39 / 62
第四章 決着
変な噂 part2
しおりを挟む
雄二と空き教室でズコバコした後、服着て雄二と2人でウトウトしてまどろんでた。もうちょっとで授業が始まるような時間だ。授業だりぃなー。しかも、今日岡田の授業あんじゃん。あと森川の授業もある。中村と戸塚は教室の階が違うからまぁ何とかやり過ごせる……やり過ごせんのか?色気が出てないとは言え、あいつら普通に盛ってきそうなんだもん。どーしよっかなー。サボろっかなー。
(……まぁ、でも雄二もいるし、大丈夫っかな)
いや、でも、雄二も結局盛ってんだから、あいつらと同じだよなー。こんなん言うとまた雄二にキレられそうだから言えねーけど。ゴロンと寝転がっている状態からちょっとズレて寝転がっている雄二の腹に頭を置いた。
「……なにしてんだ?」
「散々ヤリまくってこっちは疲れてんだ!ちょっとくらい枕になってオレを労われ!」
「…………分かった」
雄二は少しの沈黙の後、了承するとオレの髪をガサガサともみくちゃにするようにかき回した後、オレの目元に手を置いた。なんだこれ?寝ろってことか?まぁ、いっか。雄二の一定リズムの鼓動と服ごしからも伝わるあったかい体温が気持ち良くていつの間にか眠っていた。
次に目を開けた時はもうとっくに授業は始まっていた。意外と雄二の腹枕は気持ちが良くてしっかり寝れた気がする。腰を起こして、まだ眠っている雄二を見た。起きる気配はなさそうだ。じっと雄二の寝顔を見る。意外とまつ毛も長く、今日もサラッとした黒髪をワックスで遊ばせている。まぁ、寝転がっている今、髪型はちょっとぐしゃってるけど、それを上回るカッコ良さだ。小さい頃から一緒にいるから身内びいきがあるんかもだけど。
てか、こいつ朝早くに何しに外出てたんだ?ちゃんとした時間は見ていなかったけど、人の気配がない朝に出歩くような人間じゃねぇだろ。そう考えるとあの時間に岡田がいたのも謎だけど。
またじっと雄二を見下ろす。綺麗な形をした赤い唇。この休みの間は一度も重なることはなかったが、この唇がオレのファーストキスを奪いやがった。せっかく大事にとってたのに。逆に今回の休みの間はどうしてキスをしなかったのかが分からなかった。だって、雄二めっちゃ前ん時キスしたんだもん。
(……色気のないオレとはキスしたくねぇってか?)
最初、オレはイヤだと言ったのに唇を奪ったんだから嫌がる雄二の唇を奪ってもいいよな?奪うもクソもまぁ、雄二は寝てるから無抵抗なんだけどさ。そろそろと顔を近づける。雄二の顔が間近になってちょっと我に返った。何やってんだオレ?
「……やっぱまだ物足りなかったのか?」
「なっ、ちげぇ!」
いつの間にか目を覚ましていた雄二が瞼を開けてオレをじっとみながら問いかけた。慌ててオレは否定して、雄二から距離をとる。
「嫌がらせにキスしてやろうかと思ったんだ!」
「するのか?」
「しねーよ、バーカ!」
ぷいっとそっぽを向いてやった。雄二の視線を感じる気もするけど、雄二は特に何も言わなかった。雄二に今日この後どうする?って聞こうとした時、廊下の方でガヤガヤと何人か騒ぎながら歩く声が聞こえた。
「なぁ、今日岡田も森川も休みだってよ」
「まじ?掃きだめクラスの戸塚先輩と中村先輩も今日来てねーらしいよ」
「おぉ、それは平和だ!」
「え、岡田は今朝ゾンビみたいに校舎をうろついてたって誰かが言ってたぞ?って、あれそのメンバーって……」
「そう言えば俺、この前番長見たけど色気が……」
ーーガチャッ、ガラガラッ!!
