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5.初戦闘はスライムにしておけと言われた気がするおっさんは剣を振り上げ餅を搗く
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「ご都合主義…キチャァァァアア!」
通路を出てすぐの所に設置した宝箱を開けたら中から剣が出てきたんだが!?
「これはあれだろ!伝説の剣だろ!ロ〇の剣だろ!ロバの剣だろ!〇トの剣ちゃうんかい!」
異常なテンションになっているのは自覚している。
しかし望んでいたご都合主義に片足を突っ込んでみると、やはりテンションが上がりに上がってしまうのは仕方がないと思うんだ。
だって武器が手に入ったんだもの!スライムって蹴ったらズボンがびちゃびちゃになりそうだな…って思ってた所に武器が手に入ったんだもの!手に入っちゃったんだもの!
「宝箱はDPを消費して復活させるのもありだな。まずは上限まで設置するのが優先だけれども」
宝箱を開けてから迷宮の第一階層に目を向けると、広さは一般的な学校の体育館ぐらいか。
床も壁も天井も石で出来ていて、照明は無いのに程好く明るい。
しかし殆んど物が無い、がらんどうな空間って感じで寂しい印象は抱かざるを得ないな。
「あの奥でポヨンポヨンしてるのがスライムか。スライムと戦う前に、設定ってのに軽く目を通しておくかな」
ゲームだと、設定は音量設定とか画質設定とか演出の設定とかそんな感じだよな。
まぁ、これはリアルなのでゲームとはまるで違った内容の設定だろうけれども。
レベルアップ時音声設定ON/OFF
HP・MPゲージ表示ON/OFF
ダメージ表示ON/OFF
魔物属性表示ON/OFF
アイテム詳細表示ON/OFF
各種詳細表示ON/OFF
「ゲームかよ!特にHP・MPゲージ表示ってゲームかよ!MMOとかでありがちなあれ、出るの!?めっちゃわかりやすいじゃん!あれ、出るのかよ!取り敢えず全部ONで!」
初期状態だと全てOFFになっていたのでONに変更する。
「本当に出たなぁHP・MPゲージ!スライムの方にも出てるじゃん!遠くからでもわかるぐらい見易いな!ゲージの前に青丸が付いてんのは水属性ってことか!?親切じゃん!異世界の迷宮、超親切設計じゃん!」
そして俺の手元にある剣も詳細が表示されていた。
鋼の剣(UC) アビリティ:頑丈〇
「ロ〇の剣じゃなかったけど頑丈なの最高!頑丈さって一番大事!」
UCはレアリティがアンコモンって事だよな。
コモンの一つ上だから外れ装備ではないんじゃなかろうか。
「早速スライム倒すぞー!うおぉぉぉおお!」
気合一番、俺は真剣にスライムを観察する事にした。
命は一つしかないんだぜ!?命知らずな若者ならまだしも、40のおっさんに無謀な事が出来ると思うなよ!
「ポヨンポヨンポヨン。移動はジャンプだな。ドロドロタイプじゃなくてプルプルタイプの可愛い方と。スライムって色んな物に例えられるけど、俺は絶対に水饅頭だと思うんだよな。こいつ絶対洋菓子じゃなくて和菓子だろ。そうやって見たら、結構旨そうだぞ」
スライムの動きは然程速くないので、5mぐらいの距離まで近付いてみる。
すると配置した位置の辺りをポヨンポヨンと行ったり来たりしていたスライムは、俺に気付いたのかこちらに進路を変えた。
「ポヨンポヨンポヨーンで体当たりだな?」
スライムは1回、2回と助走をつけるように移動して、3回目で俺目掛けて大ジャンプをしてみせた。
大ジャンプと言っても170㎝のおっさんの鳩尾ぐらいまでしか飛んでないけど。
助走を付けてもスライムの体当たりは鈍い。
「体を横向きにして一歩下がって回避だな。ポヨンポヨンポヨーンで体を横向きにして一歩下がって回避。ポヨンポヨンポヨーンで体を横向きにして一歩下がって回避。よし、攻撃してみるか」
宝箱から手に入れた鋼の剣を鞘から抜いて正面に構える。
「ポヨンポヨンポヨーンで避けてから、よいしょ!」
俺に剣を扱った経験なんてない。修学旅行のお土産で貰った木刀だったらあるけれど、日本刀と西洋剣は別物だ。
それに何かを振り上げて振り下ろすなんて経験、子供の頃に参加した餅つき大会ぐらいしかない。
スライムって餅みたいなもんだし、これでいけるよね?原材料に葛粉入ってるんでしょ?葛餅でしょ?実質葛餅なんでしょ?
