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第31章
ソウハルとミキの結婚式
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ソウハルは役場から届いた手紙をあけてみると6月に無事に結婚式を挙げられることが決まった。早速、ソウハルはミキに連絡を入れた。
ソウハル「ミキちゃん、結婚式を挙げられるようになったよ」
ミキ「ソウハルさん、良かった」
ソウハル「結婚式まで後5カ月だね」
ミキ「ソウハルさん、私ソウハルさんの地域に住もうと思ってるの」
ソウハル「えっ、僕が将来的にミキちゃんのところに行くんじゃなかったっけ」
ミキ「だってソウハルさんの地域で結婚式まで挙げさせてもらえるし、ソウハルさんの友達もそっちにいるでしょ」
ソウハル「うん、そうだね。結婚式を無料で挙げさせてもらった直後に僕がミキちゃんのところに引っ越すのはさすがにないよね」
ミキ「それに私、結構ソウハルさんのところ雰囲気が実家に良く似ていて好きなのよ」
ソウハル「僕の賃貸じゃ二人で住むには狭いから少し広いところに引っ越そうか」
ミキ「そうしましょう。もし、すぐに見つからなかったら今のまま暮らしていけばいいし」
ソウハル「ここもカズちゃんに紹介してもらったんだ。カズちゃん、賃貸住宅のオーナーをやっていていくつか物件を所有しているみたいだから聞いてみるよ」
ミキ「ソウハルさん、お願いします」
ソウハルは早速、カズヒコに連絡を取り聞いてみた。
ソウハル「カズちゃん、ミキちゃんと一緒にこの地域で暮らしたいなって思っているんだけどどこか良い物件ある」
カズヒコ「今より50%ぐらい金額が上がるけど1LDKの物件だったら紹介できるよ」
ソウハル「今度、二人で見に行くから紹介してもらっていいかな」
カズヒコ「いいよ」
ソウハルとミキはカズヒコに紹介してもらった1LDKの物件を見に行くことになった。
カズヒコ「この物件なんだけどリビング、ダイニング、キッチンもついているし、1部屋も結構広いから2人暮らしでも全然大丈夫だと思うよ」
ミキ「1人で住むには少し広いぐらいだし、ソウハルさんここでいいんじゃない」
ソウハル「ミキちゃんがそういうならカズちゃんここ頼むよ」
カズヒコ「じゃ、3月からここに入居する感じでいいかな?」
ソウハル「ありがとう。よろしくお願いします」
ソウハルとミキは3月から新居に住むことが決まり、一緒に住むようになった。ソウハルにとっては広々としていて住むのにちょうどよかったが、ミキにとっては二人で暮らすには少し狭く感じていたのかもしれないが、ミキは一切愚痴はこぼさなかった。
ソウハルは結婚式の1か月前、久しぶりにアマチュアの将棋の大会に出場した。次々に強豪を打ち負かして準決勝まで進出したもののそこで負けてしまった。これではプロへの道は程遠いと思いつつも、もう少し頑張ればトップクラスのアマチュアにはなれるという手応えを感じていた。
また、蘇ってからずっと続けてきた雑用の仕事から本格的にパソコンをつかった仕事に転向することにした。理由はミキと一緒に住むようになってから、ミキにパソコンを教わることが多くミキと一緒にパソコンの案件をこなした方が稼げるようになってきたからである。
ソウハルの1日の流れは週2回の真剣師としての仕事と後はパソコンをつかった仕事が中心だった。ミキは得意なパソコンを生かしてパソコンの仕事1本に切り替えた。
ソウハルとミキは結婚式の前日を迎え、ミキの母が新居を訪れた。
ミキの母「ソウハルさん、うちの娘をよろしくお願いします」
ソウハル「お母様、必ずミキさんを幸せにします」
ミキ「お母さん、ソウハルさんと一緒に幸せな家庭を築きます」
ミキの母はまだ結婚式の前日にも関わらず、感極まって涙を流した。そんな母を見ていると、ミキも昔、一人で育ててくれたことなどを思い出し涙が込み上げてきた。そんな二人の姿を見ていたソウハルはミキとミキの母にハンカチを渡した。
いよいよ結婚式の当日を迎えた。
大広場にはミキの母、カズヒコ、ケイイチ、ダイスケ、アツオや村長を始め、地域の大勢の客が来ていた。フェリックス・メンデルスゾーンが作曲した結婚式では定番となっている「結婚行進曲」に合わせてソウハルとミキが門をくぐり姿を現した。
会場からは大きな声援が沸き起こった。
村長が簡単な挨拶をして、次に新郎の代表としてケイイチ、新婦の代表としてミキのお友達が挨拶をした。
ミキのお友達が心温まるメッセージをすると会場内は静まり返った。
次にケイイチがこんなスピーチをした。
「98にもなって新郎の代表としてスピーチをするとは思いもしなかったのですが、ソウハルさん、ミキさん、ご結婚おめでとうございます。今日の日が来るのを心待ちにしていました。かしこまると緊張してうまく話せなくなるので、いつものように聡ちゃんと呼ばせてください。ここにいる皆さんのほとんどが信じられないかもしれませんが、聡ちゃんは高齢者としてお墓から再び生まれ変わったのです。そして私を含め、ここに来ているカズちゃん、ダイちゃん、あっちゃん、そして聡ちゃんの5人で将棋を指すようになりました。高齢者として生まれた聡ちゃんがいつ、結婚するのか、私も含めてカズちゃん、ダイちゃん、あっちゃんが全員元気な姿で結婚式に参加できるのかそんな話をよくして盛り上がっていました。そうしたら今年に入って聡ちゃんから結婚式をあげるからスピーチをしてくれと頼まれました。私はデリカシーなので始めは丁重にお断りしたのですが、聡ちゃんがスピーチを頼めるのは他のみんなも高齢だし私しかいないとのことでスピーチをすることになりました。頑張り屋の聡ちゃんですから、結婚してもミキさんを守り、きっと幸せな家庭を築いていくことができるはずです」
ソウハルがお墓から再び生まれ変わったといった時、会場からは信じられないといった反応が起こったが、スピーチが終わると会場内からは大きな拍手が湧きあがった。
最後に新郎新婦が挨拶をした。ミキが育ててくれた母への挨拶をし、ソウハルは会場の全員に挨拶をする形でしめくくりとなります。
ミキ「お母さんへ。私が幼少期の頃、両親が離婚して母が高校を卒業するまで一人で育ててくれました。私が一時期、体調を崩して寝込んでしまった時でも、お母さんは仕事が忙しいにも関わらずほとんど寝ないで看病してくれました。お母さんの励ましの言葉に幾度となく支えられて、今はソウハルさんとしあわせな日々を送っています。手紙には書ききれないくらいに感謝しています。私にたくさんの愛情を注いでくれて本当にありがとうございます。お母さんの娘に生まれてこられて、私はとても幸せです。ソウハルさんと二人で幸せな家庭を築き上げていきます」
ミキが母に対する感謝の言葉を伝えた時に、ミキの母は涙ぐんでいてソウハルも感極まって涙が出てきた。
最後はソウハルのスピーチだったが、人前で全くスピーチをしたことのなかったソウハルは緊張で震えていた。
ソウハル「えっー、ちょっと緊張しています。本日はご多用の中、私たちのためにお集まりいただきありがとうございます。先ほど皆様の前で結婚を誓い、晴れて夫婦となりました。この先、いろいろな困難はあると思いますが、ミキと一緒に乗り越えていきたいと思います。簡単ではございますが、皆様のご健闘とご繁盛をお祈りし、これにてお礼の言葉とさせていただきます」
ソウハルのスピーチも無事に終了すると新郎新婦が会場内にいるみんなと挨拶をして退場していった。ミキの母はミキのスピーチ後はずっと涙ぐんでいた。カズヒコ、ケイイチ、ダイスケ、アツオは嬉しそうな表情をして祝福の言葉を送っていた。
ソウハルはミキのウエディング姿に惚れ惚れするとともに、何がなんでもミキさんを幸せにしてみせると心に誓った(続)
ソウハル「ミキちゃん、結婚式を挙げられるようになったよ」
ミキ「ソウハルさん、良かった」
ソウハル「結婚式まで後5カ月だね」
ミキ「ソウハルさん、私ソウハルさんの地域に住もうと思ってるの」
ソウハル「えっ、僕が将来的にミキちゃんのところに行くんじゃなかったっけ」
ミキ「だってソウハルさんの地域で結婚式まで挙げさせてもらえるし、ソウハルさんの友達もそっちにいるでしょ」
ソウハル「うん、そうだね。結婚式を無料で挙げさせてもらった直後に僕がミキちゃんのところに引っ越すのはさすがにないよね」
ミキ「それに私、結構ソウハルさんのところ雰囲気が実家に良く似ていて好きなのよ」
ソウハル「僕の賃貸じゃ二人で住むには狭いから少し広いところに引っ越そうか」
ミキ「そうしましょう。もし、すぐに見つからなかったら今のまま暮らしていけばいいし」
ソウハル「ここもカズちゃんに紹介してもらったんだ。カズちゃん、賃貸住宅のオーナーをやっていていくつか物件を所有しているみたいだから聞いてみるよ」
ミキ「ソウハルさん、お願いします」
ソウハルは早速、カズヒコに連絡を取り聞いてみた。
ソウハル「カズちゃん、ミキちゃんと一緒にこの地域で暮らしたいなって思っているんだけどどこか良い物件ある」
カズヒコ「今より50%ぐらい金額が上がるけど1LDKの物件だったら紹介できるよ」
ソウハル「今度、二人で見に行くから紹介してもらっていいかな」
カズヒコ「いいよ」
ソウハルとミキはカズヒコに紹介してもらった1LDKの物件を見に行くことになった。
カズヒコ「この物件なんだけどリビング、ダイニング、キッチンもついているし、1部屋も結構広いから2人暮らしでも全然大丈夫だと思うよ」
ミキ「1人で住むには少し広いぐらいだし、ソウハルさんここでいいんじゃない」
ソウハル「ミキちゃんがそういうならカズちゃんここ頼むよ」
カズヒコ「じゃ、3月からここに入居する感じでいいかな?」
ソウハル「ありがとう。よろしくお願いします」
ソウハルとミキは3月から新居に住むことが決まり、一緒に住むようになった。ソウハルにとっては広々としていて住むのにちょうどよかったが、ミキにとっては二人で暮らすには少し狭く感じていたのかもしれないが、ミキは一切愚痴はこぼさなかった。
ソウハルは結婚式の1か月前、久しぶりにアマチュアの将棋の大会に出場した。次々に強豪を打ち負かして準決勝まで進出したもののそこで負けてしまった。これではプロへの道は程遠いと思いつつも、もう少し頑張ればトップクラスのアマチュアにはなれるという手応えを感じていた。
また、蘇ってからずっと続けてきた雑用の仕事から本格的にパソコンをつかった仕事に転向することにした。理由はミキと一緒に住むようになってから、ミキにパソコンを教わることが多くミキと一緒にパソコンの案件をこなした方が稼げるようになってきたからである。
ソウハルの1日の流れは週2回の真剣師としての仕事と後はパソコンをつかった仕事が中心だった。ミキは得意なパソコンを生かしてパソコンの仕事1本に切り替えた。
ソウハルとミキは結婚式の前日を迎え、ミキの母が新居を訪れた。
ミキの母「ソウハルさん、うちの娘をよろしくお願いします」
ソウハル「お母様、必ずミキさんを幸せにします」
ミキ「お母さん、ソウハルさんと一緒に幸せな家庭を築きます」
ミキの母はまだ結婚式の前日にも関わらず、感極まって涙を流した。そんな母を見ていると、ミキも昔、一人で育ててくれたことなどを思い出し涙が込み上げてきた。そんな二人の姿を見ていたソウハルはミキとミキの母にハンカチを渡した。
いよいよ結婚式の当日を迎えた。
大広場にはミキの母、カズヒコ、ケイイチ、ダイスケ、アツオや村長を始め、地域の大勢の客が来ていた。フェリックス・メンデルスゾーンが作曲した結婚式では定番となっている「結婚行進曲」に合わせてソウハルとミキが門をくぐり姿を現した。
会場からは大きな声援が沸き起こった。
村長が簡単な挨拶をして、次に新郎の代表としてケイイチ、新婦の代表としてミキのお友達が挨拶をした。
ミキのお友達が心温まるメッセージをすると会場内は静まり返った。
次にケイイチがこんなスピーチをした。
「98にもなって新郎の代表としてスピーチをするとは思いもしなかったのですが、ソウハルさん、ミキさん、ご結婚おめでとうございます。今日の日が来るのを心待ちにしていました。かしこまると緊張してうまく話せなくなるので、いつものように聡ちゃんと呼ばせてください。ここにいる皆さんのほとんどが信じられないかもしれませんが、聡ちゃんは高齢者としてお墓から再び生まれ変わったのです。そして私を含め、ここに来ているカズちゃん、ダイちゃん、あっちゃん、そして聡ちゃんの5人で将棋を指すようになりました。高齢者として生まれた聡ちゃんがいつ、結婚するのか、私も含めてカズちゃん、ダイちゃん、あっちゃんが全員元気な姿で結婚式に参加できるのかそんな話をよくして盛り上がっていました。そうしたら今年に入って聡ちゃんから結婚式をあげるからスピーチをしてくれと頼まれました。私はデリカシーなので始めは丁重にお断りしたのですが、聡ちゃんがスピーチを頼めるのは他のみんなも高齢だし私しかいないとのことでスピーチをすることになりました。頑張り屋の聡ちゃんですから、結婚してもミキさんを守り、きっと幸せな家庭を築いていくことができるはずです」
ソウハルがお墓から再び生まれ変わったといった時、会場からは信じられないといった反応が起こったが、スピーチが終わると会場内からは大きな拍手が湧きあがった。
最後に新郎新婦が挨拶をした。ミキが育ててくれた母への挨拶をし、ソウハルは会場の全員に挨拶をする形でしめくくりとなります。
ミキ「お母さんへ。私が幼少期の頃、両親が離婚して母が高校を卒業するまで一人で育ててくれました。私が一時期、体調を崩して寝込んでしまった時でも、お母さんは仕事が忙しいにも関わらずほとんど寝ないで看病してくれました。お母さんの励ましの言葉に幾度となく支えられて、今はソウハルさんとしあわせな日々を送っています。手紙には書ききれないくらいに感謝しています。私にたくさんの愛情を注いでくれて本当にありがとうございます。お母さんの娘に生まれてこられて、私はとても幸せです。ソウハルさんと二人で幸せな家庭を築き上げていきます」
ミキが母に対する感謝の言葉を伝えた時に、ミキの母は涙ぐんでいてソウハルも感極まって涙が出てきた。
最後はソウハルのスピーチだったが、人前で全くスピーチをしたことのなかったソウハルは緊張で震えていた。
ソウハル「えっー、ちょっと緊張しています。本日はご多用の中、私たちのためにお集まりいただきありがとうございます。先ほど皆様の前で結婚を誓い、晴れて夫婦となりました。この先、いろいろな困難はあると思いますが、ミキと一緒に乗り越えていきたいと思います。簡単ではございますが、皆様のご健闘とご繁盛をお祈りし、これにてお礼の言葉とさせていただきます」
ソウハルのスピーチも無事に終了すると新郎新婦が会場内にいるみんなと挨拶をして退場していった。ミキの母はミキのスピーチ後はずっと涙ぐんでいた。カズヒコ、ケイイチ、ダイスケ、アツオは嬉しそうな表情をして祝福の言葉を送っていた。
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