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ラブホテル in エライマン
百合の花はラブホテルで咲く①
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「こ、こんにちは」
「あ、ああ。こんにちは」
挨拶を交わしたのに、何処か気まずそうな二人の女性。
二人は先日休息宿ラブホテルで行われた第1回可憐な少女は百合を愛でたいの会の参加者である。
どちらも残念ながらカップル不成立となった者達だが。
まずは彼女達の事から話そう。
初めに声を掛けたのはオリーブ色のロングヘアに緑色の瞳をしたリリィ。
標準よりもやや低めの身長でふんわりとした雰囲気をまとっている可愛い系だ。
対して挨拶を返したのが明るい金色のショートヘアに金色の瞳をしたキアラ。
標準よりもやや高めの身長で凛とした雰囲気の綺麗系だ。
彼女達はイベント最後の告白タイムで意中の相手とは別の相手に百合を渡して断られていて。
そして互いが告白した相手に断られた事を認識していた。
だからどうにも気まずそうに挨拶を交わしたのである。
エライマンの街は伯爵領の領都だけあって大きな街である。
お互いが何処に住んでいるとか、何処で仕事をしているとか。
普段何処で買い物をしているとか。
そんな事を知らなければ人生で一度も擦れ違う事の無い人もいるだろう。
だが二人は偶然にも再会して挨拶を交わし。
「「お茶でもどうですか(かな)?」」
息を合わせた様に同じタイミングで相手をお茶に誘ったのであった。
「あ、えっと。よろしくお願いします?」
「う、うん。それじゃあ行こうか」
まだまだたどたどしいままではあるものの。
二人はお茶とちょっとした茶菓子が楽しめる喫茶店へと足を運んだのであった。
「この間のゲーム実況は大成功だったな!タスケ君が言うには大歓声が起こっていたらしいぞ!」
「素晴らしいですね。流石はマスターです」
ここはダンジョン最上階層のマスタールーム。
相変わらず自画自賛のアイトとヨイショしてアイトを甘やかすヒショ。
二人はミーアの行ったゲーム実況の成功を祝って、もう何度目かわからない祝杯を上げていた。
ダンジョンから一歩も外に出られないアイトはやる事が無くて暇を持て余す事が多いのだ。
だから同じネタを何度も擦って祝杯を上げるなんて事は頻繁にある。
「しかしスーパー鞠男目当てで一人遊びに来る客が増えたな。等身大ミアミアちゃんフィギュア目当てで来てマシマシオーク亭で飯食って帰る客も多いし」
「ラブホテルに来て客室を利用しないとは無礼ですね。私が行って教育的指導をしてきます」
「ヒショが殴ったら霧散しちゃうから駄目だぞ。ほれほれ飲みんしゃい。今は待ちの時だ。これだけ種を撒いたんだからいつかは収穫の時が来る。その収穫の時を逃さずに」
アイトは眉間に皺を寄せてこれから良い事を言うぞ感を多分に出して溜めに溜めて。
「、、、」
溜めに溜めに溜めて。
「ぱっくんちょだ!」
全くもって良い事を言わなかった。
あれだけ溜めてぱっくんちょはないだろう。
しかしヒショは。
「新たなる名言が生まれましたね。流石はマスターです」
やっぱりアイトを甘やかし。
「わっはっはっはっは!そうだろうそうだろう!よし!昨日思い付いた傑作小説“アイト王、良い事言い過ぎて伝説になる”の構想を話してやろう!」
何だその道端に吐き捨てられたガム以下のゴミタイトルは。
アイトは身振り手振りを加えて熱く構想を語り出して15分。
飽きたのとネタが尽きたので普通に酒盛りを再開したのであった。
「、、、」
喫茶店に入り注文を済ませるも、その後の会話が無いリリィとキアラ。
周囲の客が気掛かりになるぐらいに沈黙が続き。
「「あの!あ、、、」」
ここでもタイミングが良くか悪くかハモってしまって、また沈黙に戻ってしまった。
イベントの時にはもっと気軽に話せていたのに。
寧ろとても気があったし楽しく話せていたのに。
どうしてこんな風になってしまったんだろうと。
どうしてこんな風にしてしまったんだろうと。
リリィは浅く横に首を振って。
キアラは額を手で押さえた。
「お待たせしました。雑草茶です」
何という斬新な名前なのだろうか。
雑草茶?そのネーミングで良いの?
