私は人形ではありません

伯爵令嬢アリシアには誰にも逆らわず、自分の意志を示さない。そのあまりにも大人しい様子から”人形姫”と揶揄され、頭の弱い令嬢と思われていた。
そんな彼女はダンスパーティの場でクライヴ・アシュリー侯爵令息から婚約破棄を告げられる。人形姫のことだ、大人しく従うだろう――そんな予想を裏切るように、彼女は告げる。「その婚約破棄、お受けすることはできません」

※なろうにも投稿しています。
※ 3/7 誤字修正しました。
24h.ポイント 49pt
1,677
小説 16,064 位 / 193,880件 恋愛 7,731 位 / 58,588件

あなたにおすすめの小説

格上の言うことには、従わなければならないのですか? でしたら、わたしの言うことに従っていただきましょう

柚木ゆず
恋愛
「アルマ・レンザ―、光栄に思え。次期侯爵様は、お前をいたく気に入っているんだ。大人しく僕のものになれ。いいな?」  最初は柔らかな物腰で交際を提案されていた、リエズン侯爵家の嫡男・バチスタ様。ですがご自身の思い通りにならないと分かるや、その態度は一変しました。  ……そうなのですね。格下は格上の命令に従わないといけない、そんなルールがあると仰るのですね。  分かりました。  ではそのルールに則り、わたしの命令に従っていただきましょう。

蔑ろにされる黒髪令嬢は婚約破棄を勝ち取りたい

拓海のり
恋愛
赤いドレスを着た黒髪の少女が書きたくて、猫も絡めてみました。 侯爵令嬢ローズマリーの婚約者は第二王子レイモンドだが、彼はローズマリーの黒髪を蔑んでいた。 一万二千字足らずの短編です。

【完結】慰謝料?あるわけないでしょ。 あなたが妹と浮気したのが原因なのですから。

不死じゃない不死鳥(ただのニワトリ)
恋愛
「もういいや、僕たち離婚しよう」 それは夜は明け始めた時の事だった。 突然、旦那が告げる。 あきれたように、ため息をつきながら。 妹と浮気をしていたのは彼の方なのに。 まるで私が悪いかのような態度をとる。 そしてあろうことか慰謝料まで請求をしてきた。 あなたの浮気が、離婚の原因なんです。 慰謝料など、あるわけないでしょ。 ※一万字程度の短編です。 設定はとても緩いです。

婚約破棄されたので、被害者ぶってみたら国が滅びた

ひよこ1号
恋愛
とある学園の卒業パーティーで行われる断罪劇。 その動きを事前に察知した公爵令嬢クローディアは、ギャクハーエンドなるものを目指していた男爵令嬢マリアンヌの様に、被害者ぶって反撃を開始する。 学内の大掃除のつもりが、どんどん事態は大きくなって……? *** 全五話

お姉様は嘘つきです! ~信じてくれない毒親に期待するのをやめて、私は新しい場所で生きていく! と思ったら、黒の王太子様がお呼びです?

朱音ゆうひ
恋愛
男爵家の令嬢アリシアは、姉ルーミアに「悪魔憑き」のレッテルをはられて家を追い出されようとしていた。 何を言っても信じてくれない毒親には、もう期待しない。私は家族のいない新しい場所で生きていく!   と思ったら、黒の王太子様からの招待状が届いたのだけど? 別サイトにも投稿してます(https://ncode.syosetu.com/n0606ip/)

婚約者から婚約破棄のお話がありました。

もふっとしたクリームパン
恋愛
「……私との婚約を破棄されたいと? 急なお話ですわね」女主人公視点の語り口で話は進みます。*世界観や設定はふわっとしてます。*何番煎じ、よくあるざまぁ話で、書きたいとこだけ書きました。*カクヨム様にも投稿しています。*前編と後編で完結。

【完結】こんな所で言う事!?まぁいいですけどね。私はあなたに気持ちはありませんもの。

まりぃべる
恋愛
私はアイリーン=トゥブァルクと申します。お父様は辺境伯爵を賜っておりますわ。 私には、14歳の時に決められた、婚約者がおりますの。 お相手は、ガブリエル=ドミニク伯爵令息。彼も同じ歳ですわ。 けれど、彼に言われましたの。 「泥臭いお前とはこれ以上一緒に居たくない。婚約破棄だ!俺は、伯爵令息だぞ!ソニア男爵令嬢と結婚する!」 そうですか。男に二言はありませんね? 読んでいただけたら嬉しいです。

処理中です...