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第一章 手に入れた能力
企みの黒い影 トルデンside
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トモヤは全快したようでお風呂場に案内すると、トモヤは何故か驚いていた。やはりお風呂が小さすぎたのでしょうか?反省していたら、トモヤはなんともっと小さいお風呂がいいと言った。トモヤに少しでもゆっくり入ってもらえらたらと思っていたので、うなだれていると「今日だけここの風呂に入る」と言ってくれたので微笑んだ。疲れがとれるブルアモーナなどの癒しの花をいれたので彼の身体が休まればと思ったのだ。
トモヤが倒れないか心配で何度も声をかけると、トモヤが私を呼んだ。
「どうしましたか?!温度が熱かったですか?しんどいですか?!」
慌てて駆け寄り、のぼせたと言うトモヤの手を引っ張ろうとしたら、逆に湯船へと引き込まれた。のぼせたというのが嘘だと分かり安堵する。ふざけてお湯をかけあっていた時間はどうしてかとても楽しく感じられた。
トモヤの年齢が18歳だと聞いて驚いた。もっと幼く見えたから。でも、トモヤは、トモヤの身長が低いから私が驚いた表情をしたと思ったらしい。身長が低いのなんて気にならないのに、彼の中ではコンプレックスのようだ。
「違いますよ……私はただ……トモヤはたくさん食べたらもっと大きくなりますよ。私が身長伸びたのもちょうどその頃でした」
そう言うと、トモヤが嬉しい表情をしたので、私までつられて嬉しくなった。トモヤがパクパクと食べる姿が好きなので、これから彼が沢山食べて、身長が伸びると良いなって心の底から思った。
トモヤと一緒のベッドで眠るようになり、庭園で花を一緒に見て過ごしたりして、トモヤとの時間は心地よかった。母との時間も大切でかけがえのないものだった。死んだ母のことを思い出すのを辛いと思う時もあれば、無性に恋しく想うこともある。時折、母の話をするとトモヤが何も言わずに聞いてくれるのでついつい話してしまう。
それからまた少しの時間が経って、父上が帰って来た時に言われたように魔術の訓練が再開した。
「トルデン様、逃げずに雷の魔術を使用してください。あぁ、結界の魔術は使わないでくださいよ。まぁ、使われたところで脆い結界なので大したことはありませんが」
嫌味を交えた厳しい声でオークスが言う。それでも魔術を使うのが嫌で、訓練場では逃げ回ることしかできなかった。雷の魔術。それはこの世界では珍しい魔術だった。父上は私のこの魔術をとても気に入っていた。使いこなせるようにと幾度となく言われてきたが、全く使いこなせない私にしびれを切らしてこうやって訓練と称して使うように促される。オークスは私をいたぶるように土の魔術で追い詰める。
「トルデン様、次の訓練ではしっかりと魔術を使用してください。明日は他の騎士たちの訓練を行います。トルデン様も参加されては?」
「……いえ、明日はルウファの作業に行く予定が」
「あぁ、そうでしたか」
オークスは嫌な笑みを浮かべてそう言った。ルウファに行くと言うのは嘘で、オークスが神殿に明日はいないと分かったので咄嗟についた嘘だけども、オークスにはバレなかったようで安堵した。これ以上、オークスと話したくないのでその場を離れた。
西の塔へと戻る途中、エンフィルと出会った。エンフィルは東の塔へ戻るところなのだろう。目が合い、声かけるか悩み、結局そのまますれ違った。でも、少ししてから振り返ってエンフィルを呼び止めた。
「エンフィル、あの……私が倒れた時、見舞いに来てくれてたと聞きました……。忙しいのにありがとう」
エンフィルは何も言わずにその場を去って行った。エンフィルはトルデンが見えなくなりそうな頃、振り返ってその後ろ姿をじっと眺めていた。
翌日、神殿へと向かう馬車の中で、私が馬のことを「お馬さん」と言うと、トモヤがケラケラと笑った。
(え、え……?お馬さんって言いますよね?)
まさか笑われると思っていなくて恥ずかしくなったものの、トモヤの純粋な笑顔が見れたのが嬉しくなって一緒に笑った。神殿ではあまり欲しい情報は得られなかったものの、テヒシタ神官が言ったように父上はトモヤの能力を知って元の世界に帰したく無さそうだと分かった。城へ戻るとオークスは私たちが神殿に行ったことを知っていたようで、ルニス宰相からも注意を受けた。その日から魔術の訓練が始まった。
連日逃げ回ってばかりなので少しの疲れが見えてきた。オークスはそんな私をあざ笑いながらいつも執拗に追い詰めてくる。でも、その日は違った。私が行くと、珍しくラウリアがいた。
「先ほど私が怪我をした騎士の様子を見てきます。ラウリア様にトルデン様のお相手を頼みましたのでしっかりと取り組まれてください」
そう言ってオークスが去った時にすぐに気づくべきだった。ラウリアは魔力が膨大で、全ての属性を使うことが出来る。火、水、土、風。性格に似て大雑把に魔術を施すことが多いけど……。でも、オークスのように性格は悪くなく、私を本気で殺めようとはしてこない。まぁ、魔力の量が膨大でオークスよりも桁外れに強く、火の玉や矢で、逃げ場をなくしていき、追い込んでくるのだけど。危ないと感じた時に、手を何度か掲げてみたものの魔術を使うことはできず、やはりいつものように逃げ回っていた。この時、オークスがトモヤを呼び出し能力を使わせていることなんて知らずに……。
「トルデン、僕から逃げられるとでも?僕、トルデンと一度、真剣に手合わせしてみたいのに」
ラウリアが楽しそうに言う。この訓練場の真ん中には、丸い線が大きく描かれており、その円の中で戦うとされている。円には2種類あり、剣での試合は間合いが近くないといけないため小さめで、魔術の時は範囲を広くして大きめの円だ。ラウリアの得意な火の槍が飛んできて円ギリギリのところで避けた。その時、視界にまだ新しい血で地面が汚れていることに気付いた。血の量からして大けがをしたに違いない。パッと手を出して、ラウリアを制止した。
まだ試合時間は終わっていないので、きっとオークスなら私の制止なんて気にせず、続けて攻撃してくるだろう。ラウリアは想像した通り攻撃を止めて、こちらへとやって来た。
「この血は一体……?誰か知っていますか?」
「どうしたんだい、トルデン?」
「トルデン様、こちらは先ほど、オークス騎士団長と新人の騎士が剣の練習中に、オークス様の剣が誤って左肩に当たり……」
(オークスが……?ありえない……)
近くにいた騎士がやって来て、説明する。オークスは魔力もそこそこ多いため、魔術もそこそこ使える。だが、剣術の方が長けているのだ。そのオークスが誤って騎士を怪我させるのはありえないだろう。ましてやどういった戦い方をしたら、魔術用の円からはみ出して血を流すことになる?
「それでもこんな所で血が流れるのはおかしいんじゃない?それでその騎士の命に別状は?」
「いえ、それがオークス騎士団長の最後の一撃が重く、騎士はここまで吹っ飛んでしまったんです。オークス騎士団長がすぐに確認し、傷はあまり深くないとのことですぐに医務室へと運ばれました。本当はここを先に綺麗にすべきだったんですが、オークス騎士団長が『トルデン様の訓練の方が優先だから血の掃除は後でいい』と言って……」
ラウリアもさすがにおかしいと気付いたのか騎士に尋ねた。嫌な予感が頭を過る。オークスは一体何を考えてる……?
「あぁ、オークス様ならついさっき城の方へ向かわれたぞ?」
「私の訓練試合が始まってすぐではなくてですか?」
「はい、ラウリア様とトルデン様の訓練試合を少し覗かれて、見慣れない少年を引き連れて城の方へと……」
もうその言葉を聞いた時には駆け出していた。オークスは私を訓練と称して追い込むのが好きなのに、今日に限ってそれをラウリアに任せたこと。剣術が長けているのに騎士を怪我させたこと。少年というのはトモヤのことだ。
(トモヤ、どうか……どうか無事で……!)
医務室を勢いよく開けると、トモヤは床にうずくまっていた。駆け寄りオークスから遠ざけるようにしてトモヤを抱きかかえた。トモヤの顔色は悪く汗を流している。身体も冷え切っていた。チラッと怪我をして眠る騎士を見ると、顔色がいい。
オークスが何か言っているが、耳障りな音にしか聞こえない。トモヤを抱え、医務室を出た。ラウリアと医師のダムスがこちらを見ているが、何も言わずにその場を去った。
トモヤが倒れないか心配で何度も声をかけると、トモヤが私を呼んだ。
「どうしましたか?!温度が熱かったですか?しんどいですか?!」
慌てて駆け寄り、のぼせたと言うトモヤの手を引っ張ろうとしたら、逆に湯船へと引き込まれた。のぼせたというのが嘘だと分かり安堵する。ふざけてお湯をかけあっていた時間はどうしてかとても楽しく感じられた。
トモヤの年齢が18歳だと聞いて驚いた。もっと幼く見えたから。でも、トモヤは、トモヤの身長が低いから私が驚いた表情をしたと思ったらしい。身長が低いのなんて気にならないのに、彼の中ではコンプレックスのようだ。
「違いますよ……私はただ……トモヤはたくさん食べたらもっと大きくなりますよ。私が身長伸びたのもちょうどその頃でした」
そう言うと、トモヤが嬉しい表情をしたので、私までつられて嬉しくなった。トモヤがパクパクと食べる姿が好きなので、これから彼が沢山食べて、身長が伸びると良いなって心の底から思った。
トモヤと一緒のベッドで眠るようになり、庭園で花を一緒に見て過ごしたりして、トモヤとの時間は心地よかった。母との時間も大切でかけがえのないものだった。死んだ母のことを思い出すのを辛いと思う時もあれば、無性に恋しく想うこともある。時折、母の話をするとトモヤが何も言わずに聞いてくれるのでついつい話してしまう。
それからまた少しの時間が経って、父上が帰って来た時に言われたように魔術の訓練が再開した。
「トルデン様、逃げずに雷の魔術を使用してください。あぁ、結界の魔術は使わないでくださいよ。まぁ、使われたところで脆い結界なので大したことはありませんが」
嫌味を交えた厳しい声でオークスが言う。それでも魔術を使うのが嫌で、訓練場では逃げ回ることしかできなかった。雷の魔術。それはこの世界では珍しい魔術だった。父上は私のこの魔術をとても気に入っていた。使いこなせるようにと幾度となく言われてきたが、全く使いこなせない私にしびれを切らしてこうやって訓練と称して使うように促される。オークスは私をいたぶるように土の魔術で追い詰める。
「トルデン様、次の訓練ではしっかりと魔術を使用してください。明日は他の騎士たちの訓練を行います。トルデン様も参加されては?」
「……いえ、明日はルウファの作業に行く予定が」
「あぁ、そうでしたか」
オークスは嫌な笑みを浮かべてそう言った。ルウファに行くと言うのは嘘で、オークスが神殿に明日はいないと分かったので咄嗟についた嘘だけども、オークスにはバレなかったようで安堵した。これ以上、オークスと話したくないのでその場を離れた。
西の塔へと戻る途中、エンフィルと出会った。エンフィルは東の塔へ戻るところなのだろう。目が合い、声かけるか悩み、結局そのまますれ違った。でも、少ししてから振り返ってエンフィルを呼び止めた。
「エンフィル、あの……私が倒れた時、見舞いに来てくれてたと聞きました……。忙しいのにありがとう」
エンフィルは何も言わずにその場を去って行った。エンフィルはトルデンが見えなくなりそうな頃、振り返ってその後ろ姿をじっと眺めていた。
翌日、神殿へと向かう馬車の中で、私が馬のことを「お馬さん」と言うと、トモヤがケラケラと笑った。
(え、え……?お馬さんって言いますよね?)
