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第一章 手に入れた能力
練習試合とトルデンの攻撃魔術
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トルデンと話し合い、なんとなくお互いスッキリした気持ちになった。
「部屋に戻るぞ。別にお前が疲れててもいい。訓練から帰って来たお前が大丈夫と言うまでむやみに近寄らないようにするから」
疲れた姿を見られたくないなんて何言ってるんだ。オレなんて倒れてた時、トルデンに風呂に入れられてたんだぞ。それに比べたら疲れた姿なんて別に大したことない。あの部屋の主はトルデンだ。トルデンがいない部屋にオレがいるっていうのも落ち着かない。トルデンも少し困ったような表情をしたもののオレと一緒に部屋へと戻った。
◇◇◇◇◇◇
トルデンが部屋に戻って来てからまた数日が経った。トルデンは夜遅くに帰ってくるものの、気にしていたような疲れた表情とかはあまり感じない。
「トモヤ、明日訓練場に来てくれませんか?」
トルデンが帰ってくるなりそう言った。あれだけ魔術を使うのを嫌がり、訓練場にも来ないように言っていたくせにどうしてトルデンはそんなこと言うんだ?
「明日、練習試合があるんです。その試合に勝たなければトモヤを私の管理下から外すと父上が言い……。大丈夫です。ラウリアにトモヤの傍にいるように頼んでいますので」
練習試合と言っているものの、オレを誰の元で面倒を見るか練習試合の結果で決めるらしい。ちなみにトルデンはオークスと試合をするみたいだ。翌日、朝の早い時間に扉をノックする音が聞こえた。トルデンが準備していた朝食を机に置き、扉の方へと向かう。オレはまだベッドに入っていたのでもぞもぞと動き、その扉の向こうにいるのが誰か覗き見た。扉の先にはラウリアとエンフィルがいた。
「どうしたんですか、こんな早い時間に……。それにエンフィルも……」
「実は父上に僕も練習試合に出るように言われてしまって……だから、エンフィルに彼のことを見て欲しいって頼んだんだよ」
「そうですか……分かりました。エンフィル……いいんですか?」
「あぁ」
前から思っていたが、トルデンとエンフィルはあまり仲が良くないようだ。言葉数が少なく、あまり雰囲気も明るくない。
「あっ、パン粥じゃないか!皆で一緒に食べよう!ほらエンフィルも」
(こ、こいつ、鋼の精神かよ……)
トルデンとエンフィルが楽しく一緒に食事する仲には見えないだろ……。でも、ラウリアは気にせずエンフィルの手を掴むとズカズカと部屋に入って来た。
「君はまだ寝ているのかい?お寝坊さんだね?」
こいつ、結構朝早い時間だぞ?勝手に入って来て何て言い草だ。
「おや、少し肉ついたんじゃないか?良かったね!前、君、ガリガリだったから!」
こ、こいつ……王子じゃなければ殴ってる……。
ラウリアに連れてこられたエンフィルは一瞬躊躇しながらも椅子に座った。ラウリアの横にエンフィルが、トルデンの横にオレが座る形で朝ご飯を取り囲んだ。なんかちょっと気まずいかなと思ったけど、ラウリアが呑気に話していて思ったより気まずくはなかった。でも、全員イケメンでその中で食事するというのは居心地が悪い。
「エンフィル、よそってくれないかい?」
ラウリアがエンフィルにそう言った時、エンフィルとトルデンの手がピタッと止まった。
「もう!自分でよそうよ~」
エンフィルがいれようとしないことにじれったくなったラウリアは自分でよそった。
「じゃぁ、またあとでね」
食事を終えたラウリアとエンフィルは部屋を去って行った。部屋は嵐が去って行ったような静けさだ。まぁ、うるさかったのはラウリア1人だけだけど……。それがちょっと面白くてトルデンとオレは目を合わせて笑い合った。
訓練場へと向かうとエンフィルがオレに近づいた。何も喋らないが、オレの傍にいるという約束を守るために来たのだろう。トルデンがそれを確認すると試合場所へと向かう。あたりを見渡すと結構人がいる。騎士たちや騎士見習いのような若い青年もこの試合を見に来ているようだ。少し離れたところにホルアンとジアルもいる。
少しするとトルデンとオークスの試合が始まった。トルデンが手を掲げたその時、薄暗い雲が空に現れ、ピカピカと輝き始めた。そのどこまでも続く空に一筋の黄金に輝く何かが走った。
ーー雷の矢だ……
その光り輝く矢の神々しさに息を飲んだ。トルデンが使いたくないと言っていた魔術は雷の攻撃魔術だったのだ。
(あれ?トルデンが使えるのって結界の護る魔術じゃなかったけ?攻撃魔術も使えたのか……。でも、雷属性なんて聞いたことなかったけどな……確か火と水と風と土の4つだった気が……まぁ、いっか……)
試合に集中するため、トルデンの方を見た。トルデンの金色の瞳に似たその稲妻はオークスに向かって何度も向かっている。対してオークスは土の魔術で壁を作ってトルデンの攻撃を防ぎ、岩石を作り出してトルデンに向かって放った。
緊張した雰囲気だが、トルデンの方が優位に立っている。オークスが地面から出した土の山にトルデンがつまずきそうになるもそれを利用してオークスにのしかかるとオークスの喉仏に向かって雷の矢を仕掛けた。
オークスの喉に当たる前にトルデンが光の矢を止めてその試合はトルデンの勝ちで終わった。トルデンが立ち上がり、少し悩んだ後オークスに手を差し伸べた。オークスがその手を掴み立ち上がった時、トルデンの耳元で何かを囁いた。
急に空から大きな雷が烈しく光り、大地を揺さぶった。周りにいる騎士たちが驚きどよめいている。
トルデンの周りに何本もの雷の矢が出現している。そして、その雷の矢が様々な場所へと放たれた。トルデンも驚いた表情をして戸惑っている。手を必死にかざすもどうも制御できないようで雷の矢が地面に突き刺さる。
騎士の中で腕が立つ者はその雷の矢を避けるものの、騎士見習いにはその術がなく逃げ惑っている。剣で振り払おうとして咎められる者もいた。雷のため自分に感電する恐れがあるからだ。
ラウリアが、そしてエンフィルがトルデンの傍へ駆けつけた。トルデンが2人を見て落ち着きを払った時だった。
「…………?!」
オレは誰かに口を押えられて何処かへと引きずり込まれた。
「部屋に戻るぞ。別にお前が疲れててもいい。訓練から帰って来たお前が大丈夫と言うまでむやみに近寄らないようにするから」
疲れた姿を見られたくないなんて何言ってるんだ。オレなんて倒れてた時、トルデンに風呂に入れられてたんだぞ。それに比べたら疲れた姿なんて別に大したことない。あの部屋の主はトルデンだ。トルデンがいない部屋にオレがいるっていうのも落ち着かない。トルデンも少し困ったような表情をしたもののオレと一緒に部屋へと戻った。
◇◇◇◇◇◇
トルデンが部屋に戻って来てからまた数日が経った。トルデンは夜遅くに帰ってくるものの、気にしていたような疲れた表情とかはあまり感じない。
「トモヤ、明日訓練場に来てくれませんか?」
トルデンが帰ってくるなりそう言った。あれだけ魔術を使うのを嫌がり、訓練場にも来ないように言っていたくせにどうしてトルデンはそんなこと言うんだ?
「明日、練習試合があるんです。その試合に勝たなければトモヤを私の管理下から外すと父上が言い……。大丈夫です。ラウリアにトモヤの傍にいるように頼んでいますので」
練習試合と言っているものの、オレを誰の元で面倒を見るか練習試合の結果で決めるらしい。ちなみにトルデンはオークスと試合をするみたいだ。翌日、朝の早い時間に扉をノックする音が聞こえた。トルデンが準備していた朝食を机に置き、扉の方へと向かう。オレはまだベッドに入っていたのでもぞもぞと動き、その扉の向こうにいるのが誰か覗き見た。扉の先にはラウリアとエンフィルがいた。
「どうしたんですか、こんな早い時間に……。それにエンフィルも……」
「実は父上に僕も練習試合に出るように言われてしまって……だから、エンフィルに彼のことを見て欲しいって頼んだんだよ」
「そうですか……分かりました。エンフィル……いいんですか?」
「あぁ」
前から思っていたが、トルデンとエンフィルはあまり仲が良くないようだ。言葉数が少なく、あまり雰囲気も明るくない。
「あっ、パン粥じゃないか!皆で一緒に食べよう!ほらエンフィルも」
(こ、こいつ、鋼の精神かよ……)
トルデンとエンフィルが楽しく一緒に食事する仲には見えないだろ……。でも、ラウリアは気にせずエンフィルの手を掴むとズカズカと部屋に入って来た。
「君はまだ寝ているのかい?お寝坊さんだね?」
こいつ、結構朝早い時間だぞ?勝手に入って来て何て言い草だ。
「おや、少し肉ついたんじゃないか?良かったね!前、君、ガリガリだったから!」
こ、こいつ……王子じゃなければ殴ってる……。
ラウリアに連れてこられたエンフィルは一瞬躊躇しながらも椅子に座った。ラウリアの横にエンフィルが、トルデンの横にオレが座る形で朝ご飯を取り囲んだ。なんかちょっと気まずいかなと思ったけど、ラウリアが呑気に話していて思ったより気まずくはなかった。でも、全員イケメンでその中で食事するというのは居心地が悪い。
「エンフィル、よそってくれないかい?」
ラウリアがエンフィルにそう言った時、エンフィルとトルデンの手がピタッと止まった。
「もう!自分でよそうよ~」
エンフィルがいれようとしないことにじれったくなったラウリアは自分でよそった。
「じゃぁ、またあとでね」
食事を終えたラウリアとエンフィルは部屋を去って行った。部屋は嵐が去って行ったような静けさだ。まぁ、うるさかったのはラウリア1人だけだけど……。それがちょっと面白くてトルデンとオレは目を合わせて笑い合った。
訓練場へと向かうとエンフィルがオレに近づいた。何も喋らないが、オレの傍にいるという約束を守るために来たのだろう。トルデンがそれを確認すると試合場所へと向かう。あたりを見渡すと結構人がいる。騎士たちや騎士見習いのような若い青年もこの試合を見に来ているようだ。少し離れたところにホルアンとジアルもいる。
少しするとトルデンとオークスの試合が始まった。トルデンが手を掲げたその時、薄暗い雲が空に現れ、ピカピカと輝き始めた。そのどこまでも続く空に一筋の黄金に輝く何かが走った。
ーー雷の矢だ……
その光り輝く矢の神々しさに息を飲んだ。トルデンが使いたくないと言っていた魔術は雷の攻撃魔術だったのだ。
(あれ?トルデンが使えるのって結界の護る魔術じゃなかったけ?攻撃魔術も使えたのか……。でも、雷属性なんて聞いたことなかったけどな……確か火と水と風と土の4つだった気が……まぁ、いっか……)
試合に集中するため、トルデンの方を見た。トルデンの金色の瞳に似たその稲妻はオークスに向かって何度も向かっている。対してオークスは土の魔術で壁を作ってトルデンの攻撃を防ぎ、岩石を作り出してトルデンに向かって放った。
緊張した雰囲気だが、トルデンの方が優位に立っている。オークスが地面から出した土の山にトルデンがつまずきそうになるもそれを利用してオークスにのしかかるとオークスの喉仏に向かって雷の矢を仕掛けた。
オークスの喉に当たる前にトルデンが光の矢を止めてその試合はトルデンの勝ちで終わった。トルデンが立ち上がり、少し悩んだ後オークスに手を差し伸べた。オークスがその手を掴み立ち上がった時、トルデンの耳元で何かを囁いた。
急に空から大きな雷が烈しく光り、大地を揺さぶった。周りにいる騎士たちが驚きどよめいている。
トルデンの周りに何本もの雷の矢が出現している。そして、その雷の矢が様々な場所へと放たれた。トルデンも驚いた表情をして戸惑っている。手を必死にかざすもどうも制御できないようで雷の矢が地面に突き刺さる。
騎士の中で腕が立つ者はその雷の矢を避けるものの、騎士見習いにはその術がなく逃げ惑っている。剣で振り払おうとして咎められる者もいた。雷のため自分に感電する恐れがあるからだ。
ラウリアが、そしてエンフィルがトルデンの傍へ駆けつけた。トルデンが2人を見て落ち着きを払った時だった。
「…………?!」
オレは誰かに口を押えられて何処かへと引きずり込まれた。
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