148 / 337
遅すぎる自覚
8
しおりを挟む
「えっ!?」
するとアキラはクスッと困ったように笑った。
ニヤリと笑うアキラは、中に入れる指の角度を変え、さっきより酷い快感を送って来るから顎を反らして快感を拾ってしまう。
「あぁ……あっ……」
「指締め付けすぎ」
「だって、そこ……あぁっ、……駄目ぇっ」
声を抑えようとしているのに全然無理。
時々思い出したように下唇を噛んで堪えても、気付けば勝手に上ずったような甘い声が溢れてくるように喉から出てきてしまう。
「ここ好きだよな。知らない奴に聞かれながら、またイクの?」
『また』って?
そんな小さな疑問が浮かんではすぐに快感で流されそうになって、とりあえず首をふる。
「ほんと、素直じゃねぇな。じゃあここでイったらお仕置きな」
「えっ」
絶対にお仕置き確定な言葉を告げられ、私の返事も待ってくれないアキラの手は突然私の良い所だけをすりはじめる。
そんなアキラに翻弄されて、大きく全身が震える。
「そんな無、理……あ…んんっ…あっ……イっちゃう…………」
我慢しても、全く逆らえない程のとてつもない程の波がすぐそこまで来ている。
玄関に水音が響く。
「やっ……だ、めぇ……」
眉間に力を入れて堪えようとしても、全然無理。
私の身体を知り尽くしているような指の動きに、この快感から逃げる事なんて、不可能すぎる。
「はっ……あ……。や、イっちゃ!!……んぅッ!」
手が拘束されたまま、アキラの唇で卑猥な声を出してしまう駄目な口を塞がれる。
その瞬間、足の指まで力が入って、膝がガクガクと震えて、目の前がチカチカする。
「ん、んんぅ……っ」
快感が弾け、頭上で拘束された両手の力が一気に抜け落ちると拘束を解かれ、解放された手はダラっと床に落ちた。
そしてアキラの唇も離れていく。
二人の間に銀の糸がひいた。
アキラが立ち上がったせいで、その銀の糸はプツっと切れる。
イッたばかりの朧げな視界で、アキラの高そうな革靴を見てからゆっくりと体を辿るように視線を上げていく。
すると向かってくる大きな手が映る。
その大きな手は私の腕を掴んで立たそうとする。
イッたばかりで、足に力なんて入らないのに。
「今、む、無理……立てない……」
足は生まれたての小鹿のようにガクガクいってる。
「じゃあ手ぇ突いとけ」
そう言われて支えられるように無理やり立たされた私は、くるりとドア側を向かされた。
何も考えずにアキラに言われた通りドアに手を突いた瞬間、下半身に風が通るような感覚に嫌な予感が走る。
視線を落とすと、私の足首にはショーツが落ちていた。
それを見て驚いた瞬間、私の片足は軽々しく持ち上げられる。
「えっ」
もう引き返せない所まで来ているにも関わらず、アキラに「軽い女」と思われたくないという想いが、今更また頭を過る。
「ア……キラ……待っ……」
と言ってる間に、アキラは大きな自分ものをあてがって私の中にゆっくりと押し入ってくる。
するとアキラはクスッと困ったように笑った。
ニヤリと笑うアキラは、中に入れる指の角度を変え、さっきより酷い快感を送って来るから顎を反らして快感を拾ってしまう。
「あぁ……あっ……」
「指締め付けすぎ」
「だって、そこ……あぁっ、……駄目ぇっ」
声を抑えようとしているのに全然無理。
時々思い出したように下唇を噛んで堪えても、気付けば勝手に上ずったような甘い声が溢れてくるように喉から出てきてしまう。
「ここ好きだよな。知らない奴に聞かれながら、またイクの?」
『また』って?
そんな小さな疑問が浮かんではすぐに快感で流されそうになって、とりあえず首をふる。
「ほんと、素直じゃねぇな。じゃあここでイったらお仕置きな」
「えっ」
絶対にお仕置き確定な言葉を告げられ、私の返事も待ってくれないアキラの手は突然私の良い所だけをすりはじめる。
そんなアキラに翻弄されて、大きく全身が震える。
「そんな無、理……あ…んんっ…あっ……イっちゃう…………」
我慢しても、全く逆らえない程のとてつもない程の波がすぐそこまで来ている。
玄関に水音が響く。
「やっ……だ、めぇ……」
眉間に力を入れて堪えようとしても、全然無理。
私の身体を知り尽くしているような指の動きに、この快感から逃げる事なんて、不可能すぎる。
「はっ……あ……。や、イっちゃ!!……んぅッ!」
手が拘束されたまま、アキラの唇で卑猥な声を出してしまう駄目な口を塞がれる。
その瞬間、足の指まで力が入って、膝がガクガクと震えて、目の前がチカチカする。
「ん、んんぅ……っ」
快感が弾け、頭上で拘束された両手の力が一気に抜け落ちると拘束を解かれ、解放された手はダラっと床に落ちた。
そしてアキラの唇も離れていく。
二人の間に銀の糸がひいた。
アキラが立ち上がったせいで、その銀の糸はプツっと切れる。
イッたばかりの朧げな視界で、アキラの高そうな革靴を見てからゆっくりと体を辿るように視線を上げていく。
すると向かってくる大きな手が映る。
その大きな手は私の腕を掴んで立たそうとする。
イッたばかりで、足に力なんて入らないのに。
「今、む、無理……立てない……」
足は生まれたての小鹿のようにガクガクいってる。
「じゃあ手ぇ突いとけ」
そう言われて支えられるように無理やり立たされた私は、くるりとドア側を向かされた。
何も考えずにアキラに言われた通りドアに手を突いた瞬間、下半身に風が通るような感覚に嫌な予感が走る。
視線を落とすと、私の足首にはショーツが落ちていた。
それを見て驚いた瞬間、私の片足は軽々しく持ち上げられる。
「えっ」
もう引き返せない所まで来ているにも関わらず、アキラに「軽い女」と思われたくないという想いが、今更また頭を過る。
「ア……キラ……待っ……」
と言ってる間に、アキラは大きな自分ものをあてがって私の中にゆっくりと押し入ってくる。
0
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
義兄の執愛
真木
恋愛
陽花は姉の結婚と引き換えに、義兄に囲われることになる。
教え込むように執拗に抱き、甘く愛をささやく義兄に、陽花の心は砕けていき……。
悪の華のような義兄×中性的な義妹の歪んだ愛。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?
春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。
しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。
美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……?
2021.08.13
ブラック企業を退職したら、極上マッサージに蕩ける日々が待ってました。
イセヤ レキ
恋愛
ブラック企業に勤める赤羽(あかばね)陽葵(ひまり)は、ある夜、退職を決意する。
きっかけは、雑居ビルのとあるマッサージ店。
そのマッサージ店の恰幅が良く朗らかな女性オーナーに新たな職場を紹介されるが、そこには無口で無表情な男の店長がいて……?
※ストーリー構成上、導入部だけシリアスです。
※他サイトにも掲載しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる
Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした
ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。
でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。
彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる