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32 伴侶は自分で選びます。(後)
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城を出た私達はそのままダンテ侯爵邸つまり、お父様とその他大勢が待つ私の実家に向かった。
ついた途端ワラワラと人が集まり私達を囲み“おめでとう“の嵐、その中でトーヤはなんでお前がーとか、コンチクショーとか泣かすなよーとか兎に角もみくちゃにされていた。
その中、人をかき分けてお兄様が側に来て私に謝った。
「リリィ、ごめんね、」
「お兄様、そこは“おめでとう“と言ってください。私の背中を押したかったのでしょ?おかげで、ちょっと時間がかかりましたけど、見事に背中を押され、今こうして幸せなんですから、お兄様には感謝しています。ご自分の時は間違えないようにしてくださいね。恋愛は腹黒ではダメですよ。番だからとアグラをかかず、ルーナに愛想尽かされないようにしてください。」
「う、うん、肝に銘じるよ、アルスト殿下に薬を取られちゃったからね。ルーナが成人したらすぐ結婚できるように色々根回しして頑張ってるんだよー」
「そんなところが腹黒なのよ、真っ直ぐ気持ちを伝えているだけでいいのに……」
「え?なんか言った?」
「いえ、…何も……はぁ、(能力は随一だけど、恋愛はポンコツかもしれない…)」
私とは違う意味で拗れなきゃいいけど、………。
あ!お父様とお母様、うわ!ほんとに若くなってる…凄い!私って天才かも。
「リリィ!おめでとう!トーヤ君になら安心して嫁に出せるよー」
「お父様、お母様、ありがとうございます。はい、安心して嫁に出してください。あ!お母様お腹だいぶ大きくなりましたね、体調は大丈夫ですか?」
「ええ、順調すぎて驚きよ!それに体が若返ったおかげで、今私達新婚気分よ!結婚当初はライの仕事が忙しくてあまり一緒に過ごせなかったけど、今は引退してるから、時間だけはあるでしょーだから、せっかくだから新婚中出来なかったことをしてるの、リリィのおかげで、凄く幸せよ、リリィ私たちの所に来てくれてほんとにありがとう。」
「私の方こそ、ここまで育てて頂いてありがとうございます。」
それから、たくさんの人に祝福され、その日はみんなで夜遅くまでドンチャン騒いでいた。
__ある晴れた日、東国神殿で1組の夫婦が誕生した。__
新婦は世に稀な神獣を従えた絶世の美貌を持つ世界第3位の強さと魔力を持つ女性
新郎は神獣に選ばれし伴侶世界第2位の強さと魔力を持つ男性
ちなみに世界第1位は新婦の兄である。これは世界に周知される有名でな事柄である。
(余談ですが実は最強はクリスタ王国のアイザック=クライン(元魔王)他の物語のヒーローですが人外の強さの為ランク外)
新婦の美貌に恋慕するものが多数いたが誰もが、ひっそり心に秘める事になる。命大事ですからね。
__ある新婚夫婦の初夜__
「リリィ、お前、マジで綺麗すぎだな!今更だけど愛しすぎて胸が潰れそうだよ」
「ふふ、トーヤもかなりのイケメンよ。愛しすぎて…胸は潰れないけど…ふふ、愛してます。」
「確かにそんなにデカい胸は潰れねぇな、リリィ、今晩から覚悟しとけよ。おれ、抑えられねぇかんな」
「もう、トーヤったら、普通そこは優しくするよ!でしょ」
「いや、それ、無理だから、リリィと出会ってから、なんでだろ?おれ清い体なんだよ。セカンド童貞?だから、よろしく頼むよ」
「………セカンド?おかしいでしょその使い方……とりあえず?お手柔らかに…お願い…しま…」
「無理だあ、すまん」
__翌朝__
「リリィ、機嫌直してくれよーおれもさーまさか、なー、こんなの初めてーってなってよー」
「……獣か!鬼畜か!朝よ、朝、一体何時間たったと思ってるの!回復魔法はこんなことに使うためにあるんじゃないわよーしかも回復しきれない程の……ねぇ、私初めてって知ってるわよね!体力には自信あるけどさーこれはちょっと違うと思うの」
「……うーん、ボク、ナニイッテルカ…ワカラナイ…フロ…イコウ」
「ちょ!いや、私は後で、1人で入るから、おろして、ねぇ、トーヤ!」
「ほら、危ないだろ、脚立たないんだからしょうがないだろ、大人しく洗われとけよ。」
「や!ちょ!そこは!……」
(あるじ様、がんばれ!魔力の相性がいいとこうなるんだよ。初めて魔力交換した時、心地いいと感じたって言ってただろ?心地いいと気持ちいいは同じなんだよ。お互いの魔力を心地いいと感じる相手に出会えるのは砂漠で砂金を探すようなほど稀だから、2人は最初から結ばれる運命にあったんだよ。そして……)
ついた途端ワラワラと人が集まり私達を囲み“おめでとう“の嵐、その中でトーヤはなんでお前がーとか、コンチクショーとか泣かすなよーとか兎に角もみくちゃにされていた。
その中、人をかき分けてお兄様が側に来て私に謝った。
「リリィ、ごめんね、」
「お兄様、そこは“おめでとう“と言ってください。私の背中を押したかったのでしょ?おかげで、ちょっと時間がかかりましたけど、見事に背中を押され、今こうして幸せなんですから、お兄様には感謝しています。ご自分の時は間違えないようにしてくださいね。恋愛は腹黒ではダメですよ。番だからとアグラをかかず、ルーナに愛想尽かされないようにしてください。」
「う、うん、肝に銘じるよ、アルスト殿下に薬を取られちゃったからね。ルーナが成人したらすぐ結婚できるように色々根回しして頑張ってるんだよー」
「そんなところが腹黒なのよ、真っ直ぐ気持ちを伝えているだけでいいのに……」
「え?なんか言った?」
「いえ、…何も……はぁ、(能力は随一だけど、恋愛はポンコツかもしれない…)」
私とは違う意味で拗れなきゃいいけど、………。
あ!お父様とお母様、うわ!ほんとに若くなってる…凄い!私って天才かも。
「リリィ!おめでとう!トーヤ君になら安心して嫁に出せるよー」
「お父様、お母様、ありがとうございます。はい、安心して嫁に出してください。あ!お母様お腹だいぶ大きくなりましたね、体調は大丈夫ですか?」
「ええ、順調すぎて驚きよ!それに体が若返ったおかげで、今私達新婚気分よ!結婚当初はライの仕事が忙しくてあまり一緒に過ごせなかったけど、今は引退してるから、時間だけはあるでしょーだから、せっかくだから新婚中出来なかったことをしてるの、リリィのおかげで、凄く幸せよ、リリィ私たちの所に来てくれてほんとにありがとう。」
「私の方こそ、ここまで育てて頂いてありがとうございます。」
それから、たくさんの人に祝福され、その日はみんなで夜遅くまでドンチャン騒いでいた。
__ある晴れた日、東国神殿で1組の夫婦が誕生した。__
新婦は世に稀な神獣を従えた絶世の美貌を持つ世界第3位の強さと魔力を持つ女性
新郎は神獣に選ばれし伴侶世界第2位の強さと魔力を持つ男性
ちなみに世界第1位は新婦の兄である。これは世界に周知される有名でな事柄である。
(余談ですが実は最強はクリスタ王国のアイザック=クライン(元魔王)他の物語のヒーローですが人外の強さの為ランク外)
新婦の美貌に恋慕するものが多数いたが誰もが、ひっそり心に秘める事になる。命大事ですからね。
__ある新婚夫婦の初夜__
「リリィ、お前、マジで綺麗すぎだな!今更だけど愛しすぎて胸が潰れそうだよ」
「ふふ、トーヤもかなりのイケメンよ。愛しすぎて…胸は潰れないけど…ふふ、愛してます。」
「確かにそんなにデカい胸は潰れねぇな、リリィ、今晩から覚悟しとけよ。おれ、抑えられねぇかんな」
「もう、トーヤったら、普通そこは優しくするよ!でしょ」
「いや、それ、無理だから、リリィと出会ってから、なんでだろ?おれ清い体なんだよ。セカンド童貞?だから、よろしく頼むよ」
「………セカンド?おかしいでしょその使い方……とりあえず?お手柔らかに…お願い…しま…」
「無理だあ、すまん」
__翌朝__
「リリィ、機嫌直してくれよーおれもさーまさか、なー、こんなの初めてーってなってよー」
「……獣か!鬼畜か!朝よ、朝、一体何時間たったと思ってるの!回復魔法はこんなことに使うためにあるんじゃないわよーしかも回復しきれない程の……ねぇ、私初めてって知ってるわよね!体力には自信あるけどさーこれはちょっと違うと思うの」
「……うーん、ボク、ナニイッテルカ…ワカラナイ…フロ…イコウ」
「ちょ!いや、私は後で、1人で入るから、おろして、ねぇ、トーヤ!」
「ほら、危ないだろ、脚立たないんだからしょうがないだろ、大人しく洗われとけよ。」
「や!ちょ!そこは!……」
(あるじ様、がんばれ!魔力の相性がいいとこうなるんだよ。初めて魔力交換した時、心地いいと感じたって言ってただろ?心地いいと気持ちいいは同じなんだよ。お互いの魔力を心地いいと感じる相手に出会えるのは砂漠で砂金を探すようなほど稀だから、2人は最初から結ばれる運命にあったんだよ。そして……)
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