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1章 巡りあい
15 狙いと意図
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~アイザック~
結界の中に入り、さっさと片付けてとっとと帰ろうと目的地まで急いだ。途中、中型の魔物と何体か出会ったが何故か違和感を感じていた。
何かが違う、魔素が濃くなってる?結界維持に魔素を使うように組み込んであるから濃くなるはずがないのだが、
おかしい、とにかく問題のサラマンダー片付けてティアの元に戻らなくては、嫌な予感がする。
サラマンダーを発見し私が単独で1体他は討伐体に任せた。
程なくして爆音が聴こえた!
まさか!
普段は加減が難しくやり過ぎてしまうから使わないが、ティアに危険が迫ってる!
全能力制御5割解除してティアの元に向かった。
「ティア~」
ティアが目の前にいる男を飛ばしたのが見えた。すぐティアの前にたち覆面の男と向かい合う、一体何者だ!
ロイとメイは向こうで戦ってるが苦戦しているようだ。
ティアを後ろに下げ戦闘体制に入ると男は意味深な言葉を残しあっという間に去っていった直後、崩れ落ちるように
ティアが倒れた!咄嗟に抱きあげた。
ノワール侯爵もロイ、メイ、共に負傷しているが、ティアの作った自動治癒アイテムを装備していたから軽症で済んでる
ここで治癒魔法使えるのはティアしかいない、他の者たちは予備で持ってきたポーションでなんとかなるだろう。
帰りはミミに連絡すれば大公邸の門まで転送できるらしいから助かった。一刻も早くティアを休ませないと。
あの覆面男は何者だ!どうやら狙いはティアのようだがルーナと呼んでいたな、どういうことだ?
ティアの回復を待つより他はないか?
~イーデン=ノワール~
今回の仕事に何処か違和感があり、現地に着いてティアが何か嫌な感じがするから早く終わらせようと言ってきた。
ティアの予感はほぼ当たる、警戒はしていたが予想外の敵だった。
私もアイザック様には及ばないが王国一の魔導士だ!それが全く歯が立たなかった。
しかも、あれはおそらく古代魔法だまさか古代魔法の使い手がティア以外に居るなんて!ティアは争いを好まないので守りに特化した魔法しか使ってないがおそらく全属性、無属性魔法を使えて更になんらかの加護を持っていると思われる。
今回の襲撃は明らかに仕組まれたもの、しかも狙いは間違いなくティアだ!古代魔法と何か関係がありそうだ。
今後も狙われるだろう、と考えるとアイザック様との結婚はティアにとって幸運だったと言える。
はっきり言って本気になったアイザック様は実は魔王なんじゃないかと思うほど強い。
今、魔族は存在しないけど。
魔族が存在した2000年程前に魔王自ら魔族全てを1人で滅ぼしたから、魔物はいるが魔人や魔族は現在存在しないという御伽話がある。魔王が魔族を滅ぼすのはおかしい実は大天使とか天界の神に滅ぼされたのでは?なんていろんな説があるが、実際存在してた魔族が国ごと消えたのは事実らしい。
とにかく、強すぎるから、普段は魔法で8割力を制御してる。ティアを守るために強いに越したことはない。
とにかくティアの回復を待とう!
~謎の男~
やっと見つけた!私の姫、前回はあと少しの所であいつに邪魔された。まさか姫が〇〇を捨てて〇〇を選ぶだなんて
思いもしなかった。だが、今回は必ず手に入れる!
今回、そばにいたあの男はかなり厄介だな!化け物レベルだ。正攻法で向かったら勝率は低いなあ、
まぁせいぜい今を楽しむんだな、ルーナはいずれ私のものになる。
結界の中に入り、さっさと片付けてとっとと帰ろうと目的地まで急いだ。途中、中型の魔物と何体か出会ったが何故か違和感を感じていた。
何かが違う、魔素が濃くなってる?結界維持に魔素を使うように組み込んであるから濃くなるはずがないのだが、
おかしい、とにかく問題のサラマンダー片付けてティアの元に戻らなくては、嫌な予感がする。
サラマンダーを発見し私が単独で1体他は討伐体に任せた。
程なくして爆音が聴こえた!
まさか!
普段は加減が難しくやり過ぎてしまうから使わないが、ティアに危険が迫ってる!
全能力制御5割解除してティアの元に向かった。
「ティア~」
ティアが目の前にいる男を飛ばしたのが見えた。すぐティアの前にたち覆面の男と向かい合う、一体何者だ!
ロイとメイは向こうで戦ってるが苦戦しているようだ。
ティアを後ろに下げ戦闘体制に入ると男は意味深な言葉を残しあっという間に去っていった直後、崩れ落ちるように
ティアが倒れた!咄嗟に抱きあげた。
ノワール侯爵もロイ、メイ、共に負傷しているが、ティアの作った自動治癒アイテムを装備していたから軽症で済んでる
ここで治癒魔法使えるのはティアしかいない、他の者たちは予備で持ってきたポーションでなんとかなるだろう。
帰りはミミに連絡すれば大公邸の門まで転送できるらしいから助かった。一刻も早くティアを休ませないと。
あの覆面男は何者だ!どうやら狙いはティアのようだがルーナと呼んでいたな、どういうことだ?
ティアの回復を待つより他はないか?
~イーデン=ノワール~
今回の仕事に何処か違和感があり、現地に着いてティアが何か嫌な感じがするから早く終わらせようと言ってきた。
ティアの予感はほぼ当たる、警戒はしていたが予想外の敵だった。
私もアイザック様には及ばないが王国一の魔導士だ!それが全く歯が立たなかった。
しかも、あれはおそらく古代魔法だまさか古代魔法の使い手がティア以外に居るなんて!ティアは争いを好まないので守りに特化した魔法しか使ってないがおそらく全属性、無属性魔法を使えて更になんらかの加護を持っていると思われる。
今回の襲撃は明らかに仕組まれたもの、しかも狙いは間違いなくティアだ!古代魔法と何か関係がありそうだ。
今後も狙われるだろう、と考えるとアイザック様との結婚はティアにとって幸運だったと言える。
はっきり言って本気になったアイザック様は実は魔王なんじゃないかと思うほど強い。
今、魔族は存在しないけど。
魔族が存在した2000年程前に魔王自ら魔族全てを1人で滅ぼしたから、魔物はいるが魔人や魔族は現在存在しないという御伽話がある。魔王が魔族を滅ぼすのはおかしい実は大天使とか天界の神に滅ぼされたのでは?なんていろんな説があるが、実際存在してた魔族が国ごと消えたのは事実らしい。
とにかく、強すぎるから、普段は魔法で8割力を制御してる。ティアを守るために強いに越したことはない。
とにかくティアの回復を待とう!
~謎の男~
やっと見つけた!私の姫、前回はあと少しの所であいつに邪魔された。まさか姫が〇〇を捨てて〇〇を選ぶだなんて
思いもしなかった。だが、今回は必ず手に入れる!
今回、そばにいたあの男はかなり厄介だな!化け物レベルだ。正攻法で向かったら勝率は低いなあ、
まぁせいぜい今を楽しむんだな、ルーナはいずれ私のものになる。
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