【短編集】死者は語らない~カラゴル博物館へようこそ

カラゴル博物館。
それは腐らないように処置された遺体が数多く展示される、風変わりな博物館である。

滅びた国の騎士、画家の右手、うら若き聖女、生まれたての赤子……
骸たちはなぜこの場所へ持ち込まれることになったのか。オムニバス形式で綴る、彼らの物語。

※ 死体に関する描写や、残酷な描写があります。ご注意ください。

【収録作品】
1.亡国の騎士
  クラリス・ヴァロワ侯爵令嬢は、エヴリーヌ・シャリエ子爵令嬢に嫌がらせをした罪で王太子リオネルとの婚約を破棄された。さらにエヴリーヌの毒殺を企てたとの疑いをかけられ、国外追放となるが……?
2.黄金の手
  天才画家として学生の頃から持て囃されていたロラン。だが彼はレオノール・エテュアン侯爵令嬢と恋に落ちたことで、凋落の一途を辿っていく。


※ なろうにも投稿しています。

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