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ラブホテル in エライマン
百合の花はラブホテルで咲く②
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まさか街中でリリィと再会出来るだなんて思っていなかった。
僕は彼女に選ばれなかったのに。
まさか彼女の方から声を掛けて来てくれるだなんて思ってもみなかった。
ラブホテルとルイスがタッグを組んで開催された百合イベントはキアラにとって至福の時間であった。
キアラが初めて女性を恋愛対象として見たのは、もう随分前になる。
キアラの両親はエライマンの街にある商会で働いている。
だから生まれた時からエライマンに住んでいて、領主のフォルカー・エライマンが男女問わず物凄い人気だったのは幼心にも認識していた。
時々フォルカーを乗せた馬車が街中を走ると、人々は集まってフォルカーに歓声を送った。
キアラも両親に連れられて何度も馬車を見た事がある。
しかし。
キアラが強く惹かれたのはフォルカーではなく、フォルカーの隣に座る美しい女性達であった。
女性は毎回変わっていたが、誰もが美しく。
誰もが可愛らしかった。
皆がフォルカーに熱狂する中、キアラはフォルカーの妻達に恋をした。
勿論彼女達に対するのは一方的な恋心である。
幼心にそれは理解していたが、キアラにとっては真剣な恋だった。
それは単なる子供の憧れではなく明確な恋であったと。
今から思い出してもキアラはそう言い切れる自信を持っている。
その後、大人へと成長していく中で女性は男性に恋をするのだと知った。
けれどキアラは男性を恋愛対象としては見れなかった。
寧ろ汚いとすら思っていた。
喋る事は出来ても肌が触れ合うのは一瞬だけでも。
偶然に触れ合うだけでも嫌だった。
服ごしでも相手の体温が伝わって来るだけで嫌だった。
唯一触られても許せるのは父親だけだった。
キアラは男性を好きになる事は早々に諦めた。
そして自分は誰と結ばれる事も無く人生を終えるのだろうと思っていた。
ルイスから声を掛けられた時キアラは警戒した。
まず男性から話掛けられた時点で警戒するのだが、ルイスは何と言うか普通の男性とは目が違うのだ。
訳の分からない威圧感と言うか。
今までに感じた事の無いプレッシャーを感じるのだ。
しかし、ルイスの話はキアラにとって非常に興味深いものだった。
「何故女同士で恋仲になってはいけないのか?」
とルイスは問うた。
それに対してキアラは何も答えられなかった。
何故か、などと考えた事は一度も無かった。
そういうものだから、としか考えた事が無かった。
それが普通だから、としか考えて来なかった。
答えられないキアラに対してルイスはこう言った。
「答えなんて見つからないだろう?それは常識って不確かなものが作り出したまやかしだ。君と同じ悩みを抱えている女性達がいる。君が望んでいるものと同じ未来を叶えたカップルがいる。俺はそんな人達の力になりたい」
そう言ったルイスは欲望が剥き出しの顔をしていたが。
その顔が非常に不快で気にはなったが。
ルイスの言葉に偽りを感じなかったキアラは彼の誘いを受け入れた。
そしてキアラは第1回可憐な少女は百合を愛でたいの会で素敵な女性に出会った。
一目見て好みだと思った相手は名をリリィと言った。
リリィは自分と反対でふわりとした可愛らしい女の子で。
自分と同じ様に女性が好きな女の子には見えなかった。
その時、キアラはリリィに恋をしたのかもしれない。
百合ツイスターゲームではそんなリリィと一緒に不思議なゲームをして。
色んな所が物凄く密着した。
キアラの股の間にリリィの腕が入った時は拙かった。
恥ずかしい事にとても湿っていたからだ。
染みの目立つ色のズボンを穿いていたなら、目で見て気付かれてしまうくらいに。
体が触れ合うだけでなくって顔が近付く時もあった。
百合ツイスターゲームは案外と体力も使うゲームだったから、リリィの息は上がっていた。
だから必然的にリリィの息がキアラに掛かって。
リリィの息は仄かに甘くってとても良い香りがした。
そうなったらもう、駄目だった。
キアラは体勢を崩してしまってゲームに負けてしまった。
けれども悔しさなんかは一つもなかった。
好みの女の子とあんなに密着出来て、息が掛かるぐらいに顔が近付いて。
キアラは正に夢心地だった。
もっとリリィに触れていたいと思った。
そしてリリィと唇を重ねたい、と思った。
女同士でそんな事がしたいって言ったらリリィには呆れられるか嫌われるかしてしまうだろう。
そう思っていたのに。
次の百合ックスレクチャー会では女同士でもっと凄い事をしているのを見た。
裸になってあんな事をするなんて。
