91 / 110
ラブホテル in エライマン
ケモ耳がエライマンにやって来た!②
しおりを挟む
「ふぉぉ!マジでいるじゃん!犬獣人じゃん!」
ルイスからエライマンの冒険者ギルドに獣人が現れたとの情報を得た翌日。
モルトは早朝から街の門が開くのを待ち。
門が開いたら即座に街に入って冒険者ギルドへとダッシュし。
そのまま冒険者ギルドが開くまで入口の前で待ってギルドが開くと同時に中に入った。
年始かな?
冒険者ギルドで福袋でも売り出されるのかな?
それとも大人気ゲームの発売日なのかな?
いや、違う。
モルトはエライマンを訪れたという獣人の女冒険者とお知り合いになる為に。
寝坊する恐れがあると完徹して。
いつもの人×獣の特殊な映像ではなく獣人が登場するアニメや映画で気分を高めて。
万全の態勢で冒険者ギルドへと乗り込んだのであった。
獣人は案外煽てられたり持て囃されるのが苦手である。
だから獣人と接する時には平常心を心掛けて。
絶対にその時が来るまで下心を見せてはならない。
その時が来たならば下心以外の気持ちが入り込む隙間は無いが。
脳を含めた全身が下心に支配されてしまうが。
特に体の一部分は強く下心に支配されてしまうが。
その時が来るまでは絶対に下心を見せてはならないのだ。
そして久々に獣人と会う事が出来る期待感と胸の高鳴りをどうにかCランク冒険者の強靭な精神力で抑え込んで。
鼻が随分と膨らんでいるし口元がニヨついてはいるものの、どうにか抑え込んで。
その時を迎えたら「ふぉぉ!マジでいるじゃん!犬獣人じゃん!」である。
獣人は身体能力が良いのは勿論だが、聴覚も非常に良い。
なので今の「ふぉぉ!マジでいるじゃん!犬獣人じゃん!」は確実にモカの耳に届いている。
明らかに渋い顔をしている事からも間違いない。
それだけでなく、犬獣人は嗅覚も鋭いので何だかそちらの方からツンとした匂いがして臭い。
どうやらモルトは初手マイナスからのスタートを余儀なくされた模様である。
「何かヤバい奴がいるわん。さっさと依頼を見付けて街から出るわん」
冒険者が街から街へと移動する時はちょうど良い護衛依頼を受けて依頼を熟しながら移動するのが基本である。
これは移動の間にも金を稼ぎたい精神の強い冒険者の習性の様なものだ。
エライマンの冒険者ギルドで依頼を出すのは人族だろうが、商人の護衛なんかを選べば変な目を向けられる事もあまり無い。
チラ見ぐらいはあるとしても、その程度だ。
商人は信用が大事なのであからさまに態度に出したりはしない。
興味があるからといって獣部をもふもふしたりすれば冒険者の、延いては冒険者ギルドの不興を買う。
故に冒険者ギルドとの関係悪化を避けたい商人の護衛依頼は獣人にとっても安全と言える。
多くはないがソロで受けられる依頼だと尚良い。
モカは掲示板に張り出されている依頼に一通り目を通して。
「はぁぁぁ。ちょうど良い依頼が無いわん。常設依頼でも熟しながら隣町まで行くのが得策かもしれないわん」
大きな溜息を吐いて冒険者ギルドから出ようとする。
しかし背後からの殺気を感じて一歩前に飛んでから振り返り、腰に佩いた日本のナイフを抜いて胸の前に構えた。
掲示板に目を通していて油断をしていた自覚はあるものの。
獣人である自分が気配すら感じずに背後を取られたのだから相手は相当な実力者である。
そう考えてすぐさま戦闘態勢に入った訳なのだが。
目の前にいる男はニヘラと気持ちの悪い笑みを浮かべて明らかに高級そうな干し肉を差し出していた。
モカは男に対して最大レベルの警戒を示し。
滅茶苦茶警戒をしながら高級干し肉を食んだのであった。
「モルト君がワンポとのお戯れを休んで女引っ掛けに行ったらしいけど上手く行ってるかな?」
「どうでしょうねぇ。あいつ以前にも獣人に言い寄って脱兎の如く逃げられてるんで。あ、その子は兎獣人だったんですけどね」
「わっはっは!スミス君も中々面白い事を言うじゃないか!ヤマオカくーん!窯焼きピッツァ1枚持って来て!」
昨晩ワンポとのお戯れを休みたいと連絡してきたモルトが、まだラブホテルの入口が開いていない早朝から出掛けたのを見て。
あからさまに面白が起こりそうな予感を感じ取ったアイトはスミスを呼び出して酒を飲みながら大いに語らっていた。