二人は目の前に置かれた雑草茶を口に含み。
何だか酷く苦みを感じた。
そりゃ苦い雑草を使っているのだから苦いのは当然だが。
「えっと、元気にしてたかしら?」
漸く、リリィが口を開き。
「ああ、元気だったよ。君は?」
キアラも普通に返事をする。
「私も元気だったわ」
何だか偶然再会した元カップルみたいな会話だが。
ポツリポツリと会話が始まって二人は徐々に固さが取れ。
気まずい雰囲気無しで普通に話が出来る様になった。
やはり人としての相性が良いのだろう。
二人ともにとても楽しく会話が出来ている。
二人はあのラブホテルで行われた百合イベントに参加している。
だからお互いに女性を恋愛対象として見られる事を知っている。
だからキアラには、リリィには。
恋心を抱いても良いのだと互いに知っている。
けれど二人はそれぞれ別の女性に告白してお断りされている。
それを知っているからこそ。
どうにも距離感が上手く掴めていないのだ。
二人とも互いの事を想い合っているのに。
「全員百合の花は持ったな?それじゃあ最後は告白タイムだ!」
司会をしているルイスのそんな言葉で始まった百合の花交換会。
イベントの参加者20人が一本ずつ百合を手にしていて、気に入った相手に百合を渡し。
相手も百合を返してくれたらカップルが成立となる。
そんな百合の花交換会で。
誰に渡したら良いかとリリィは迷っていた。
第一印象はキアラと言う中性的な女性だった。
正直に言って男受けは良くなさそうだが、女の自分からすればとても格好良くて素敵だった。
キアラとは運良く百合ツイスターゲームでも一緒になって、物凄く密着して結構しっかり目に濡れてしまったのだが。
そんな淫らな自分に対しても、女性に言う言葉では無いが紳士的で。
ゲームで失敗してはにかんだ顔は可愛くて。
素直に、とても素敵だと思った。
百合ックスレクチャー会は本当に凄かったけれど。
あまりにも衝撃的だったけれど。
キアラが顔を真っ赤にしながらもじっとり見ていたのが可愛かった。
生で女性同士が舌を絡めあうのも濃密で濃厚で凄かったし。
セクシービデオとか言うので裸の女性同士が体を重ねるのも凄かった。
と言うか刺激が強過ぎて何人か倒れていたし。
百合歓談会では色んな人と喋った。
皆男性よりも女性が好きな人達だったから、終始ドキドキしっ放しだった。
それまでは女性を恋愛対象として見て良いだなんて思っていなかったから。
チラチラ確認していたけれども、キアラも何度も顔を赤くして恥ずかしそうにしていた。
きっとキアラも同じだったのだろう。
キアラとも話したけれど、キアラは私と話していても恥ずかしそうにならなくて。
話はとても盛り上がったけれど。
ああ、私はキアラに恋愛対象として見られていないんだな、って思った。
だって他の女性と話している時の方が恥ずかしそうだったから。
私じゃなくってきっと他の女性が好みなんだなって思った。
私はキアラにとって話していて楽しい友達なんだろうなって思った。
百合歓談会が終わって告白タイムになって。
私が先に告白の順番を迎えた。
私はキアラを選ばなかった。
だって折角出会えて、好きだなって思えた女性に断られたくなかったから。
きっとキアラは私の告白を受け入れてはくれないから。
だから私は色んな女性に積極的に声を掛けていた女性に百合の花を贈った。
結果は私じゃない人とカップル成立になったけれど。
正直私は何処かでホッとしていた。
私が恋人になりたいのはその人じゃなかったから。
キアラは意外にも一人にしか百合の花を贈られなくって。
その告白をお断りして別の女性に百合の花を贈った。
その人はキアラとは別の女性とカップル成立になっていた。
だけれどキアラは寂しそうなとか、悲しそうなとか。
悔しそうな顔は一切していなかった。
私はキアラに百合の花を贈らなかった事を少しだけ後悔をして。
もう会う事も無いんだろうなと思ってキアラがまだ残っていた馬車から降りた。
「あ、ああ。こんにちは」
挨拶を交わしたのに、何処か気まずそうな二人の女性。
二人は先日休息宿ラブホテルで行われた第1回可憐な少女は百合を愛でたいの会の参加者である。
どちらも残念ながらカップル不成立となった者達だが。
まずは彼女達の事から話そう。
初めに声を掛けたのはオリーブ色のロングヘアに緑色の瞳をしたリリィ。
標準よりもやや低めの身長でふんわりとした雰囲気をまとっている可愛い系だ。
対して挨拶を返したのが明るい金色のショートヘアに金色の瞳をしたキアラ。
標準よりもやや高めの身長で凛とした雰囲気の綺麗系だ。
彼女達はイベント最後の告白タイムで意中の相手とは別の相手に百合を渡して断られていて。
そして互いが告白した相手に断られた事を認識していた。
だからどうにも気まずそうに挨拶を交わしたのである。
エライマンの街は伯爵領の領都だけあって大きな街である。
お互いが何処に住んでいるとか、何処で仕事をしているとか。
普段何処で買い物をしているとか。
そんな事を知らなければ人生で一度も擦れ違う事の無い人もいるだろう。
だが二人は偶然にも再会して挨拶を交わし。
「「お茶でもどうですか(かな)?」」
息を合わせた様に同じタイミングで相手をお茶に誘ったのであった。
「あ、えっと。よろしくお願いします?」
「う、うん。それじゃあ行こうか」
まだまだたどたどしいままではあるものの。
二人はお茶とちょっとした茶菓子が楽しめる喫茶店へと足を運んだのであった。
「この間のゲーム実況は大成功だったな!タスケ君が言うには大歓声が起こっていたらしいぞ!」
「素晴らしいですね。流石はマスターです」
ここはダンジョン最上階層のマスタールーム。
相変わらず自画自賛のアイトとヨイショしてアイトを甘やかすヒショ。
二人はミーアの行ったゲーム実況の成功を祝って、もう何度目かわからない祝杯を上げていた。
ダンジョンから一歩も外に出られないアイトはやる事が無くて暇を持て余す事が多いのだ。
だから同じネタを何度も擦って祝杯を上げるなんて事は頻繁にある。
「しかしスーパー鞠男目当てで一人遊びに来る客が増えたな。等身大ミアミアちゃんフィギュア目当てで来てマシマシオーク亭で飯食って帰る客も多いし」
「ラブホテルに来て客室を利用しないとは無礼ですね。私が行って教育的指導をしてきます」
「ヒショが殴ったら霧散しちゃうから駄目だぞ。ほれほれ飲みんしゃい。今は待ちの時だ。これだけ種を撒いたんだからいつかは収穫の時が来る。その収穫の時を逃さずに」
アイトは眉間に皺を寄せてこれから良い事を言うぞ感を多分に出して溜めに溜めて。
「、、、」
溜めに溜めに溜めて。
「ぱっくんちょだ!」
全くもって良い事を言わなかった。
あれだけ溜めてぱっくんちょはないだろう。
しかしヒショは。
「新たなる名言が生まれましたね。流石はマスターです」
やっぱりアイトを甘やかし。
「わっはっはっはっは!そうだろうそうだろう!よし!昨日思い付いた傑作小説“アイト王、良い事言い過ぎて伝説になる”の構想を話してやろう!」
何だその道端に吐き捨てられたガム以下のゴミタイトルは。
アイトは身振り手振りを加えて熱く構想を語り出して15分。
飽きたのとネタが尽きたので普通に酒盛りを再開したのであった。
「、、、」
喫茶店に入り注文を済ませるも、その後の会話が無いリリィとキアラ。
周囲の客が気掛かりになるぐらいに沈黙が続き。
「「あの!あ、、、」」
ここでもタイミングが良くか悪くかハモってしまって、また沈黙に戻ってしまった。
イベントの時にはもっと気軽に話せていたのに。
寧ろとても気があったし楽しく話せていたのに。
どうしてこんな風になってしまったんだろうと。
どうしてこんな風にしてしまったんだろうと。
リリィは浅く横に首を振って。
キアラは額を手で押さえた。
「お待たせしました。雑草茶です」
何という斬新な名前なのだろうか。
雑草茶?そのネーミングで良いの?