あの日、俺がまだ若かった頃の青春餅つきを思い出して、俺は異世界水饅頭に杵を…じゃなかった剣を振り下ろした。
1Hit!3ダメージ!
「いや、ゲームじゃん!3ダメージでゲージが3割減ったからHPは10だな?ポヨーンで避けて、よいしょ!」
1Hit!2ダメージ!
「ダメージ下がった!?剣の角度が悪かったかな!?避けて、よいしょ!」
1Critical Hit!5ダメージ!
「よぉし!クリティカルよぉし!倒したスライムは光の粒子になって消えるんだな。仕様が完全にゲームだな」
テーテテケテテー♪
『ヤスアキ・カトウのレベルが2に上がりました』
「ONにしたからかな?レベルアップ時音声設定をONにしたから教えてくれたのかな?スライムのドロップアイテムは、魔石とスライムポーション?なんだこりゃ」
スライムが粒子となって消えた場所に、黒い石ころと透明の液体が入った三角フラスコっぽい瓶がドロップした。
魔石は異世界水饅頭の中身が黒ごま餡だった事を示しているのだろうが、こっちのスライムポーションってのが気になるな。
スライムポーション HP微回復
「回復するなら体に悪い物って訳じゃなさそうだな。ちょっと中身を出してみるか」
スライムポーションの瓶を開けて、中の液体を手に取ってみる。
普通の水ではなく、少しトロッとしてツルンと滑るこの感触。この感触には覚えがある。
「水でのばしたペペ〇ーションだな。まさか異世界に来てペ〇ローションを手に入れるとは思わなかったよ…」
これは…あれだな。良い子のお友達には説明出来ない用途のやつだな。
うん、スッキリしたい気分の時の為に、これは大事に保管しておくとしよう。
「エ、エナドリ的なね!?エナドリをキメる的な使い方なんだからね!?」
その後、スライムポーションは3日で空になった。
通路を出てすぐの所に設置した宝箱を開けたら中から剣が出てきたんだが!?
「これはあれだろ!伝説の剣だろ!ロ〇の剣だろ!ロバの剣だろ!〇トの剣ちゃうんかい!」
異常なテンションになっているのは自覚している。
しかし望んでいたご都合主義に片足を突っ込んでみると、やはりテンションが上がりに上がってしまうのは仕方がないと思うんだ。
だって武器が手に入ったんだもの!スライムって蹴ったらズボンがびちゃびちゃになりそうだな…って思ってた所に武器が手に入ったんだもの!手に入っちゃったんだもの!
「宝箱はDPを消費して復活させるのもありだな。まずは上限まで設置するのが優先だけれども」
宝箱を開けてから迷宮の第一階層に目を向けると、広さは一般的な学校の体育館ぐらいか。
床も壁も天井も石で出来ていて、照明は無いのに程好く明るい。
しかし殆んど物が無い、がらんどうな空間って感じで寂しい印象は抱かざるを得ないな。
「あの奥でポヨンポヨンしてるのがスライムか。スライムと戦う前に、設定ってのに軽く目を通しておくかな」
ゲームだと、設定は音量設定とか画質設定とか演出の設定とかそんな感じだよな。
まぁ、これはリアルなのでゲームとはまるで違った内容の設定だろうけれども。
レベルアップ時音声設定ON/OFF
HP・MPゲージ表示ON/OFF
ダメージ表示ON/OFF
魔物属性表示ON/OFF
アイテム詳細表示ON/OFF
各種詳細表示ON/OFF
「ゲームかよ!特にHP・MPゲージ表示ってゲームかよ!MMOとかでありがちなあれ、出るの!?めっちゃわかりやすいじゃん!あれ、出るのかよ!取り敢えず全部ONで!」
初期状態だと全てOFFになっていたのでONに変更する。
「本当に出たなぁHP・MPゲージ!スライムの方にも出てるじゃん!遠くからでもわかるぐらい見易いな!ゲージの前に青丸が付いてんのは水属性ってことか!?親切じゃん!異世界の迷宮、超親切設計じゃん!」
そして俺の手元にある剣も詳細が表示されていた。
鋼の剣(UC) アビリティ:頑丈〇
「ロ〇の剣じゃなかったけど頑丈なの最高!頑丈さって一番大事!」
UCはレアリティがアンコモンって事だよな。
コモンの一つ上だから外れ装備ではないんじゃなかろうか。
「早速スライム倒すぞー!うおぉぉぉおお!」
気合一番、俺は真剣にスライムを観察する事にした。
命は一つしかないんだぜ!?命知らずな若者ならまだしも、40のおっさんに無謀な事が出来ると思うなよ!
