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Fクラス特別講師
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ああ、でも、あの馬鹿にしたように笑うのはカウントしないって事かな。
「もうどうでもいいけど、私もそんな凄い魔力が欲しいな~」
「だよね~私も欲しい。あっ!そういえばさ……知ってる?」
「ん?」
「歴代で一番凄かった大魔法使い様は全て飛び級して7歳という年で卒業したらしいよ」
「7歳!?すごっ!」
レベルが違い過ぎる。さすが歴代一位。
「でしょ~?凄過ぎるよね!」
「そんなに魔力あったら絶対幸せだよね。なんでも欲しいもの手に入れれてさ。すぐ卒業も出来るし」
「だよね」
「でも大魔法使いでも仕事ってするのかな?」
「どうなんだろ?国によるんでしょ?NIHONだと、どんな人でも働く義務があるから大魔法使いでも働かないといけなさそうだけど……」
「うーん。そもそもNIHONにいるかも分からないよね。世界広いし」
「もしNIHONだったら、楽な仕事してタワーマンションの最上階でワイングラス片手に威張ってそう!」
「あ~、っぽいね!バスローブとか着たりして」
「そうそう!そんな感じ!」
私達の笑い声が、平和な学食の雑音に消されていく。
「もうどうでもいいけど、私もそんな凄い魔力が欲しいな~」
「だよね~私も欲しい。あっ!そういえばさ……知ってる?」
「ん?」
「歴代で一番凄かった大魔法使い様は全て飛び級して7歳という年で卒業したらしいよ」
「7歳!?すごっ!」
レベルが違い過ぎる。さすが歴代一位。
「でしょ~?凄過ぎるよね!」
「そんなに魔力あったら絶対幸せだよね。なんでも欲しいもの手に入れれてさ。すぐ卒業も出来るし」
「だよね」
「でも大魔法使いでも仕事ってするのかな?」
「どうなんだろ?国によるんでしょ?NIHONだと、どんな人でも働く義務があるから大魔法使いでも働かないといけなさそうだけど……」
「うーん。そもそもNIHONにいるかも分からないよね。世界広いし」
「もしNIHONだったら、楽な仕事してタワーマンションの最上階でワイングラス片手に威張ってそう!」
「あ~、っぽいね!バスローブとか着たりして」
「そうそう!そんな感じ!」
私達の笑い声が、平和な学食の雑音に消されていく。
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