まさか笑われると思っていなくて恥ずかしくなったものの、トモヤの純粋な笑顔が見れたのが嬉しくなって一緒に笑った。神殿ではあまり欲しい情報は得られなかったものの、テヒシタ神官が言ったように父上はトモヤの能力を知って元の世界に帰したく無さそうだと分かった。城へ戻るとオークスは私たちが神殿に行ったことを知っていたようで、ルニス宰相からも注意を受けた。その日から魔術の訓練が始まった。
連日逃げ回ってばかりなので少しの疲れが見えてきた。オークスはそんな私をあざ笑いながらいつも執拗に追い詰めてくる。でも、その日は違った。私が行くと、珍しくラウリアがいた。
「先ほど私が怪我をした騎士の様子を見てきます。ラウリア様にトルデン様のお相手を頼みましたのでしっかりと取り組まれてください」
そう言ってオークスが去った時にすぐに気づくべきだった。ラウリアは魔力が膨大で、全ての属性を使うことが出来る。火、水、土、風。性格に似て大雑把に魔術を施すことが多いけど……。でも、オークスのように性格は悪くなく、私を本気で殺めようとはしてこない。まぁ、魔力の量が膨大でオークスよりも桁外れに強く、火の玉や矢で、逃げ場をなくしていき、追い込んでくるのだけど。危ないと感じた時に、手を何度か掲げてみたものの魔術を使うことはできず、やはりいつものように逃げ回っていた。この時、オークスがトモヤを呼び出し能力を使わせていることなんて知らずに……。
「トルデン、僕から逃げられるとでも?僕、トルデンと一度、真剣に手合わせしてみたいのに」
ラウリアが楽しそうに言う。この訓練場の真ん中には、丸い線が大きく描かれており、その円の中で戦うとされている。円には2種類あり、剣での試合は間合いが近くないといけないため小さめで、魔術の時は範囲を広くして大きめの円だ。ラウリアの得意な火の槍が飛んできて円ギリギリのところで避けた。その時、視界にまだ新しい血で地面が汚れていることに気付いた。血の量からして大けがをしたに違いない。パッと手を出して、ラウリアを制止した。
まだ試合時間は終わっていないので、きっとオークスなら私の制止なんて気にせず、続けて攻撃してくるだろう。ラウリアは想像した通り攻撃を止めて、こちらへとやって来た。
「この血は一体……?誰か知っていますか?」
「どうしたんだい、トルデン?」
「トルデン様、こちらは先ほど、オークス騎士団長と新人の騎士が剣の練習中に、オークス様の剣が誤って左肩に当たり……」
(オークスが……?ありえない……)
近くにいた騎士がやって来て、説明する。オークスは魔力もそこそこ多いため、魔術もそこそこ使える。だが、剣術の方が長けているのだ。そのオークスが誤って騎士を怪我させるのはありえないだろう。ましてやどういった戦い方をしたら、魔術用の円からはみ出して血を流すことになる?
「それでもこんな所で血が流れるのはおかしいんじゃない?それでその騎士の命に別状は?」
「いえ、それがオークス騎士団長の最後の一撃が重く、騎士はここまで吹っ飛んでしまったんです。オークス騎士団長がすぐに確認し、傷はあまり深くないとのことですぐに医務室へと運ばれました。本当はここを先に綺麗にすべきだったんですが、オークス騎士団長が『トルデン様の訓練の方が優先だから血の掃除は後でいい』と言って……」
ラウリアもさすがにおかしいと気付いたのか騎士に尋ねた。嫌な予感が頭を過る。オークスは一体何を考えてる……?
「あぁ、オークス様ならついさっき城の方へ向かわれたぞ?」
「私の訓練試合が始まってすぐではなくてですか?」
「はい、ラウリア様とトルデン様の訓練試合を少し覗かれて、見慣れない少年を引き連れて城の方へと……」
もうその言葉を聞いた時には駆け出していた。オークスは私を訓練と称して追い込むのが好きなのに、今日に限ってそれをラウリアに任せたこと。剣術が長けているのに騎士を怪我させたこと。少年というのはトモヤのことだ。
(トモヤ、どうか……どうか無事で……!)
医務室を勢いよく開けると、トモヤは床にうずくまっていた。駆け寄りオークスから遠ざけるようにしてトモヤを抱きかかえた。トモヤの顔色は悪く汗を流している。身体も冷え切っていた。チラッと怪我をして眠る騎士を見ると、顔色がいい。
オークスが何か言っているが、耳障りな音にしか聞こえない。トモヤを抱え、医務室を出た。ラウリアと医師のダムスがこちらを見ているが、何も言わずにその場を去った。
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※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
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