「ポヨンポヨンポヨン。移動はジャンプだな。ドロドロタイプじゃなくてプルプルタイプの可愛い方と。スライムって色んな物に例えられるけど、俺は絶対に水饅頭だと思うんだよな。こいつ絶対洋菓子じゃなくて和菓子だろ。そうやって見たら、結構旨そうだぞ」
スライムの動きは然程速くないので、5mぐらいの距離まで近付いてみる。
すると配置した位置の辺りをポヨンポヨンと行ったり来たりしていたスライムは、俺に気付いたのかこちらに進路を変えた。
「ポヨンポヨンポヨーンで体当たりだな?」
スライムは1回、2回と助走をつけるように移動して、3回目で俺目掛けて大ジャンプをしてみせた。
大ジャンプと言っても170㎝のおっさんの鳩尾ぐらいまでしか飛んでないけど。
助走を付けてもスライムの体当たりは鈍い。
「体を横向きにして一歩下がって回避だな。ポヨンポヨンポヨーンで体を横向きにして一歩下がって回避。ポヨンポヨンポヨーンで体を横向きにして一歩下がって回避。よし、攻撃してみるか」
宝箱から手に入れた鋼の剣を鞘から抜いて正面に構える。
「ポヨンポヨンポヨーンで避けてから、よいしょ!」
俺に剣を扱った経験なんてない。修学旅行のお土産で貰った木刀だったらあるけれど、日本刀と西洋剣は別物だ。
それに何かを振り上げて振り下ろすなんて経験、子供の頃に参加した餅つき大会ぐらいしかない。
スライムって餅みたいなもんだし、これでいけるよね?原材料に葛粉入ってるんでしょ?葛餅でしょ?実質葛餅なんでしょ?
あの日、俺がまだ若かった頃の青春餅つきを思い出して、俺は異世界水饅頭に杵を…じゃなかった剣を振り下ろした。
1Hit!3ダメージ!
「いや、ゲームじゃん!3ダメージでゲージが3割減ったからHPは10だな?ポヨーンで避けて、よいしょ!」
1Hit!2ダメージ!
「ダメージ下がった!?剣の角度が悪かったかな!?避けて、よいしょ!」
1Critical Hit!5ダメージ!
「よぉし!クリティカルよぉし!倒したスライムは光の粒子になって消えるんだな。仕様が完全にゲームだな」
テーテテケテテー♪
『ヤスアキ・カトウのレベルが2に上がりました』
「ONにしたからかな?レベルアップ時音声設定をONにしたから教えてくれたのかな?スライムのドロップアイテムは、魔石とスライムポーション?なんだこりゃ」
スライムが粒子となって消えた場所に、黒い石ころと透明の液体が入った三角フラスコっぽい瓶がドロップした。
魔石は異世界水饅頭の中身が黒ごま餡だった事を示しているのだろうが、こっちのスライムポーションってのが気になるな。
スライムポーション HP微回復
「回復するなら体に悪い物って訳じゃなさそうだな。ちょっと中身を出してみるか」
スライムポーションの瓶を開けて、中の液体を手に取ってみる。
普通の水ではなく、少しトロッとしてツルンと滑るこの感触。この感触には覚えがある。
「水でのばしたペペ〇ーションだな。まさか異世界に来てペ〇ローションを手に入れるとは思わなかったよ…」
これは…あれだな。良い子のお友達には説明出来ない用途のやつだな。
うん、スッキリしたい気分の時の為に、これは大事に保管しておくとしよう。
「エ、エナドリ的なね!?エナドリをキメる的な使い方なんだからね!?」
その後、スライムポーションは3日で空になった。
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