もしも自分の人生が逆戻りしたら・・・

ムーワ

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第44章

美晴の成長記録そして新たに・・・

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月日は流れ、まもなく美晴は3歳を迎える。

1歳半検診以降、3歳になるまでの間は色々あったが、美晴は順調に育っている。

普段はママと公園に行って、砂場で山やトンネルを作って遊んでいることが多い。家ではソウハルと一緒にかくれんぼをしたり、お絵かきをしたりして遊んでいる。クレヨンを使って○を書いたり、ママやパパの似顔絵?らしいものも書く。絵は好きなようだが、けして上手いとはいえない。折り紙も好きでミキとよく一緒に作っている。始めのうちは折り紙を作る手順も中々、覚えられなかったが、ミキが優しく丁寧に作り方を教えるようになったらだいぶ上手になってきた。

衣服の着替えについては一生懸命、自分で着ようとするけど上はまだ自分で袖を通して上手に着ることができず、ミキやソウハルに手伝ってもらっている。下に関しては問題なく着ることができる。また、長ズボンよりも半ズボンの方が好きらしく、女の子が履くスカートにも興味があるようで、買い物などに行っても女児のスカート売場の前を通るとそこで立ち止まってじっとみていることも多い。

ミキ「ねえ、ソウハルさん、美晴、最近ズボンよりもスカートに興味を持っているみたいなの?」

ソウハル「えっ、どうしてそう思うの?」

ミキ「私と一緒に買い物に行ってもいつも、女児のスカート売場の前で立ち止まるの?」

ソウハル「確かに美晴はおもちゃ屋に連れていっても、男の子が好みそうなおもちゃよりも女の子好みのおもちゃばかり見ているよね」

ミキ「そうね。公園でも女の子達と一緒に遊んでいることの方が多いわ」

ソウハル「そんなに心配することではないんじゃないかな?」

ミキ「う~ん、でも男の子らしくなってもらいたいわ」

衣服に関してはいつもミキが決めて買っていたので、男児服ばかりだったが、おもちゃに関しては男の子が遊ぶものから女の子が遊ぶものまでたくさん持っていた。ソウハルとミキはおもちゃについては美晴の誕生日やクリスマスなど特別な日に買っていたし、ミキは美晴に男の子が遊ぶようなおもちゃを買っていた。でも、カズヒコ達がソウハルの家に来るとき、カズヒコ、ケイイチ、ダイスケ、アツオの全員が美晴に新品のおもちゃや昔、使っていたおもちゃをプレゼントすることが多かったので、美晴はたくさんおもちゃを持っていた。その中でも女児が遊ぶようなお人形などを好んで使っていた。



トイレは自分でして戻ってくることはできるようになったが、まだ頻尿でパンツが少し湿っていることも多い。ウンチはまだトイレで成功したこともないためにおむつの卒業までにはもう少し時間がかかりそうである。

言葉についてはアンパンマンの歌なども自分で歌えるようになり、ミキやソウハルと一緒に絵本を読んで就寝することが多い。また「ふじはみはるです」と自分の名前をフルネームでいえることもできる。ただし、濁音が苦手で滑舌が悪く一部伝わらないこともある。

歯磨きについてはミキとソウハルが幼少期から虫歯にならないように徹底して磨かせていたので、今では自分一人でもしっかりと磨くことができる。また、美晴の癖はお腹がすくと人差し指を口に入れたりもする。食事を取る時も以前は、ソウハルのマネをしてガツガツ食べることもありましたが、ミキがソウハルと美晴によく噛んで食べるように注意すると美晴もソウハルのマネをしてよく噛んでゆっくりと食べるようになる。

また、ミキが美晴を定期的に歯医者に連れていき、検診を受けているので虫歯はなく、定期的に歯医者でフッ素を塗ってもらっている。

現在、子育てについては主に公園のママたちやミキのお母さん、そしてカズヒコ達に相談したり、ネットで自分たちで調べたりしている。老若男女幅広い世代の方から意見を聞いている。

ちなみに美晴が2歳の誕生日を迎えた日に、ミキとソウハルは子作りに励んだ。ミキはソウハルの大好きな女子高生に変身してセックスをした。「ミキちゃん、可愛い子ども作ろうね。イク、イク・・・」とこの日も見事に中出しに成功し、その10カ月後、ミキは二人目を妊娠した。

現在、ミキは妊娠2カ月、お腹の中の子も極めて順調だ。ソウハルはミキに負担をかけないように美晴の世話や家事育児も積極的にしている(続)




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