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第3章 異世界で領地を経営します
61 くノ一
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【前書き】
望月千代(もちづき・ちよ)14代目は 信濃国望月城主望月氏〈信濃国の滋野氏〉の末裔で、信濃巫女頭です。
彼女は幼い頃から信濃巫女頭として英才教育を受けていました。
表向きは神事や奉納舞等を司っていますが、実情は飛騨上忍の特殊技術継承者でした。
文献に『千代女』と表記されるのは、母と娘が同じ名前の為で、『女』は娘を意味します。英語圏で息子に父の名を付けた時に『ジュニア』と呼ぶ事と同じです。戸籍や住民票が無く、識字率が低い時代によくある表記です。
先祖代々、信濃巫女頭の跡継ぎの娘の名前は『千代』とされてました。
★ ☆ ★
18歳になった千代は腐女子だった。長野県の高校を卒業した後、趣味の為に東京の女子大学に進学する。
そしてコミケに参加する為に、東京のアパートで1人暮らしを始めた。
しかし、現実は思い通りにならない。夏コミには当選できなかった。
それでも、1人ぼっちでBLの島巡りを3日間続けて行い、満足していた。
千代は建物の端で、1人で収穫物を確認していたが、突然彼女の頭の中で警告音が鳴り響く。
初めて感じる危機管理予知警報が、『ビービー』と鳴り響いた。
その警報の対象者を探すと、以外にもパッとしない見た目の中年男性だった。
千代は、狙っていた薄い本の新刊を全て買った後だったので、興味本位でその男の後をつける事にする。
その男の跡を付けていくうちに、何故か「只者では無い」と感じたので、気配を遮断して隠密行動を取る。
幸いにも人が多いので、気付かれてない様だった。
が、一瞬! 男が人の目を盗んで壁をすり抜けた。
ズルンッ!
千代は俊足を使い、壁の裏に急ぐ。
『関係者以外立入禁止』で、誰も居ない通路に魔方陣が光っている。
千代は躊躇わずに飛び込んでしまった。
シュィイイイイインッ!
そこは、知らない世界だった。
魔物が居て、魔法が使える異世界だった。
千代だって、異世界漫画を読んだ事がある。薄い本のBL仕様の2次作品で……。
当然ながら、女の千代は「BLの主人公には転生出来ないわ……」と思った。
「はっ、そもそも『転生』ではないじゃない! 『転移』だわ! 『巻き込まれて転移』と言うやつだわ!」
千代はBLボッチが永過ぎた様だ。自分の発想が残念な事に、まったく気付いてない。
「とにかくあの男を探して日本に戻らないと、部屋に散らばってるコミケ2日分のBL本を、誰かに見られたら生きて行けないわ」
しかし、全くあの男を見つける事は出来なかった。
そもそも特徴を覚えていなかった。
千代はオーディン〈ヤマちゃん〉が【認識阻害】を掛けていた事すら知らなかった。
「はぁ、駄目だわ! 3日も探して歩いたのに見付からない、警告音が鳴っても魔物ばかりだわ」
しかも、異世界で若い女1人が生きてくのは難しい。
忍者の知識と技術を駆使しても、快適な生活は送れなかった。
「冒険者ギルドに登録して、クエストを達成してお金を稼ぐしかないわ」
しかし、初級冒険者はクエストを達成しても、貰える金額が少なかった。
宿に泊まる余裕も無く、野宿ばかりしている。
「これでは駄目だわ、効率良く稼ぐ為に冒険者グループに入りましょう」
だがグループに入っても、他人と魔物を狩るのは気を使う。
男と女の混合グループだったが、先輩の女はリーダーと出来ていた。
時々、いや結構頻繁にイチャイチャしている。
四六時中一緒に行動しているので、イヤでも見てしまう。
千代をいやらしい目で見てくるメンバーの男もいて、非常に居心地が悪かった。
生活は少しづつ向上していたのだが。
「そうだ、私は忍者だわ! 狩人では無くて暗殺が本業だわ。きっと殺し屋ならもっと稼げるはずよ」
千代は追い詰められていた、野宿をして化粧も出来ず風呂にも入れず、
「このままでは女らしさを無くしてしまう」と思った。
だから発想が徐々にズレていってしまった。
「ふふふっ、やっぱり私は暗殺者だったのだわ!」
千代は裏世界の暗殺者ギルドに所属して、スグに頭角を顕した。
忍者の技術は異世界でも十分通用する。
いやむしろ、現代日本よりも異世界の方が役立ったのだ。
そんな或る日、ボスから特別に声を掛けられた。
「チヨ、デッカイ依頼が入ってるのだが、受けてみるか?」
「……はい」
対象者の名前を聞いたら、もう断る事は出来ない。秘密裏に行動するのが暗殺者だからだ。
「お伺いします」
「後には引けないぞ、失敗すればお前が消される。殺すまで帰って来れないのだ、遣るか遣られるかだ!」
「今更後へは引けません、承りました」
「よしっ……ターゲットは『ユウリ・ユリシーズ・ノルマンド公爵』、報酬は白金貨10枚(約1千万円)だ!」
「白金貨10枚っ!」
「支度金として、金貨5枚を前渡しする」
「はい、必ず成功して見せましょう」
大きな仕事だわ。
成功すれば余裕の有る生活を送れるし、日本に帰る方法を探す余裕も出来るでしょう。
目標を良く観察して、じっくり暗殺計画を練ろう。
失敗は絶対に許されないから。
「なんだこいつは! 一体何者なんでしょう、人間なのでしょうか?」
神出鬼没・荒唐無稽とは、この男の事を言うのだろう。
この地に来てから覚えたレーダーマップに、対象をマーキングしてるのだが、スグに見失ってしまう。
散々振り回されて、やっとトロルヘイムの領主館でチャンスが訪れた。
「よし、今しかない!」
ビッシュッ、ズバババッ、ドスンッ!
【蜘蛛の巣】で体を拘束し、【毒手裏剣】を3本ずらしながら【兜割】でクナイを撃った。
「うひゃぁっ、ついにヤッタわ!」
ズドンッ!
次の瞬間、チヨの背中に【麻痺弾】が直撃した。
チヨはバタンと倒れて、体が痺れて身動き出来なくなってしまった。
「女の子は女の子らしくした方が良いよ……」
ユウリは私に止めを刺さずに去って行った。
「やれやれ、閣下は男にも女にもアマアマです。しかし私は違います。お前を許す訳にはいきません」
日本のOLスーツ姿の女性がチヨを見下していた。
ミサエ・ナカハラ〈トロルヘイム領主代行〉は、痺れて動けないチヨに『隷属の首輪』を嵌めた。
左手に魔石を持って、右手を首輪にかざしながら唱える。
「この女を第1級犯罪奴隷にする」
ピッキィイイインッ!
『隷属の首輪』の魔石がピカっと光って登録が完了した。
ミサエは、ぐったりしてるチヨの両手を鑑定クリスタルにあてる。
「ステータスオープン!」
チヨ・モチヅキ Lv20
望月千代 18歳
大学生 信濃巫女頭 飛騨上忍
人間
HP200 MP200
[パッシブスキル]
ステータスウインドウ
レーダーマップ
物理耐性Lv3 魔力耐性Lv3
状態異常耐性Lv3
気配感知Lv5 危険察知Lv5
危機管理Lv5
[スキル]
家事Lv3 調教Lv3
料理Lv3 木工Lv5
細工Lv5 鑑定Lv3
探索Lv5 識別Lv3
採取Lv5 生活魔法Lv3
火魔法Lv5 水魔法Lv5
風魔法Lv5 土魔法Lv5
闇魔法Lv3
剣術Lv5 槍術Lv5
弓術Lv5 忍術Lv10
「お前はこれから、暗殺しようとしたユウリ様に仕えるのよ。その前に私が直々に、奴隷としての躾を十分に施します。おほほほほっ」
望月千代(もちづき・ちよ)14代目は 信濃国望月城主望月氏〈信濃国の滋野氏〉の末裔で、信濃巫女頭です。
彼女は幼い頃から信濃巫女頭として英才教育を受けていました。
表向きは神事や奉納舞等を司っていますが、実情は飛騨上忍の特殊技術継承者でした。
文献に『千代女』と表記されるのは、母と娘が同じ名前の為で、『女』は娘を意味します。英語圏で息子に父の名を付けた時に『ジュニア』と呼ぶ事と同じです。戸籍や住民票が無く、識字率が低い時代によくある表記です。
先祖代々、信濃巫女頭の跡継ぎの娘の名前は『千代』とされてました。
★ ☆ ★
18歳になった千代は腐女子だった。長野県の高校を卒業した後、趣味の為に東京の女子大学に進学する。
そしてコミケに参加する為に、東京のアパートで1人暮らしを始めた。
しかし、現実は思い通りにならない。夏コミには当選できなかった。
それでも、1人ぼっちでBLの島巡りを3日間続けて行い、満足していた。
千代は建物の端で、1人で収穫物を確認していたが、突然彼女の頭の中で警告音が鳴り響く。
初めて感じる危機管理予知警報が、『ビービー』と鳴り響いた。
その警報の対象者を探すと、以外にもパッとしない見た目の中年男性だった。
千代は、狙っていた薄い本の新刊を全て買った後だったので、興味本位でその男の後をつける事にする。
その男の跡を付けていくうちに、何故か「只者では無い」と感じたので、気配を遮断して隠密行動を取る。
幸いにも人が多いので、気付かれてない様だった。
が、一瞬! 男が人の目を盗んで壁をすり抜けた。
ズルンッ!
千代は俊足を使い、壁の裏に急ぐ。
『関係者以外立入禁止』で、誰も居ない通路に魔方陣が光っている。
千代は躊躇わずに飛び込んでしまった。
シュィイイイイインッ!
そこは、知らない世界だった。
魔物が居て、魔法が使える異世界だった。
千代だって、異世界漫画を読んだ事がある。薄い本のBL仕様の2次作品で……。
当然ながら、女の千代は「BLの主人公には転生出来ないわ……」と思った。
「はっ、そもそも『転生』ではないじゃない! 『転移』だわ! 『巻き込まれて転移』と言うやつだわ!」
千代はBLボッチが永過ぎた様だ。自分の発想が残念な事に、まったく気付いてない。
「とにかくあの男を探して日本に戻らないと、部屋に散らばってるコミケ2日分のBL本を、誰かに見られたら生きて行けないわ」
しかし、全くあの男を見つける事は出来なかった。
そもそも特徴を覚えていなかった。
千代はオーディン〈ヤマちゃん〉が【認識阻害】を掛けていた事すら知らなかった。
「はぁ、駄目だわ! 3日も探して歩いたのに見付からない、警告音が鳴っても魔物ばかりだわ」
しかも、異世界で若い女1人が生きてくのは難しい。
忍者の知識と技術を駆使しても、快適な生活は送れなかった。
「冒険者ギルドに登録して、クエストを達成してお金を稼ぐしかないわ」
しかし、初級冒険者はクエストを達成しても、貰える金額が少なかった。
宿に泊まる余裕も無く、野宿ばかりしている。
「これでは駄目だわ、効率良く稼ぐ為に冒険者グループに入りましょう」
だがグループに入っても、他人と魔物を狩るのは気を使う。
男と女の混合グループだったが、先輩の女はリーダーと出来ていた。
時々、いや結構頻繁にイチャイチャしている。
四六時中一緒に行動しているので、イヤでも見てしまう。
千代をいやらしい目で見てくるメンバーの男もいて、非常に居心地が悪かった。
生活は少しづつ向上していたのだが。
「そうだ、私は忍者だわ! 狩人では無くて暗殺が本業だわ。きっと殺し屋ならもっと稼げるはずよ」
千代は追い詰められていた、野宿をして化粧も出来ず風呂にも入れず、
「このままでは女らしさを無くしてしまう」と思った。
だから発想が徐々にズレていってしまった。
「ふふふっ、やっぱり私は暗殺者だったのだわ!」
千代は裏世界の暗殺者ギルドに所属して、スグに頭角を顕した。
忍者の技術は異世界でも十分通用する。
いやむしろ、現代日本よりも異世界の方が役立ったのだ。
そんな或る日、ボスから特別に声を掛けられた。
「チヨ、デッカイ依頼が入ってるのだが、受けてみるか?」
「……はい」
対象者の名前を聞いたら、もう断る事は出来ない。秘密裏に行動するのが暗殺者だからだ。
「お伺いします」
「後には引けないぞ、失敗すればお前が消される。殺すまで帰って来れないのだ、遣るか遣られるかだ!」
「今更後へは引けません、承りました」
「よしっ……ターゲットは『ユウリ・ユリシーズ・ノルマンド公爵』、報酬は白金貨10枚(約1千万円)だ!」
「白金貨10枚っ!」
「支度金として、金貨5枚を前渡しする」
「はい、必ず成功して見せましょう」
大きな仕事だわ。
成功すれば余裕の有る生活を送れるし、日本に帰る方法を探す余裕も出来るでしょう。
目標を良く観察して、じっくり暗殺計画を練ろう。
失敗は絶対に許されないから。
「なんだこいつは! 一体何者なんでしょう、人間なのでしょうか?」
神出鬼没・荒唐無稽とは、この男の事を言うのだろう。
この地に来てから覚えたレーダーマップに、対象をマーキングしてるのだが、スグに見失ってしまう。
散々振り回されて、やっとトロルヘイムの領主館でチャンスが訪れた。
「よし、今しかない!」
ビッシュッ、ズバババッ、ドスンッ!
【蜘蛛の巣】で体を拘束し、【毒手裏剣】を3本ずらしながら【兜割】でクナイを撃った。
「うひゃぁっ、ついにヤッタわ!」
ズドンッ!
次の瞬間、チヨの背中に【麻痺弾】が直撃した。
チヨはバタンと倒れて、体が痺れて身動き出来なくなってしまった。
「女の子は女の子らしくした方が良いよ……」
ユウリは私に止めを刺さずに去って行った。
「やれやれ、閣下は男にも女にもアマアマです。しかし私は違います。お前を許す訳にはいきません」
日本のOLスーツ姿の女性がチヨを見下していた。
ミサエ・ナカハラ〈トロルヘイム領主代行〉は、痺れて動けないチヨに『隷属の首輪』を嵌めた。
左手に魔石を持って、右手を首輪にかざしながら唱える。
「この女を第1級犯罪奴隷にする」
ピッキィイイインッ!
『隷属の首輪』の魔石がピカっと光って登録が完了した。
ミサエは、ぐったりしてるチヨの両手を鑑定クリスタルにあてる。
「ステータスオープン!」
チヨ・モチヅキ Lv20
望月千代 18歳
大学生 信濃巫女頭 飛騨上忍
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状態異常耐性Lv3
気配感知Lv5 危険察知Lv5
危機管理Lv5
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家事Lv3 調教Lv3
料理Lv3 木工Lv5
細工Lv5 鑑定Lv3
探索Lv5 識別Lv3
採取Lv5 生活魔法Lv3
火魔法Lv5 水魔法Lv5
風魔法Lv5 土魔法Lv5
闇魔法Lv3
剣術Lv5 槍術Lv5
弓術Lv5 忍術Lv10
「お前はこれから、暗殺しようとしたユウリ様に仕えるのよ。その前に私が直々に、奴隷としての躾を十分に施します。おほほほほっ」
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