9 / 110
ラブホテル in ヤーサン
ラブホテルは百合の花だって咲かせる事が出来るんだ③
しおりを挟む
「良いね!良いね!良いねぇ!もう一押しだな!ここからはタイミングを見て俺がアシストをしてやれば、、、」
マスタールームでは二人の少女の様子に異様にテンションを上げているアイトがいた。
ヒショは黙って小窓で映しているエントランスの様子を観察している。
相変わらず。
ラブホテルを訪れるのは男の冒険者ばかりなのだから。
アイトが一人、異様に盛り上がっているのも仕方が無いのかもしれない。
「いや、仕方が無い!こればっかりは仕方が無い!」
だそうである。
オーナー権限で時間を延長してやろうかなどとも考えながら。
アイトはその時に備えてじっとテレビモニターを観察するのであった。
ガウンに着替えスリッパを履いて。
ノーラとカーラは濡れた髪のまま部屋に戻ってソファーに座った。
気まずい空気が流れているせいか。
二人の距離はやや遠い。
しばしの沈黙の後。
「えっと。さっきはごめん」
「うん」
ノーラが謝罪の言葉を口にするが話が続かない。
ノーラは視線を彷徨わせながらカーラをチラチラと見て。
カーラは膝の上に視線を落としている。
酒に酔っている訳でも。
風呂で逆上せた訳でも無いのに。
二人とも頬が赤く染まっている。
またしばしの沈黙が続いて。
カーラはグラスに残っていたワインを一気に煽った。
「あの!」
思いがけず大きな声が出てしまった事に自分でも驚いたカーラ。
「あのね?話したい事があるんだけれど、聞いてくれる?」
「どうしたの?そんなに改まって」
決意を孕んだ様なカーラの言葉に。
ノーラは不思議そうな表情を浮かべてカーラに視線を送る。
するとカーラは真剣な顔をしてノーラを見ていた。
「ずっと言わなきゃいけないって思ってた事があって。聞いて欲しいの」
「う、うん。聞くよ。聞く」
普段のカーラがあまりしない熱の籠った表情に。
ノーラは少々気圧され気味になりながら姿勢を正した。
「私達は幼馴染で。ノーラは上手く人と話せない私とずっと一緒にいてくれて。友達でいてくれて。いつだって私の事を助けてくれて」
真剣な表情で。
微かに瞳を潤ませながら言葉を紡ぐカーラ。
「ずっとカーラの事を大事な親友だって思ってたの。誰よりも大好きな親友だって」
ノーラも真剣な表情でカーラの言葉に頷く。
ノーラにとってもカーラは大事な親友で。
同じ思いを抱いているから。
「だけどね。何時からだろう。気付いちゃったんだ」
カーラは寂しそうな目をして。
ノーラから微かに視線を逸らした。
「私のノーラを好きな気持ちは普通と少し違うんだって。私は普通じゃないんだって」
カーラの瞳から涙が溢れ。
溢れた涙が頬を濡らす。
「私はね。ノーラ。ノーラの事が好きなの。親友じゃなくって。ノーラの事を愛してるの」
突然の告白に。
大粒の涙を流す親友に。
驚きで言葉が出て来ないノーラ。
沈黙では無く。
泣きじゃくるカーラの嗚咽と鼻を啜る音だけが部屋に響く。
ノーラは唾液を飲み込み。
どうにも定まらない視線をカーラに向けた。
「カーラ」
名前を呼んでカーラの手を握り。
顔を上げたぐしゃぐしゃ顔のカーラを目を合わせ。
「あたしもさ。カーラの事が好きだよ。愛ってのがどんなものかはあたしには分からないけれど。カーラと手を繋ぐとさ。胸がドキドキってするんだよ。さっきも風呂でさ。胸にファイヤーボールを食らったみたいになって。今なんてさ」
カーラはそこまで言って言い淀み。
恥ずかし気に視線を逸らし。
「あそこがさ。何だかわかんないんだけど。ぬるぬるしちゃっててさ。体が何だか熱いんだ」
心底恥ずかしそうにそんな事を告白をしたノーラ。
カーラにはノーラの気持ちが分かる。
カーラは今までにノーラといて。
何度も股間がぬるぬるした事があったのだから。
それが何だかとても恥ずかしいのも理解出来る。
カーラはノーラも自分といて同じぬるぬるになってくれたんだと。
嬉しい気持ちでいっぱいになった。
「けどさ。やっぱり女同士ってのは普通じゃないって言うか。変、だと思うんだ」
ノーラの言葉に。
カーラはその先に続く言葉が予想出来てしまって。
今度は悲しい気持ちが溢れ出した。
「だから」
ごめんと言い掛けた所でテレビモニターの電源が入った。
二人の視線がそちらへと向かい。
『先輩。好き。大好き』
『私も好きだ。君を愛してる』
テレビモニターには可愛らしい感じのおさげ髪の女と中性的な見た目の女が映っていて。
二人は告白をした後で唇を重ね合う。
甘く。
濃厚な口付けを交わした二人は互いに服を脱がせ合い。
下着を脱がせ合い。
裸になるとベッドの上で肌を重ね合い。
『あっ♡あっ♡あんっ♡』
ゴクリと唾を飲み込む二人。
薄い板の中で人族が動いている事など今はどうでも良い。
女同士が。
肌を重ねて愛し合っている事こそが今は重要なのだ。
女達は。
それはもう幸せそうに。
それはもう気持ち良さそうに。
互いの体を求めあっている。
ノーラもカーラも。
女達の姿を。
目を血走らせてつぶさに観察した。
「な、なぁカーラ」
ノーラは動揺を見せて。
「うん」
カーラは少し恥ずかし気に。
「女同士で愛し合うのも。別におかしくないんだな」
「うん」
カーラは言葉少なに返事をするだけだが。
ノーラが次に言うであろう言葉に期待してしまっている。
「カーラ」
ノーラとカーラは向かい合い。
ノーラの手がカーラの両肩に添えられる。
「あたし達も真似してみようか」
「うん」
二人は唇を重ねた後。
ベッドに移動して。
ラブホテルで初めて。
美しい百合の花が咲き乱れたのであった。
チェックアウト10分前の電話が鳴り。
幸せそうな笑みを浮かべたカーラが受話器を取った。
「10分前だって。清算を済ませたら時間までに部屋を出て下さいって」
「あ、ああ。うん。服、着なきゃな」
何だか肌が艶っ々のカーラとは対照的に。
ベッドにぐったりと沈んでいるノーラ。
どうやら普段と真逆でベッドの上ではカーラの方が活発だった様である。
着替えを済ませ。
ルイスから預かった清算用の硬貨投入口に銀貨8枚を投入して。
部屋を出た二人はフロントでスタンプカードを受け取ってラブホテルを出た。
カーラはノーラを支える様に腰に腕を回している。
こうしていないとノーラがフラフラして真っ直ぐに歩けないのだ。
カーラの体温が。
カーラの胸の感触が伝わって。
ノーラの心は温かいもので満たされる。
「ルイスさんにちゃんとお礼を言わないとな」
「うん。ルイスさんは私達の恩人だよ」
冒険者ギルドへと戻り。
二人はルイスへラブホテルの感想を。
それはもう色々と色々とぼかしながら伝えた。
ぼかしながらも評価は勿論最高である。
ルイスは二人を労い。
数時間前よりも仲睦まじい様子の二人を見てほくそ笑み。
決して旨いとは言えない硬い黒パンを齧った。
蒼剣の誓いの魔術師ルイスは。
美少女がイチャイチャしている姿を見てパン13個いける程の罪深い百合好きである。
マスタールームでは二人の少女の様子に異様にテンションを上げているアイトがいた。
ヒショは黙って小窓で映しているエントランスの様子を観察している。
相変わらず。
ラブホテルを訪れるのは男の冒険者ばかりなのだから。
アイトが一人、異様に盛り上がっているのも仕方が無いのかもしれない。
「いや、仕方が無い!こればっかりは仕方が無い!」
だそうである。
オーナー権限で時間を延長してやろうかなどとも考えながら。
アイトはその時に備えてじっとテレビモニターを観察するのであった。
ガウンに着替えスリッパを履いて。
ノーラとカーラは濡れた髪のまま部屋に戻ってソファーに座った。
気まずい空気が流れているせいか。
二人の距離はやや遠い。
しばしの沈黙の後。
「えっと。さっきはごめん」
「うん」
ノーラが謝罪の言葉を口にするが話が続かない。
ノーラは視線を彷徨わせながらカーラをチラチラと見て。
カーラは膝の上に視線を落としている。
酒に酔っている訳でも。
風呂で逆上せた訳でも無いのに。
二人とも頬が赤く染まっている。
またしばしの沈黙が続いて。
カーラはグラスに残っていたワインを一気に煽った。
「あの!」
思いがけず大きな声が出てしまった事に自分でも驚いたカーラ。
「あのね?話したい事があるんだけれど、聞いてくれる?」
「どうしたの?そんなに改まって」
決意を孕んだ様なカーラの言葉に。
ノーラは不思議そうな表情を浮かべてカーラに視線を送る。
するとカーラは真剣な顔をしてノーラを見ていた。
「ずっと言わなきゃいけないって思ってた事があって。聞いて欲しいの」
「う、うん。聞くよ。聞く」
普段のカーラがあまりしない熱の籠った表情に。
ノーラは少々気圧され気味になりながら姿勢を正した。
「私達は幼馴染で。ノーラは上手く人と話せない私とずっと一緒にいてくれて。友達でいてくれて。いつだって私の事を助けてくれて」
真剣な表情で。
微かに瞳を潤ませながら言葉を紡ぐカーラ。
「ずっとカーラの事を大事な親友だって思ってたの。誰よりも大好きな親友だって」
ノーラも真剣な表情でカーラの言葉に頷く。
ノーラにとってもカーラは大事な親友で。
同じ思いを抱いているから。
「だけどね。何時からだろう。気付いちゃったんだ」
カーラは寂しそうな目をして。
ノーラから微かに視線を逸らした。
「私のノーラを好きな気持ちは普通と少し違うんだって。私は普通じゃないんだって」
カーラの瞳から涙が溢れ。
溢れた涙が頬を濡らす。
「私はね。ノーラ。ノーラの事が好きなの。親友じゃなくって。ノーラの事を愛してるの」
突然の告白に。
大粒の涙を流す親友に。
驚きで言葉が出て来ないノーラ。
沈黙では無く。
泣きじゃくるカーラの嗚咽と鼻を啜る音だけが部屋に響く。
ノーラは唾液を飲み込み。
どうにも定まらない視線をカーラに向けた。
「カーラ」
名前を呼んでカーラの手を握り。
顔を上げたぐしゃぐしゃ顔のカーラを目を合わせ。
「あたしもさ。カーラの事が好きだよ。愛ってのがどんなものかはあたしには分からないけれど。カーラと手を繋ぐとさ。胸がドキドキってするんだよ。さっきも風呂でさ。胸にファイヤーボールを食らったみたいになって。今なんてさ」
カーラはそこまで言って言い淀み。
恥ずかし気に視線を逸らし。
「あそこがさ。何だかわかんないんだけど。ぬるぬるしちゃっててさ。体が何だか熱いんだ」
心底恥ずかしそうにそんな事を告白をしたノーラ。
カーラにはノーラの気持ちが分かる。
カーラは今までにノーラといて。
何度も股間がぬるぬるした事があったのだから。
それが何だかとても恥ずかしいのも理解出来る。
カーラはノーラも自分といて同じぬるぬるになってくれたんだと。
嬉しい気持ちでいっぱいになった。
「けどさ。やっぱり女同士ってのは普通じゃないって言うか。変、だと思うんだ」
ノーラの言葉に。
カーラはその先に続く言葉が予想出来てしまって。
今度は悲しい気持ちが溢れ出した。
「だから」
ごめんと言い掛けた所でテレビモニターの電源が入った。
二人の視線がそちらへと向かい。
『先輩。好き。大好き』
『私も好きだ。君を愛してる』
テレビモニターには可愛らしい感じのおさげ髪の女と中性的な見た目の女が映っていて。
二人は告白をした後で唇を重ね合う。
甘く。
濃厚な口付けを交わした二人は互いに服を脱がせ合い。
下着を脱がせ合い。
裸になるとベッドの上で肌を重ね合い。
『あっ♡あっ♡あんっ♡』
ゴクリと唾を飲み込む二人。
薄い板の中で人族が動いている事など今はどうでも良い。
女同士が。
肌を重ねて愛し合っている事こそが今は重要なのだ。
女達は。
それはもう幸せそうに。
それはもう気持ち良さそうに。
互いの体を求めあっている。
ノーラもカーラも。
女達の姿を。
目を血走らせてつぶさに観察した。
「な、なぁカーラ」
ノーラは動揺を見せて。
「うん」
カーラは少し恥ずかし気に。
「女同士で愛し合うのも。別におかしくないんだな」
「うん」
カーラは言葉少なに返事をするだけだが。
ノーラが次に言うであろう言葉に期待してしまっている。
「カーラ」
ノーラとカーラは向かい合い。
ノーラの手がカーラの両肩に添えられる。
「あたし達も真似してみようか」
「うん」
二人は唇を重ねた後。
ベッドに移動して。
ラブホテルで初めて。
美しい百合の花が咲き乱れたのであった。
チェックアウト10分前の電話が鳴り。
幸せそうな笑みを浮かべたカーラが受話器を取った。
「10分前だって。清算を済ませたら時間までに部屋を出て下さいって」
「あ、ああ。うん。服、着なきゃな」
何だか肌が艶っ々のカーラとは対照的に。
ベッドにぐったりと沈んでいるノーラ。
どうやら普段と真逆でベッドの上ではカーラの方が活発だった様である。
着替えを済ませ。
ルイスから預かった清算用の硬貨投入口に銀貨8枚を投入して。
部屋を出た二人はフロントでスタンプカードを受け取ってラブホテルを出た。
カーラはノーラを支える様に腰に腕を回している。
こうしていないとノーラがフラフラして真っ直ぐに歩けないのだ。
カーラの体温が。
カーラの胸の感触が伝わって。
ノーラの心は温かいもので満たされる。
「ルイスさんにちゃんとお礼を言わないとな」
「うん。ルイスさんは私達の恩人だよ」
冒険者ギルドへと戻り。
二人はルイスへラブホテルの感想を。
それはもう色々と色々とぼかしながら伝えた。
ぼかしながらも評価は勿論最高である。
ルイスは二人を労い。
数時間前よりも仲睦まじい様子の二人を見てほくそ笑み。
決して旨いとは言えない硬い黒パンを齧った。
蒼剣の誓いの魔術師ルイスは。
美少女がイチャイチャしている姿を見てパン13個いける程の罪深い百合好きである。
10
お気に入りに追加
542
あなたにおすすめの小説

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる