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第7話 番に翻弄されそうになったら? (筆頭執事マーカス・ラビネットの場合)
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さてさて、おかしな空気感とおかしな状況で向かい会う2組の番
愛しい番を膝の上で愛でる行為はどの家庭でも勿論、私も自宅内ではデフォルトなのですが……、
ほんの10日前、愛らしくキラキラと目を輝かせキャッキャウフフとお嬢様はお友達のキャロル様とこの応接室のまさに同じ席で楽しそうにお話しせれていた方と同一人物とは思えない程、死んだ魚のような目をして蕩けるようなお顔をせれた大柄な男の膝にちょんと座らせられています。
お茶をお出しした私をすがるようなお顔で見つめないで下さい。
ほら、殿下に睨まれてしまいましたよ。
申し訳ございません。
私は空気。私は空気。
気配を極限まで消させていただきます。
気配消すのは得意でございます、ただのジジイと侮りなさるな!元王家直轄暗部に所属しておりましたよ。
引退と同時に現在暗部を統括しているバレンティノ公爵に執事(表向き)として引き抜かれたのでございます。
ですから安心して下さい、旦那様、お嬢様、私には何もカオスな場面はみえてません。
なんなら、一時的に耳も聞こえません。
あ、こちらを見てはいけませんよお嬢様!番様がお嬢様を愛でながらもしっかりと圧が飛んできますから。
……、ブルブル、
ゴクリと生唾飲むのも憚れます。
なんとも言えない空気が漂っていますが、おそらくこんなおかしな空気をもろとせずぶった斬ってくださるのは………、
我がバレンティノ公爵家の裏ボス
「あら、リーちゃん!イケメン番のテリオン殿下のお膝の座り心地はどう?いい感じでしょ~。
ママもプライベートな時間はいつもここよ!ソファよりパパのお膝がしっくりくるのよね~。やっぱり番は一緒に居なくっちゃ~。なんかドキドキするけど安心もするのよ!
番効果?って言うのかしら?リーちゃんもはやく番っちゃえばいいのに~ねぇパパ?パパもそう思うでしょ」
奥様、お言葉ですが、今はプライベートなお時間ではございませんよ。
そんな簡単に番っちゃえ~なんて軽々しく言ってはいけません!
未経験には刺激が強いお言葉ですよ!
それに奥様はプライベート関係なくご自分の好きな時に好きな時間に、旦那様のお仕事中でも関係なく気分次第で
旦那様のお膝の上にいらっしゃるような気が致しますが、お忘れですか?
「…………、ああ、……?は?……、ビオラ?」
旦那様、わかります、わかりますよその困惑。
表向き世間一般には鋭い眼光の寡黙な黄金獅子と恐れられ威厳に満ちた将軍でもあります。
勿論家族愛に満ち溢れている事は周知の事実ではありますが、
まさかそれが、愛しの奥様に日々翻弄されまくり完全に尻に敷かれているなんて知られたくはなかったはずです。
この席に旦那様は同席するの予定はなかったでしょう。
勿論、娘であるお嬢様のことは心配でしょうから、話し合いに関して気にはなっていたはずですから、本邸に話し合いの場を設けましたが、本当に同席するなんて思っても見なかったと思います。
そもそも番同士は多少身分の差があってもよほど相手に問題がない限り成人した時点で婚姻準備に入るのが当たり前って言う
感覚なのですから、今回も場所を提供して案内したら退席し後は当人同士でどうぞ!
と言う面持ちだったのでしょう。
特に獣人同士であれば、そのまま番い会う事が多いですからね。
竜種は特別ですからある程度準備期間が必要なのでそのまま〇〇って事には、、、ならない筈ですが、、お嬢様の場合は
4年もお待たせ致しましたし、何が起きてもおかしくはないと思っております。
ですから、殿下に軽~く挨拶して当たり前のように奥様に手を引かれて殿下の前に座らされた事に目が見開き戸惑っていらしましたね。
その後の殿下のプチ暴走!
わかっていても目の前で可愛い娘が襲われ?そうになっていた事に若干キレていらしましたね。
ご自分はもっと奥様を押しまくってましたがその事はお忘れなのでしょうか?
その後のこれですよ、やってしまった感は御自覚あるようですが、引けなくなったのも自業自得。
退席するタイミングを完全に失いましたね。
旦那様諦めも肝心でございますよ。
遅かれ早かれ知られる事ですし、お嬢様は1人娘でございますから、ご結婚となりましたらいずれ殿下には公爵家に入って
旦那様の後を継いでもらう事になりますので、今にうち醜態………、現状を見ていただくのもよろしいのでは?
