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ラブホテル in エライマン
第一回ラブホテル最強陶芸家決定戦②
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「それではこれより!第一回ラブホ最強陶芸王決定戦を開催する!」
「「「「「ウォォォォオオ!」」」」」
主にオーガズの雄叫びで始まった陶芸大会。
司会はわたくし、どこかの誰かでお送りします。
そんな冗談はさておき。
陶芸用粘土獲得大作戦に参加した一行は大量の粘土を持ち帰った。
馬車に満載した分と参加メンバー各自が背嚢に詰めて運んだ分でちょっとした山になっているぐらいの量である。
これはタスケが“きっとあの人たちは余計な遊びを始めて大量に消費するだろうから多目に用意しないと足らなくなる”と判断したからであり。
実際にアイトをはじめ遊ぶ気満々なのでタスケの読みは当たっている。
「よし、それじゃあ陶芸の手順を説明するぞ。まずは集めた粘土を殴ります」
バシュゥ!
粘土の山は無残に飛び散った。
粘土の山は半分になった。
「多分死ぬほど柔らかくなったのでデモンストレーションを行ったヒショさんに盛大な拍手を」
パチパチパチパチパチ
何だこの流れは。
アイトがボケてヒショが殴って粘土が消えて皆で拍手。
何だこの謎の流れは。
中々にシュールな空気感に納得して深く頷いたアイトは、一連の流れに満足したのか特に説明もなく粘土をねるねるねるねり始めた。
陶芸をする場合にはまず土を練る工程が必要である。
これは土の中の空気を抜いて、焼いた時にバーン!するのを防ぐ目的がある。
この練りで手を抜くと後世に名を残す様な、それこそ利休七種茶碗の様な名品が生まれる事は無いと言い切ってしまって良いだろう。
本気でやったとてアイト達がそんな名品を生み出せる可能性は万に一つも無いだろうが。
まずは荒練りをして土の柔らかさを均一にする。
次に菊練りをして土の中にある気泡を潰していく。
練っているのはパイ生地ではない。
勘違いする者がいそうなので断言しておくが、練っているのは粘土であってパイ生地を菊練りしている訳ではないので注意して欲しい。
「出来上がったものがこちらになります」
そしてアイトは謎の力でその工程を省略した。
面倒だった。
土を練るのが面倒臭かった。
別に焼いた時にどうなるかなんてどうでも良かった。
とにかく粘土遊びがしたかった。
粘土遊びがしたい、ただそれだけだったのだ。
ヒショがとんでもパワーでぶん殴った事で粘土の中に含まれた空気とか無くなっているのでそのまま使っても問題は無いのだ。
多分だけれど。
アイト達は陶芸初心者なので轆轤などと言う達人のみに許されし神器なんて使わない。
初心者なのだから己が体のみを使って成形していく手捏ねだ。
ヒショなんかは手に水を付けて空中で高速回転する土を手刀で切って形を整えているが手捏ねだ。
これだって多分立派な手捏ねだ。
それを見てオーガズも真似し始めたけれども手捏ねだ。
手で捏ねてる感が全く無いけれども手捏ねだ。
多分立派な手捏ねだ。
「うぉふ!」
こちらはちゃんと手で捏ねてる側の一頭ワンポ。
ワンポは30㎝四方で厚さ10㎝に土を成形した。
そしてその土の上に右の前足を持って行き。
グッと前足を押し付けて土に可愛らしい手形を付けた。
「ん?ワンポはそれで完成で良いの?」
傍で成形をしているエマに問われると。
「うぉふ!うぉふ!」
尻尾をフリフリしながらとても上機嫌に鳴いたワンポ。
こうしてワンポ作“手形”がここに誕生した。
続きまして、エマの作業を覗いていこう。
エマはどうやら湯呑を作っている様子だが。
そろそろ寝る時間なのとワンポが作業を終えてべったりくっ付いていて。
ワンポの温かな体温でうつらうつらしてきた。
そしてそのまま寝落ちし。
アイトによって部屋まで運ばれて、ワンポと一緒にシックスパックキングベッドですやっすや眠ったのであった。
こうしてエマ作“未完成な湯呑”がここに誕生した。
続きまして、オーガズの作業を覗いていこう。
オーガズは頻繁に殴り合いのバトルを始めるものの、根は真面目なので今回は真剣に土と向き合っている様子だ。
どうやらヒショの空中轆轤手刀成形とはコンセプトが違うのに気付いたのか、せっせと手捏ねで土を成形していく。
端から見ていくと髑髏、十字架、鬼の手、ドラゴン、エンジェルウイング。
鬼の手、髑髏、ドラゴン、ぬ〇べ~、髑髏。
作りは歪だが、どれもそれと分かるクオリティにはなっている。
こうしてオーガズ作“中学生男子が好きそうなあれこれ”がここに誕生した。
続きまして、レイさんの作業を覗いていこう。
何これ随分と不気味だけれども。
何!?て言うか誰!?
こうしてレイさん作“誰か知らない人のデスマスク”がここに誕生した。
続きまして期待のホープ、手先が器用なヤマオカである。
ヤマオカはラブホテルで調理担当をしているぐらいなので、料理を盛り付けたら映える皿か器でも作るのかと思われたが。
非常に細かい無機的で前衛的な物を作っていた。
子供達に人気のヒーローやSFのキャラクターが乗っていそうな流線形ボディのそれ。
乗りたいのか?こういうのをアイトに作って欲しいのか?
こうしてヤマオカ作“未来型流線形ボディのヒーローバイク”がここに誕生した。
続いてヒショだが、ヒショが作る物なんて覗く必要も無く決まっている。
いや、細かく分けるならば二択だ。
酒飲みのヒショが陶芸で作るのなんてぐい呑みかコップ以外には有り得ない。
だって自分の作ったぐい吞みで日本酒なんて飲んだら最高じゃないか。
故にヒショが作ったのはぐい吞みである!
っと言い切ってみたものの一応確認の為に覗いてみると、ヒショは予想外の物を作っていた。
2リットルぐらいは入りそうな大ぶりの酒瓶が二つと大きな瓶が一つ。
更にヒショは手を止める様子を見せずに酒瓶と瓶を量産していく。
こうしてヒショ作“早くキャベツの酒を作れ”がここに誕生した。
最後に企画主のアイトだが、どうせ誰よりもふざけた物を作っているのだろう。
今のところ定番を作ったのはエマぐらいで、後は全員に悪ふざけが見える。
それもこれも主人であるアイトの影響が多分にあるのでやむを得ないのだが。
その悪ふざけをしがちな者達の元凶たるアイトがふざけていない筈が無い。
そんなアイトの様子を覗いてみると。
意外と言っては失礼だが、アイトは真剣な表情で真面目に土を捏ねていた。
充分に土が練られたら掌を使って大雑把な形を作ってから指で細かい微調整を加えていく。
どうやら汁物を入れるお椀を作っているらしい。
ふくよかで丸みのある綺麗な曲線を描くお椀は、素人目に見ても完成度が高い様に思える。
上から横から下から。
器のバランスを見ながら繊細に微調整を加え。
これは従業員達の贔屓目を抜きにしてもアイトの優勝は揺るぎないものかと思われた。
それだけ完成度が高くて無難な品を作っているのだ。
器の形が満足いく物になったのか、アイトは笑みを浮かべて深く頷き。
仕上げとして器の底に一粒の干しブドウみたいな突起物をくっ付けた。
突然に器の上下が逆転する。
アイトは突起物が付いた方を底にしてどうにか立たせようとしているが、そのやけにリアルな形の突起物では無理だ。
器に対してそんなに小さな突起物では上手にバランスを取れる筈が無い。
何度首を傾げてチャレンジしても無理なものは無理だ。
普通にお椀の底の形にすれば良かったではないか。
何故そんなにリアルな形の突起物でバランスが取れると思ってしまったのか。
中身が入れば大丈夫か、って頷いてるんじゃない。
中身が入ったらもっとバランスが取り辛くなるだろうが。
その状態で焼いたら確実にえっちな置物になる事は目に見えている。
最後の最後で上下逆転現象だ。
こうしてアイト作“思わぬ形で出来上がった卑猥な置物”がここに誕生した。
全員がやり切ったといった表情をして満足気に額の汗を拭う。
アイトだけはどうして満足しているのか謎過ぎるのだが。
アイトだけは全く想定していた物が出来ていないではないか。
しかしどうやらこれにてフィニッシュの様子でいつの間にか出来上がっていた窯に全ての作品を入れて焼き上げた結果。
しっかり全て爆発して優勝は該当者無しに決定したのであった。
「「「「「ウォォォォオオ!」」」」」
主にオーガズの雄叫びで始まった陶芸大会。
司会はわたくし、どこかの誰かでお送りします。
そんな冗談はさておき。
陶芸用粘土獲得大作戦に参加した一行は大量の粘土を持ち帰った。
馬車に満載した分と参加メンバー各自が背嚢に詰めて運んだ分でちょっとした山になっているぐらいの量である。
これはタスケが“きっとあの人たちは余計な遊びを始めて大量に消費するだろうから多目に用意しないと足らなくなる”と判断したからであり。
実際にアイトをはじめ遊ぶ気満々なのでタスケの読みは当たっている。
「よし、それじゃあ陶芸の手順を説明するぞ。まずは集めた粘土を殴ります」
バシュゥ!
粘土の山は無残に飛び散った。
粘土の山は半分になった。
「多分死ぬほど柔らかくなったのでデモンストレーションを行ったヒショさんに盛大な拍手を」
パチパチパチパチパチ
何だこの流れは。
アイトがボケてヒショが殴って粘土が消えて皆で拍手。
何だこの謎の流れは。
中々にシュールな空気感に納得して深く頷いたアイトは、一連の流れに満足したのか特に説明もなく粘土をねるねるねるねり始めた。
陶芸をする場合にはまず土を練る工程が必要である。
これは土の中の空気を抜いて、焼いた時にバーン!するのを防ぐ目的がある。
この練りで手を抜くと後世に名を残す様な、それこそ利休七種茶碗の様な名品が生まれる事は無いと言い切ってしまって良いだろう。
本気でやったとてアイト達がそんな名品を生み出せる可能性は万に一つも無いだろうが。
まずは荒練りをして土の柔らかさを均一にする。
次に菊練りをして土の中にある気泡を潰していく。
練っているのはパイ生地ではない。
勘違いする者がいそうなので断言しておくが、練っているのは粘土であってパイ生地を菊練りしている訳ではないので注意して欲しい。
「出来上がったものがこちらになります」
そしてアイトは謎の力でその工程を省略した。
面倒だった。
土を練るのが面倒臭かった。
別に焼いた時にどうなるかなんてどうでも良かった。
とにかく粘土遊びがしたかった。
粘土遊びがしたい、ただそれだけだったのだ。
ヒショがとんでもパワーでぶん殴った事で粘土の中に含まれた空気とか無くなっているのでそのまま使っても問題は無いのだ。
多分だけれど。
アイト達は陶芸初心者なので轆轤などと言う達人のみに許されし神器なんて使わない。
初心者なのだから己が体のみを使って成形していく手捏ねだ。
ヒショなんかは手に水を付けて空中で高速回転する土を手刀で切って形を整えているが手捏ねだ。
これだって多分立派な手捏ねだ。
それを見てオーガズも真似し始めたけれども手捏ねだ。
手で捏ねてる感が全く無いけれども手捏ねだ。
多分立派な手捏ねだ。
「うぉふ!」
こちらはちゃんと手で捏ねてる側の一頭ワンポ。
ワンポは30㎝四方で厚さ10㎝に土を成形した。
そしてその土の上に右の前足を持って行き。
グッと前足を押し付けて土に可愛らしい手形を付けた。
「ん?ワンポはそれで完成で良いの?」
傍で成形をしているエマに問われると。
「うぉふ!うぉふ!」
尻尾をフリフリしながらとても上機嫌に鳴いたワンポ。
こうしてワンポ作“手形”がここに誕生した。
続きまして、エマの作業を覗いていこう。
エマはどうやら湯呑を作っている様子だが。
そろそろ寝る時間なのとワンポが作業を終えてべったりくっ付いていて。
ワンポの温かな体温でうつらうつらしてきた。
そしてそのまま寝落ちし。
アイトによって部屋まで運ばれて、ワンポと一緒にシックスパックキングベッドですやっすや眠ったのであった。
こうしてエマ作“未完成な湯呑”がここに誕生した。
続きまして、オーガズの作業を覗いていこう。
オーガズは頻繁に殴り合いのバトルを始めるものの、根は真面目なので今回は真剣に土と向き合っている様子だ。
どうやらヒショの空中轆轤手刀成形とはコンセプトが違うのに気付いたのか、せっせと手捏ねで土を成形していく。
端から見ていくと髑髏、十字架、鬼の手、ドラゴン、エンジェルウイング。
鬼の手、髑髏、ドラゴン、ぬ〇べ~、髑髏。
作りは歪だが、どれもそれと分かるクオリティにはなっている。
こうしてオーガズ作“中学生男子が好きそうなあれこれ”がここに誕生した。
続きまして、レイさんの作業を覗いていこう。
何これ随分と不気味だけれども。
何!?て言うか誰!?
こうしてレイさん作“誰か知らない人のデスマスク”がここに誕生した。
続きまして期待のホープ、手先が器用なヤマオカである。
ヤマオカはラブホテルで調理担当をしているぐらいなので、料理を盛り付けたら映える皿か器でも作るのかと思われたが。
非常に細かい無機的で前衛的な物を作っていた。
子供達に人気のヒーローやSFのキャラクターが乗っていそうな流線形ボディのそれ。
乗りたいのか?こういうのをアイトに作って欲しいのか?
こうしてヤマオカ作“未来型流線形ボディのヒーローバイク”がここに誕生した。
続いてヒショだが、ヒショが作る物なんて覗く必要も無く決まっている。
いや、細かく分けるならば二択だ。
酒飲みのヒショが陶芸で作るのなんてぐい呑みかコップ以外には有り得ない。
だって自分の作ったぐい吞みで日本酒なんて飲んだら最高じゃないか。
故にヒショが作ったのはぐい吞みである!
っと言い切ってみたものの一応確認の為に覗いてみると、ヒショは予想外の物を作っていた。
2リットルぐらいは入りそうな大ぶりの酒瓶が二つと大きな瓶が一つ。
更にヒショは手を止める様子を見せずに酒瓶と瓶を量産していく。
こうしてヒショ作“早くキャベツの酒を作れ”がここに誕生した。
最後に企画主のアイトだが、どうせ誰よりもふざけた物を作っているのだろう。
今のところ定番を作ったのはエマぐらいで、後は全員に悪ふざけが見える。
それもこれも主人であるアイトの影響が多分にあるのでやむを得ないのだが。
その悪ふざけをしがちな者達の元凶たるアイトがふざけていない筈が無い。
そんなアイトの様子を覗いてみると。
意外と言っては失礼だが、アイトは真剣な表情で真面目に土を捏ねていた。
充分に土が練られたら掌を使って大雑把な形を作ってから指で細かい微調整を加えていく。
どうやら汁物を入れるお椀を作っているらしい。
ふくよかで丸みのある綺麗な曲線を描くお椀は、素人目に見ても完成度が高い様に思える。
上から横から下から。
器のバランスを見ながら繊細に微調整を加え。
これは従業員達の贔屓目を抜きにしてもアイトの優勝は揺るぎないものかと思われた。
それだけ完成度が高くて無難な品を作っているのだ。
器の形が満足いく物になったのか、アイトは笑みを浮かべて深く頷き。
仕上げとして器の底に一粒の干しブドウみたいな突起物をくっ付けた。
突然に器の上下が逆転する。
アイトは突起物が付いた方を底にしてどうにか立たせようとしているが、そのやけにリアルな形の突起物では無理だ。
器に対してそんなに小さな突起物では上手にバランスを取れる筈が無い。
何度首を傾げてチャレンジしても無理なものは無理だ。
普通にお椀の底の形にすれば良かったではないか。
何故そんなにリアルな形の突起物でバランスが取れると思ってしまったのか。
中身が入れば大丈夫か、って頷いてるんじゃない。
中身が入ったらもっとバランスが取り辛くなるだろうが。
その状態で焼いたら確実にえっちな置物になる事は目に見えている。
最後の最後で上下逆転現象だ。
こうしてアイト作“思わぬ形で出来上がった卑猥な置物”がここに誕生した。
全員がやり切ったといった表情をして満足気に額の汗を拭う。
アイトだけはどうして満足しているのか謎過ぎるのだが。
アイトだけは全く想定していた物が出来ていないではないか。
しかしどうやらこれにてフィニッシュの様子でいつの間にか出来上がっていた窯に全ての作品を入れて焼き上げた結果。
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