「「「ひぃいっ!!!」」」
勢いよく雄二が扉を開け、オレからは雄二の背中しか見えないけど廊下を歩いていた生徒たちは怯えた表情でこちらを見ると悲鳴を上げてその場からすぐさま去って行った。てか、岡田がゾンビみたいに徘徊してたってどういうことだよ?あ、でも確かに今朝ちょろっと岡田を見かけた時、いつもより覇気がなかったかもしんねぇ。まぁ、雄二にこの前金蹴りされてたもんな……。
「ゆ、ゆうじ?」
あんな悲鳴上げられるって雄二もなんか変な噂でも流れてんのか?あ、雄二が振り返った。なんか若干真顔でこえーよ。
「……行くぞ」
雄二が顎をくいっと外に向けてここから出る旨を伝えた。どこ行くんだ?一緒に雄二と廊下を歩く。先ほどの会話から岡田も森川も掃きだめクラスの2人も本当に今日はいないのだろう。そのせいか校舎がいつもより静かな気がする。
「おい、聞いたか?あの噂……」
「あぁ、あれだよな……」
階段を下りていたら真下にいる生徒2人が何か話している。近づくにつれて徐々にその会話がはっきりと聞こえた。向こうからこちらは見えておらず会話に夢中のようだ。
「学校だけじゃ物足りず他校の生徒も漁ってるらしい」
「俺が聞いた噂は具合が良すぎて列をなすらしい」
「じゃぁ、もしかして俺たちにも回って……?」
ーーガンッ!!
「「ひぃいいいっ!!!」」
雄二が勢いよく階段横の壁を殴りつけていた。お、おい、壁ヘコんでるって……。いや、まぁ噂の内容がオレのことだと分かり、オレももう少しで壁殴りそうだったけど……。壁の破壊音に気付いた生徒2人が下からこちらを覗き込み、オレたちに気付いて悲鳴を上げて去って行った。
「ゆ、ゆうじ……?ひぇっ!」
雄二の壁を殴った拳から血が少し出ていた。壁にも血がちょっとついてる。お前、血が嫌いなんだからもっと自分の手を労われよ……。てか、なんでオレの噂なのに雄二がキレてんだ?階段の中途半端な場所で雄二と立ち止まったまま、雄二に何か声をかけようと思っていると、また廊下から生徒の話し声が聞こえてきた。
「そう言えば文山高校の番長がうちの番長は自分のもんだって喧嘩を売ってるって……」
「イカせたら弱くなって、その状態で差し出したら懸賞金が貰えるらしいぞ」
ーーガァンッッ!!!
「「ひぃぃいいいっ!」」
「ぶっ殺す」
雄二がもう一度力強く壁を殴り、壁を大きくヘコました後、低く呟いた。生徒2人はヘコんだ壁と雄二の低い声で呟かれたガチの言葉を聞いて悲鳴を上げ、脱兎のごとく逃げた。雄二の手からは血が先ほどよりも出てる。
「雄二、お前、手……」
「帰るぞ」
オレが手の心配をしてんのに、雄二は気にすることなくそう言った。まぁ、そうだよな。なんかオレももう帰りたくなってきたわ。しかも、その後も噂はチラホラと聞こえてきて、その都度雄二が周りを破壊しかねない勢いで殴るは蹴るはするので、オレもヒヤヒヤもんだ。
ちなみにどんな噂かって?
「校舎裏で順番待ちの列で揉めて乱闘があったらしい」
列をなすっていうわけ分からん噂はこっからか!
「ムラムラしまくりでおもちゃを仕込んでるらしい」
仕込んでねぇ!もう二度といれたくねぇよ!
「体育の授業中の体操服姿の生徒のたまに見える素肌のお腹を体育館倉庫から覗き見してオナニーしてるらしい」
ちょっと長すぎ!早口言葉みてぇ!それに知らんヤツのしょうもない腹筋見ても興奮しねぇよ!
「屋上で乱交プレイしたらしい」
してねー!むしろ雄二が乱闘してたんだ!
「宝くじを当てたいヤツがどうやってイカすか試行錯誤してるらしい」
オレをイカせると幸運が舞い降りるとかって噂はまだ健在だったのかよ!
「激弱らしい」
激弱じゃねーよ!!!それもこれも呪いのせいだっ!