まぁ、口にはできませんけどね。
「もう、パパったら~『ああ、』って何寡黙ぶっちゃって~そんなとこも素敵よ!チュ!」
あ!お嬢様が……、死んだ魚の目から鳩が豆鉄砲(お嬢様語)におなりになった。
「………、ビ、ビオラ…、私達が居てはリーシャ達の話し合いが…、進まないのでは?とりあえず、殿下の暴走はリーシャがなんとかできそうだし、後は若者同士の方がいいだろう。殿下、殿下を信じて私達は席を外しますので、ゆっくり納得いくまで話し合って下さい。」
「「え!パパ?」」
旦那様は奥様とリーシャ様、更に殿下の返事を聞く前にさっさと奥様を抱き上げドアの方へと歩き出した。
「マーカス後は頼んだぞ!」
「…………、かしこまりました。」
ここで、私に丸投げでございますか、……………、ある意味で正しい選択でございます。
あのまま奥様を放置いたしますといつもの奥様の無邪気な暴走が始まってしまいますからね。
これもまた戦略的撤退といえますかな。
逃げただけかな?
さてさて、ここは1つ爺がお嬢様に救いの手を差し伸べて差し上げますかな。
「お嬢様お茶が冷めてしまいましたので、入れ直させて頂きますね。
皇帝弟殿下、恐れ入りますが、その体制ではお嬢様がお口を潤す事はできませんし、大切な今後を決める将来のことのお話も進まないのではございませんか?
まずは向かい合わせにお座りになってお話し合いを初めてはいかがでしょう?」
「ああ、すまぬ。…そうだな言われると喉が渇いたな。リーシャ嬢、残念だが執事殿の言う通りこれでは話が進まないな。
これからの事話し会わないとな。」
「爺、………、ありがとう」
お嬢様、そんなに感謝の眼差しされても……、爺は微妙です。
恐らくお嬢様のこれからと殿下のこれからには若干の齟齬がおありになりますよ!
気づいていらっしゃいますか?
気づいいらっしゃいませんね。
爺がお嬢様をお助け出来るのはここまでですよ!後は自力で頑張って下さいませ。
大丈夫です。お嬢様はやればできる子ですから………………。
筆頭執事マーカス・ラビネット 兎獣人が主人に脱兎のごとく逃げられた?
愛しい番を膝の上で愛でる行為はどの家庭でも勿論、私も自宅内ではデフォルトなのですが……、
ほんの10日前、愛らしくキラキラと目を輝かせキャッキャウフフとお嬢様はお友達のキャロル様とこの応接室のまさに同じ席で楽しそうにお話しせれていた方と同一人物とは思えない程、死んだ魚のような目をして蕩けるようなお顔をせれた大柄な男の膝にちょんと座らせられています。
お茶をお出しした私をすがるようなお顔で見つめないで下さい。
ほら、殿下に睨まれてしまいましたよ。
申し訳ございません。
私は空気。私は空気。
気配を極限まで消させていただきます。
気配消すのは得意でございます、ただのジジイと侮りなさるな!元王家直轄暗部に所属しておりましたよ。
引退と同時に現在暗部を統括しているバレンティノ公爵に執事(表向き)として引き抜かれたのでございます。
ですから安心して下さい、旦那様、お嬢様、私には何もカオスな場面はみえてません。
なんなら、一時的に耳も聞こえません。
あ、こちらを見てはいけませんよお嬢様!番様がお嬢様を愛でながらもしっかりと圧が飛んできますから。
……、ブルブル、
ゴクリと生唾飲むのも憚れます。
なんとも言えない空気が漂っていますが、おそらくこんなおかしな空気をもろとせずぶった斬ってくださるのは………、
我がバレンティノ公爵家の裏ボス
「あら、リーちゃん!イケメン番のテリオン殿下のお膝の座り心地はどう?いい感じでしょ~。
ママもプライベートな時間はいつもここよ!ソファよりパパのお膝がしっくりくるのよね~。やっぱり番は一緒に居なくっちゃ~。なんかドキドキするけど安心もするのよ!
番効果?って言うのかしら?リーちゃんもはやく番っちゃえばいいのに~ねぇパパ?パパもそう思うでしょ」
奥様、お言葉ですが、今はプライベートなお時間ではございませんよ。
そんな簡単に番っちゃえ~なんて軽々しく言ってはいけません!
未経験には刺激が強いお言葉ですよ!
