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第三章 幼馴染のブチギレ調教

他の方法も試すぞ※

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 もうオレはどこもかしこもぐっちゃぐちゃだ。雄二はひとしきりオレにぶっかけたからか、オレを見下ろして満足そうな顔をしている。オレはよたよたの力で腰を起こした。

「いったい、どうしたんだよ……」

 息を上げながら雄二に問いかけるのに、雄二はオレの肩をトンと押してベッドへと突き放した。おい、オレ、今頑張って起き上がったんだけど。雄二がそのままベッドの横の机へと手を伸ばした。ま、まさか?オレに跨っている雄二の肉棒はまだ硬さを維持している。

(な、なにを取るつもりなんだ……?!)

 オレはてっきりゴムでも取り出すのかと思った。でも、雄二が手に取ったのは紐だった。太くも細くもない。なんの変哲もない紐。それとハサミを手に取って、オレのちんこのところへと持ってきた。

「はっ?!な、にしてんだっ?!」

 ハサミでちょきんと紐を切る。ちんこの近くで刃物を使うな!切られることはないと分かっているものの、ハサミで切られるんじゃないかと想像して少し萎えた。その少し萎えたちんこを雄二が持ち上げると、ちんこの先端と根元をその紐でくくる。紐が動かないように抜けないようにと少しキツク結んでいる。

「イク方法でまだ試してないのあるだろ?それを試すぞ?」

 イク方法でまだ試してない?どういうことだ?手とオナホなら試したけどどっちもイッたら激弱になる。オレのちんこをくくったこととどう関係あるんだ?

「中ではイってないだろ?」
「うわっ……!」

 中でイク……?何言ってんだ?オレの疑問をよそに雄二がオレをひっくり返した。顔に塗り付けられた精子を拭きたかったので、枕に突っ伏するのはまぁいい。でも、その後が問題だ。何でこいつオレのケツ持ち上げてんだ?!

「うぉわっ?!」

 ぬぽっと何かが尻の中へと入って来た。雄二の指だ。雄二がある場所を探して何処かへと指を動かしている。そのある場所をぐりっと押された時、オレの口からは変な声が出ていた。もう一度雄二がコリっとその場所を押した。先ほど萎えていたはずのちんこがビクンと脈打ち、いつの間にか勃起していた。紐でくくられているせいで、少し痛い。それにこれは……もしかして、いやもしかしなくともイケないんじゃないか?

「っ……!?は、ぁ……」

 雄二はもう1本、そしてまた1本と指の数を増やした。3本の指が奥深くへと入って来て、先ほどのポコッとした場所をかわるがわるなぞりあげる。そこをなぞられると感じたことのないような感覚に驚き、腰をビクつかせた。いや、以前にも一度ある。雄二とヤッた時だ。あの時も雄二はオレが反応した場所を何度も肉棒で抉っていた。あの時は雄二の熱にやられ、途中で訳が分からなくなっていたが、はっきりと意識がある今、ゆっくりとそこをなぞられるのは目に見えない恐怖があった。

「ーーあッーーアァッーー!」

 ぐりっと雄二がそこを強く抉った時、頭が真っ白になるような感覚に陥り、目にはバチバチと火花が散った。

ーーき、きもちよすぎる……!

 射精する時とは比べ物にならないくらい脳を刺激させている。腰はまだビクビクとひくつき、頭もボーっとしているのに、雄二がもう一度グリっと指でそこを抉った。

「ちょ、ま、っへ……」
(ちょっと、待って……)

 口から溢れ出る涎に溺れそうになりながら、雄二に待ってと舌足らずながらに伝えた。でも、そんなオレの声は聞き入れてもらえず、数回擦り上げた。もう自分のちんこはバキバキで精を吐き出したい。でも、紐でくくられているせいで吐き出すことは叶わない。

「ひ、ぃアっーー!」

 雄二がひと際、強い力で抉った時、もう一度頭の中で何かがはじけるような快感に背中をのけぞらせると、頭を真っ白にさせた。にゃにコレ……?

「おい、殴ってみろ」

 雄二がぐぽっと尻の中から指を引っこ抜き、オレをひっくり返すと腕を引っ張って無理やり腰を起こさせた。はぁはぁと呼吸を荒くさせながら雄二を見ると、手のひらをこちらに向けて構えるポーズをしている。な、なに言ってんだ、こいつ……?なんでこの状況で殴らせようとするんだよ?

 でも、雄二の顔は真顔で本気でオレに殴れと言っているようだ。そして、少し冷静になり、家に帰って来てからのことを思い返した。身体をゴシゴシと洗い上げられ、ローターを目の前で出させられ、ビチャビチャと舐めたり噛んだりした後は精子ぶっかけまくって!しかも、なんかケツん中ぐりぐりさせてくるし!なんなんだよ、こいつ!

ーーパシンッ

 思い出してきたらはらわたが煮えくり返り、雄二の手のひらにスパンと拳をぶつけていた。あれ?おかしいな……。どうして力が出てんだ?オレのちんこはバキバキで通常なら呪いが発動して力が出ないはずだ。てか、ちんこに紐が食い込んでて、いてーんだけど。

「中でイク分には呪いの効力は発揮されないみたいだな」
「おいっ!さっきから何言ってんだよ!中でイクってどういうことだよ!」
「慎太、男には前立腺って言う場所がある。男はな……中でもイケるんだ」

 はぁああ?!男が中でイクだー?待て、オレにはそんな趣味はない……よな?さっきの頭が真っ白になり宙に浮いたような感覚を思い出して、背筋がブルっと震えた。いや、それでもだ!オレにはケツに何かを入れる趣味はねぇ!中なんかじゃなく、ちんこでイキたい!

「慎太、不本意かもしれないが、慎太は中でイクことを覚えることでしか身を守る方法はない」

 オナニーが大好きなオレにとっては死刑宣告のような言葉が雄二の口から紡ぎ出された。
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