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第1章 異世界で生活研修! って、日本に帰れますか?
2 異世界人の家?
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目が覚めると、そこは寝心地の良いベッドの上だった。
「知らない天井だ!」
とりあえず、お約束を声に出して言ってみた、せっかくの機会だから。
柔らかく心地よい、干し藁の上に白いシーツを被せている様だ。
枕は蕎麦殻だろうか? ちょっと硬めでかなり大きい。
ベッドはキングサイズと言う物だろうか? これもとても大きい。
見回すと、そこは10畳間ぐらいの部屋で。
壁は木材のようだが、窓とドアのバランスがちょっと変だ、天井も高い。
ドア、窓、椅子等、一つ一つがとてもでかい。
まさか、異世界に来てるのかな~?
2、3分経っただろうか? 木製のドアが
ゴツッ、ゴツッ、
と、重い音でノックされ、1人の男が入ってきた。
毛深い2メートルほどの大男だ。
俺の顔を覗き込むように見てニンマリと笑うと、牙の様な歯が覗く。
ちょっとビビッタが、とても愛嬌のある笑顔だ。
はっきり言ってゴリマッチョな外国人……欧米か?
「俺ぁ オゥログ・ハァイ っちゅうだ。樵だぁ」
ゆっくりと抑揚をつけて喋りだした。
「私は清水悠里と言います。ユウリが名前でシミズが家名です」
とりあえず、異世界転生物の主人公のお約束の、姓名の説明をしておいた。
「なんでぇ森の中で寝てたんだぁ、獣にでも襲われただかぁ?」
「いや、あの、その……、覚えてないです。助けて戴き有難う御座います」
「あぁぁ……、飯食うかぁ?」
「戴きますっ!」
スープとパンだ。
木製のお椀とお皿とスプーンで出てきた。パンには溶けかかった分厚いチーズが乗っている。
ラノベでは異世界飯は不味いと定番だが、パンはナッツの様な雑味がして結構食べられる、スープは塩味だが肉と野菜の旨味が出ていて、素朴な味付けだが美味い。白く濁っているのは羊かヤギのミルクだろうか?
「美味しいです」
「あぁぁ、家で取れた物ばかりだから新鮮だぁ、うめぇだろう」
「ここは森の中みたいですね、お1人で住んでるのですか?」
「うぅんっ、1人かなぁ? 俺ぁトロールって妖精族だぁ、二つ頭で今は分かれてるんだぁ~。帰ってきたら、くっ付いちまうから2人の様な1人だぁ、見たらビックリするだぞぅ?」
「聞いただけでビックリポンです」
ワォッ! ファンタジーワールド! 本当に異世界に来たのかなぁ? それとも手の込んだドッキリかも?
「お前も妖精族かぁ?」
「人族だと思いますが……人って食べますか?」
「食わねえよぉ、薪を人族の町に売りに行くからぁ、人族は食わねえよぉ、安心しろぉ」
「人族を食べるトロールは居ないんですか?」
「居るんじゃないかぁ? 人族だって魔物や獣を食うだろぅ?」
地球でも猛獣をペットにする人もいるし、強盗殺人や戦争だって有るし、一概に決め付ける事はできないか。
騎手や調教師や馬主だって馬肉を食べないとは限らないだろうしね。
食後の休憩を長く取る習慣? することがないだけ? 宙を見てボーっとしている、マッタリタイムだ。
テレビは無い、ラジオも無い。
壁には熊のなめし皮が貼ってあり、地図が書いてある。……他に何もない。
「家の中を見させて貰っても良いですか?」
「あぁぁ、遠慮するなぁ」
間取りはリビング、ベッドルーム、キッチン、トイレ兼風呂兼洗濯場、物置部屋、外には倉庫が有る。
キッチンには薪オーブンとパン窯が有る。
洗い場は有るが蛇口は無い、外から樋が通っていて、樽に水が溜まっている。
シンクの代わりに木製の大きい水舟があり、仕切りで3つに区切ってある。
湧き水が出る丘の上の溜池から樋を引き、外の大樽に水が溜まってる。
溜池には関が有り水量を調節できるそうだ。すべて木製らしい。
ん~、結構文化的生活をしてるんだな~。
「俺が食器を洗いますね!」
「食休みしてからするだぁ」
「はい!」
水舟の仕切りは真ん中上部が小さく丸く切ってあり、樽の給水栓を抜くと順番に水を満たしていき、最後は排水路に流れ落ちていく。
仕切られた3つの水舟全てに排水栓が付いていて、栓を抜くと溜まってた水全てが、樋を伝い排水溝に流れていく。
今使った木製食器は最後の水舟に浸けてある。洗う場所は真ん中の水舟だ。木か草の繊維で作ったタワシでこすり洗う。洗った食器は最初の水舟に入れる。
トイレ兼風呂兼洗濯場は結構広く、ここも外から樋が通っていて、樽に水が溜まっている。
樽の横に水瓶が2つ有り、樽の下のほうにある給水口の栓を抜くと、水瓶に水が落ちていく。
事後処理は水を桶ですくって流し洗う。床は緩やかな傾斜がついて、真ん中は排水溝が刻まれている。
汚水がそこを流れて外に出て行くと、小川まで木製の排水溝が続いている。
リビングは幼稚園の教室ぐらい広く、絵本物語に出てくるような大きな暖炉がある!
保育園で歌ったペチカを思い出すな~。
倉庫には樵や農業の道具が有り、材木と薪が積まれている。乾燥小屋も兼ねてるらしく広い。
外にも材木と薪がたくさん積まれている。薪は十分に乾燥させてから町に持っていくという。生木は燃えにくく、乾燥が足りないと煙が多く出て、熱も上がりにくいからだそうだ。
畑と家畜小屋もある。
作物の種類は豊富で、家畜は牛、羊、ヤギ、鶏、馬、小さな池に鴨がいる。
林檎、洋ナシ、桃の木もある。
商売では無く、家で使う分だけで、そんなに広くない。
町で売るのは材木と薪だけらしい。
近くに他の家は無いようだ。周りを森に囲まれていて、遠くに山脈が見える。
「ここはホクオー国のノーレの森だぁ。『妖精の森』と呼ばれてるだぁ。南に行くとリリーメルの町があるだぁ。明日は薪を売りに行く日だぁ」
「町に一緒に連れてって貰っても良いですか?」
「行って売って帰ってぇ、朝から夜までだぞぉ」
「助けて貰ったお礼に手伝わせて下さい」
「『旅の者をモテナシなさい』と言うだぁ、お礼は要らないだども町に一緒に行くだぁ」
「はいっ、お願いしますっ!」
まぁ、とりあえず1ヶ月経てば迎えが来るだろうから……。
それにしても、どうして気絶してたんだろうか? タクシーを何時何処で降りたんだろう?
その日は客用のベッドをリビングルームに作って貰い、眠りに就いた。
「知らない天井だ!」
とりあえず、お約束を声に出して言ってみた、せっかくの機会だから。
柔らかく心地よい、干し藁の上に白いシーツを被せている様だ。
枕は蕎麦殻だろうか? ちょっと硬めでかなり大きい。
ベッドはキングサイズと言う物だろうか? これもとても大きい。
見回すと、そこは10畳間ぐらいの部屋で。
壁は木材のようだが、窓とドアのバランスがちょっと変だ、天井も高い。
ドア、窓、椅子等、一つ一つがとてもでかい。
まさか、異世界に来てるのかな~?
2、3分経っただろうか? 木製のドアが
ゴツッ、ゴツッ、
と、重い音でノックされ、1人の男が入ってきた。
毛深い2メートルほどの大男だ。
俺の顔を覗き込むように見てニンマリと笑うと、牙の様な歯が覗く。
ちょっとビビッタが、とても愛嬌のある笑顔だ。
はっきり言ってゴリマッチョな外国人……欧米か?
「俺ぁ オゥログ・ハァイ っちゅうだ。樵だぁ」
ゆっくりと抑揚をつけて喋りだした。
「私は清水悠里と言います。ユウリが名前でシミズが家名です」
とりあえず、異世界転生物の主人公のお約束の、姓名の説明をしておいた。
「なんでぇ森の中で寝てたんだぁ、獣にでも襲われただかぁ?」
「いや、あの、その……、覚えてないです。助けて戴き有難う御座います」
「あぁぁ……、飯食うかぁ?」
「戴きますっ!」
スープとパンだ。
木製のお椀とお皿とスプーンで出てきた。パンには溶けかかった分厚いチーズが乗っている。
ラノベでは異世界飯は不味いと定番だが、パンはナッツの様な雑味がして結構食べられる、スープは塩味だが肉と野菜の旨味が出ていて、素朴な味付けだが美味い。白く濁っているのは羊かヤギのミルクだろうか?
「美味しいです」
「あぁぁ、家で取れた物ばかりだから新鮮だぁ、うめぇだろう」
「ここは森の中みたいですね、お1人で住んでるのですか?」
「うぅんっ、1人かなぁ? 俺ぁトロールって妖精族だぁ、二つ頭で今は分かれてるんだぁ~。帰ってきたら、くっ付いちまうから2人の様な1人だぁ、見たらビックリするだぞぅ?」
「聞いただけでビックリポンです」
ワォッ! ファンタジーワールド! 本当に異世界に来たのかなぁ? それとも手の込んだドッキリかも?
「お前も妖精族かぁ?」
「人族だと思いますが……人って食べますか?」
「食わねえよぉ、薪を人族の町に売りに行くからぁ、人族は食わねえよぉ、安心しろぉ」
「人族を食べるトロールは居ないんですか?」
「居るんじゃないかぁ? 人族だって魔物や獣を食うだろぅ?」
地球でも猛獣をペットにする人もいるし、強盗殺人や戦争だって有るし、一概に決め付ける事はできないか。
騎手や調教師や馬主だって馬肉を食べないとは限らないだろうしね。
食後の休憩を長く取る習慣? することがないだけ? 宙を見てボーっとしている、マッタリタイムだ。
テレビは無い、ラジオも無い。
壁には熊のなめし皮が貼ってあり、地図が書いてある。……他に何もない。
「家の中を見させて貰っても良いですか?」
「あぁぁ、遠慮するなぁ」
間取りはリビング、ベッドルーム、キッチン、トイレ兼風呂兼洗濯場、物置部屋、外には倉庫が有る。
キッチンには薪オーブンとパン窯が有る。
洗い場は有るが蛇口は無い、外から樋が通っていて、樽に水が溜まっている。
シンクの代わりに木製の大きい水舟があり、仕切りで3つに区切ってある。
湧き水が出る丘の上の溜池から樋を引き、外の大樽に水が溜まってる。
溜池には関が有り水量を調節できるそうだ。すべて木製らしい。
ん~、結構文化的生活をしてるんだな~。
「俺が食器を洗いますね!」
「食休みしてからするだぁ」
「はい!」
水舟の仕切りは真ん中上部が小さく丸く切ってあり、樽の給水栓を抜くと順番に水を満たしていき、最後は排水路に流れ落ちていく。
仕切られた3つの水舟全てに排水栓が付いていて、栓を抜くと溜まってた水全てが、樋を伝い排水溝に流れていく。
今使った木製食器は最後の水舟に浸けてある。洗う場所は真ん中の水舟だ。木か草の繊維で作ったタワシでこすり洗う。洗った食器は最初の水舟に入れる。
トイレ兼風呂兼洗濯場は結構広く、ここも外から樋が通っていて、樽に水が溜まっている。
樽の横に水瓶が2つ有り、樽の下のほうにある給水口の栓を抜くと、水瓶に水が落ちていく。
事後処理は水を桶ですくって流し洗う。床は緩やかな傾斜がついて、真ん中は排水溝が刻まれている。
汚水がそこを流れて外に出て行くと、小川まで木製の排水溝が続いている。
リビングは幼稚園の教室ぐらい広く、絵本物語に出てくるような大きな暖炉がある!
保育園で歌ったペチカを思い出すな~。
倉庫には樵や農業の道具が有り、材木と薪が積まれている。乾燥小屋も兼ねてるらしく広い。
外にも材木と薪がたくさん積まれている。薪は十分に乾燥させてから町に持っていくという。生木は燃えにくく、乾燥が足りないと煙が多く出て、熱も上がりにくいからだそうだ。
畑と家畜小屋もある。
作物の種類は豊富で、家畜は牛、羊、ヤギ、鶏、馬、小さな池に鴨がいる。
林檎、洋ナシ、桃の木もある。
商売では無く、家で使う分だけで、そんなに広くない。
町で売るのは材木と薪だけらしい。
近くに他の家は無いようだ。周りを森に囲まれていて、遠くに山脈が見える。
「ここはホクオー国のノーレの森だぁ。『妖精の森』と呼ばれてるだぁ。南に行くとリリーメルの町があるだぁ。明日は薪を売りに行く日だぁ」
「町に一緒に連れてって貰っても良いですか?」
「行って売って帰ってぇ、朝から夜までだぞぉ」
「助けて貰ったお礼に手伝わせて下さい」
「『旅の者をモテナシなさい』と言うだぁ、お礼は要らないだども町に一緒に行くだぁ」
「はいっ、お願いしますっ!」
まぁ、とりあえず1ヶ月経てば迎えが来るだろうから……。
それにしても、どうして気絶してたんだろうか? タクシーを何時何処で降りたんだろう?
その日は客用のベッドをリビングルームに作って貰い、眠りに就いた。
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