因みに場所は何故かかまくらである。
大雪が吹き荒れていて明らかに寒そうなのだが、温度は余裕の22度だ。
これだけの雪が降っていて22度はダンジョン以外で実現するのは有り得ないだろう。
ヒショは熱燗を飲んでいるのだが、これも雪を見ながら飲むなら熱燗だろうとヤマオカに作らせただけであって寒いからではない。
単なる気分である。
「しかしソープランドには獣人が少ないとはたまげたなあ」
「ランドソープですけどね?ソープランドだと素敵なビデオに時々登場する言葉になっちゃいますから。まさかランドソープを真ん中で分けて左右を入れ替えただけであんなに素敵な言葉になるだなんて俺もたまげましたけど」
どうやらスミスもたまげていたらしいが、それは置いておいて。
アイトはラブホテルの営業を開始してからそう言えば獣人って見掛けた事がないなと思ってはいた。
思ってはいたのだが、まさかランドソープ王国自体が獣人から敬遠されているとまでは考えが至らなかった。
「まさかケモ耳好きが多過ぎて注目を集め過ぎるから寄り付かないだけだったとは」
「物珍しいのが好きなんですよ。だからラブホテルも一瞬で受け入れられましたし。他の国だったらこうはいかないですよ。普通は警戒しますもん」
スミスの言う事が正しいのだとしたら、アイトがランドソープ王国に生まれたダンジョンに転生したのは運が良かったのだろう。
しかし、そんな挑発的な言葉をアイトに言ってはいけない。
「わっはっは!だったら次は他国を攻め堕としてやろうか!ラブホテルの沼に!しっかりと調教して堕としてやるぞ!」
何だかアイトがヤル気に満ち満ちた所で。
かまくらにはこれだろうと用意した小型のブラウン管テレビモニターに蒼剣の地味担当モルトが映り込んだのであった。
「、、、」
「、、、」
エライマンの街からラブホテルに戻ったモルト。
その横にはモルトを滅茶苦茶警戒しながら高級干し肉を食むモカ。
二人の間に会話は無い。
何なんだろうかこのシュールな画は。
モルトはエライマンの冒険者ギルドから幾つもの高級干し肉を使ってモカをラブホテルまで誘き寄せた。
もふもふ愛に溢れ、獣人も大好物のモルトは知っているのだ。
獣人は高級肉のジャーキーがあれば釣れると。
獣人は例に漏れず肉好きだ。
しかもそれが噛み応えのある干し肉となると好きの度合いが3倍になる。
モルトの独自調査によるとちょうど3倍になる。
何処で調査をしたのかはわからない。
多分国外の大人の店か何かだろう。
とにもかくにも犬獣人をラブホテルに誘導する事には成功した。
後はどうにかしてラブホテルの魅力を伝え、エライマンから離れられない様に仕向けたい。
別に個人的にまぐわりたいとか、そんな下心丸出しな気持ちをモルトは持っていない。
ただ擦れ違った時に偶然手と尻尾が触れ合ったとか。
そういうラッキースケベが欲しいだけだ。
程度の差こそあれ全然下心丸出しだった。
肉ならマシマシオーク亭か?
マシマシオーク亭の肉塊ステーキだったら肉好きの獣人にとっても食べ応えは充分だろう。
焼き方をベリーウェルダンにすれば歯応えも充分にある筈だ。
しかし肉塊だけで獣人からすれば住み辛い国でお馴染みのランドソープ王国に留まってくれるだろうか。
考えろ。
考えろ。
考えろ。
ラブホテルまで連れて来たものの決定打を用意していなかったモルトはジャーキーが残り一つになった事に激しく焦っていた。
どうする、何かないのか!
モルトの焦りが伝わったのか、これが最後と察してモカががっかりした表情を浮かべたその時。
「うぉふ!」
エマに撫でて貰う為にフロントにやって来たワンポがカウンターに前足を乗せて客の前に姿を晒した。
ノールックでワンポの頭を撫でるエマ。
気持ち良さそうに目を細めるワンポ。
何故か顔を真っ赤にしてくしゃっと笑ったモカ。
モカはカウンターの防弾ガラスに頬を押し付けてワンポを見やり。
「私にも撫でさせて欲しいわん!何でもするわん!」
何故だかモカは仲間になった。
ルイスからエライマンの冒険者ギルドに獣人が現れたとの情報を得た翌日。
モルトは早朝から街の門が開くのを待ち。
門が開いたら即座に街に入って冒険者ギルドへとダッシュし。
そのまま冒険者ギルドが開くまで入口の前で待ってギルドが開くと同時に中に入った。
年始かな?
冒険者ギルドで福袋でも売り出されるのかな?
それとも大人気ゲームの発売日なのかな?
いや、違う。
モルトはエライマンを訪れたという獣人の女冒険者とお知り合いになる為に。
寝坊する恐れがあると完徹して。
いつもの人×獣の特殊な映像ではなく獣人が登場するアニメや映画で気分を高めて。
万全の態勢で冒険者ギルドへと乗り込んだのであった。
獣人は案外煽てられたり持て囃されるのが苦手である。
だから獣人と接する時には平常心を心掛けて。
絶対にその時が来るまで下心を見せてはならない。
その時が来たならば下心以外の気持ちが入り込む隙間は無いが。
脳を含めた全身が下心に支配されてしまうが。
特に体の一部分は強く下心に支配されてしまうが。
その時が来るまでは絶対に下心を見せてはならないのだ。
そして久々に獣人と会う事が出来る期待感と胸の高鳴りをどうにかCランク冒険者の強靭な精神力で抑え込んで。
鼻が随分と膨らんでいるし口元がニヨついてはいるものの、どうにか抑え込んで。
その時を迎えたら「ふぉぉ!マジでいるじゃん!犬獣人じゃん!」である。
獣人は身体能力が良いのは勿論だが、聴覚も非常に良い。
なので今の「ふぉぉ!マジでいるじゃん!犬獣人じゃん!」は確実にモカの耳に届いている。
明らかに渋い顔をしている事からも間違いない。
それだけでなく、犬獣人は嗅覚も鋭いので何だかそちらの方からツンとした匂いがして臭い。
どうやらモルトは初手マイナスからのスタートを余儀なくされた模様である。
「何かヤバい奴がいるわん。さっさと依頼を見付けて街から出るわん」
冒険者が街から街へと移動する時はちょうど良い護衛依頼を受けて依頼を熟しながら移動するのが基本である。
これは移動の間にも金を稼ぎたい精神の強い冒険者の習性の様なものだ。
エライマンの冒険者ギルドで依頼を出すのは人族だろうが、商人の護衛なんかを選べば変な目を向けられる事もあまり無い。
チラ見ぐらいはあるとしても、その程度だ。
商人は信用が大事なのであからさまに態度に出したりはしない。
興味があるからといって獣部をもふもふしたりすれば冒険者の、延いては冒険者ギルドの不興を買う。
故に冒険者ギルドとの関係悪化を避けたい商人の護衛依頼は獣人にとっても安全と言える。
多くはないがソロで受けられる依頼だと尚良い。
モカは掲示板に張り出されている依頼に一通り目を通して。
「はぁぁぁ。ちょうど良い依頼が無いわん。常設依頼でも熟しながら隣町まで行くのが得策かもしれないわん」
大きな溜息を吐いて冒険者ギルドから出ようとする。
しかし背後からの殺気を感じて一歩前に飛んでから振り返り、腰に佩いた日本のナイフを抜いて胸の前に構えた。
掲示板に目を通していて油断をしていた自覚はあるものの。
獣人である自分が気配すら感じずに背後を取られたのだから相手は相当な実力者である。
そう考えてすぐさま戦闘態勢に入った訳なのだが。
目の前にいる男はニヘラと気持ちの悪い笑みを浮かべて明らかに高級そうな干し肉を差し出していた。
モカは男に対して最大レベルの警戒を示し。
滅茶苦茶警戒をしながら高級干し肉を食んだのであった。
「モルト君がワンポとのお戯れを休んで女引っ掛けに行ったらしいけど上手く行ってるかな?」
「どうでしょうねぇ。あいつ以前にも獣人に言い寄って脱兎の如く逃げられてるんで。あ、その子は兎獣人だったんですけどね」
「わっはっは!スミス君も中々面白い事を言うじゃないか!ヤマオカくーん!窯焼きピッツァ1枚持って来て!」
昨晩ワンポとのお戯れを休みたいと連絡してきたモルトが、まだラブホテルの入口が開いていない早朝から出掛けたのを見て。
あからさまに面白が起こりそうな予感を感じ取ったアイトはスミスを呼び出して酒を飲みながら大いに語らっていた。
因みに場所は何故かかまくらである。
大雪が吹き荒れていて明らかに寒そうなのだが、温度は余裕の22度だ。
これだけの雪が降っていて22度はダンジョン以外で実現するのは有り得ないだろう。
ヒショは熱燗を飲んでいるのだが、これも雪を見ながら飲むなら熱燗だろうとヤマオカに作らせただけであって寒いからではない。
単なる気分である。
「しかしソープランドには獣人が少ないとはたまげたなあ」
「ランドソープですけどね?ソープランドだと素敵なビデオに時々登場する言葉になっちゃいますから。まさかランドソープを真ん中で分けて左右を入れ替えただけであんなに素敵な言葉になるだなんて俺もたまげましたけど」
どうやらスミスもたまげていたらしいが、それは置いておいて。
アイトはラブホテルの営業を開始してからそう言えば獣人って見掛けた事がないなと思ってはいた。
思ってはいたのだが、まさかランドソープ王国自体が獣人から敬遠されているとまでは考えが至らなかった。
「まさかケモ耳好きが多過ぎて注目を集め過ぎるから寄り付かないだけだったとは」
「物珍しいのが好きなんですよ。だからラブホテルも一瞬で受け入れられましたし。他の国だったらこうはいかないですよ。普通は警戒しますもん」
スミスの言う事が正しいのだとしたら、アイトがランドソープ王国に生まれたダンジョンに転生したのは運が良かったのだろう。
しかし、そんな挑発的な言葉をアイトに言ってはいけない。
「わっはっは!だったら次は他国を攻め堕としてやろうか!ラブホテルの沼に!しっかりと調教して堕としてやるぞ!」
何だかアイトがヤル気に満ち満ちた所で。
かまくらにはこれだろうと用意した小型のブラウン管テレビモニターに蒼剣の地味担当モルトが映り込んだのであった。
「、、、」
「、、、」
エライマンの街からラブホテルに戻ったモルト。
その横にはモルトを滅茶苦茶警戒しながら高級干し肉を食むモカ。
二人の間に会話は無い。
何なんだろうかこのシュールな画は。
モルトはエライマンの冒険者ギルドから幾つもの高級干し肉を使ってモカをラブホテルまで誘き寄せた。
もふもふ愛に溢れ、獣人も大好物のモルトは知っているのだ。
獣人は高級肉のジャーキーがあれば釣れると。
獣人は例に漏れず肉好きだ。
しかもそれが噛み応えのある干し肉となると好きの度合いが3倍になる。
モルトの独自調査によるとちょうど3倍になる。
何処で調査をしたのかはわからない。
多分国外の大人の店か何かだろう。
とにもかくにも犬獣人をラブホテルに誘導する事には成功した。
後はどうにかしてラブホテルの魅力を伝え、エライマンから離れられない様に仕向けたい。
別に個人的にまぐわりたいとか、そんな下心丸出しな気持ちをモルトは持っていない。
ただ擦れ違った時に偶然手と尻尾が触れ合ったとか。
そういうラッキースケベが欲しいだけだ。
程度の差こそあれ全然下心丸出しだった。
肉ならマシマシオーク亭か?
マシマシオーク亭の肉塊ステーキだったら肉好きの獣人にとっても食べ応えは充分だろう。
焼き方をベリーウェルダンにすれば歯応えも充分にある筈だ。
しかし肉塊だけで獣人からすれば住み辛い国でお馴染みのランドソープ王国に留まってくれるだろうか。
考えろ。
考えろ。
考えろ。
ラブホテルまで連れて来たものの決定打を用意していなかったモルトはジャーキーが残り一つになった事に激しく焦っていた。
どうする、何かないのか!
モルトの焦りが伝わったのか、これが最後と察してモカががっかりした表情を浮かべたその時。
「うぉふ!」
エマに撫でて貰う為にフロントにやって来たワンポがカウンターに前足を乗せて客の前に姿を晒した。
ノールックでワンポの頭を撫でるエマ。
気持ち良さそうに目を細めるワンポ。
何故か顔を真っ赤にしてくしゃっと笑ったモカ。
モカはカウンターの防弾ガラスに頬を押し付けてワンポを見やり。
「私にも撫でさせて欲しいわん!何でもするわん!」
何故だかモカは仲間になった。
0
お気に入りに追加
542
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。

神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる