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第三章 策は交錯し、思惑は錯綜する
20-3 余塵は絶えず降り積もり
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その瞬間。
塵何以外にとっては、彼の視線の動きすら見て取るのは難しい。視線の動きを追ったとて、彼がほんのちょっと羽織の裾を見ただけのことだ。
それが前兆などとは、どれだけ優れた予言者とて分かるはずも無い。
故に、風に紛れていた白綺もまた、分かるはずも無い。
何が起きたのか。
白綺に分かったのは、何かが起きた、その後のことだけだ。
「……あ、?」
いつのまにか風が止んでいて。
風に乗せて操っていた矢の気配がすべて消えていて。
咄嗟に両腕を顔の前に掲げていて。
そうして、目の前に塵何がいた。
「な、_____」
そうして。
そうして。
視界が、全てが、回転する。
遠心力。地面が上に。空が下に。光。影。それらすべてが残像をひいて白黒の線になり、線は円を描いて何重にも広がり。
そうしてようやく、白綺は自分が振り回されていることに気づく。
白綺は、自分の首にトラバサミのように塵何の両足が巻き付き、そうして今まさに中空で大きく振り回され_____
いけない、と思った時には遅かった。
「___っ、ッぐ、ぁ!」
全身が千切れそうになる衝撃。骨が砕け、肉が裂け、自分がばらばらになったのではないかという錯覚。
地面に叩きつけられたのだと、その痛みはたった一つの事実をようやく白綺に教えた。暴風の繭は破られ、白綺は塵何の足で首を挟まれ、そうして勢いをつけたブランコから放り出されるように直下、地面へ叩きつけられたのだと。
「起きなさい」
「が、ッ……」
首が締まる。土と、葉と__驚くことに、白綺の下敷きとなって砕けた何本かの木の屑がぼろぼろと顔や腕から剥がれ落ち、他人事のような日の光が視界を焼く。
塵何は白綺の首を掴み、まるでしようのない野良猫にするかのように掴み上げた。
「なんとか弱いこと……我が大願に都合がよいとはいえ、斯様なものまで愛でるとは、我が君よ……」
「は、なせ……」
「弱きものは求めるばかりですね」
「ぅ、ぐ___」
ぎり、とひと際強く首を絞められ、白綺の顔が歪む。まるで白日へ晒すようにさらに高く掲げられ、白綺の足は宙を蹴った。どうにか両手で塵何の手を剝がそうとするが。なめらかなその手にいくら爪を立てようと、しっとりとした肌の上を虚しく滑るだけだった。
「あなたたちは蛆のよう。強きものに縋り、与えられておきながらぶくぶくと肥え太るばかりで節操がない……そうして強きものを自ら食い潰しておきながら、返すものといえばさらなる欲、欲、欲……」
限界まで狭められた喉をどうにかこじあけようと藻掻き、白綺は空気を吸う。
「あなたを如何しましょうか。どんな風に殺したら、名代の御心は一番よく傷つくでしょうか。
爪を剥がして、皮膚を剥いで、それから手足を順に引き裂いてしまいましょうか? それとも、適当な輩に嬲らせて、廃人にして、名代に殺してくれとせがませるのがよいか……」
白綺の開いたままの口からは、絶えず隙間風のようなひゅうひゅうという音が鳴っていた。だがそれも段々と弱く、静まっていく。
足掻いていたつま先も勢いをなくし、もはや痙攣のような震えを見せるばかり。
「あの方の理性の枷を壊すだけの傷と、流れる血の匂いが、かつての御心を、再び……」
白日が陰ったのはその時だ。
一瞬のことだった。まるで太陽が明滅するようにして、その場が一瞬暗くなる。
塵何の目が動き、影の理由を探した。
そして見つけたのは、頭上を旋回する一羽の鴉。
ギャア、とその鴉が鳴いた。高く一度、低く一度。それを三回。
白日が陰ったのはその時だ。
今度は一瞬で終わらなかった。薄雲が何処からともなく空を覆い、それは幾重にも重なって鈍色に凍えていく。
空気に白いものが混じる。
晴天の秋空にあるまじきそれは雪だ。
だがその雪花は自然現象として説明するにはあまりにも唐突で、そして何よりも白すぎた。清らかで、純粋で、混じりけのない。
純白の欠片が木々に張り付き、草花を覆いつくし、目に見える全てが塗り替えられていく。
