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ラブホテル in エライマン
蒼剣リーダーは男を見せる③
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アンドレアはヤーサンの隣領にある小さな村の出身だった。
村に同年代がいなかったのもあって、20歳を超えてもアンドレアは独身でいた。
別に見た目が醜いとか心が醜いとかでは無い。
寧ろ見た目は村の中でも良い方だったし、気立ても良くて評判の良い娘だった。
そんな彼女が行き遅れと言われる歳まで独身だったのは、単にタイミングが悪かっただけだ。
上も下も歳が近い者同士で結婚して、未婚の男はまだ10歳を過ぎた辺り。
これでは結婚も何もあったものではない。
しかし偶々村を訪れたと言う冒険者と出会ってアンドレアの人生は変わった。
男は見た目が良い訳でも性格が良い訳でもなかったが、とにかく口が回って喋っていて楽しい男だった。
そんな男にアンドレアは恋をした。
家族や村の皆には反対されたが、アンドレアは男について村を出た。
男はアンドレアを愛してくれた。
夜になれば何度も何度も体を求めて来た。
見せ付ける様にアンドレアを連れて冒険者ギルドや酒場へと連れて行って。
恥じらうアンドレアを無視して唇を奪い、舌を絡ませた。
村を出た事も男と恋仲になった事も無かったアンドレアは、恥ずかしかったが嬉しかった。
人前でも我慢が出来ないぐらいに自分を愛してくれているのだと実感して。
とても幸せな気持ちになった。
男がヤーサンを拠点にし始めた頃。
アンドレアは男の子供を妊娠した。
嬉しかった。
愛する男との間に子供が出来て幸せだった。
毎晩愛を確かめ合って出来た子供だ。
男もきっと喜んでくれるだろうと思っていた。
けれどアンドレアが妊娠を伝えると。
男はアンドレアと距離を置くようになった。
そして妊娠を伝えてからたったの3日。
たったの3日で男はアンドレアを置いて行方を眩ませた。
アンドレアは何が何だかわからなくなった。
あんなにも愛してくれた男がどうして自分を捨てたのか。
あんなにも愛した男にどうして捨てられたのか。
どれだけ考えたってわからないままだった。
アンドレアは絶望した。
それでも生きていかなければならなかった。
自分だけではなく、お腹には子供もいるのだ。
食べなければ死んでしまう。
お金が無ければ宿にも泊まれない。
アンドレアは街に出て。目に付いた店に入っては働かせて欲しいと頼み込んだ。
しかしどの店も門前払いでアンドレアを雇ってはくれなかった。
村から殆んど出た事の無い娘だ。
特技がある訳でも教養がある訳でも無い。
見た目は良かったから娼館ならばきっと働けただろうが。
お腹の子供の事を考えて娼館で働く事だけは避けた。
一日何の成果も無く。
スラム街に近い裏路地で寝泊りしようとした所でアンドレアに声を掛けてくれたのが。
近くにある集合住宅の家主である老夫婦だった。
老夫婦はアンドレアの事情を聞くと、お金は後で働いて返してくれれば良いと言って集合住宅の一室を貸してくれた。
皆の反対を押し切って村を出て。
愛してくれていると思っていた男に捨てられた哀れで愚かな自分を老夫婦は受け入れて。
多く作り過ぎてしまったと言って食事まで与えてくれた。
アンドレアは老夫婦に深く深く感謝をして。
涙の味の食事を摂った。
働く場所も老夫婦が紹介してくれた。
それなりに客が入って忙しいが、立地が悪いので働き手が見付からないという酒場。
店主の見た目が恐過ぎて働き手が見付からないのはそのせいではないかと思ったが。
他に宛てのないアンドレアは酒場で必死に働いた。
やがて娘が生まれ。
アンドレアは娘にアンネと名前を付けた。
仕事の間は面倒を見てくれると言う老夫婦の言葉に甘えてアンドレアは仕事をした。
仕事と子育ての両立は大変だったが。
老夫婦と酒場の主人の手助けもあってどうにかやっていけた。
酒場の主人は顔は恐いが内面は優しい人だった。
そしてアンネはすくすくと育ち。
一人で歩ける様にもなった。
アンドレアを捨てた男の面影はあったが。
そんな事は全く気にならなかった。
愛しい愛しい娘。
アンドレアはアンネを幸せにする為ならばどんな事だってしようと心に誓っていた。
街の近くに出来た塔でCランク冒険者の男の結婚相手を見付ける婚活パーティーなる催しが開催されると知ったのは偶然だった。
アンドレアの働く酒場に来る馴染みの客がその話をして、アンドレアに参加してみないかと誘ったのだ。
アンドレアは正直に言ってあまりその話に乗り気ではなかった。
誰ともわからない男の結婚相手なんかに選ばれて、その男が自分を捨てた様な男だったら。
もしもあの男よりも酷くて愛するアンネに手を上げる様な男であったなら。
どれ程に後悔をするかわからない。
しかし常連の男に何度も懇願されて。
アンドレアは婚活パーティーへの参加を決めた。
結果は最後の5人まで残ったものの、アンドレアが選ばれる事はなかったのだが。
そして変わらぬ日常に戻り。
店主から夜に使う食材が足りなくなったとお使いを頼まれて出た街中で。
アンドレアは婚活パーティーの主役だった男がトボトボと肩を落として歩いているのを見掛けた。
あの様子では女にフラれでもしたのだろうかと。
酒場で働く様になってから世間を知ったアンドレアは、そう直感した。
婚活パーティーで見たスミスは誠実そうな男だった。
少し。
いや、かなりおかしな事をさせられて最後までビショビショの服を着ていたが。
文句も言わずに婚活パーティーの参加者に気を使っていた。
世間を知ったアンドレアが、あの男は安全だと思えるくらいに誠実なのがわかった。
アンドレアはどうするかと少しだけ迷って。
肩を落として歩くスミスに声を掛けた。
アンドレアとスミスはとても気が合った。
前の男の様に口車に乗せられるのではなく、話をすれば自然と盛り上がる。
人としての相性が良いのだろうと思えた。
そして何度か顔を合わせて食事をして。
アンドレアはスミスと肉体関係を結んだ。
子供さえ出来たならば、この男は責任を取るだろう。
そんな下心が多分にあった。
子育てには金が掛かる。
それはアンネが幼い今だってそう思う。
これからアンネが大きくなったなら。
今よりももっと金が掛かる様になるだろう。
いつまでも自分に良くしてくれる人達に甘えている訳にはいかない。
アンドレアはアンネの将来も考えて。
Cランク冒険者として充分以上の稼ぎがあるスミスと下心を持って肉体関係を結んだ。
スミスが前の男と違って上手過ぎて腰が動かなくなるまで求めてしまったのは別にして。
いつからかはわからない。
けれど確実に。
アンドレアはスミスの事を好きになっていた。
体の相性が良かったのも多分にあったが。
何よりも一番惹かれたのは気遣いが出来て優しいスミスの性格だった。
スミスの事を好きになって。
アンドレアの中に小さな罪悪感が生まれた。
自分は娘がいるのを隠してスミスに近付いた。
自分はスミスの収入が目当てで彼に声を掛けた。
アンドレアの中で罪悪感がどんどんと膨らんで。
スミスがエライマン領に行ったと聞いてホッとしている自分がいた。
自分はスミスの中で良い思い出としていられるのだと。
スミスを騙して近付いた醜い女と気付かれる事はもう無いのだと。
心の底から寂しかったが、心の底から安心した。
しかし少しばかりの時間を置いて。
スミスは自分に会いに来た。
いや、会いに来てしまった。
スミスに会えて心の底から嬉しかった。
けれど同時に心の底から寂しかった。
