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第二章 皆に狙われる!
全員集合
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どこに……どこに逃げればいいんだ……?
オレはとりあえずあいつらから逃げたかった。
全員でかかってこられたらさすがのオレも太刀打ちできない。
校舎の階段を駆け上がり、オレは走り続けた。
「慎太」
ーーこの声は知ってる……
よく、よく聞きなれた声がオレを呼び止めた。ずっと聞きたかった声だ。
「雄二っ!てめぇ、今までどこ行ってた!!そんなことより今やべぇんだ!ちょっとこっち来い!」
久ぶりに会った雄二にオレは安堵し、ようやくこの今の緊迫した状況に少し落ち着きを持つことが出来た。でも、落ち着いたと言っても追われている状況には変わらない。オレは雄二の手を取り、狂ったヤツらから逃げた。
雄二がオレの乱れた服、そして首元を見て眉間にしわを寄せて怒りを孕んだ目をしていることに気付かずに……。
「慎太、こっちだ」
そう言って雄二は階段を駆け上った。
いや、待て。この階段上ったら……
「雄二、そっちは……」
オレが言うのも間に合わず、雄二は階段を上った先にある扉をガチャっと開けた。
透き通るような青い空。気持ちの良い風。
きもちわりぃヤツらに追いかけられているという状況でなければピクニック日和だ。
雄二が向かった先は屋上だった。
「おいっ、屋上に来たら行き止まりだろ!」
「逃げるのか?」
「なっ、ちげぇ!」
普段ならオレだって逃げないし、あんなヤツらぶっ飛ばしてる。でも、今は呪いのせいで……。
違うと言ったものの、雄二はオレを冷ややかな目で見ている。
「困ってるなら助けてやろうか?」
「はぁっ?!」
雄二がオレにこんな風に言うのは初めてだった。
だって、いつも自然と横にいてオレの右腕として一緒に戦ってたから……。
何だよ……オレがあぁ言ったこと根に持ってんのかよ……。
オレはお前に会いたかったのに……。
「俺と付き合うなら、お前のこと守ってやるぞ?」
「はぁっ?!なっ……」
はぁ?!何言ってんだ?!
雄二と付き合うなんて溜まったもんじゃない!
「ようやく追い詰めたぜ……」
オレが雄二の言葉に驚き戸惑って全力で否定しようとした時、屋上の扉の方から声がする。
最初に元番長の戸塚龍之介。
次にボクシング部の中村恭平。
体育教師の岡田宗次。
化学教師の森川徹。
オレをイカそうと、ヤろうとしたいヤツら全員が集合した。
「ふん、お前は屋上に行くと思ってたぜ。アホと間抜けは高いところが好きって言うからな」
「はぁ?ちげーだろ。バカとたばこは高いところが好きだろ」
「ふんっ、どうでもいい」
隣の雄二と化学教師の森川だけがオレと戸塚の会話を呆れた様子で聞いている。
ちなみに岡田は「たばこは良くないぞ」と言っている。
……なんだこの状況?
「俺たちに太刀打ちできないからって寺山を呼び寄せるなんて卑怯なヤツだ」
お前こそ怪しい手紙でオレのこと呼び寄せた卑怯者のクセに……お前に言われたくねーよ!
「それで慎太はどうするんだ?」
雄二が振り返ってオレに聞いた。どうするって何を?
あ、もしかしてさっきの付き合うとかって言うやつか?
「なんだよ、いきなりあんなこと言い始めて……」
「おい、山神!お前、ケツにローター入れたまんまだろ!ほんと淫乱だな!」
「あっ、おいっ!やめろ!殺す!」
戸塚が言ったローターという言葉を聞いて周りの空気がどよめき、あたりにピンク色のオーラ―が放たれる。
「ロ、ローター……!」
岡田は鼻の穴を広げて興奮している。
「ローターとかクソエロイな」
中村が真っ赤な舌で舌なめずりする。
「ローターでは粘膜が……」
森川は不満そうだ。
「今度はスイッチを落とさねぇ」
戸塚は涎を垂らしている。
そして、全員が全員で股間をパンパンに膨らませている。……猿かよ。
我先にと4人がにじりよる。オレが思わず後ずさるとーートンとぶつかった。雄二だ。
雄二を見上げると、殺意にこもった目でヤツらを見ている。
「おい!俺が先だ!」
雄二の視線に気付かず戸塚が声を張り上げた。すると岡田や森川、中村が「いや、俺だ」「私だ」と口を開き始めた。
「俺は山神のちんぽしゃぶった仲だぞ」
「俺は山神のケツ叩いたぜ」
「私は素股をした」
「俺はローターいれたぞ」
何張り合ってるんだよ!やめろっ!
「やっ!やめろ!いうな!!」
横にいる雄二の顔には青筋が浮き出ていて綺麗な顔なのにマジギレしているのが分かる。
や、やばい!こいつらガチで殺されるって!
「なんだと?俺はちんぽをつついたぞ!」
「俺は山神の乳首噛んだぜ」
「私は尻の穴を見た」
「俺は顔射したぞ」
「くっ、俺が一番しょうもない……」
岡田が悔しそうに何か言ってる。いや、対抗してんなよ!
雄二のシャツを捲り上げた腕を見ると青筋がくっきりと浮き出ている。これはヤバい。
「お前らまとめてかかってこい。俺を倒したら慎太は好きにしていい。ただ俺が勝ったらもう二度と慎太に手を出すな」
「おい!何勝手な約束してんだ!」
勝手なことを言う雄二にオレは唾を飛ばしながら歯向かうも雄二は無視している。
「「「「なんだと?!」」」」
そして、オレたちの少し先にいる4人はどうしてこんな時だけ意気投合してんだ。
「俺は次こそは挿れる!」
目をギラつかせて岡田がゴクリと唾を飲み叫ぶ。
「俺は山神に蝋燭をたらす」
中村!あいつは本当に変態だ!
「私は尿道の中を見たい」
そんなとこの粘膜見よーとすんな!
「俺、二本刺ししてみたかったんだよな」
穴が壊れる!エロ動画の見過ぎだ童貞!
もう目の前にいるヤツはクソすぎる発言ばかりしている。
最初に体格の良い体育教師の岡田が雄二に殴りかかろうとした。
雄二は一直線に来る岡田のタックルを避けることなく、金蹴りをした。
「うわぁああ!こ、こを……ねら、うなんて…うぅ……ひきょうだぞ……!」
涙目になりながら岡田がうずくまっている。
今日は岡田はズボンを履いているので尻が丸見えじゃなくて良かった。
次に、ボクシング部の中村が雄二にストレートパンチをいれようとしたが、雄二はあっけなく中村を蹴り倒した。
「うぐぁっ……!」
雄二の長い足が中村のみぞおちに綺麗に入り、中村は呻き声を上げている。
雄二、足なげーな……。
元喧嘩番長が中村がうずくまってすぐに雄二に飛びかかった。
雄二が体勢を立て直す前に飛び掛かるなんてあいつは本当に卑怯だ。
しかも、あいつ手にメリケンサックつけてるし……。本当にクズだ。
「ぐあぁあ!」
雄二は戸塚の最初のパンチをあっけなく避け、戸塚のみぞおちに膝蹴りを入れた。
まぁ、あいつのパンチおせぇもんな。
最後の化学教師の森川は劣勢だと思ったのだろう。逃げようとした。
「ぐぬっ……」
雄二は戸塚が持っていたメリケンサックを奪うとそれを森川めがけて投げた。
メリケンサックは森川の足に当たり、その場にうずくまる。
雄二がその倒れ込んだ森川に蹴りを入れた。
おぉ……あっけなく目の前のクズどもをノックアウトした。
雄二がオレの方に振り返る。
オレは「雄二」とか「久しぶり」とか「何してたんだよ」とか言いたいのに、どこか怒っている表情の雄二を見て何も言えなかった。
……久しぶりに会うはずなのにどうして雄二は怒ってんだよ。
雄二がオレの元へやって来るとオレのパーカーの胸倉を掴んだ。
「何あいつらに触らせてんだよ」
「いや、ちがっ……」
オレだって触らせたくなんか……。これは呪いのせいで……。
雄二がズボッとポケットに手を突っ込むとローターのスイッチを取り出した。
「何、こんなもん、いれさせてんだよ……!」
雄二はブチギレてそのスイッチを握りつぶした。
パキッと音を立てて粉々になったプラスチックが床に落ちる。
(や、やべぇ……まじギレ雄二だ……)
雄二はその拳を握ったままオレに近づく。オレは怖くなって後ずさるといつの間にか壁へと追いやられていた。
ーーガンッ
雄二が勢いよく壁を殴った。オレの顔の真横に振り上げられた拳は頑丈な壁を少しヘコませている。
う、嬉しくない壁ドンだ……。
「ーー帰るぞ……」
ま、待って……オレ、ローター入ってんだけど……。
オレの腕を掴むと雄二は歩き始めた。
オレはとりあえずあいつらから逃げたかった。
全員でかかってこられたらさすがのオレも太刀打ちできない。
校舎の階段を駆け上がり、オレは走り続けた。
「慎太」
ーーこの声は知ってる……
よく、よく聞きなれた声がオレを呼び止めた。ずっと聞きたかった声だ。
「雄二っ!てめぇ、今までどこ行ってた!!そんなことより今やべぇんだ!ちょっとこっち来い!」
久ぶりに会った雄二にオレは安堵し、ようやくこの今の緊迫した状況に少し落ち着きを持つことが出来た。でも、落ち着いたと言っても追われている状況には変わらない。オレは雄二の手を取り、狂ったヤツらから逃げた。
雄二がオレの乱れた服、そして首元を見て眉間にしわを寄せて怒りを孕んだ目をしていることに気付かずに……。
「慎太、こっちだ」
そう言って雄二は階段を駆け上った。
いや、待て。この階段上ったら……
「雄二、そっちは……」
オレが言うのも間に合わず、雄二は階段を上った先にある扉をガチャっと開けた。
透き通るような青い空。気持ちの良い風。
きもちわりぃヤツらに追いかけられているという状況でなければピクニック日和だ。
雄二が向かった先は屋上だった。
「おいっ、屋上に来たら行き止まりだろ!」
「逃げるのか?」
「なっ、ちげぇ!」
普段ならオレだって逃げないし、あんなヤツらぶっ飛ばしてる。でも、今は呪いのせいで……。
違うと言ったものの、雄二はオレを冷ややかな目で見ている。
「困ってるなら助けてやろうか?」
「はぁっ?!」
雄二がオレにこんな風に言うのは初めてだった。
だって、いつも自然と横にいてオレの右腕として一緒に戦ってたから……。
何だよ……オレがあぁ言ったこと根に持ってんのかよ……。
オレはお前に会いたかったのに……。
「俺と付き合うなら、お前のこと守ってやるぞ?」
「はぁっ?!なっ……」
はぁ?!何言ってんだ?!
雄二と付き合うなんて溜まったもんじゃない!
「ようやく追い詰めたぜ……」
オレが雄二の言葉に驚き戸惑って全力で否定しようとした時、屋上の扉の方から声がする。
最初に元番長の戸塚龍之介。
次にボクシング部の中村恭平。
体育教師の岡田宗次。
化学教師の森川徹。
オレをイカそうと、ヤろうとしたいヤツら全員が集合した。
「ふん、お前は屋上に行くと思ってたぜ。アホと間抜けは高いところが好きって言うからな」
「はぁ?ちげーだろ。バカとたばこは高いところが好きだろ」
「ふんっ、どうでもいい」
隣の雄二と化学教師の森川だけがオレと戸塚の会話を呆れた様子で聞いている。
ちなみに岡田は「たばこは良くないぞ」と言っている。
……なんだこの状況?
「俺たちに太刀打ちできないからって寺山を呼び寄せるなんて卑怯なヤツだ」
お前こそ怪しい手紙でオレのこと呼び寄せた卑怯者のクセに……お前に言われたくねーよ!
「それで慎太はどうするんだ?」
雄二が振り返ってオレに聞いた。どうするって何を?
あ、もしかしてさっきの付き合うとかって言うやつか?
「なんだよ、いきなりあんなこと言い始めて……」
「おい、山神!お前、ケツにローター入れたまんまだろ!ほんと淫乱だな!」
「あっ、おいっ!やめろ!殺す!」
戸塚が言ったローターという言葉を聞いて周りの空気がどよめき、あたりにピンク色のオーラ―が放たれる。
「ロ、ローター……!」
岡田は鼻の穴を広げて興奮している。
「ローターとかクソエロイな」
中村が真っ赤な舌で舌なめずりする。
「ローターでは粘膜が……」
森川は不満そうだ。
「今度はスイッチを落とさねぇ」
戸塚は涎を垂らしている。
そして、全員が全員で股間をパンパンに膨らませている。……猿かよ。
我先にと4人がにじりよる。オレが思わず後ずさるとーートンとぶつかった。雄二だ。
雄二を見上げると、殺意にこもった目でヤツらを見ている。
「おい!俺が先だ!」
雄二の視線に気付かず戸塚が声を張り上げた。すると岡田や森川、中村が「いや、俺だ」「私だ」と口を開き始めた。
「俺は山神のちんぽしゃぶった仲だぞ」
「俺は山神のケツ叩いたぜ」
「私は素股をした」
「俺はローターいれたぞ」
何張り合ってるんだよ!やめろっ!
「やっ!やめろ!いうな!!」
横にいる雄二の顔には青筋が浮き出ていて綺麗な顔なのにマジギレしているのが分かる。
や、やばい!こいつらガチで殺されるって!
「なんだと?俺はちんぽをつついたぞ!」
「俺は山神の乳首噛んだぜ」
「私は尻の穴を見た」
「俺は顔射したぞ」
「くっ、俺が一番しょうもない……」
岡田が悔しそうに何か言ってる。いや、対抗してんなよ!
雄二のシャツを捲り上げた腕を見ると青筋がくっきりと浮き出ている。これはヤバい。
「お前らまとめてかかってこい。俺を倒したら慎太は好きにしていい。ただ俺が勝ったらもう二度と慎太に手を出すな」
「おい!何勝手な約束してんだ!」
勝手なことを言う雄二にオレは唾を飛ばしながら歯向かうも雄二は無視している。
「「「「なんだと?!」」」」
そして、オレたちの少し先にいる4人はどうしてこんな時だけ意気投合してんだ。
「俺は次こそは挿れる!」
目をギラつかせて岡田がゴクリと唾を飲み叫ぶ。
「俺は山神に蝋燭をたらす」
中村!あいつは本当に変態だ!
「私は尿道の中を見たい」
そんなとこの粘膜見よーとすんな!
「俺、二本刺ししてみたかったんだよな」
穴が壊れる!エロ動画の見過ぎだ童貞!
もう目の前にいるヤツはクソすぎる発言ばかりしている。
最初に体格の良い体育教師の岡田が雄二に殴りかかろうとした。
雄二は一直線に来る岡田のタックルを避けることなく、金蹴りをした。
「うわぁああ!こ、こを……ねら、うなんて…うぅ……ひきょうだぞ……!」
涙目になりながら岡田がうずくまっている。
今日は岡田はズボンを履いているので尻が丸見えじゃなくて良かった。
次に、ボクシング部の中村が雄二にストレートパンチをいれようとしたが、雄二はあっけなく中村を蹴り倒した。
「うぐぁっ……!」
雄二の長い足が中村のみぞおちに綺麗に入り、中村は呻き声を上げている。
雄二、足なげーな……。
元喧嘩番長が中村がうずくまってすぐに雄二に飛びかかった。
雄二が体勢を立て直す前に飛び掛かるなんてあいつは本当に卑怯だ。
しかも、あいつ手にメリケンサックつけてるし……。本当にクズだ。
「ぐあぁあ!」
雄二は戸塚の最初のパンチをあっけなく避け、戸塚のみぞおちに膝蹴りを入れた。
まぁ、あいつのパンチおせぇもんな。
最後の化学教師の森川は劣勢だと思ったのだろう。逃げようとした。
「ぐぬっ……」
雄二は戸塚が持っていたメリケンサックを奪うとそれを森川めがけて投げた。
メリケンサックは森川の足に当たり、その場にうずくまる。
雄二がその倒れ込んだ森川に蹴りを入れた。
おぉ……あっけなく目の前のクズどもをノックアウトした。
雄二がオレの方に振り返る。
オレは「雄二」とか「久しぶり」とか「何してたんだよ」とか言いたいのに、どこか怒っている表情の雄二を見て何も言えなかった。
……久しぶりに会うはずなのにどうして雄二は怒ってんだよ。
雄二がオレの元へやって来るとオレのパーカーの胸倉を掴んだ。
「何あいつらに触らせてんだよ」
「いや、ちがっ……」
オレだって触らせたくなんか……。これは呪いのせいで……。
雄二がズボッとポケットに手を突っ込むとローターのスイッチを取り出した。
「何、こんなもん、いれさせてんだよ……!」
雄二はブチギレてそのスイッチを握りつぶした。
パキッと音を立てて粉々になったプラスチックが床に落ちる。
(や、やべぇ……まじギレ雄二だ……)
雄二はその拳を握ったままオレに近づく。オレは怖くなって後ずさるといつの間にか壁へと追いやられていた。
ーーガンッ
雄二が勢いよく壁を殴った。オレの顔の真横に振り上げられた拳は頑丈な壁を少しヘコませている。
う、嬉しくない壁ドンだ……。
「ーー帰るぞ……」
ま、待って……オレ、ローター入ってんだけど……。
オレの腕を掴むと雄二は歩き始めた。
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