二人は目の前に置かれた雑草茶を口に含み。
何だか酷く苦みを感じた。
そりゃ苦い雑草を使っているのだから苦いのは当然だが。
「えっと、元気にしてたかしら?」
漸く、リリィが口を開き。
「ああ、元気だったよ。君は?」
キアラも普通に返事をする。
「私も元気だったわ」
何だか偶然再会した元カップルみたいな会話だが。
ポツリポツリと会話が始まって二人は徐々に固さが取れ。
気まずい雰囲気無しで普通に話が出来る様になった。
やはり人としての相性が良いのだろう。
二人ともにとても楽しく会話が出来ている。
二人はあのラブホテルで行われた百合イベントに参加している。
だからお互いに女性を恋愛対象として見られる事を知っている。
だからキアラには、リリィには。
恋心を抱いても良いのだと互いに知っている。
けれど二人はそれぞれ別の女性に告白してお断りされている。
それを知っているからこそ。
どうにも距離感が上手く掴めていないのだ。
二人とも互いの事を想い合っているのに。
「全員百合の花は持ったな?それじゃあ最後は告白タイムだ!」
司会をしているルイスのそんな言葉で始まった百合の花交換会。
イベントの参加者20人が一本ずつ百合を手にしていて、気に入った相手に百合を渡し。
相手も百合を返してくれたらカップルが成立となる。
そんな百合の花交換会で。
誰に渡したら良いかとリリィは迷っていた。
第一印象はキアラと言う中性的な女性だった。
正直に言って男受けは良くなさそうだが、女の自分からすればとても格好良くて素敵だった。
キアラとは運良く百合ツイスターゲームでも一緒になって、物凄く密着して結構しっかり目に濡れてしまったのだが。
そんな淫らな自分に対しても、女性に言う言葉では無いが紳士的で。
ゲームで失敗してはにかんだ顔は可愛くて。
素直に、とても素敵だと思った。
百合ックスレクチャー会は本当に凄かったけれど。
あまりにも衝撃的だったけれど。
キアラが顔を真っ赤にしながらもじっとり見ていたのが可愛かった。
生で女性同士が舌を絡めあうのも濃密で濃厚で凄かったし。
セクシービデオとか言うので裸の女性同士が体を重ねるのも凄かった。
と言うか刺激が強過ぎて何人か倒れていたし。
百合歓談会では色んな人と喋った。
皆男性よりも女性が好きな人達だったから、終始ドキドキしっ放しだった。
それまでは女性を恋愛対象として見て良いだなんて思っていなかったから。
チラチラ確認していたけれども、キアラも何度も顔を赤くして恥ずかしそうにしていた。
きっとキアラも同じだったのだろう。
キアラとも話したけれど、キアラは私と話していても恥ずかしそうにならなくて。
話はとても盛り上がったけれど。
ああ、私はキアラに恋愛対象として見られていないんだな、って思った。
だって他の女性と話している時の方が恥ずかしそうだったから。
私じゃなくってきっと他の女性が好みなんだなって思った。
私はキアラにとって話していて楽しい友達なんだろうなって思った。
百合歓談会が終わって告白タイムになって。
私が先に告白の順番を迎えた。
私はキアラを選ばなかった。
だって折角出会えて、好きだなって思えた女性に断られたくなかったから。
きっとキアラは私の告白を受け入れてはくれないから。
だから私は色んな女性に積極的に声を掛けていた女性に百合の花を贈った。
結果は私じゃない人とカップル成立になったけれど。
正直私は何処かでホッとしていた。
私が恋人になりたいのはその人じゃなかったから。
キアラは意外にも一人にしか百合の花を贈られなくって。
その告白をお断りして別の女性に百合の花を贈った。
その人はキアラとは別の女性とカップル成立になっていた。
だけれどキアラは寂しそうなとか、悲しそうなとか。
悔しそうな顔は一切していなかった。
私はキアラに百合の花を贈らなかった事を少しだけ後悔をして。
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