4 / 6
第4話
しおりを挟む
-淕!おはよ!
-あ、おはよう!藤田さん!
(ん~。夢みたい)
この夢一生終わんないで~♡
-今日から1日1人づつスピーチをすることにしました~!!
➖え~!!
-出席番号1番から順番にやっていくよ!
(最悪~。しかも私最後の方だから結構プレッシャー꒪д꒪II)
淕は14番だから真ん中くらいか~。
いいな~。
ちょっと楽しみかも!
14日目━━━━
(今日淕の日じゃん!なんの話するんだろー。聞いてみよっかな)
-ねね、淕。今日のスピーチ淕だよね!何について言うの??
-あ!そうだった!忘れてた~。どうしよ~。何にも考えてないや!
-え、ホントに!?ヤバいじゃん!-人前で喋るの苦手なのに内容も決めてないとか終わった~
-だいじょぶだいじょぶ!なんとかなるよ!
-だよね😭藤田さん、ありがと!
-うん!
(淕、結局何発表するのかな~)
-じゃあ今日は佐藤くん!お願い!
(わ、きた、)
-は、はい。
(あ、小声なら誰にも聞こえないよね、)
-淕、ファイト!
-ありがと。
-3年生の時、僕のおばあちゃんが亡くなってしまいました。僕はとっても悲しくて、お葬式の日に親戚の叔父さんや叔母さんに声をかけられても、「はい」と答えるだけで精一杯でした。火葬のところで、大人の人たちが骨を箸で骨壺に入れていました。それを見ていると、ぼ、、僕は、、、涙が、、、でえいえ(出てきて)、たえだでばぜんでぢた(耐えられませんでした)。今でも友達がおばあじゃん(おばあちゃん)のはなじ(話)をじていると(していると)涙がでぞうにだりまず(出そうになります)。
ぐすん…
(淕、そんなことがあったなんて……)
-だから、みんなはおばあちゃん、おじいちゃんと、もっともっと仲良くして、一緒に遊んで、1秒1秒を楽しんでください!!じゃないと、絶対後悔します!!
(淕。すっごく心に染みた。泣くほど辛かったんだ。)
-佐藤くん。ありがとうございました。ホントにありがとうね。
-はい。
-…
(私どうしたらいいんだろう)
私がそんなこと思ってたら驚きの出来事が起きたんです!
ギュッ
淕が、私の手を握ってきたんです。
私はその時、何も言わずに手を握っておこうって直感的に思った。そして、私は初めて淕について知れた。
その時、淕に本当に恋をした。
私は淕に恋してる。
-あ、おはよう!藤田さん!
(ん~。夢みたい)
この夢一生終わんないで~♡
-今日から1日1人づつスピーチをすることにしました~!!
➖え~!!
-出席番号1番から順番にやっていくよ!
(最悪~。しかも私最後の方だから結構プレッシャー꒪д꒪II)
淕は14番だから真ん中くらいか~。
いいな~。
ちょっと楽しみかも!
14日目━━━━
(今日淕の日じゃん!なんの話するんだろー。聞いてみよっかな)
-ねね、淕。今日のスピーチ淕だよね!何について言うの??
-あ!そうだった!忘れてた~。どうしよ~。何にも考えてないや!
-え、ホントに!?ヤバいじゃん!-人前で喋るの苦手なのに内容も決めてないとか終わった~
-だいじょぶだいじょぶ!なんとかなるよ!
-だよね😭藤田さん、ありがと!
-うん!
(淕、結局何発表するのかな~)
-じゃあ今日は佐藤くん!お願い!
(わ、きた、)
-は、はい。
(あ、小声なら誰にも聞こえないよね、)
-淕、ファイト!
-ありがと。
-3年生の時、僕のおばあちゃんが亡くなってしまいました。僕はとっても悲しくて、お葬式の日に親戚の叔父さんや叔母さんに声をかけられても、「はい」と答えるだけで精一杯でした。火葬のところで、大人の人たちが骨を箸で骨壺に入れていました。それを見ていると、ぼ、、僕は、、、涙が、、、でえいえ(出てきて)、たえだでばぜんでぢた(耐えられませんでした)。今でも友達がおばあじゃん(おばあちゃん)のはなじ(話)をじていると(していると)涙がでぞうにだりまず(出そうになります)。
ぐすん…
(淕、そんなことがあったなんて……)
-だから、みんなはおばあちゃん、おじいちゃんと、もっともっと仲良くして、一緒に遊んで、1秒1秒を楽しんでください!!じゃないと、絶対後悔します!!
(淕。すっごく心に染みた。泣くほど辛かったんだ。)
-佐藤くん。ありがとうございました。ホントにありがとうね。
-はい。
-…
(私どうしたらいいんだろう)
私がそんなこと思ってたら驚きの出来事が起きたんです!
ギュッ
淕が、私の手を握ってきたんです。
私はその時、何も言わずに手を握っておこうって直感的に思った。そして、私は初めて淕について知れた。
その時、淕に本当に恋をした。
私は淕に恋してる。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
もうすぐ、お別れの時間です
夕立悠理
恋愛
──期限つきの恋だった。そんなの、わかってた、はずだったのに。
親友の代わりに、王太子の婚約者となった、レオーネ。けれど、親友の病は治り、婚約は解消される。その翌日、なぜか目覚めると、王太子が親友を見初めるパーティーの日まで、時間が巻き戻っていた。けれど、そのパーティーで、親友ではなくレオーネが見初められ──。王太子のことを信じたいけれど、信じられない。そんな想いにゆれるレオーネにずっと幼なじみだと思っていたアルロが告白し──!?
選ばれたのは美人の親友
杉本凪咲
恋愛
侯爵令息ルドガーの妻となったエルは、良き妻になろうと奮闘していた。しかし突然にルドガーはエルに離婚を宣言し、あろうことかエルの親友であるレベッカと関係を持った。悔しさと怒りで泣き叫ぶエルだが、最後には離婚を決意して縁を切る。程なくして、そんな彼女に新しい縁談が舞い込んできたが、縁を切ったはずのレベッカが現れる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる