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すべてを無に帰すのか?
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人類が宇宙制覇に乗り出したのは西暦5000年代の頃、人類は太陽系は勿論天の川銀河を制覇し
地球から見える箇所はすべて手に入れていたがさらに多くの宇宙を支配する夢を抱いていた。
外なる宇宙
これはまだ支配が及んでいない宇宙を呼ぶために出来た言葉
そして人類はこれらを内なる宇宙にするべく躍起になっていた。
それを実現させるために活動している組織が
航空宇宙遠征軍団だ、12個の艦隊を有しており
組織の標語は「この無限に広い宇宙と数々の惑星を制するために我々は生まれた。」である。
彼らの目的は宇宙制覇であり、あらゆる障害を排除する力が与えられている。
彼らは進み続け数々の銀河と惑星を人類のものにした。
だが西暦8000年頃になるとあまりに広い宇宙を支配することに人類が疲れ始めていた。
それに支配しても開発や植民するための人口もなく宇宙支配の限界を感じ初めていた。
そして人類は次の百年遠征で最後の遠征にしようと決めた。
百年遠征とはその名の通り百年の間行けるところまで行き然るべき場所で終わる
という遠征で人類最後の遠征となった。
そして航空宇宙遠征軍団史上最大の宇宙艦隊となった。
その数3500万隻で人員は2億人
そしてこの遠征は「神々の黄昏作戦」と呼ばれ全人類が注目した。
全人類の夢を一身に背負い艦隊は各々の母星を出発した。
彼らは知っていた、自分達のオリジナルが生きては帰って来ないことを!
そして彼らの家族や恋人は知らない彼らのオリジナルは二度と戻って来ないことを!
航空宇宙遠征軍団は人類史上一番の問題に直面していた。
それは今までに出会ったことのない驚異と遭遇してしまったこと、それは知的生命体だった。
かつて航空宇宙遠征軍団は遠征する過程で何度も知的生命体に遭遇してきたが全て排除することが出来た。だが今回は違うそれは奴らの方が我々よりも優れて居たこと、そして何より奴らも我々と同じ考えを持っていたことだった。
航空宇宙遠征軍団元帥のバーナード フォン ヨルゲンゼンはこの現実を人類管理調整委員会に報告した。
人類管理調整委員会の最高幹部の1人ユリウス カノッサはこの問題を最優先解決事項として扱うことを決定した。
今回の遠征は調査ではなく奴らとの決着をつけるために出撃するのだ、だがこの事実は一部の者しか知らない。
人類管理調整委員会は愛すべき人類が不安や恐怖を感じずに生きていける様にするのも役割の一つなので隠していた。
今回の遠征が最後なのはこの戦いで勝利を手に入れたとしても再び遠征に向かうのが不可能になるのは明白だったからだこれに人類が宇宙支配に疲れ初めているのは事実なので丁度いいタイミングだった。
カノッサはヨルゲンゼンに聞いた。
「この戦いは人類をすべて無に帰すのか?」
ヨルゲンゼンは即答した
「負ければそうなりましょう!」
航空宇宙遠征軍団が奴らと遭遇したのは前回の遠征中だった。ちなみに200年前の話
この遠征は第4艦隊が行っていた。
そして先行していた第4艦隊所属の偵察部隊が不思議な飛行物体と衝突したことによるものだった。この物体は船首から突き刺さっていた。この物体が突き刺さった。偵察巡洋艦ウルツブルクは船首から機関部に渡って穴が空き3000人が殉職した。
ウルツブルクではすぐさま調査が行われたが出来なかった。
なぜならその物体は人類の持っている調査機材では不可能たったからだ船員たちは昔ながらの方法で調査することにした。
その物体は表面は掴めないほどにすべすべしていた。そしてとても冷たく素手で触れると火傷してしまうほどだったサンプルをとるために切断しようとしたがあまりに硬くそして摩擦が生まれず切れなかった。
かろうじてレーザーで切ることが出来たが1㎝の厚さを切るだけで6時間もかかった。
そして驚くべきことに切った部分が再生していきより硬くなって行った。
この物体は生き物なのかそれとも無機物なのかも分からなかった。ウルツブルクの艦長 ヨッヘンは本国へ引き返す決定をし艦隊より離脱した。そしてこのお陰で生き延びることになる
その事故から3日後に偵察部隊は全滅した。
明らかに組織的な攻撃を受け生き残りはいなかったが戦闘記録は送られており第4艦隊は戦闘体勢に入っていた。
そして第4艦隊も敵の一部と遭遇した。第4艦隊は全て合わせると200万隻おり敵は2000から2500隻と極少数だったが結果は第4艦隊は5000隻近くを失い辛くも勝利した。
敵の乗り物は動きはそこまで早くはないがワープを多用し戦う用だった。しかも連続でワープすることが出来るようですぐさま場所を変えてきた。攻撃に関してはそこまで強力ではなくミサイルのようなものと高熱の液体の様なものを飛ばして来たが中型艦までなら倒せるが大型艦や超大型艦にはほとんど効かなかった。
現に沈められたのは小型艦がほとんどで大型艦もエンジンに被弾した艦を除けば0で被弾した艦も沈められたわけではなく自沈した。
だが防御力は凄まじく大型艦や超大型艦のレーザー砲以外は全く受け付けずミサイルや砲弾などの物理的攻撃は全て弾かれてしまった。
結局は小型、中型艦がやられている間に大型艦や超大型艦が倒したという有り様だった。
この事件をきっかけに航空宇宙遠征軍団と人類管理調整委員会は奴らとの戦いに備えて来た。
そして200年かけて奴らの活動範囲を特定して今奴らを排除すべく戦うどちらかが絶滅するまでだ、勝利しなくてはならない
勝利という言葉に複数形はないなぜなら勝利は1つしかないからだ。
地球から見える箇所はすべて手に入れていたがさらに多くの宇宙を支配する夢を抱いていた。
外なる宇宙
これはまだ支配が及んでいない宇宙を呼ぶために出来た言葉
そして人類はこれらを内なる宇宙にするべく躍起になっていた。
それを実現させるために活動している組織が
航空宇宙遠征軍団だ、12個の艦隊を有しており
組織の標語は「この無限に広い宇宙と数々の惑星を制するために我々は生まれた。」である。
彼らの目的は宇宙制覇であり、あらゆる障害を排除する力が与えられている。
彼らは進み続け数々の銀河と惑星を人類のものにした。
だが西暦8000年頃になるとあまりに広い宇宙を支配することに人類が疲れ始めていた。
それに支配しても開発や植民するための人口もなく宇宙支配の限界を感じ初めていた。
そして人類は次の百年遠征で最後の遠征にしようと決めた。
百年遠征とはその名の通り百年の間行けるところまで行き然るべき場所で終わる
という遠征で人類最後の遠征となった。
そして航空宇宙遠征軍団史上最大の宇宙艦隊となった。
その数3500万隻で人員は2億人
そしてこの遠征は「神々の黄昏作戦」と呼ばれ全人類が注目した。
全人類の夢を一身に背負い艦隊は各々の母星を出発した。
彼らは知っていた、自分達のオリジナルが生きては帰って来ないことを!
そして彼らの家族や恋人は知らない彼らのオリジナルは二度と戻って来ないことを!
航空宇宙遠征軍団は人類史上一番の問題に直面していた。
それは今までに出会ったことのない驚異と遭遇してしまったこと、それは知的生命体だった。
かつて航空宇宙遠征軍団は遠征する過程で何度も知的生命体に遭遇してきたが全て排除することが出来た。だが今回は違うそれは奴らの方が我々よりも優れて居たこと、そして何より奴らも我々と同じ考えを持っていたことだった。
航空宇宙遠征軍団元帥のバーナード フォン ヨルゲンゼンはこの現実を人類管理調整委員会に報告した。
人類管理調整委員会の最高幹部の1人ユリウス カノッサはこの問題を最優先解決事項として扱うことを決定した。
今回の遠征は調査ではなく奴らとの決着をつけるために出撃するのだ、だがこの事実は一部の者しか知らない。
人類管理調整委員会は愛すべき人類が不安や恐怖を感じずに生きていける様にするのも役割の一つなので隠していた。
今回の遠征が最後なのはこの戦いで勝利を手に入れたとしても再び遠征に向かうのが不可能になるのは明白だったからだこれに人類が宇宙支配に疲れ初めているのは事実なので丁度いいタイミングだった。
カノッサはヨルゲンゼンに聞いた。
「この戦いは人類をすべて無に帰すのか?」
ヨルゲンゼンは即答した
「負ければそうなりましょう!」
航空宇宙遠征軍団が奴らと遭遇したのは前回の遠征中だった。ちなみに200年前の話
この遠征は第4艦隊が行っていた。
そして先行していた第4艦隊所属の偵察部隊が不思議な飛行物体と衝突したことによるものだった。この物体は船首から突き刺さっていた。この物体が突き刺さった。偵察巡洋艦ウルツブルクは船首から機関部に渡って穴が空き3000人が殉職した。
ウルツブルクではすぐさま調査が行われたが出来なかった。
なぜならその物体は人類の持っている調査機材では不可能たったからだ船員たちは昔ながらの方法で調査することにした。
その物体は表面は掴めないほどにすべすべしていた。そしてとても冷たく素手で触れると火傷してしまうほどだったサンプルをとるために切断しようとしたがあまりに硬くそして摩擦が生まれず切れなかった。
かろうじてレーザーで切ることが出来たが1㎝の厚さを切るだけで6時間もかかった。
そして驚くべきことに切った部分が再生していきより硬くなって行った。
この物体は生き物なのかそれとも無機物なのかも分からなかった。ウルツブルクの艦長 ヨッヘンは本国へ引き返す決定をし艦隊より離脱した。そしてこのお陰で生き延びることになる
その事故から3日後に偵察部隊は全滅した。
明らかに組織的な攻撃を受け生き残りはいなかったが戦闘記録は送られており第4艦隊は戦闘体勢に入っていた。
そして第4艦隊も敵の一部と遭遇した。第4艦隊は全て合わせると200万隻おり敵は2000から2500隻と極少数だったが結果は第4艦隊は5000隻近くを失い辛くも勝利した。
敵の乗り物は動きはそこまで早くはないがワープを多用し戦う用だった。しかも連続でワープすることが出来るようですぐさま場所を変えてきた。攻撃に関してはそこまで強力ではなくミサイルのようなものと高熱の液体の様なものを飛ばして来たが中型艦までなら倒せるが大型艦や超大型艦にはほとんど効かなかった。
現に沈められたのは小型艦がほとんどで大型艦もエンジンに被弾した艦を除けば0で被弾した艦も沈められたわけではなく自沈した。
だが防御力は凄まじく大型艦や超大型艦のレーザー砲以外は全く受け付けずミサイルや砲弾などの物理的攻撃は全て弾かれてしまった。
結局は小型、中型艦がやられている間に大型艦や超大型艦が倒したという有り様だった。
この事件をきっかけに航空宇宙遠征軍団と人類管理調整委員会は奴らとの戦いに備えて来た。
そして200年かけて奴らの活動範囲を特定して今奴らを排除すべく戦うどちらかが絶滅するまでだ、勝利しなくてはならない
勝利という言葉に複数形はないなぜなら勝利は1つしかないからだ。
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