もはや木もなにもない。空と地面の境目すら溶け合う白銀の水面が全てを平らになめし、鏡のように磨き抜く。
ただ空を飛ぶ一羽の鴉だけが完璧な円を描いて旋回する。旋回しつつ高度を落としていく。
ふと、鴉が増えていることに気づく。舞う雪による見間違いかと疑えば、二羽かと疑ったそれは三羽になっており、瞬きの毎にまた四羽、五羽と増えていく。
やがて大群となった鴉の群れは地表の雪を巻き上げて滑空し_____一陣の風のように塵何の目の前を過ぎた。
強烈な風圧が空気と雪、氷の大地を削らんばかりの速度と鋭さで過ぎる。
塵何は咄嗟に身を翻し、そして手に持っていたものを放った。黒い風はそれを攫い、そうして塵何を遠くへ退かせた。
「嗚呼……」
後ろへ跳びのき、雪を巻き上げて着地する。そうして口から零れた溜息は、その熱と湿度で白く濁る。
白銀の世界だ。もはや現実ではない。
塵何は恭しくその場に跪いた。優雅な動きは、まるで王の前に仕える騎士のようでもあった。
そうして塵何の見やる先、地表で渦を巻く鴉たちがあるとき、ぱっと搔消える。
「ああ____我らが、名代……」
塵何の声を、遠く白綺も聞いた。半分潰れ、ひしゃげた喉でどうにか息を紡ぎながら。
いつしか自分が誰かに支えられていると知る。否、誰かなどと疑う余地はない。
この腕の太さ、長さ、曲がり。
その全てを白綺の体は覚えている。
かすむ白綺の視界の奥で、朱色の耳飾りが靡く。白綺の耳にもあるそれが。
白綺の唇がわななく。声は声として形を成さなかった。
それでも春絶は白綺を見つめるその瞼を深く下ろし、頷くように一度まばたきをした。
ふ、と涼しい空気が水のように白綺の喉に染みこんだ。「しゅ、んぜつ、どの……」かすれた声で今度こそ呼ぶ。
「ああ」
と、春絶は短く応じる。それだけの声に、白綺は途方も無く安堵してしまう。
春絶はそうして再び短い瞬きをした。ああ、ともう一度、何かに応じたようだ。
それはきっと、春絶が春絶に投げかけたなにか、問いかけのようなものへの応答だったのだろう。
「____ついぞ訪れたか、この日」
小さな声で紡がれたその言葉を聞いたのは白綺だけだった。
ともすれば春絶本人すら、その独白のような声を自覚していなかった。
そうしてもうひとつ。
何かが軋み、罅入るような。
そんな音を聞いたのもまた、白綺だけだった。
塵何以外にとっては、彼の視線の動きすら見て取るのは難しい。視線の動きを追ったとて、彼がほんのちょっと羽織の裾を見ただけのことだ。
それが前兆などとは、どれだけ優れた予言者とて分かるはずも無い。
故に、風に紛れていた白綺もまた、分かるはずも無い。
何が起きたのか。
白綺に分かったのは、何かが起きた、その後のことだけだ。
「……あ、?」
いつのまにか風が止んでいて。
風に乗せて操っていた矢の気配がすべて消えていて。
咄嗟に両腕を顔の前に掲げていて。
そうして、目の前に塵何がいた。
「な、_____」
そうして。
そうして。
視界が、全てが、回転する。
遠心力。地面が上に。空が下に。光。影。それらすべてが残像をひいて白黒の線になり、線は円を描いて何重にも広がり。
そうしてようやく、白綺は自分が振り回されていることに気づく。
白綺は、自分の首にトラバサミのように塵何の両足が巻き付き、そうして今まさに中空で大きく振り回され_____
いけない、と思った時には遅かった。
「___っ、ッぐ、ぁ!」
全身が千切れそうになる衝撃。骨が砕け、肉が裂け、自分がばらばらになったのではないかという錯覚。
地面に叩きつけられたのだと、その痛みはたった一つの事実をようやく白綺に教えた。暴風の繭は破られ、白綺は塵何の足で首を挟まれ、そうして勢いをつけたブランコから放り出されるように直下、地面へ叩きつけられたのだと。
「起きなさい」
「が、ッ……」
首が締まる。土と、葉と__驚くことに、白綺の下敷きとなって砕けた何本かの木の屑がぼろぼろと顔や腕から剥がれ落ち、他人事のような日の光が視界を焼く。
塵何は白綺の首を掴み、まるでしようのない野良猫にするかのように掴み上げた。
「なんとか弱いこと……我が大願に都合がよいとはいえ、斯様なものまで愛でるとは、我が君よ……」
「は、なせ……」
「弱きものは求めるばかりですね」
「ぅ、ぐ___」
ぎり、とひと際強く首を絞められ、白綺の顔が歪む。まるで白日へ晒すようにさらに高く掲げられ、白綺の足は宙を蹴った。どうにか両手で塵何の手を剝がそうとするが。なめらかなその手にいくら爪を立てようと、しっとりとした肌の上を虚しく滑るだけだった。
「あなたたちは蛆のよう。強きものに縋り、与えられておきながらぶくぶくと肥え太るばかりで節操がない……そうして強きものを自ら食い潰しておきながら、返すものといえばさらなる欲、欲、欲……」
限界まで狭められた喉をどうにかこじあけようと藻掻き、白綺は空気を吸う。
「あなたを如何しましょうか。どんな風に殺したら、名代の御心は一番よく傷つくでしょうか。
爪を剥がして、皮膚を剥いで、それから手足を順に引き裂いてしまいましょうか? それとも、適当な輩に嬲らせて、廃人にして、名代に殺してくれとせがませるのがよいか……」
白綺の開いたままの口からは、絶えず隙間風のようなひゅうひゅうという音が鳴っていた。だがそれも段々と弱く、静まっていく。
足掻いていたつま先も勢いをなくし、もはや痙攣のような震えを見せるばかり。
「あの方の理性の枷を壊すだけの傷と、流れる血の匂いが、かつての御心を、再び……」
白日が陰ったのはその時だ。
一瞬のことだった。まるで太陽が明滅するようにして、その場が一瞬暗くなる。
塵何の目が動き、影の理由を探した。
そして見つけたのは、頭上を旋回する一羽の鴉。
ギャア、とその鴉が鳴いた。高く一度、低く一度。それを三回。
白日が陰ったのはその時だ。
今度は一瞬で終わらなかった。薄雲が何処からともなく空を覆い、それは幾重にも重なって鈍色に凍えていく。
空気に白いものが混じる。
晴天の秋空にあるまじきそれは雪だ。
だがその雪花は自然現象として説明するにはあまりにも唐突で、そして何よりも白すぎた。清らかで、純粋で、混じりけのない。
純白の欠片が木々に張り付き、草花を覆いつくし、目に見える全てが塗り替えられていく。
もはや木もなにもない。空と地面の境目すら溶け合う白銀の水面が全てを平らになめし、鏡のように磨き抜く。
ただ空を飛ぶ一羽の鴉だけが完璧な円を描いて旋回する。旋回しつつ高度を落としていく。
ふと、鴉が増えていることに気づく。舞う雪による見間違いかと疑えば、二羽かと疑ったそれは三羽になっており、瞬きの毎にまた四羽、五羽と増えていく。
やがて大群となった鴉の群れは地表の雪を巻き上げて滑空し_____一陣の風のように塵何の目の前を過ぎた。
強烈な風圧が空気と雪、氷の大地を削らんばかりの速度と鋭さで過ぎる。
塵何は咄嗟に身を翻し、そして手に持っていたものを放った。黒い風はそれを攫い、そうして塵何を遠くへ退かせた。
「嗚呼……」
後ろへ跳びのき、雪を巻き上げて着地する。そうして口から零れた溜息は、その熱と湿度で白く濁る。
白銀の世界だ。もはや現実ではない。
塵何は恭しくその場に跪いた。優雅な動きは、まるで王の前に仕える騎士のようでもあった。
そうして塵何の見やる先、地表で渦を巻く鴉たちがあるとき、ぱっと搔消える。
「ああ____我らが、名代……」
塵何の声を、遠く白綺も聞いた。半分潰れ、ひしゃげた喉でどうにか息を紡ぎながら。
いつしか自分が誰かに支えられていると知る。否、誰かなどと疑う余地はない。
この腕の太さ、長さ、曲がり。
その全てを白綺の体は覚えている。
かすむ白綺の視界の奥で、朱色の耳飾りが靡く。白綺の耳にもあるそれが。
白綺の唇がわななく。声は声として形を成さなかった。
それでも春絶は白綺を見つめるその瞼を深く下ろし、頷くように一度まばたきをした。
ふ、と涼しい空気が水のように白綺の喉に染みこんだ。「しゅ、んぜつ、どの……」かすれた声で今度こそ呼ぶ。
「ああ」
と、春絶は短く応じる。それだけの声に、白綺は途方も無く安堵してしまう。
春絶はそうして再び短い瞬きをした。ああ、ともう一度、何かに応じたようだ。
それはきっと、春絶が春絶に投げかけたなにか、問いかけのようなものへの応答だったのだろう。
「____ついぞ訪れたか、この日」
小さな声で紡がれたその言葉を聞いたのは白綺だけだった。
ともすれば春絶本人すら、その独白のような声を自覚していなかった。
そうしてもうひとつ。
何かが軋み、罅入るような。
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