こんなにも優しいスミスをいつまでも騙している訳にはいかない。
アンドレアは醜い自分をスミスに曝け出して。
愛する男に最後の別れを告げるのだ。
村に同年代がいなかったのもあって、20歳を超えてもアンドレアは独身でいた。
別に見た目が醜いとか心が醜いとかでは無い。
寧ろ見た目は村の中でも良い方だったし、気立ても良くて評判の良い娘だった。
そんな彼女が行き遅れと言われる歳まで独身だったのは、単にタイミングが悪かっただけだ。
上も下も歳が近い者同士で結婚して、未婚の男はまだ10歳を過ぎた辺り。
これでは結婚も何もあったものではない。
しかし偶々村を訪れたと言う冒険者と出会ってアンドレアの人生は変わった。
男は見た目が良い訳でも性格が良い訳でもなかったが、とにかく口が回って喋っていて楽しい男だった。
そんな男にアンドレアは恋をした。
家族や村の皆には反対されたが、アンドレアは男について村を出た。
男はアンドレアを愛してくれた。
夜になれば何度も何度も体を求めて来た。
見せ付ける様にアンドレアを連れて冒険者ギルドや酒場へと連れて行って。
恥じらうアンドレアを無視して唇を奪い、舌を絡ませた。
村を出た事も男と恋仲になった事も無かったアンドレアは、恥ずかしかったが嬉しかった。
人前でも我慢が出来ないぐらいに自分を愛してくれているのだと実感して。
とても幸せな気持ちになった。
男がヤーサンを拠点にし始めた頃。
アンドレアは男の子供を妊娠した。
嬉しかった。
愛する男との間に子供が出来て幸せだった。
毎晩愛を確かめ合って出来た子供だ。
男もきっと喜んでくれるだろうと思っていた。
けれどアンドレアが妊娠を伝えると。
男はアンドレアと距離を置くようになった。
そして妊娠を伝えてからたったの3日。
たったの3日で男はアンドレアを置いて行方を眩ませた。
アンドレアは何が何だかわからなくなった。
あんなにも愛してくれた男がどうして自分を捨てたのか。
あんなにも愛した男にどうして捨てられたのか。
どれだけ考えたってわからないままだった。
アンドレアは絶望した。
それでも生きていかなければならなかった。
自分だけではなく、お腹には子供もいるのだ。
食べなければ死んでしまう。
お金が無ければ宿にも泊まれない。
アンドレアは街に出て。目に付いた店に入っては働かせて欲しいと頼み込んだ。
しかしどの店も門前払いでアンドレアを雇ってはくれなかった。
村から殆んど出た事の無い娘だ。
特技がある訳でも教養がある訳でも無い。
見た目は良かったから娼館ならばきっと働けただろうが。
お腹の子供の事を考えて娼館で働く事だけは避けた。
一日何の成果も無く。
スラム街に近い裏路地で寝泊りしようとした所でアンドレアに声を掛けてくれたのが。
近くにある集合住宅の家主である老夫婦だった。
老夫婦はアンドレアの事情を聞くと、お金は後で働いて返してくれれば良いと言って集合住宅の一室を貸してくれた。
皆の反対を押し切って村を出て。
愛してくれていると思っていた男に捨てられた哀れで愚かな自分を老夫婦は受け入れて。
多く作り過ぎてしまったと言って食事まで与えてくれた。
アンドレアは老夫婦に深く深く感謝をして。
涙の味の食事を摂った。
働く場所も老夫婦が紹介してくれた。
それなりに客が入って忙しいが、立地が悪いので働き手が見付からないという酒場。
店主の見た目が恐過ぎて働き手が見付からないのはそのせいではないかと思ったが。
他に宛てのないアンドレアは酒場で必死に働いた。
やがて娘が生まれ。
アンドレアは娘にアンネと名前を付けた。
仕事の間は面倒を見てくれると言う老夫婦の言葉に甘えてアンドレアは仕事をした。
仕事と子育ての両立は大変だったが。
老夫婦と酒場の主人の手助けもあってどうにかやっていけた。
酒場の主人は顔は恐いが内面は優しい人だった。
そしてアンネはすくすくと育ち。
一人で歩ける様にもなった。
アンドレアを捨てた男の面影はあったが。
そんな事は全く気にならなかった。
愛しい愛しい娘。
アンドレアはアンネを幸せにする為ならばどんな事だってしようと心に誓っていた。
街の近くに出来た塔でCランク冒険者の男の結婚相手を見付ける婚活パーティーなる催しが開催されると知ったのは偶然だった。
アンドレアの働く酒場に来る馴染みの客がその話をして、アンドレアに参加してみないかと誘ったのだ。
アンドレアは正直に言ってあまりその話に乗り気ではなかった。
誰ともわからない男の結婚相手なんかに選ばれて、その男が自分を捨てた様な男だったら。
もしもあの男よりも酷くて愛するアンネに手を上げる様な男であったなら。
どれ程に後悔をするかわからない。
しかし常連の男に何度も懇願されて。
アンドレアは婚活パーティーへの参加を決めた。
結果は最後の5人まで残ったものの、アンドレアが選ばれる事はなかったのだが。
そして変わらぬ日常に戻り。
店主から夜に使う食材が足りなくなったとお使いを頼まれて出た街中で。
アンドレアは婚活パーティーの主役だった男がトボトボと肩を落として歩いているのを見掛けた。
あの様子では女にフラれでもしたのだろうかと。
酒場で働く様になってから世間を知ったアンドレアは、そう直感した。
婚活パーティーで見たスミスは誠実そうな男だった。
少し。
いや、かなりおかしな事をさせられて最後までビショビショの服を着ていたが。
文句も言わずに婚活パーティーの参加者に気を使っていた。
世間を知ったアンドレアが、あの男は安全だと思えるくらいに誠実なのがわかった。
アンドレアはどうするかと少しだけ迷って。
肩を落として歩くスミスに声を掛けた。
アンドレアとスミスはとても気が合った。
前の男の様に口車に乗せられるのではなく、話をすれば自然と盛り上がる。
人としての相性が良いのだろうと思えた。
そして何度か顔を合わせて食事をして。
アンドレアはスミスと肉体関係を結んだ。
子供さえ出来たならば、この男は責任を取るだろう。
そんな下心が多分にあった。
子育てには金が掛かる。
それはアンネが幼い今だってそう思う。
これからアンネが大きくなったなら。
今よりももっと金が掛かる様になるだろう。
いつまでも自分に良くしてくれる人達に甘えている訳にはいかない。
アンドレアはアンネの将来も考えて。
Cランク冒険者として充分以上の稼ぎがあるスミスと下心を持って肉体関係を結んだ。
スミスが前の男と違って上手過ぎて腰が動かなくなるまで求めてしまったのは別にして。
いつからかはわからない。
けれど確実に。
アンドレアはスミスの事を好きになっていた。
体の相性が良かったのも多分にあったが。
何よりも一番惹かれたのは気遣いが出来て優しいスミスの性格だった。
スミスの事を好きになって。
アンドレアの中に小さな罪悪感が生まれた。
自分は娘がいるのを隠してスミスに近付いた。
自分はスミスの収入が目当てで彼に声を掛けた。
アンドレアの中で罪悪感がどんどんと膨らんで。
スミスがエライマン領に行ったと聞いてホッとしている自分がいた。
自分はスミスの中で良い思い出としていられるのだと。
スミスを騙して近付いた醜い女と気付かれる事はもう無いのだと。
心の底から寂しかったが、心の底から安心した。
しかし少しばかりの時間を置いて。
スミスは自分に会いに来た。
いや、会いに来てしまった。
スミスに会えて心の底から嬉しかった。
けれど同時に心の底から寂しかった。
こんなにも優しいスミスをいつまでも騙している訳にはいかない。
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