それに奥様はプライベート関係なくご自分の好きな時に好きな時間に、旦那様のお仕事中でも関係なく気分次第で
旦那様のお膝の上にいらっしゃるような気が致しますが、お忘れですか?
「…………、ああ、……?は?……、ビオラ?」
旦那様、わかります、わかりますよその困惑。
表向き世間一般には鋭い眼光の寡黙な黄金獅子と恐れられ威厳に満ちた将軍でもあります。
勿論家族愛に満ち溢れている事は周知の事実ではありますが、
まさかそれが、愛しの奥様に日々翻弄されまくり完全に尻に敷かれているなんて知られたくはなかったはずです。
この席に旦那様は同席するの予定はなかったでしょう。
勿論、娘であるお嬢様のことは心配でしょうから、話し合いに関して気にはなっていたはずですから、本邸に話し合いの場を設けましたが、本当に同席するなんて思っても見なかったと思います。
そもそも番同士は多少身分の差があってもよほど相手に問題がない限り成人した時点で婚姻準備に入るのが当たり前って言う
感覚なのですから、今回も場所を提供して案内したら退席し後は当人同士でどうぞ!
と言う面持ちだったのでしょう。
特に獣人同士であれば、そのまま番い会う事が多いですからね。
竜種は特別ですからある程度準備期間が必要なのでそのまま〇〇って事には、、、ならない筈ですが、、お嬢様の場合は
4年もお待たせ致しましたし、何が起きてもおかしくはないと思っております。
ですから、殿下に軽~く挨拶して当たり前のように奥様に手を引かれて殿下の前に座らされた事に目が見開き戸惑っていらしましたね。
その後の殿下のプチ暴走!
わかっていても目の前で可愛い娘が襲われ?そうになっていた事に若干キレていらしましたね。
ご自分はもっと奥様を押しまくってましたがその事はお忘れなのでしょうか?
その後のこれですよ、やってしまった感は御自覚あるようですが、引けなくなったのも自業自得。
退席するタイミングを完全に失いましたね。
旦那様諦めも肝心でございますよ。
遅かれ早かれ知られる事ですし、お嬢様は1人娘でございますから、ご結婚となりましたらいずれ殿下には公爵家に入って
旦那様の後を継いでもらう事になりますので、今にうち醜態………、現状を見ていただくのもよろしいのでは?
まぁ、口にはできませんけどね。
「もう、パパったら~『ああ、』って何寡黙ぶっちゃって~そんなとこも素敵よ!チュ!」
あ!お嬢様が……、死んだ魚の目から鳩が豆鉄砲(お嬢様語)におなりになった。
「………、ビ、ビオラ…、私達が居てはリーシャ達の話し合いが…、進まないのでは?とりあえず、殿下の暴走はリーシャがなんとかできそうだし、後は若者同士の方がいいだろう。殿下、殿下を信じて私達は席を外しますので、ゆっくり納得いくまで話し合って下さい。」
「「え!パパ?」」
旦那様は奥様とリーシャ様、更に殿下の返事を聞く前にさっさと奥様を抱き上げドアの方へと歩き出した。
「マーカス後は頼んだぞ!」
「…………、かしこまりました。」
ここで、私に丸投げでございますか、……………、ある意味で正しい選択でございます。
あのまま奥様を放置いたしますといつもの奥様の無邪気な暴走が始まってしまいますからね。
これもまた戦略的撤退といえますかな。
逃げただけかな?
さてさて、ここは1つ爺がお嬢様に救いの手を差し伸べて差し上げますかな。
「お嬢様お茶が冷めてしまいましたので、入れ直させて頂きますね。
皇帝弟殿下、恐れ入りますが、その体制ではお嬢様がお口を潤す事はできませんし、大切な今後を決める将来のことのお話も進まないのではございませんか?
まずは向かい合わせにお座りになってお話し合いを初めてはいかがでしょう?」
「ああ、すまぬ。…そうだな言われると喉が渇いたな。リーシャ嬢、残念だが執事殿の言う通りこれでは話が進まないな。
これからの事話し会わないとな。」
「爺、………、ありがとう」
お嬢様、そんなに感謝の眼差しされても……、爺は微妙です。
恐らくお嬢様のこれからと殿下のこれからには若干の齟齬がおありになりますよ!
気づいていらっしゃいますか?
気づいいらっしゃいませんね。
爺がお嬢様をお助け出来るのはここまでですよ!後は自力で頑張って下さいませ。
大丈夫です。お嬢様はやればできる子ですから………………。
筆頭執事マーカス・ラビネット 兎獣人が主人に脱兎のごとく逃げられた?
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