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ラブホテル in エライマン
それは最早エロイマン②~酒豪現る
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タスケから齎された情報を基にフォルカーは急ぎ領内の酒蔵に余っている人材はいないかと声を掛けた。
しかしタスケが言っていた通り色よい返事は返って来ない。
領主のフォルカーでも断られるのだから、一介の商人であるタスケが人材を見付けられないのは当然だろう。
「はてさてどうしたものか」
フォルカーは酒造りが出来る人材確保に頭を悩ませつつも一向に減る気配の無い嘆願書や報告書に目を通して印を押していく。
ここの所は夜の方が忙し過ぎて仕事に身が入らなかったのだ。
妻達が全員妊娠したので、今は体に負担を掛けない為にノー夜這いライフを送っているが。
朝になるとすんごい大きくて粘っこいシミがズボンに出来ているが。
パンツなんかには収まりきらなくって余裕でズボンまでビッショビショになっているが。
結構な勢いで不快だが。
「少し休憩にするか」
昼下がり。
愛する妻達が集まってお茶を飲む時間になったのでフォルカーは立ち上がって一つ伸びをした。
ちょっと愛妻家過ぎるフォルカーはいつもこの時間になると休憩に出て、妻達に癒されて夕飯の時間まで仕事に取り掛かる。
彼にとっては必要な休憩なので執務が滞っていようとも誰も咎めたりはしない。
休憩を取った方が確実に仕事の効率が上がるのだから。
「フォルカー様!」
フォルカーが執務室から出た所で騎士の一人から声が掛かった。
早く妻達の所へと向かいたかったフォルカーだが、立ち止まって対応をする。
騎士は今年の入団試験に合格したばかりの新人だった筈。
そんな者が緊張の面持ちで主人に声を掛けるのだから、相当の理由なのだろう。
例え大した理由でなくても咎めるつもりは無いのだが。
「どうした?」
フォルカーのシンプルな問い掛けに。
「はい!フォルカー様が酒造りを出来る者を探していると伺いまして!一人心当たりがあるのでお伝えしておこうかと!但し少しばかり性格に難があると言いますか、少し独特な者でして」
騎士の言葉にフォルカーは唇の端を上げた。
「良い!一度会ってみたいので直ぐに連絡は取れるか?私の名前を出しても構わん」
明らかにフォルカーの機嫌が良くなったのを見て。
騎士は思わずトゥンクした。
騎士が連絡を取って数日後。
“性格に難のある独特な者”が屋敷を訪れたのでタスケを引き連れて面接に及び。
「彼女で問題無いかと思われます」
え?マジで?
フォルカーにはそんな感想しか浮かんでこなかったのだが、タスケが問題無いと話すので全面的に信用する事にした。
そしてタスケにはアイトとの面談を取り次いで貰い。
「わっはっは!それは最早エロイマン伯爵じゃないか!」
やっぱりほぼ予想通りの台詞を吐いて大爆笑するアイト。
タスケの取次にアイトはフォルカーの予定に合わせると返事をして。
翌日フォルカーが供を連れて訪れてこうして面談が実現している。
因みに今回通されたのは以前にタスケと商談をした時にも使われたお洒落なオフィスの会議室風な部屋である。
ここは面会用として稼働していて、オフィスラブシチュの客室としては稼働していない。
そして以前に発動したワンポがゴロンと追い出しボタンは奇跡的に今回外されている。
あれがあると押したい衝動が湧き上がってしまって話に集中が出来ないのだ。
目に入るだけでハプニングを期待してワクワクもしてしまうし。
アイトは意外にも常識人な所があって、今回は真面目な話し合いなので追い出しボタンはしまってある。
と思ったら今さりげなく机の上に設置した。
どうやら以前に回収したのを忘れていただけだったらしい。
全然常識人じゃなかったし、全然ハプニングに期待してワクワクしている。
今回に限っては追い出しボタンが発動する事は無いだろうが。
話が逸れたがアイトの大爆笑にフォルカーはほんのりと頬を染め。
「いやぁ。本当に仰る通りで」
イケオジの照れ顔は一体どこに需要があるのだろうか。
エライマンの街では大きな需要が見込めるかもしれない。
寧ろ卒倒する野郎共が続出するかもしれない。
アイトは何となく追い出しボタンを押して騎士の一人を追い出し。
戻って来てちょっとしたリアクション芸を披露した騎士に勤務中にも関わらず肩を組んで酒を飲ませた。
騎士は怒るかと思いきや滅茶苦茶旨そうに酒を飲んでいた。
以前、まだラブホテルがヤーサンにあった頃にフォルカーの護衛として来た騎士である。
ラブホテルで飲める酒がどれだけ旨いか知っているので一瞬にして許された。
「お酒!?ウチにも飲ませて!」
騎士が飲んでいるのが酒だとわかると他の護衛騎士達の後ろに控えていた小柄な女が声を上げてアイトに近付こうとした。
女はすぐさま騎士達によって羽交い絞めにされるが。
その小さな体の何処にそんな力があるのか騎士を引き摺って止まる様子が無い。
二人がかりで取り押さえて床に伏したものの。
それでもなお腕力でずりずりと騎士達を引き摺っていく。
「新キャラ?良いじゃん!面白いね!わっはっは!」
アイトは肩を組んだ騎士に酒を飲ませながら高笑いをする。
対して後ろに控えるヒショは不機嫌そうだが。
「こら!止さんか!」
フォルカーが制止しようとも止まろうとしない女に。
ヒショの目が据わっていて室内の温度が十数度も下がった様な錯覚に襲われた。
平気な顔をしているのはアイトとタスケのみである。
最早殺されても仕方が無いだろう。
フォルカーがそう考えて額を抑え。
ヒショは女の前まで来ると拳を振り上げ。
「食らいなさい!」
女の口に長細い形の酒瓶を突っ込んだ。
白地に緑色の文字が書かれたラベルが付いたヤベェやつ。
アイトの前世で最強の度数96度を誇るウォッカ、スピリタスである。
女はゴキュリゴキュリと首だけ上げたまま500mlのスピリタスを一気に飲み切り。
「ケハッ!ゴハッ!コホッ!むせる」
随分前にアイトがやったネタと同じ台詞を吐き。
「もう一本!もう一本下さい!もっと!味見しないとわかんないから!」
スピリタスのおかわりを要求した。
ヒショが女の口に次々酒瓶を突っ込んでいる間に。
「あれ何キャラ?」
アイトはその場で唯一平静を保っているタスケに問い掛け。
「アイト様に何かお礼がしたいと言うフォルカー様に探して頂いた醸造家です。どうやらドワーフの血を継いでいるらしく、母乳替わりに酒を飲んで育てられたそうでして。見ての通り異常なまでの酒狂いなのと飲酒と食事と睡眠と酒造り以外は何もしない人材だそうです。如何ですか?」
タスケはニヤリと笑い、“こういう人材お好きでしょう?”と心の中で問い掛けた。
アイトもニヤリと楽し気に笑って返し。
「採用!」
即採用を決めた。
え!?これの何処が気に入ったの!?と皆不思議そうにしているが。
「中々見所がありますね」
ヒショも頷いていて気に入った様子なので、フォルカーは本人達が良いならそれで良いやと深く考えるのを止めた。
「ラブリス。お酒造りなら任せて」
こうしてラブホテルに新たなる従業員が加わった。
茶色いクルクル癖っ毛にグレーの瞳。
小柄で少々ずんぐりした見た目のラブリスは農園の酒蔵に籠って仕事をする事に決まった。
報酬は食事と酒の提供のみ。
後は本人のしたい様にさせるアイトの方針とガッチリ一致する人材である。
ヒショから取り敢えずキャベツから酒を作れと言われてやる気になっているラブリスはウルトラヴァイオレットオーガに農園へと連れて行かれて。
「はあ。あれが暴れ出した時には肝が冷えたわ」
フォルカーはハンケチーフを出して額の汗を拭った。
アイト本人に関しては多少の粗相があっても問題が無いと考えているフォルカーだが。
ヒショに関しては何が要因となって怒り出すかが読めない。
しかも怒らせたが最後、その場に居合わせた全員が瞬殺されることだろう。
勿論そうなる前にアイトが止めてくれるであろうが。
フォルカーはヒショの危険性を再認識して。
「さて、それじゃあ酒でも飲みながらフォルカー君の猥談でも聞かせて貰おうか」
気を利かせて、、、は絶対にないであろうがアイトが話を変えたので全力で乗っかる事にしたフォルカー。
妻達の話は出来ないので近頃の寝起きが冷たくてベトベトしてて辛い話を聞かせると。
「わっはっは!それはまた愉快な話じゃないか!生物から夢精物に進化したってかい!」
下ネタ好きのアイトには大層ウケて。
「しかし毎日それじゃあ辛いだろうし、新しい奥さん迎えたら?若い子とか若い子とか。あと若い子とか良いんじゃない?何なら倍に増やしちゃえば?今の性欲だったら倍でもいけるっしょ?」
「え、、、」
アイトからノリだけの、口先だけの提案を受けたフォルカーは。
肉体が充実し過ぎている今の状況ならばそれも悪くないかもしれないと考えた。
フォルカーは今なおモテるし、最近はおじさん趣味の貴族令嬢から側室に加えて欲しいと打診はそれなりの数が来ているのだ。
その後アイトの提案を持ち帰って検討したフォルカーは数名の令嬢を側室へと迎える決断をし。
毎年の様に側室を迎えては子供を孕ませてとんでもない子宝に恵まれる事となる。
そして絶倫伯爵フォルカーの名は後世にまで遺る事となったのであった。
しかしタスケが言っていた通り色よい返事は返って来ない。
領主のフォルカーでも断られるのだから、一介の商人であるタスケが人材を見付けられないのは当然だろう。
「はてさてどうしたものか」
フォルカーは酒造りが出来る人材確保に頭を悩ませつつも一向に減る気配の無い嘆願書や報告書に目を通して印を押していく。
ここの所は夜の方が忙し過ぎて仕事に身が入らなかったのだ。
妻達が全員妊娠したので、今は体に負担を掛けない為にノー夜這いライフを送っているが。
朝になるとすんごい大きくて粘っこいシミがズボンに出来ているが。
パンツなんかには収まりきらなくって余裕でズボンまでビッショビショになっているが。
結構な勢いで不快だが。
「少し休憩にするか」
昼下がり。
愛する妻達が集まってお茶を飲む時間になったのでフォルカーは立ち上がって一つ伸びをした。
ちょっと愛妻家過ぎるフォルカーはいつもこの時間になると休憩に出て、妻達に癒されて夕飯の時間まで仕事に取り掛かる。
彼にとっては必要な休憩なので執務が滞っていようとも誰も咎めたりはしない。
休憩を取った方が確実に仕事の効率が上がるのだから。
「フォルカー様!」
フォルカーが執務室から出た所で騎士の一人から声が掛かった。
早く妻達の所へと向かいたかったフォルカーだが、立ち止まって対応をする。
騎士は今年の入団試験に合格したばかりの新人だった筈。
そんな者が緊張の面持ちで主人に声を掛けるのだから、相当の理由なのだろう。
例え大した理由でなくても咎めるつもりは無いのだが。
「どうした?」
フォルカーのシンプルな問い掛けに。
「はい!フォルカー様が酒造りを出来る者を探していると伺いまして!一人心当たりがあるのでお伝えしておこうかと!但し少しばかり性格に難があると言いますか、少し独特な者でして」
騎士の言葉にフォルカーは唇の端を上げた。
「良い!一度会ってみたいので直ぐに連絡は取れるか?私の名前を出しても構わん」
明らかにフォルカーの機嫌が良くなったのを見て。
騎士は思わずトゥンクした。
騎士が連絡を取って数日後。
“性格に難のある独特な者”が屋敷を訪れたのでタスケを引き連れて面接に及び。
「彼女で問題無いかと思われます」
え?マジで?
フォルカーにはそんな感想しか浮かんでこなかったのだが、タスケが問題無いと話すので全面的に信用する事にした。
そしてタスケにはアイトとの面談を取り次いで貰い。
「わっはっは!それは最早エロイマン伯爵じゃないか!」
やっぱりほぼ予想通りの台詞を吐いて大爆笑するアイト。
タスケの取次にアイトはフォルカーの予定に合わせると返事をして。
翌日フォルカーが供を連れて訪れてこうして面談が実現している。
因みに今回通されたのは以前にタスケと商談をした時にも使われたお洒落なオフィスの会議室風な部屋である。
ここは面会用として稼働していて、オフィスラブシチュの客室としては稼働していない。
そして以前に発動したワンポがゴロンと追い出しボタンは奇跡的に今回外されている。
あれがあると押したい衝動が湧き上がってしまって話に集中が出来ないのだ。
目に入るだけでハプニングを期待してワクワクもしてしまうし。
アイトは意外にも常識人な所があって、今回は真面目な話し合いなので追い出しボタンはしまってある。
と思ったら今さりげなく机の上に設置した。
どうやら以前に回収したのを忘れていただけだったらしい。
全然常識人じゃなかったし、全然ハプニングに期待してワクワクしている。
今回に限っては追い出しボタンが発動する事は無いだろうが。
話が逸れたがアイトの大爆笑にフォルカーはほんのりと頬を染め。
「いやぁ。本当に仰る通りで」
イケオジの照れ顔は一体どこに需要があるのだろうか。
エライマンの街では大きな需要が見込めるかもしれない。
寧ろ卒倒する野郎共が続出するかもしれない。
アイトは何となく追い出しボタンを押して騎士の一人を追い出し。
戻って来てちょっとしたリアクション芸を披露した騎士に勤務中にも関わらず肩を組んで酒を飲ませた。
騎士は怒るかと思いきや滅茶苦茶旨そうに酒を飲んでいた。
以前、まだラブホテルがヤーサンにあった頃にフォルカーの護衛として来た騎士である。
ラブホテルで飲める酒がどれだけ旨いか知っているので一瞬にして許された。
「お酒!?ウチにも飲ませて!」
騎士が飲んでいるのが酒だとわかると他の護衛騎士達の後ろに控えていた小柄な女が声を上げてアイトに近付こうとした。
女はすぐさま騎士達によって羽交い絞めにされるが。
その小さな体の何処にそんな力があるのか騎士を引き摺って止まる様子が無い。
二人がかりで取り押さえて床に伏したものの。
それでもなお腕力でずりずりと騎士達を引き摺っていく。
「新キャラ?良いじゃん!面白いね!わっはっは!」
アイトは肩を組んだ騎士に酒を飲ませながら高笑いをする。
対して後ろに控えるヒショは不機嫌そうだが。
「こら!止さんか!」
フォルカーが制止しようとも止まろうとしない女に。
ヒショの目が据わっていて室内の温度が十数度も下がった様な錯覚に襲われた。
平気な顔をしているのはアイトとタスケのみである。
最早殺されても仕方が無いだろう。
フォルカーがそう考えて額を抑え。
ヒショは女の前まで来ると拳を振り上げ。
「食らいなさい!」
女の口に長細い形の酒瓶を突っ込んだ。
白地に緑色の文字が書かれたラベルが付いたヤベェやつ。
アイトの前世で最強の度数96度を誇るウォッカ、スピリタスである。
女はゴキュリゴキュリと首だけ上げたまま500mlのスピリタスを一気に飲み切り。
「ケハッ!ゴハッ!コホッ!むせる」
随分前にアイトがやったネタと同じ台詞を吐き。
「もう一本!もう一本下さい!もっと!味見しないとわかんないから!」
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ヒショが女の口に次々酒瓶を突っ込んでいる間に。
「あれ何キャラ?」
アイトはその場で唯一平静を保っているタスケに問い掛け。
「アイト様に何かお礼がしたいと言うフォルカー様に探して頂いた醸造家です。どうやらドワーフの血を継いでいるらしく、母乳替わりに酒を飲んで育てられたそうでして。見ての通り異常なまでの酒狂いなのと飲酒と食事と睡眠と酒造り以外は何もしない人材だそうです。如何ですか?」
タスケはニヤリと笑い、“こういう人材お好きでしょう?”と心の中で問い掛けた。
アイトもニヤリと楽し気に笑って返し。
「採用!」
即採用を決めた。
え!?これの何処が気に入ったの!?と皆不思議そうにしているが。
「中々見所がありますね」
ヒショも頷いていて気に入った様子なので、フォルカーは本人達が良いならそれで良いやと深く考えるのを止めた。
「ラブリス。お酒造りなら任せて」
こうしてラブホテルに新たなる従業員が加わった。
茶色いクルクル癖っ毛にグレーの瞳。
小柄で少々ずんぐりした見た目のラブリスは農園の酒蔵に籠って仕事をする事に決まった。
報酬は食事と酒の提供のみ。
後は本人のしたい様にさせるアイトの方針とガッチリ一致する人材である。
ヒショから取り敢えずキャベツから酒を作れと言われてやる気になっているラブリスはウルトラヴァイオレットオーガに農園へと連れて行かれて。
「はあ。あれが暴れ出した時には肝が冷えたわ」
フォルカーはハンケチーフを出して額の汗を拭った。
アイト本人に関しては多少の粗相があっても問題が無いと考えているフォルカーだが。
ヒショに関しては何が要因となって怒り出すかが読めない。
しかも怒らせたが最後、その場に居合わせた全員が瞬殺されることだろう。
勿論そうなる前にアイトが止めてくれるであろうが。
フォルカーはヒショの危険性を再認識して。
「さて、それじゃあ酒でも飲みながらフォルカー君の猥談でも聞かせて貰おうか」
気を利かせて、、、は絶対にないであろうがアイトが話を変えたので全力で乗っかる事にしたフォルカー。
妻達の話は出来ないので近頃の寝起きが冷たくてベトベトしてて辛い話を聞かせると。
「わっはっは!それはまた愉快な話じゃないか!生物から夢精物に進化したってかい!」
下ネタ好きのアイトには大層ウケて。
「しかし毎日それじゃあ辛いだろうし、新しい奥さん迎えたら?若い子とか若い子とか。あと若い子とか良いんじゃない?何なら倍に増やしちゃえば?今の性欲だったら倍でもいけるっしょ?」
「え、、、」
アイトからノリだけの、口先だけの提案を受けたフォルカーは。
肉体が充実し過ぎている今の状況ならばそれも悪くないかもしれないと考えた。
フォルカーは今なおモテるし、最近はおじさん趣味の貴族令嬢から側室に加えて欲しいと打診はそれなりの数が来ているのだ。
その後アイトの提案を持ち帰って検討したフォルカーは数名の令嬢を側室へと迎える決断をし。
毎年の様に側室を迎えては子供を孕ませてとんでもない子宝に恵まれる事となる。
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