キアラはあまりの衝撃に、かなり前のめりになってしまっていたと思う。
横を見るとリリィを同じ様に前のめりになっていて。
さっきと同じくらいに息が上がっていた。
ああ、リリィも同じなんだな。
キアラはそんな風に感じて何だか嬉しくなった。
ノーラとカーラが実践として目の前で唇を交わし。
柔らかそうな舌を絡めあっていた。
キアラはそれを見てリリィと同じ事をしているのを想像した。
もう想像だけで駄目だった。
何故だか体がビクビクッっと軽く痙攣した。
本当に、今まで感じた事の無い感覚だった。
百合歓談会でキアラは勇気を出してリリィに話し掛けた。
するとリリィとは凄く話が合った。
ドキドキしていたけれど、相性がとても良くて。
ずっと楽しく話せていた。
歓談会の時間中ずっと話していたかったけれど、他の女性に話し掛けられてリリィとは離れた。
リリィも他の女性に話し掛けられていた。
キアラはリリィの事をチラチラ見ながら他の女性と話をして。
平常心でいられないぐらいにドキドキしていた。
さっきまでは普通に話を出来ていたのに。
離れた所から見たリリィが可愛くって仕方が無くって。
キアラは歓談会中ずっとリリィの事ばかり見ていた。
最後の告白タイムになって。
キアラは勇気を出してリリィに告白しようと思っていた。
しかしキアラよりもリリィの方が告白の順番が先だった。
だからリリィが自分の事を選んでくれたらいいなと願っていた。
そしてリリィはキアラとは別の女性に告白した。
キアラは目の前が真っ暗になった。
その後の事はあまり覚えていない。
リリィがカップル成立したのかどうかも、辛くて見れなかった。
自分に告白して来た女性には申し訳なかった。
だって心ここに有らずで対応してしまったから。
自分が告白した相手にも申し訳なかった。
好きだなんて思っていないのだから。
キアラはリリィに恋をして。
あの日、生まれて初めて明確に失恋したのだ。
リリィが何処に住んでいてどんな仕事をしているのかは聞いていない。
何処かで再会出来たとして、自分の事を選ばなかったリリィに話掛けるのはきっと迷惑になるだろう。
そう思ったキアラはリリィの事を素敵な思い出として心にしまい込んだ。
フォルカー・エライマン伯爵の奥様や側室の皆様と同じ憧れの人として。
それでも夢見心地な素敵な思い出として。
一生大切にしまって生きて行こうと思った。
それなのに、街中で偶然再会したリリィの方から話掛けてくれるなんて思ってもみなかった。
きっとこれは神様が与えてくれたチャンスなんだって、心の底から思っていた。
僕は彼女に選ばれなかったのに。
まさか彼女の方から声を掛けて来てくれるだなんて思ってもみなかった。
ラブホテルとルイスがタッグを組んで開催された百合イベントはキアラにとって至福の時間であった。
キアラが初めて女性を恋愛対象として見たのは、もう随分前になる。
キアラの両親はエライマンの街にある商会で働いている。
だから生まれた時からエライマンに住んでいて、領主のフォルカー・エライマンが男女問わず物凄い人気だったのは幼心にも認識していた。
時々フォルカーを乗せた馬車が街中を走ると、人々は集まってフォルカーに歓声を送った。
キアラも両親に連れられて何度も馬車を見た事がある。
しかし。
キアラが強く惹かれたのはフォルカーではなく、フォルカーの隣に座る美しい女性達であった。
女性は毎回変わっていたが、誰もが美しく。
誰もが可愛らしかった。
皆がフォルカーに熱狂する中、キアラはフォルカーの妻達に恋をした。
勿論彼女達に対するのは一方的な恋心である。
幼心にそれは理解していたが、キアラにとっては真剣な恋だった。
それは単なる子供の憧れではなく明確な恋であったと。
今から思い出してもキアラはそう言い切れる自信を持っている。
その後、大人へと成長していく中で女性は男性に恋をするのだと知った。
けれどキアラは男性を恋愛対象としては見れなかった。
寧ろ汚いとすら思っていた。
喋る事は出来ても肌が触れ合うのは一瞬だけでも。
偶然に触れ合うだけでも嫌だった。
服ごしでも相手の体温が伝わって来るだけで嫌だった。
唯一触られても許せるのは父親だけだった。
キアラは男性を好きになる事は早々に諦めた。
そして自分は誰と結ばれる事も無く人生を終えるのだろうと思っていた。
ルイスから声を掛けられた時キアラは警戒した。
まず男性から話掛けられた時点で警戒するのだが、ルイスは何と言うか普通の男性とは目が違うのだ。
訳の分からない威圧感と言うか。
今までに感じた事の無いプレッシャーを感じるのだ。
しかし、ルイスの話はキアラにとって非常に興味深いものだった。
「何故女同士で恋仲になってはいけないのか?」
とルイスは問うた。
それに対してキアラは何も答えられなかった。
何故か、などと考えた事は一度も無かった。
そういうものだから、としか考えた事が無かった。
それが普通だから、としか考えて来なかった。
答えられないキアラに対してルイスはこう言った。
「答えなんて見つからないだろう?それは常識って不確かなものが作り出したまやかしだ。君と同じ悩みを抱えている女性達がいる。君が望んでいるものと同じ未来を叶えたカップルがいる。俺はそんな人達の力になりたい」
そう言ったルイスは欲望が剥き出しの顔をしていたが。
その顔が非常に不快で気にはなったが。
ルイスの言葉に偽りを感じなかったキアラは彼の誘いを受け入れた。
そしてキアラは第1回可憐な少女は百合を愛でたいの会で素敵な女性に出会った。
一目見て好みだと思った相手は名をリリィと言った。
リリィは自分と反対でふわりとした可愛らしい女の子で。
自分と同じ様に女性が好きな女の子には見えなかった。
その時、キアラはリリィに恋をしたのかもしれない。
百合ツイスターゲームではそんなリリィと一緒に不思議なゲームをして。
色んな所が物凄く密着した。
キアラの股の間にリリィの腕が入った時は拙かった。
恥ずかしい事にとても湿っていたからだ。
染みの目立つ色のズボンを穿いていたなら、目で見て気付かれてしまうくらいに。
体が触れ合うだけでなくって顔が近付く時もあった。
百合ツイスターゲームは案外と体力も使うゲームだったから、リリィの息は上がっていた。
だから必然的にリリィの息がキアラに掛かって。
リリィの息は仄かに甘くってとても良い香りがした。
そうなったらもう、駄目だった。
キアラは体勢を崩してしまってゲームに負けてしまった。
けれども悔しさなんかは一つもなかった。
好みの女の子とあんなに密着出来て、息が掛かるぐらいに顔が近付いて。
キアラは正に夢心地だった。
もっとリリィに触れていたいと思った。
そしてリリィと唇を重ねたい、と思った。
女同士でそんな事がしたいって言ったらリリィには呆れられるか嫌われるかしてしまうだろう。
そう思っていたのに。
次の百合ックスレクチャー会では女同士でもっと凄い事をしているのを見た。
裸になってあんな事をするなんて。
キアラはあまりの衝撃に、かなり前のめりになってしまっていたと思う。
横を見るとリリィを同じ様に前のめりになっていて。
さっきと同じくらいに息が上がっていた。
ああ、リリィも同じなんだな。
キアラはそんな風に感じて何だか嬉しくなった。
ノーラとカーラが実践として目の前で唇を交わし。
柔らかそうな舌を絡めあっていた。
キアラはそれを見てリリィと同じ事をしているのを想像した。
もう想像だけで駄目だった。
何故だか体がビクビクッっと軽く痙攣した。
本当に、今まで感じた事の無い感覚だった。
百合歓談会でキアラは勇気を出してリリィに話し掛けた。
するとリリィとは凄く話が合った。
ドキドキしていたけれど、相性がとても良くて。
ずっと楽しく話せていた。
歓談会の時間中ずっと話していたかったけれど、他の女性に話し掛けられてリリィとは離れた。
リリィも他の女性に話し掛けられていた。
キアラはリリィの事をチラチラ見ながら他の女性と話をして。
平常心でいられないぐらいにドキドキしていた。
さっきまでは普通に話を出来ていたのに。
離れた所から見たリリィが可愛くって仕方が無くって。
キアラは歓談会中ずっとリリィの事ばかり見ていた。
最後の告白タイムになって。
キアラは勇気を出してリリィに告白しようと思っていた。
しかしキアラよりもリリィの方が告白の順番が先だった。
だからリリィが自分の事を選んでくれたらいいなと願っていた。
そしてリリィはキアラとは別の女性に告白した。
キアラは目の前が真っ暗になった。
その後の事はあまり覚えていない。
リリィがカップル成立したのかどうかも、辛くて見れなかった。
自分に告白して来た女性には申し訳なかった。
だって心ここに有らずで対応してしまったから。
自分が告白した相手にも申し訳なかった。
好きだなんて思っていないのだから。
キアラはリリィに恋をして。
あの日、生まれて初めて明確に失恋したのだ。
リリィが何処に住んでいてどんな仕事をしているのかは聞いていない。
何処かで再会出来たとして、自分の事を選ばなかったリリィに話掛けるのはきっと迷惑になるだろう。
そう思ったキアラはリリィの事を素敵な思い出として心にしまい込んだ。
フォルカー・エライマン伯爵の奥様や側室の皆様と同じ憧れの人として。
それでも夢見心地な素敵な思い出として。
一生大切にしまって生きて行こうと思った。
それなのに、街中で偶然再会したリリィの方から話掛けてくれるなんて思ってもみなかった。
きっとこれは神様が与えてくれたチャンスなんだって、心の底から思っていた。
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