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第二章 皆に狙われる!
化学室で※④
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目を輝かせた森川が自分のペニスを見下ろした。
「あぁっ!少し萎えてしまった……!せっかく立ち上がったのに……!」
森川は久しぶりの勃起と射精に頭がどうにかなってしまったようだ。
「また私のペニスを完全に立たせたい……あぁ、写真を撮っておけば良かった……」
(く、くるってやがる……!!!)
森川がオレの尻の穴をぐいっと開いてまた見た。
「もっと……もっとよく見たい……」
そう呟くと森川は立ち上がりスタスタとどこかへと向かう。その隙にオレはよたよたと立ち上がり入り口の方へと走った。
太ももには森川の精液がついていて、気持ちが悪い。
(も、もう少しで扉に……!)
扉にたどり着き喜んだのも束の間、扉には鍵がかかっていたのだ。先ほど森川が扉の鍵を閉めていたことを忘れていた。しかも、鍵がいるタイプの扉だった。ってことは鍵は森川が持っているってことだ……。
「裸で廊下になんて出たらそれこそ噂が本当だと言っているようなものだぞ。それよりも早く私にお前の粘膜を見せてくれ!」
後ろで気持ちの悪い発言を森川がしている。振り返り、森川のソレに驚いた。先ほど少し萎えたとか言っていた割に森川のペニスは普通に勃起している。
森川のはカリが長く、釣鐘形の亀頭でマツタケ型と呼ばれるペニスだ。そのカリ高ペニスは少し反っていて、竿の部分も太くて良い形をしている。
ってなんでオレはあいつのカリ高ペニスを観察してんだ!
(森川のなんて見たくねーよ!十分勃起してるんだからそれを写真に撮っとけよ!)
でも、森川の中ではフル勃起ではないらしい。森川の手に持っている何かがキラッと光った。
ーー森川が手に持っているものは試験管だった……
(ま、待て!待て!待て!!)
先ほどの森川の行動は戸棚から試験管を取り出していたらしい。
『もっと……もっとよく見たい……』
試験管を取りに行く前に言っていた言葉を思い出す。
(も、森川はオレのケツにあれを入れる気だ……そして、中を見る気だ……)
ドのつく変態じゃねーか!
試験管はそんなとこに入れるもんじゃねーよ!
狂っている森川がオレににじり寄る。オレは一歩下がったその時、足元でジャリという音がした。
「うっ、いってぇ……」
足元を見るとオレが最初に森川に投げつけて割れたビーカーのカケラを踏んでいた。オレが足元に気を取られている間に森川がオレの腕を掴むと床へと放り投げた。
「くっ……」
森川がオレの尻たぶを掴み試験管を割れ目に近づける。ちょっとした異物感で眉間にしわを寄せる。
「ちょっ……!変なもんいれんなっ……!」
ぐりっとガラス素材の試験管が尻の穴に少し入ってくる。
(だ、大丈夫……まだほんの少ししか入ってないはずだ……)
大丈夫じゃねー!!!ちょっとでも入ってんだよ!0.5cmだろうが1cmだろうが入っていることには変わらない。
オレはきゅっと力を入れてそれ以上侵入してこないようにした。でも、あまり力を入れてしまうとオレのケツの中で試験管が割れてしまう。
あ、でも、ちょっと想像して少し萎えた。
「はぁ……はぁはぁ……き、きれいだ……も、もっとよく見たい……山神、力を抜け……」
森川はオレに興奮して鼻息を荒くしている。でも、オレが力を緩めないと分かると森川は少し諦めたようだ。確かに試験が割れたら血が出て中が見れないもんな……。
「はぁ、はぁ、どうすれば……はっ……手で触るのはダメだったが、ペニスで直接触れたなら……」
(こ、こいつ、ま、まさか……?!)
森川が少し入れていた試験管を抜くと、オレの穴にペニスを入れようとした。
「あ、いれながら口の中を見たら継続して立ったままじゃ……」
森川はうつ伏せだったオレをひっくり返して仰向けにした。
「やっ、やめろっ……!」
森川がオレの足を持ち上げた。オレは必死に足を動かす。先ほど一瞬痛いことを思い出して少し萎えたおかげか少し力が戻っている気がする。
それでも、まだ本調子ではなく、森川の手を振りほどくことはできない。もう一度足を動かした時、森川の腕に足の踵があたった。
「いってぇ……!!」
足に何かが突き刺さる痛みで声を荒げた。先ほど扉の前で踏んだガラスのカケラがオレの踵に深く突き刺さったのだ。でも、そのおかげで一瞬で頭は冷静になり、オレのちんこも一気に萎えた。
それをきっかけにオレは森川を蹴り上げた。
「ぐはっ!!」
体格も別によくない森川はあっけなく吹っ飛んだ。壁にドンとあたり気を失った。
(ヤ、ヤバかった……)
立ち上がり、自分の踵に刺さっているガラスを抜いた。これのおかげで完全に萎えた。
「うぐぅ……」
倒れている森川の脇腹を蹴り上げるとうめき声を上げたものの完全に意識はなさそうだ。
そして自分の下半身を見た。森川に素股されたせいで太ももに白い精液がついている。
(くっそ、きもちわりぃ……)
オレは森川の脱いだズボンを拾い、その精液を拭いた。
次に自分の床に落ちているパーカーにパンツ、ズボンを拾って着た。手をグーパーとして自分の力が戻っていることも確認する。
もう一度倒れている森川を見た。
(尻の穴に試験管入れようとするなんて頭がどうかしてるぜ……)
そしてふとあの時の異物感を思い出して頭を振った。
(あれは座薬……あれは座薬……)
座薬の方がもっとでけぇし、あんなの大したことねぇ。
それでも腹が立ってもう一度森川の脇腹を蹴り上げた。
ーーカシャッ
床に転がっている森川のスマホを見つけ、オレは森川のふにゃちんを写真に撮っといてやった。
森川のズボンから化学室の鍵を取り出し、オレは外へ出た。
「あぁっ!少し萎えてしまった……!せっかく立ち上がったのに……!」
森川は久しぶりの勃起と射精に頭がどうにかなってしまったようだ。
「また私のペニスを完全に立たせたい……あぁ、写真を撮っておけば良かった……」
(く、くるってやがる……!!!)
森川がオレの尻の穴をぐいっと開いてまた見た。
「もっと……もっとよく見たい……」
そう呟くと森川は立ち上がりスタスタとどこかへと向かう。その隙にオレはよたよたと立ち上がり入り口の方へと走った。
太ももには森川の精液がついていて、気持ちが悪い。
(も、もう少しで扉に……!)
扉にたどり着き喜んだのも束の間、扉には鍵がかかっていたのだ。先ほど森川が扉の鍵を閉めていたことを忘れていた。しかも、鍵がいるタイプの扉だった。ってことは鍵は森川が持っているってことだ……。
「裸で廊下になんて出たらそれこそ噂が本当だと言っているようなものだぞ。それよりも早く私にお前の粘膜を見せてくれ!」
後ろで気持ちの悪い発言を森川がしている。振り返り、森川のソレに驚いた。先ほど少し萎えたとか言っていた割に森川のペニスは普通に勃起している。
森川のはカリが長く、釣鐘形の亀頭でマツタケ型と呼ばれるペニスだ。そのカリ高ペニスは少し反っていて、竿の部分も太くて良い形をしている。
ってなんでオレはあいつのカリ高ペニスを観察してんだ!
(森川のなんて見たくねーよ!十分勃起してるんだからそれを写真に撮っとけよ!)
でも、森川の中ではフル勃起ではないらしい。森川の手に持っている何かがキラッと光った。
ーー森川が手に持っているものは試験管だった……
(ま、待て!待て!待て!!)
先ほどの森川の行動は戸棚から試験管を取り出していたらしい。
『もっと……もっとよく見たい……』
試験管を取りに行く前に言っていた言葉を思い出す。
(も、森川はオレのケツにあれを入れる気だ……そして、中を見る気だ……)
ドのつく変態じゃねーか!
試験管はそんなとこに入れるもんじゃねーよ!
狂っている森川がオレににじり寄る。オレは一歩下がったその時、足元でジャリという音がした。
「うっ、いってぇ……」
足元を見るとオレが最初に森川に投げつけて割れたビーカーのカケラを踏んでいた。オレが足元に気を取られている間に森川がオレの腕を掴むと床へと放り投げた。
「くっ……」
森川がオレの尻たぶを掴み試験管を割れ目に近づける。ちょっとした異物感で眉間にしわを寄せる。
「ちょっ……!変なもんいれんなっ……!」
ぐりっとガラス素材の試験管が尻の穴に少し入ってくる。
(だ、大丈夫……まだほんの少ししか入ってないはずだ……)
大丈夫じゃねー!!!ちょっとでも入ってんだよ!0.5cmだろうが1cmだろうが入っていることには変わらない。
オレはきゅっと力を入れてそれ以上侵入してこないようにした。でも、あまり力を入れてしまうとオレのケツの中で試験管が割れてしまう。
あ、でも、ちょっと想像して少し萎えた。
「はぁ……はぁはぁ……き、きれいだ……も、もっとよく見たい……山神、力を抜け……」
森川はオレに興奮して鼻息を荒くしている。でも、オレが力を緩めないと分かると森川は少し諦めたようだ。確かに試験が割れたら血が出て中が見れないもんな……。
「はぁ、はぁ、どうすれば……はっ……手で触るのはダメだったが、ペニスで直接触れたなら……」
(こ、こいつ、ま、まさか……?!)
森川が少し入れていた試験管を抜くと、オレの穴にペニスを入れようとした。
「あ、いれながら口の中を見たら継続して立ったままじゃ……」
森川はうつ伏せだったオレをひっくり返して仰向けにした。
「やっ、やめろっ……!」
森川がオレの足を持ち上げた。オレは必死に足を動かす。先ほど一瞬痛いことを思い出して少し萎えたおかげか少し力が戻っている気がする。
それでも、まだ本調子ではなく、森川の手を振りほどくことはできない。もう一度足を動かした時、森川の腕に足の踵があたった。
「いってぇ……!!」
足に何かが突き刺さる痛みで声を荒げた。先ほど扉の前で踏んだガラスのカケラがオレの踵に深く突き刺さったのだ。でも、そのおかげで一瞬で頭は冷静になり、オレのちんこも一気に萎えた。
それをきっかけにオレは森川を蹴り上げた。
「ぐはっ!!」
体格も別によくない森川はあっけなく吹っ飛んだ。壁にドンとあたり気を失った。
(ヤ、ヤバかった……)
立ち上がり、自分の踵に刺さっているガラスを抜いた。これのおかげで完全に萎えた。
「うぐぅ……」
倒れている森川の脇腹を蹴り上げるとうめき声を上げたものの完全に意識はなさそうだ。
そして自分の下半身を見た。森川に素股されたせいで太ももに白い精液がついている。
(くっそ、きもちわりぃ……)
オレは森川の脱いだズボンを拾い、その精液を拭いた。
次に自分の床に落ちているパーカーにパンツ、ズボンを拾って着た。手をグーパーとして自分の力が戻っていることも確認する。
もう一度倒れている森川を見た。
(尻の穴に試験管入れようとするなんて頭がどうかしてるぜ……)
そしてふとあの時の異物感を思い出して頭を振った。
(あれは座薬……あれは座薬……)
座薬の方がもっとでけぇし、あんなの大したことねぇ。
それでも腹が立ってもう一度森川の脇腹を蹴り上げた。
ーーカシャッ
床に転がっている森川のスマホを見つけ、オレは森川のふにゃちんを写真に撮っといてやった。
森川のズボンから化学室の鍵を取り出し、オレは外へ出た。
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