいねぇ皇都散策と行こうか?その前にここの庭園綺麗だって言ってから、今から散歩に行こう」
「庭園?そういえばそんなこと言ってたわね、見たいわ、早速行きましょう」
私達は昨日のロイ達の調査の結果とアズモンド殿下に任せた令嬢さん他2名がどうなったのか気にはなったが、確認は散歩をしてからにする事にした。
部屋を出ようと、結界を解除した途端、どんどん!ドンドン!物凄いノック音と共にマイから魔通信が入った。
「セレスティア様、起きてますか?セレスティア様~いつまでしけ込んでるんですか?早く出てきてください!」
「えっ!何?起きてるけど、しかもこんな朝からどうしたの?」
「とにかく出てきてください!」
なんだか騒がしいけどなんかあった?
これから、ちょっと散歩にでも行こうかなって思ってたのに……ザックが部屋の扉を開けると……うわ!勢揃い?…何?ちょっと視線が……痛い?
アズモンド殿下に護衛まで勢揃い、しかもみなさんかなりお疲れ?目の下に隈?あらら~何があったのか聞くのが怖いかも
「アイザック殿、セレスティア、朝早くに申し訳ないが、今朝方、地下牢に収監していた件の女性の姿が、変わって?というか、どう説明したらいいのか、初めて見る姿というかとにかく見た方が早い一緒に確認して欲しい」
「姿が?変わった?どういう事だ?変身魔法でも使ってたのか?」
地下に向かいながらザックがアズモンド殿下に尋ねた。
「よくわからないんだ。捕らえた時点で魔法無効の首輪を装着したから、変身魔法なら装着時点で本来の姿に戻るはずなんだ。
牢に入れ尋問していた時は変わらなかったんだ、意味のわからないことは言っていたが、それが、明け方の見回りの時に変わっていて、誰かが入れ替わり、女を脱走させたのかと思ったが、結界は破られた痕跡はないし、セレスティアの侍女が件の令嬢に間違いないと言っていて、とにかくあまり見かけない容姿だから、どこか遠い異国のものだと思うのだが、検討もつかないんだ」
とにかく会ってみないとわからないわね、昨日は状態鑑定で充分だったけど場合によっては人物詳細鑑定が必要になるかもしれない。
地下監獄への階段を降りると奇声が聞こえた。
「ねぇ、誰かここから出してー私にこんな事していいと思ってんのーー!出しなさいよー私はこの国の皇太子妃になるのよー
未来の皇妃なのよ~出さないならあんたら、みんな処刑してやるー」ギャーギャー…ガンガン
「………アズモンド殿下、あれは殿下の婚約者候補だっ「違う!そんなわけあるか!」……。」
ザックいくらなんでもそれはないよ…。
「それは良かった、念のため聞いてみただけですよ」ニヤッ!
牢の前に着き、例の……名前わからないからビッチさんでいいか…。ビッチさんはアズモンド殿下を見るなり
「アズ様~やっと会えた~なかなか出てきてくれないから、攻略失敗したかと思ったけど、やっぱり来た~。きてくれると信じてました~早く出してください~みんなが私をいじめるんです~」
先程まで怒鳴り散らしていたのに、突然柵から手をこちらに伸ばしアズモンド殿下に向かって甘えてきた。
あまりの変わり身の早さにちょっと、かなり引いた。さっきの様子をアズモンド殿下も見ていたのに………。
「………やはり殿下の「やめろ!」冗談ですよ」
やだ、こんな時にザックの悪ふざけとは、ほんとやめて欲しい。
「ソナタの名も知らぬのに勝手に愛称呼びか!私は名前を呼ぶのを許可を出してはいない!発言も許可していない!不敬だぞ!」
「アズ様~そんな~「黙れ!」え~もうそんなに恥ずかしがらなくいいんですよ~」
「黙れと言ってる」
こんな不毛なやりとりをしてる間にビッチさんを観察した。
黒髪に細い黒目の凹凸のない顔、象牙色の肌に凹凸のない身体、確かに私が知ってる国にこのような特徴の外見の人種はいない、一体何処の国の人間かしら?
やはり鑑定が必要ね!
ザックに目配せして鑑定した。
……!え!どういう事?なぜ?こんな事あるの?
「おはよう、ティア…」チュ
「う~ん、おは、よう、ザック~」チュ
ベットでちょっとイチャイチャしながら起きて、これまた浴室で躰を洗いながらちょ~っとイチャコラして着替え、お腹が空いたので、ストレージバックから、ティーセットと軽食を出した。
のんびりお茶しながら、このまったりしたひと時に幸せ感じるわ~って幸せ噛み締めていた。
「ねえ、ザック~皇国に着いてそうそうゴタゴタあったけど昨日のアレでで粗方私たちの役目終わったんじゃない?今日はロイ達の調査報告受けたら、アズモンド殿下に後は任せて観光できるんじゃない?」
「観光かぁ、いいねぇ皇都散策と行こうか?その前にここの庭園綺麗だって言ってから、今から散歩に行こう」
「庭園?そういえばそんなこと言ってたわね、見たいわ、早速行きましょう」
私達は昨日のロイ達の調査の結果とアズモンド殿下に任せた令嬢さん他2名がどうなったのか気にはなったが、確認は散歩をしてからにする事にした。
部屋を出ようと、結界を解除した途端、どんどん!ドンドン!物凄いノック音と共にマイから魔通信が入った。
「セレスティア様、起きてますか?セレスティア様~いつまでしけ込んでるんですか?早く出てきてください!」
「えっ!何?起きてるけど、しかもこんな朝からどうしたの?」
「とにかく出てきてください!」
なんだか騒がしいけどなんかあった?
これから、ちょっと散歩にでも行こうかなって思ってたのに……ザックが部屋の扉を開けると……うわ!勢揃い?…何?ちょっと視線が……痛い?
アズモンド殿下に護衛まで勢揃い、しかもみなさんかなりお疲れ?目の下に隈?あらら~何があったのか聞くのが怖いかも
「アイザック殿、セレスティア、朝早くに申し訳ないが、今朝方、地下牢に収監していた件の女性の姿が、変わって?というか、どう説明したらいいのか、初めて見る姿というかとにかく見た方が早い一緒に確認して欲しい」
「姿が?変わった?どういう事だ?変身魔法でも使ってたのか?」
地下に向かいながらザックがアズモンド殿下に尋ねた。
「よくわからないんだ。捕らえた時点で魔法無効の首輪を装着したから、変身魔法なら装着時点で本来の姿に戻るはずなんだ。
牢に入れ尋問していた時は変わらなかったんだ、意味のわからないことは言っていたが、それが、明け方の見回りの時に変わっていて、誰かが入れ替わり、女を脱走させたのかと思ったが、結界は破られた痕跡はないし、セレスティアの侍女が件の令嬢に間違いないと言っていて、とにかくあまり見かけない容姿だから、どこか遠い異国のものだと思うのだが、検討もつかないんだ」
とにかく会ってみないとわからないわね、昨日は状態鑑定で充分だったけど場合によっては人物詳細鑑定が必要になるかもしれない。
地下監獄への階段を降りると奇声が聞こえた。
「ねぇ、誰かここから出してー私にこんな事していいと思ってんのーー!出しなさいよー私はこの国の皇太子妃になるのよー
未来の皇妃なのよ~出さないならあんたら、みんな処刑してやるー」ギャーギャー…ガンガン
「………アズモンド殿下、あれは殿下の婚約者候補だっ「違う!そんなわけあるか!」……。」
ザックいくらなんでもそれはないよ…。
「それは良かった、念のため聞いてみただけですよ」ニヤッ!
牢の前に着き、例の……名前わからないからビッチさんでいいか…。ビッチさんはアズモンド殿下を見るなり
「アズ様~やっと会えた~なかなか出てきてくれないから、攻略失敗したかと思ったけど、やっぱり来た~。きてくれると信じてました~早く出してください~みんなが私をいじめるんです~」
先程まで怒鳴り散らしていたのに、突然柵から手をこちらに伸ばしアズモンド殿下に向かって甘えてきた。
あまりの変わり身の早さにちょっと、かなり引いた。さっきの様子をアズモンド殿下も見ていたのに………。
「………やはり殿下の「やめろ!」冗談ですよ」
やだ、こんな時にザックの悪ふざけとは、ほんとやめて欲しい。
「ソナタの名も知らぬのに勝手に愛称呼びか!私は名前を呼ぶのを許可を出してはいない!発言も許可していない!不敬だぞ!」
「アズ様~そんな~「黙れ!」え~もうそんなに恥ずかしがらなくいいんですよ~」
「黙れと言ってる」
こんな不毛なやりとりをしてる間にビッチさんを観察した。
黒髪に細い黒目の凹凸のない顔、象牙色の肌に凹凸のない身体、確かに私が知ってる国にこのような特徴の外見の人種はいない、一体何処の国の人間かしら?
やはり鑑定が必要ね!
ザックに目配せして鑑定した。
……!え!どういう事?なぜ?こんな事あるの?
0
お気に入りに追加
93
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
【完結】暁の荒野
Lesewolf
ファンタジー
少女は、実姉のように慕うレイスに戦闘を習い、普通ではない集団で普通ではない生活を送っていた。
いつしか周囲は朱から白銀染まった。
西暦1950年、大戦後の混乱が続く世界。
スイスの旧都市シュタイン・アム・ラインで、フローリストの見習いとして忙しい日々を送っている赤毛の女性マリア。
謎が多くも頼りになる女性、ティニアに感謝しつつ、懸命に生きようとする人々と関わっていく。その様を穏やかだと感じれば感じるほど、かつての少女マリアは普通ではない自問自答を始めてしまうのだ。
Nolaノベル様、アルファポリス様にて投稿しております。執筆はNola(エディタツール)です。
Nolaノベル様、カクヨム様、アルファポリス様の順番で投稿しております。
キャラクターイラスト:はちれお様
=====
別で投稿している「暁の草原」と連動しています。
どちらから読んでいただいても、どちらかだけ読んでいただいても、問題ないように書く予定でおります。読むかどうかはお任せですので、おいて行かれているキャラクターの気持ちを知りたい方はどちらかだけ読んでもらえたらいいかなと思います。
面倒な方は「暁の荒野」からどうぞ!
※「暁の草原」、「暁の荒野」共に残酷描写がございます。ご注意ください。
=====
この物語はフィクションであり、実在の人物、国、団体等とは関係ありません。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
皇帝陛下は身ごもった寵姫を再愛する
真木
恋愛
燐砂宮が雪景色に覆われる頃、佳南は紫貴帝の御子を身ごもった。子の未来に不安を抱く佳南だったが、皇帝の溺愛は日に日に増して……。※「燐砂宮の秘めごと」のエピローグですが、単体でも読めます。
義弟の為に悪役令嬢になったけど何故か義弟がヒロインに会う前にヤンデレ化している件。
あの
恋愛
交通事故で死んだら、大好きな乙女ゲームの世界に転生してしまった。けど、、ヒロインじゃなくて攻略対象の義姉の悪役令嬢!?
ゲームで推しキャラだったヤンデレ義弟に嫌われるのは胸が痛いけど幸せになってもらうために悪役になろう!と思ったのだけれど
ヒロインに会う前にヤンデレ化してしまったのです。
※初めて書くので設定などごちゃごちゃかもしれませんが暖かく見守ってください。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる