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第1章 アストリア王国に転生
6 ケンちゃんの体の中に?
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マリエルは3歳に成りました。
私はとっくに離乳食を卒業して、自分でスプーンやフォークを使って食べてます。
「おいしぃぃ」
私は元気にモグモグしていました。
ある日の夕食、ケンちゃんは隣の椅子に座って、ジーッと私が食べるのを見ています。
今日はパパンもママンも居ませんので、ケンちゃんが大人しくして居られずに、私にチョッカイをだしてきました。
「マリちゃん、それ美味しいの?」
「うん、おいしぃぃ」
「俺も食べてみようかな?」
「おニンギョウだから、たべれないでしょ?」
「一口だけ、食べさせてよぅ」
「わかった……あ~ん」
「あ~ん。モグモグモグモグ……ウマイッ!」
「ヒッ!」
ジュディが奇声を発しました。
「お嬢様、人形が食べた物は、いったいどうなるのでしょう?」
ジュディが恐る恐る、私に尋ねました。
「そうよね~。おなかひらいて、みてみる~?」
「ヒッ!……そんな事、怖くて出来ません」
「おトイレでみてみる~?」
「それも、ちょっとぅ……見たいような、見たくないようなぁ」
「それじゃあ……エイルちゃ~ん! ケンちゃんのたべたの、どうなるの~?」
『はいは~い。 マリエルちゃん、ケンちゃんが食べた物は完全分解して、HPとMPにしましょうか。だって、人形がトイレにう●ちするのは、知らない人が見たら怖いよね~? お腹の中を錬金装置にして、ポーションに変換してもいいわよねぇ』
「ケンちゃんはポーションのザイリョウをたべるの?」
『それじゃあ不味そうで可哀想よねぇ。材料が揃ってる時はそれに見合うポーションで、材料が揃って無い時は体力回復薬にしましょうか。
ポーションが要らない時はHPとMPに変換しときましょう。
そして、そのHPとMPから、体力回復薬と魔力回復薬を何時でも作れる様にしてもいいわね』
「まぁ、ありがとう。でも、ほかのポーションがほしいときは、ザイリョウをあつめて、たべないと、いけないの?」
『そうよねぇ、それも手間が掛かりそうよねぇ。じゃあ、お腹の中をマジックバッグにしちゃおうか。食べた材料と出来たポーションをキープ出来る様にしましょうね』
「わ~、すごいすごい。エイルちゃん、ありがとう。 わかったでしょ! ケンちゃん」
「え、俺には何も聞こえて無いけど?」
「お嬢様。もしかして、女神エイル様とお話ししてたのですか?」
「そうよ」
グラッ、バタンッ!
ジュディは、よろけながら崩れ落ちました。何とか気絶はしなかったけど、虚ろな目を漂わせています。
「お嬢様、す・ご・い……」
「それで、エイル様は何て言ったんだい?」
「ケンちゃんのおなかをマジックバッグにするって。そのなかで、ポーションがつくれるって」
「へ~、トイレに行かなくて良いって事?」
「そうみたい。なんでもたべたもので、たいりょくかいふくやくに、できるって。ザイリョウがたりないときは、おなかのなかにキープできるって」
「ほぅ。じゃあ、バンバン食べて、キープしておこうか」
「ぼうけんに、つかうの?」
「俺とマリちゃんの冒険に使おうね」
「……わたしは、ぼうけんしたくないなぁ」
「したくないの?」
「うん」
「せっかく、異世界に転生したのに?」
「うん」
「……カワイイのとか、モフモフなのとか居るかもよ」
「いるのぅ?」
「まだ、見た事無いよ。お城とお屋敷の中しか、知らないもの」
「ジュディ。カワイイのとか、モフモフなのとかいるの?」
「い、いますね。ペットが欲しいのですか?」
「うん」
「魔物をペットにするには、【調教】スキルが必要です」
「ふ~ん」
「それじゃあ……エイルちゃ~ん、【調教】スキルがひつようなの~」
『え~、魔法は5歳からだよ~』
「モフモフをイッピキでいいから、おねがいおねがい」
『う~ん』
「モフモフイッピキなら、モンダイおきないでしょ?」
『じゃあ、5歳までは1匹までだからねぇ』
「わ~い、ありがとう。エイルちゃんだいすき~」
『えへへ~。私もマリエルちゃん大好きだよ~。じゃあね~』
初めての人族の親友であるマリエルに、甘々に成っている女神エイルでした。
「よ~し、ケンちゃん。おそとにいって、モフモフげっとだぜ~」
「オオゥ」
「ダメですぅ。危ない事はダメなんですぅ」
と、ジュディが言った。
「ジュディが、いっしょにいっても~?」
「わ、私ですか~?」
「うん、いいでしょ?」
「私は魔物と戦えません、戦闘スキルが無いですからぁ」
「そうなんだぁ」
「えっとぅ、護衛騎士と一緒に街の南の草原に行きましょうか? 低ランクの魔物なら時々でますよ」
「う~ん」
「スライムとか角ウサギですよ。……あと薬草も取れますね」
「つのウサギってかわいいの?」
「可愛いでしょう……か? 私はちょっと怖いです」
「ふ~ん」
「とりあえず、一度行って見ようぜ」
「うん」
「エイルちゃん、こんばんは。
ケンちゃんがマジックバッグになりました。
錬金も出来る様になりました。
沢山貰って、ありがとう。
明日は草原に魔物を見に行きます。出来たらペットにしたいです。
おやすみなさい。
親友のマリエルより」
「マリエルちゃん、こんばんは。
ケンちゃんが役に立ちそうで良かったね。
大きなお腹に綿しか入ってなかったから、マジックバッグにしてちょうど良かったね。
それと、着替えやお風呂に入る時は、ケンちゃんに向かって【ブラインド】と唱えてください。
ケンちゃんの目が見えなくなりますよ、3歳でもレディなんですからね。
目を治すときは【開眼】と唱えてください、目が見える様になります。
魔法は5歳からと言いましたが、生活の為に【調教】と【ブラインド】と【開眼】だけ特別ですよ。
おやすみなさい。
親友のエイルより」
私はとっくに離乳食を卒業して、自分でスプーンやフォークを使って食べてます。
「おいしぃぃ」
私は元気にモグモグしていました。
ある日の夕食、ケンちゃんは隣の椅子に座って、ジーッと私が食べるのを見ています。
今日はパパンもママンも居ませんので、ケンちゃんが大人しくして居られずに、私にチョッカイをだしてきました。
「マリちゃん、それ美味しいの?」
「うん、おいしぃぃ」
「俺も食べてみようかな?」
「おニンギョウだから、たべれないでしょ?」
「一口だけ、食べさせてよぅ」
「わかった……あ~ん」
「あ~ん。モグモグモグモグ……ウマイッ!」
「ヒッ!」
ジュディが奇声を発しました。
「お嬢様、人形が食べた物は、いったいどうなるのでしょう?」
ジュディが恐る恐る、私に尋ねました。
「そうよね~。おなかひらいて、みてみる~?」
「ヒッ!……そんな事、怖くて出来ません」
「おトイレでみてみる~?」
「それも、ちょっとぅ……見たいような、見たくないようなぁ」
「それじゃあ……エイルちゃ~ん! ケンちゃんのたべたの、どうなるの~?」
『はいは~い。 マリエルちゃん、ケンちゃんが食べた物は完全分解して、HPとMPにしましょうか。だって、人形がトイレにう●ちするのは、知らない人が見たら怖いよね~? お腹の中を錬金装置にして、ポーションに変換してもいいわよねぇ』
「ケンちゃんはポーションのザイリョウをたべるの?」
『それじゃあ不味そうで可哀想よねぇ。材料が揃ってる時はそれに見合うポーションで、材料が揃って無い時は体力回復薬にしましょうか。
ポーションが要らない時はHPとMPに変換しときましょう。
そして、そのHPとMPから、体力回復薬と魔力回復薬を何時でも作れる様にしてもいいわね』
「まぁ、ありがとう。でも、ほかのポーションがほしいときは、ザイリョウをあつめて、たべないと、いけないの?」
『そうよねぇ、それも手間が掛かりそうよねぇ。じゃあ、お腹の中をマジックバッグにしちゃおうか。食べた材料と出来たポーションをキープ出来る様にしましょうね』
「わ~、すごいすごい。エイルちゃん、ありがとう。 わかったでしょ! ケンちゃん」
「え、俺には何も聞こえて無いけど?」
「お嬢様。もしかして、女神エイル様とお話ししてたのですか?」
「そうよ」
グラッ、バタンッ!
ジュディは、よろけながら崩れ落ちました。何とか気絶はしなかったけど、虚ろな目を漂わせています。
「お嬢様、す・ご・い……」
「それで、エイル様は何て言ったんだい?」
「ケンちゃんのおなかをマジックバッグにするって。そのなかで、ポーションがつくれるって」
「へ~、トイレに行かなくて良いって事?」
「そうみたい。なんでもたべたもので、たいりょくかいふくやくに、できるって。ザイリョウがたりないときは、おなかのなかにキープできるって」
「ほぅ。じゃあ、バンバン食べて、キープしておこうか」
「ぼうけんに、つかうの?」
「俺とマリちゃんの冒険に使おうね」
「……わたしは、ぼうけんしたくないなぁ」
「したくないの?」
「うん」
「せっかく、異世界に転生したのに?」
「うん」
「……カワイイのとか、モフモフなのとか居るかもよ」
「いるのぅ?」
「まだ、見た事無いよ。お城とお屋敷の中しか、知らないもの」
「ジュディ。カワイイのとか、モフモフなのとかいるの?」
「い、いますね。ペットが欲しいのですか?」
「うん」
「魔物をペットにするには、【調教】スキルが必要です」
「ふ~ん」
「それじゃあ……エイルちゃ~ん、【調教】スキルがひつようなの~」
『え~、魔法は5歳からだよ~』
「モフモフをイッピキでいいから、おねがいおねがい」
『う~ん』
「モフモフイッピキなら、モンダイおきないでしょ?」
『じゃあ、5歳までは1匹までだからねぇ』
「わ~い、ありがとう。エイルちゃんだいすき~」
『えへへ~。私もマリエルちゃん大好きだよ~。じゃあね~』
初めての人族の親友であるマリエルに、甘々に成っている女神エイルでした。
「よ~し、ケンちゃん。おそとにいって、モフモフげっとだぜ~」
「オオゥ」
「ダメですぅ。危ない事はダメなんですぅ」
と、ジュディが言った。
「ジュディが、いっしょにいっても~?」
「わ、私ですか~?」
「うん、いいでしょ?」
「私は魔物と戦えません、戦闘スキルが無いですからぁ」
「そうなんだぁ」
「えっとぅ、護衛騎士と一緒に街の南の草原に行きましょうか? 低ランクの魔物なら時々でますよ」
「う~ん」
「スライムとか角ウサギですよ。……あと薬草も取れますね」
「つのウサギってかわいいの?」
「可愛いでしょう……か? 私はちょっと怖いです」
「ふ~ん」
「とりあえず、一度行って見ようぜ」
「うん」
「エイルちゃん、こんばんは。
ケンちゃんがマジックバッグになりました。
錬金も出来る様になりました。
沢山貰って、ありがとう。
明日は草原に魔物を見に行きます。出来たらペットにしたいです。
おやすみなさい。
親友のマリエルより」
「マリエルちゃん、こんばんは。
ケンちゃんが役に立ちそうで良かったね。
大きなお腹に綿しか入ってなかったから、マジックバッグにしてちょうど良かったね。
それと、着替えやお風呂に入る時は、ケンちゃんに向かって【ブラインド】と唱えてください。
ケンちゃんの目が見えなくなりますよ、3歳でもレディなんですからね。
目を治すときは【開眼】と唱えてください、目が見える様になります。
魔法は5歳からと言いましたが、生活の為に【調教】と【ブラインド】と【開眼】だけ特別ですよ。
おやすみなさい。
親友のエイルより」
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