最後、雄二は校門の塀をバコッと殴り、額に血管を浮き上がらせていた。もちろん毎回噂をしている生徒たちは悲鳴を上げてすぐさま逃げ去る。雄二の手を見ると、雄二の拳の皮がめくれて血が出ている……。
「雄二、もうやめろって!オレが噂を消すから!」
雄二の手を取り、もう一度「やめろって」と言うと、雄二がじっとオレを見た。何とも言えない複雑な表情をして、その雄二の表情を見たオレも何故かつられて辛くなった。
「……帰るぞ」
雄二がオレの手を握り歩き始めた。その握る手は力強く、振りほどけない。まぁ、いっか。雄二がオレの手を握ってたらもう壁を殴ることはないだろうし。2人で家へと帰るため歩き始める。
ってオレ、これじゃ今日学校にヤリに来ただけじゃん……。
(……まぁ、でも雄二もいるし、大丈夫っかな)
いや、でも、雄二も結局盛ってんだから、あいつらと同じだよなー。こんなん言うとまた雄二にキレられそうだから言えねーけど。ゴロンと寝転がっている状態からちょっとズレて寝転がっている雄二の腹に頭を置いた。
「……なにしてんだ?」
「散々ヤリまくってこっちは疲れてんだ!ちょっとくらい枕になってオレを労われ!」
「…………分かった」
雄二は少しの沈黙の後、了承するとオレの髪をガサガサともみくちゃにするようにかき回した後、オレの目元に手を置いた。なんだこれ?寝ろってことか?まぁ、いっか。雄二の一定リズムの鼓動と服ごしからも伝わるあったかい体温が気持ち良くていつの間にか眠っていた。
次に目を開けた時はもうとっくに授業は始まっていた。意外と雄二の腹枕は気持ちが良くてしっかり寝れた気がする。腰を起こして、まだ眠っている雄二を見た。起きる気配はなさそうだ。じっと雄二の寝顔を見る。意外とまつ毛も長く、今日もサラッとした黒髪をワックスで遊ばせている。まぁ、寝転がっている今、髪型はちょっとぐしゃってるけど、それを上回るカッコ良さだ。小さい頃から一緒にいるから身内びいきがあるんかもだけど。
てか、こいつ朝早くに何しに外出てたんだ?ちゃんとした時間は見ていなかったけど、人の気配がない朝に出歩くような人間じゃねぇだろ。そう考えるとあの時間に岡田がいたのも謎だけど。
またじっと雄二を見下ろす。綺麗な形をした赤い唇。この休みの間は一度も重なることはなかったが、この唇がオレのファーストキスを奪いやがった。せっかく大事にとってたのに。逆に今回の休みの間はどうしてキスをしなかったのかが分からなかった。だって、雄二めっちゃ前ん時キスしたんだもん。
(……色気のないオレとはキスしたくねぇってか?)
最初、オレはイヤだと言ったのに唇を奪ったんだから嫌がる雄二の唇を奪ってもいいよな?奪うもクソもまぁ、雄二は寝てるから無抵抗なんだけどさ。そろそろと顔を近づける。雄二の顔が間近になってちょっと我に返った。何やってんだオレ?
「……やっぱまだ物足りなかったのか?」
「なっ、ちげぇ!」
いつの間にか目を覚ましていた雄二が瞼を開けてオレをじっとみながら問いかけた。慌ててオレは否定して、雄二から距離をとる。
「嫌がらせにキスしてやろうかと思ったんだ!」
「するのか?」
「しねーよ、バーカ!」
ぷいっとそっぽを向いてやった。雄二の視線を感じる気もするけど、雄二は特に何も言わなかった。雄二に今日この後どうする?って聞こうとした時、廊下の方でガヤガヤと何人か騒ぎながら歩く声が聞こえた。
「なぁ、今日岡田も森川も休みだってよ」
「まじ?掃きだめクラスの戸塚先輩と中村先輩も今日来てねーらしいよ」
「おぉ、それは平和だ!」
「え、岡田は今朝ゾンビみたいに校舎をうろついてたって誰かが言ってたぞ?って、あれそのメンバーって……」
「そう言えば俺、この前番長見たけど色気が……」
ーーガチャッ、ガラガラッ!!
「「「ひぃいっ!!!」」」
勢いよく雄二が扉を開け、オレからは雄二の背中しか見えないけど廊下を歩いていた生徒たちは怯えた表情でこちらを見ると悲鳴を上げてその場からすぐさま去って行った。てか、岡田がゾンビみたいに徘徊してたってどういうことだよ?あ、でも確かに今朝ちょろっと岡田を見かけた時、いつもより覇気がなかったかもしんねぇ。まぁ、雄二にこの前金蹴りされてたもんな……。
「ゆ、ゆうじ?」
あんな悲鳴上げられるって雄二もなんか変な噂でも流れてんのか?あ、雄二が振り返った。なんか若干真顔でこえーよ。
「……行くぞ」
雄二が顎をくいっと外に向けてここから出る旨を伝えた。どこ行くんだ?一緒に雄二と廊下を歩く。先ほどの会話から岡田も森川も掃きだめクラスの2人も本当に今日はいないのだろう。そのせいか校舎がいつもより静かな気がする。
「おい、聞いたか?あの噂……」
「あぁ、あれだよな……」
階段を下りていたら真下にいる生徒2人が何か話している。近づくにつれて徐々にその会話がはっきりと聞こえた。向こうからこちらは見えておらず会話に夢中のようだ。
「学校だけじゃ物足りず他校の生徒も漁ってるらしい」
「俺が聞いた噂は具合が良すぎて列をなすらしい」
「じゃぁ、もしかして俺たちにも回って……?」
ーーガンッ!!
「「ひぃいいいっ!!!」」
雄二が勢いよく階段横の壁を殴りつけていた。お、おい、壁ヘコんでるって……。いや、まぁ噂の内容がオレのことだと分かり、オレももう少しで壁殴りそうだったけど……。壁の破壊音に気付いた生徒2人が下からこちらを覗き込み、オレたちに気付いて悲鳴を上げて去って行った。
「ゆ、ゆうじ……?ひぇっ!」
雄二の壁を殴った拳から血が少し出ていた。壁にも血がちょっとついてる。お前、血が嫌いなんだからもっと自分の手を労われよ……。てか、なんでオレの噂なのに雄二がキレてんだ?階段の中途半端な場所で雄二と立ち止まったまま、雄二に何か声をかけようと思っていると、また廊下から生徒の話し声が聞こえてきた。
「そう言えば文山高校の番長がうちの番長は自分のもんだって喧嘩を売ってるって……」
「イカせたら弱くなって、その状態で差し出したら懸賞金が貰えるらしいぞ」
ーーガァンッッ!!!
「「ひぃぃいいいっ!」」
「ぶっ殺す」
雄二がもう一度力強く壁を殴り、壁を大きくヘコました後、低く呟いた。生徒2人はヘコんだ壁と雄二の低い声で呟かれたガチの言葉を聞いて悲鳴を上げ、脱兎のごとく逃げた。雄二の手からは血が先ほどよりも出てる。
「雄二、お前、手……」
「帰るぞ」
オレが手の心配をしてんのに、雄二は気にすることなくそう言った。まぁ、そうだよな。なんかオレももう帰りたくなってきたわ。しかも、その後も噂はチラホラと聞こえてきて、その都度雄二が周りを破壊しかねない勢いで殴るは蹴るはするので、オレもヒヤヒヤもんだ。
ちなみにどんな噂かって?
「校舎裏で順番待ちの列で揉めて乱闘があったらしい」
列をなすっていうわけ分からん噂はこっからか!
「ムラムラしまくりでおもちゃを仕込んでるらしい」
仕込んでねぇ!もう二度といれたくねぇよ!
「体育の授業中の体操服姿の生徒のたまに見える素肌のお腹を体育館倉庫から覗き見してオナニーしてるらしい」
ちょっと長すぎ!早口言葉みてぇ!それに知らんヤツのしょうもない腹筋見ても興奮しねぇよ!
「屋上で乱交プレイしたらしい」
してねー!むしろ雄二が乱闘してたんだ!
「宝くじを当てたいヤツがどうやってイカすか試行錯誤してるらしい」
オレをイカせると幸運が舞い降りるとかって噂はまだ健在だったのかよ!
「激弱らしい」
激弱じゃねーよ!!!それもこれも呪いのせいだっ!
最後、雄二は校門の塀をバコッと殴り、額に血管を浮き上がらせていた。もちろん毎回噂をしている生徒たちは悲鳴を上げてすぐさま逃げ去る。雄二の手を見ると、雄二の拳の皮がめくれて血が出ている……。
「雄二、もうやめろって!オレが噂を消すから!」
雄二の手を取り、もう一度「やめろって」と言うと、雄二がじっとオレを見た。何とも言えない複雑な表情をして、その雄二の表情を見たオレも何故かつられて辛くなった。
「……帰るぞ」
雄二がオレの手を握り歩き始めた。その握る手は力強く、振りほどけない。まぁ、いっか。雄二がオレの手を握ってたらもう壁を殴ることはないだろうし。2人で家へと帰るため歩き始める。
ってオレ、これじゃ今日学校にヤリに来ただけじゃん……。
11
お気に入りに追加
163
あなたにおすすめの小説

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…


鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレだらけの短編集
八
BL
ヤンデレだらけの1話(+おまけ)読切短編集です。
全8話。1日1話更新(20時)。
□ホオズキ:寡黙執着年上とノンケ平凡
□ゲッケイジュ:真面目サイコパスとただ可哀想な同級生
□アジサイ:不良の頭と臆病泣き虫
□ラベンダー:希死念慮不良とおバカ
□デルフィニウム:執着傲慢幼馴染と地味ぼっち
ムーンライトノベル様に別名義で投稿しています。
かなり昔に書いたもので芸風(?)が違うのですが、楽しんでいただければ嬉しいです!

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる