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第二章 皆に狙われる!
ボクシング部の部室で※②
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中村はうつ伏せに倒れているオレの背中に馬乗りになった。尻の方を向く形で座っている。
「それでお楽しみはどこまでやってたんだ?なんかこの部屋に入って来た時もだったが、お前色気が今日ヤバいよな」
そう言うと、中村は脱げかけていたオレのパンツを完全に引きずり下ろした。
「なっ……おいっ!やめろって!」
(と言うかこの状況って相当ヤバいよな?!)
中村は岡田同様にオレをやろうとしている。オレの穴を狙ってる!
中村は岡田と違って体格も全然小さい。腕の太さだって岡田より断然細い。むしろどちらかと言うと中村はオレと同じくらいの身長かオレより少し低いくらいだし、腕の太さだってオレと互角なはずだ。
なのに、中村のしなやかな筋肉でオレを抑え込む力は岡田よりもオレよりも圧倒的に強いと思う。
オレが完全に動けないことを確認した中村は、両方の手でオレの尻タブをぐいっと掴むと上下に動かした。
「ふん、お前やっぱいい筋肉してるよな。喧嘩ばっかしてるだけあるわ」
中村の分厚い手のひらで尻を揉まれ、時折ぎゅっと力を入れて強く握る。
オレのケツはボールじゃねぇぞ!
「岡田とはどこまでやったんだ?この感じだと尻には入れてもらえなかったのか?」
中村がグイっとオレの尻を左右に開き、中を確認するように覗き込む。
「岡田とはなんもしてねぇって!やめろよっ!そんなところ見んなっ!クソッ!この変態野郎」
ーーパンッ!
オレが中村を罵ると中村がパンと分厚い手のひらでオレの尻を叩いた。拳で殴られたわけでもないのに、風が切りつけるような痛みに驚いた。
「口の聞き方がなってないな」
もう一度中村がパンとオレの尻を叩く。その叩かれた場所が赤くなっているのは見なくても分かった。殴り合いの喧嘩とは違うその感覚が嫌でオレは逃げようとあがいた。
「そんな簡単にうごけねーよ」
中村が馬鹿にしたように言う。そして、それは事実でオレの胴体は一切動くことができず中村の下から抜け出すことはできなかった。もう一度パンパンと続けて中村がオレの尻を叩く。
「お前の白い肌が赤く染まって綺麗だぞ」
「き、きもちわりぃこと言うなよ!」
オレの言うことは無視し、中村はカチャカチャという音をさせている。ズボンを寛がせて中村はちんこを取り出したようだ。
中村の口から「ふっ」とか「くっ」とかって声が聞こえる。ちょっとした水音と中村が何かを一生懸命上下に動かしている仕草。
こいつこの状況ーーオレのケツを叩いた状況で何故か興奮しているらしい!そして、中村はオナニーしているらしい!
この体勢なら入れられることはないが、この状況はヤバい!中村はちんこを取り出して、オレはパンツを脱がされている。
動けないと分かっているもののもう一度オレは抜け出そうと身体を動かした。中村がパンと力強くオレのケツを叩いた。
「いってぇ……!やめろよっ!」
その時だった。パタタとケツに生暖かい何かがかかった。中村が射精してそれをオレのケツにかけたようだ。そのまま中村はヌルッとした精液をオレの尻に塗り込むようにちんこを尻に塗り付けている。
大丈夫。この角度なら絶対いれられることはない。挿入方向とは逆方向に中村は座っているのだから。
(いや!全然よくねぇ!気持ちわりぃよ!)
「赤くなったケツに白い精子がかかって卑猥だな」
やることだけでなく発言も本当に気持ち悪い。
中村に何とかして抵抗したくて、次に足をバタつかせた。もちろん背中にいる中村にその足があたることはないが、尻を触られるのは防げるんじゃないかと考えたのだ。
すると中村はため息をつき、オレの両足を持ち上げ背中を反り返らせようとしている。
(ヤバい。これは逆エビ固めだ……)
逆エビ固めとはプロレスの技で、これを仕掛けられると曲がっちゃいけない方向に背中が曲がるのでくそ痛い。
(と言うかボクシング部なんだったらプロレス技使うなんて卑怯だぞ?!)
もし変にキマって気を失いでもしたらオレは中村にヤラれちまう!
でも、中村がオレの足を持ち上げようとしたことで、オレの胴体にかかっていた重心がなくなった。その隙をつくことにした。
オレは腕立て伏せの要領でガバッと力を入れると自分の身体を丸め、その勢いで中村を前転させた。
もちゃもちゃと絡まりつつも何とかオレは中村の下から抜け出せた。
中村がチッと舌打ちをしながら立ち上がり、オレの方を見ている。抜け出せたのは良かったものの、中村は残念なことにこの部屋の扉の前に立っている。この部屋には扉が1つしかない。そこに立たれるとオレはこの部屋から抜け出すことはできない。
そして、中村のちんこを見て驚く。先ほどオレにかけて出していたはずなのに、中村のちんこはそそり立っているのだ。
(こいつさっき出したはずなのに、全然元気じゃね?)
驚いたのはそれだけじゃない。形がなんかすごい。岡田はデカかった。でも、中村は岡田よりデカくはないものの長いのだ。しかも少し左に曲がって立っている気がする。
中村のちんこはちんこと表現するよりもペニスと表現する方がしっくりくる。
何か綺麗な形してんだよな。ってオレは何を考えてんだ!
「いれたくなったか?」
「はっ?!いれたくねーよ!」
中村はオレが中村のペニスを見ていることに気付いてニヤッと笑いながらいった。
中村に扉の前に立たれた今、どうやって逃げるかを考えないと……。
(いや、まだチャンスはあるはずだ……)
「それでお楽しみはどこまでやってたんだ?なんかこの部屋に入って来た時もだったが、お前色気が今日ヤバいよな」
そう言うと、中村は脱げかけていたオレのパンツを完全に引きずり下ろした。
「なっ……おいっ!やめろって!」
(と言うかこの状況って相当ヤバいよな?!)
中村は岡田同様にオレをやろうとしている。オレの穴を狙ってる!
中村は岡田と違って体格も全然小さい。腕の太さだって岡田より断然細い。むしろどちらかと言うと中村はオレと同じくらいの身長かオレより少し低いくらいだし、腕の太さだってオレと互角なはずだ。
なのに、中村のしなやかな筋肉でオレを抑え込む力は岡田よりもオレよりも圧倒的に強いと思う。
オレが完全に動けないことを確認した中村は、両方の手でオレの尻タブをぐいっと掴むと上下に動かした。
「ふん、お前やっぱいい筋肉してるよな。喧嘩ばっかしてるだけあるわ」
中村の分厚い手のひらで尻を揉まれ、時折ぎゅっと力を入れて強く握る。
オレのケツはボールじゃねぇぞ!
「岡田とはどこまでやったんだ?この感じだと尻には入れてもらえなかったのか?」
中村がグイっとオレの尻を左右に開き、中を確認するように覗き込む。
「岡田とはなんもしてねぇって!やめろよっ!そんなところ見んなっ!クソッ!この変態野郎」
ーーパンッ!
オレが中村を罵ると中村がパンと分厚い手のひらでオレの尻を叩いた。拳で殴られたわけでもないのに、風が切りつけるような痛みに驚いた。
「口の聞き方がなってないな」
もう一度中村がパンとオレの尻を叩く。その叩かれた場所が赤くなっているのは見なくても分かった。殴り合いの喧嘩とは違うその感覚が嫌でオレは逃げようとあがいた。
「そんな簡単にうごけねーよ」
中村が馬鹿にしたように言う。そして、それは事実でオレの胴体は一切動くことができず中村の下から抜け出すことはできなかった。もう一度パンパンと続けて中村がオレの尻を叩く。
「お前の白い肌が赤く染まって綺麗だぞ」
「き、きもちわりぃこと言うなよ!」
オレの言うことは無視し、中村はカチャカチャという音をさせている。ズボンを寛がせて中村はちんこを取り出したようだ。
中村の口から「ふっ」とか「くっ」とかって声が聞こえる。ちょっとした水音と中村が何かを一生懸命上下に動かしている仕草。
こいつこの状況ーーオレのケツを叩いた状況で何故か興奮しているらしい!そして、中村はオナニーしているらしい!
この体勢なら入れられることはないが、この状況はヤバい!中村はちんこを取り出して、オレはパンツを脱がされている。
動けないと分かっているもののもう一度オレは抜け出そうと身体を動かした。中村がパンと力強くオレのケツを叩いた。
「いってぇ……!やめろよっ!」
その時だった。パタタとケツに生暖かい何かがかかった。中村が射精してそれをオレのケツにかけたようだ。そのまま中村はヌルッとした精液をオレの尻に塗り込むようにちんこを尻に塗り付けている。
大丈夫。この角度なら絶対いれられることはない。挿入方向とは逆方向に中村は座っているのだから。
(いや!全然よくねぇ!気持ちわりぃよ!)
「赤くなったケツに白い精子がかかって卑猥だな」
やることだけでなく発言も本当に気持ち悪い。
中村に何とかして抵抗したくて、次に足をバタつかせた。もちろん背中にいる中村にその足があたることはないが、尻を触られるのは防げるんじゃないかと考えたのだ。
すると中村はため息をつき、オレの両足を持ち上げ背中を反り返らせようとしている。
(ヤバい。これは逆エビ固めだ……)
逆エビ固めとはプロレスの技で、これを仕掛けられると曲がっちゃいけない方向に背中が曲がるのでくそ痛い。
(と言うかボクシング部なんだったらプロレス技使うなんて卑怯だぞ?!)
もし変にキマって気を失いでもしたらオレは中村にヤラれちまう!
でも、中村がオレの足を持ち上げようとしたことで、オレの胴体にかかっていた重心がなくなった。その隙をつくことにした。
オレは腕立て伏せの要領でガバッと力を入れると自分の身体を丸め、その勢いで中村を前転させた。
もちゃもちゃと絡まりつつも何とかオレは中村の下から抜け出せた。
中村がチッと舌打ちをしながら立ち上がり、オレの方を見ている。抜け出せたのは良かったものの、中村は残念なことにこの部屋の扉の前に立っている。この部屋には扉が1つしかない。そこに立たれるとオレはこの部屋から抜け出すことはできない。
そして、中村のちんこを見て驚く。先ほどオレにかけて出していたはずなのに、中村のちんこはそそり立っているのだ。
(こいつさっき出したはずなのに、全然元気じゃね?)
驚いたのはそれだけじゃない。形がなんかすごい。岡田はデカかった。でも、中村は岡田よりデカくはないものの長いのだ。しかも少し左に曲がって立っている気がする。
中村のちんこはちんこと表現するよりもペニスと表現する方がしっくりくる。
何か綺麗な形してんだよな。ってオレは何を考えてんだ!
「いれたくなったか?」
「はっ?!いれたくねーよ!」
中村はオレが中村のペニスを見ていることに気付いてニヤッと笑いながらいった。
中村に扉の前に立たれた今、どうやって逃げるかを考えないと……。
(いや、まだチャンスはあるはずだ……)
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