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第25章
ケイイチの祝賀会をすることになった
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ミキと別れたソウハルは帰宅し、受注していたパソコンの作業に取り組んだ。
貧乏人のソウハルにとって自動車には縁がなかったが、自動車の内容についてリライトするお仕事だった。
スマホを使って自動車について調べてみたり、それでもわからない時は友人のアツオに聞くことも多かった。
ソウハル「あっちゃん、自動車のことについて聞きたいことがあるんだけど」
アツオはソウハルにも分かりやすく丁寧に教えてくれた。
アツオ「聡ちゃん、そういえばケイちゃんこの地区の俳句で大賞をとったんだってさ」
ソウハル「えっ、ケイちゃん昔から俳句が得意だったもんね」
アツオ「ケイちゃんは昔から俳句や詩などの展覧会に出品していたからね」
ソウハル「ケイちゃんは理系出身だけど、文科系の科目にも強いんだよね」
アツオ「ケイちゃんはうちらのメンバーの中でも最も優秀だからね」
ソウハル「あっちゃんだって危険物や英検1級など様々な資格を持っているし、ケイちゃんにも負けてないよ。あっちゃんとケイちゃんは超優秀だからね」
アツオ「聡ちゃんには将棋があるじゃない。それにべっぴんの彼女もいるし、羨ましいよ」
ソウハル「いゃ、将棋については甦る前に生きていた時はプロになれなかったからね。彼女については若返りの魔法のおかげだよ」
ソウハルは自動車のことについてはアツオに聞いていたので、どうにか仕事をこなすことができた。しかし、パソコンの仕事については安定した受注をとることは大変で、週3日の雑用と真剣師での仕事がメインだった。
ミキの家を訪問してから1週間後の日曜日にみんなでケイイチの祝賀会を行うことになった。その日はいつものように5人で会館に集まって将棋を指した後、常連の焼鳥屋に行った。焼鳥屋のマスターもケイイチが俳句で大賞をとったことを知っていたので、おいしそうな焼鳥を用意してくれた。
カズヒコ「おやっさん、大賞おめでとう」
アツオ「俳句歴、70年の大ベテランだからね」
ソウハル「学生の頃から俳句を作っていたんだよね」
ダイスケ「やっぱり継続は力なりだよね」
ケイイチ「みんなありがとう。今まで中々、大賞はとれなかったからもう、無理だろうってあきらめていたらやっととれたよ。これもみんなのおかげだよ」
カズヒコ「今日はとにかく飲もうよ」
カズヒコ以外「そうだね。飲もう飲もう」
ケイイチはすでに93歳になっていた。90代の大賞は始めてとのことでケイイチの大賞を一緒になって喜んでくれる地域の方も多かった。1次会が終了し、いつものように5人でカラオケに行った。
ケイイチ「ところで聡ちゃん、彼女はいつ紹介してくれるの?」
ソウハル「ケイちゃん、じつは今日、もしかしたら彼女がここに来てくれるかもしれないんだよね」
ケイイチ「えっ、本当に?どんな子か楽しみだな」
カズヒコ「来てくれたら盛り上がりそうだね」
ダイスケ「みんな気になって仕方なかったからね」
アツオ「まるで孫が来てくれる感じだもんね」
ソウハル「今日は仕事に行ってて終わってから時間があれば来るって感じだったからまだわからないよ」
そんな話をしていた時、ソウハルの携帯電話に1本の連絡が入った。
ソウハル「もしもし」
ミキ「ソウハルさん、今、仕事が終わったから30分後ぐらいだったら行けると思う」
ソウハル「わかった。じゃ、みんなに伝えておくよ」
ソウハル以外のみんなが大喜びして拍手が沸き起こった。
ケイイチ「楽しみだな。この年になって自分の孫よりも若い子に祝ってもらえるなんて思ってもみなかったよ」
カズヒコ「そうだよね。聡ちゃん以外は60歳以上離れてるんだもんね」
ダイスケ「これでさらに盛り上がりそうだね」
それから30分程するとミキがカラオケルームを訪れた。
ミキ「みなさん、始めまして。ソウハルさんとお付き合いしているミキです。今日はケイイチさんが俳句で大賞をとったので祝賀会をするって聞きました。それでソウハルさんからもし、今日来られるようだったら花束を買ってくるように頼まれていたから」
ケイイチ「ブラボー。こんな老いたジジーにこんなかわいこちゃんから花束をもらえるなんて最高に幸せだよ。ありがとう」
カズヒコ「おやっさんにとってビックサプライズだね。聡ちゃんもこんなに若くて美人な奥さんで羨ましいよ」
アツオ「みんなハイテンションだね。ケイちゃんなんて飛び上って喜んでるもんね」
ダイスケ「こんなジジー集団に美女が花束を持ってくればこんなに嬉しいことはないよ」
ケイイチ、カズヒコ、ダイスケ、アツオ、ソウハル、ミキはいろいろお話しながらみんなでカラオケなども歌って盛り上がり、約2時間ほど楽しんだ後、その場で別れ帰宅した。ミキはまだソウハルの家に行ったことがなかったので、この日の夜はソウハルの家で一泊することになった(続)
貧乏人のソウハルにとって自動車には縁がなかったが、自動車の内容についてリライトするお仕事だった。
スマホを使って自動車について調べてみたり、それでもわからない時は友人のアツオに聞くことも多かった。
ソウハル「あっちゃん、自動車のことについて聞きたいことがあるんだけど」
アツオはソウハルにも分かりやすく丁寧に教えてくれた。
アツオ「聡ちゃん、そういえばケイちゃんこの地区の俳句で大賞をとったんだってさ」
ソウハル「えっ、ケイちゃん昔から俳句が得意だったもんね」
アツオ「ケイちゃんは昔から俳句や詩などの展覧会に出品していたからね」
ソウハル「ケイちゃんは理系出身だけど、文科系の科目にも強いんだよね」
アツオ「ケイちゃんはうちらのメンバーの中でも最も優秀だからね」
ソウハル「あっちゃんだって危険物や英検1級など様々な資格を持っているし、ケイちゃんにも負けてないよ。あっちゃんとケイちゃんは超優秀だからね」
アツオ「聡ちゃんには将棋があるじゃない。それにべっぴんの彼女もいるし、羨ましいよ」
ソウハル「いゃ、将棋については甦る前に生きていた時はプロになれなかったからね。彼女については若返りの魔法のおかげだよ」
ソウハルは自動車のことについてはアツオに聞いていたので、どうにか仕事をこなすことができた。しかし、パソコンの仕事については安定した受注をとることは大変で、週3日の雑用と真剣師での仕事がメインだった。
ミキの家を訪問してから1週間後の日曜日にみんなでケイイチの祝賀会を行うことになった。その日はいつものように5人で会館に集まって将棋を指した後、常連の焼鳥屋に行った。焼鳥屋のマスターもケイイチが俳句で大賞をとったことを知っていたので、おいしそうな焼鳥を用意してくれた。
カズヒコ「おやっさん、大賞おめでとう」
アツオ「俳句歴、70年の大ベテランだからね」
ソウハル「学生の頃から俳句を作っていたんだよね」
ダイスケ「やっぱり継続は力なりだよね」
ケイイチ「みんなありがとう。今まで中々、大賞はとれなかったからもう、無理だろうってあきらめていたらやっととれたよ。これもみんなのおかげだよ」
カズヒコ「今日はとにかく飲もうよ」
カズヒコ以外「そうだね。飲もう飲もう」
ケイイチはすでに93歳になっていた。90代の大賞は始めてとのことでケイイチの大賞を一緒になって喜んでくれる地域の方も多かった。1次会が終了し、いつものように5人でカラオケに行った。
ケイイチ「ところで聡ちゃん、彼女はいつ紹介してくれるの?」
ソウハル「ケイちゃん、じつは今日、もしかしたら彼女がここに来てくれるかもしれないんだよね」
ケイイチ「えっ、本当に?どんな子か楽しみだな」
カズヒコ「来てくれたら盛り上がりそうだね」
ダイスケ「みんな気になって仕方なかったからね」
アツオ「まるで孫が来てくれる感じだもんね」
ソウハル「今日は仕事に行ってて終わってから時間があれば来るって感じだったからまだわからないよ」
そんな話をしていた時、ソウハルの携帯電話に1本の連絡が入った。
ソウハル「もしもし」
ミキ「ソウハルさん、今、仕事が終わったから30分後ぐらいだったら行けると思う」
ソウハル「わかった。じゃ、みんなに伝えておくよ」
ソウハル以外のみんなが大喜びして拍手が沸き起こった。
ケイイチ「楽しみだな。この年になって自分の孫よりも若い子に祝ってもらえるなんて思ってもみなかったよ」
カズヒコ「そうだよね。聡ちゃん以外は60歳以上離れてるんだもんね」
ダイスケ「これでさらに盛り上がりそうだね」
それから30分程するとミキがカラオケルームを訪れた。
ミキ「みなさん、始めまして。ソウハルさんとお付き合いしているミキです。今日はケイイチさんが俳句で大賞をとったので祝賀会をするって聞きました。それでソウハルさんからもし、今日来られるようだったら花束を買ってくるように頼まれていたから」
ケイイチ「ブラボー。こんな老いたジジーにこんなかわいこちゃんから花束をもらえるなんて最高に幸せだよ。ありがとう」
カズヒコ「おやっさんにとってビックサプライズだね。聡ちゃんもこんなに若くて美人な奥さんで羨ましいよ」
アツオ「みんなハイテンションだね。ケイちゃんなんて飛び上って喜んでるもんね」
ダイスケ「こんなジジー集団に美女が花束を持ってくればこんなに嬉しいことはないよ」
ケイイチ、カズヒコ、ダイスケ、アツオ、ソウハル、ミキはいろいろお話しながらみんなでカラオケなども歌って盛り上がり、約2時間ほど楽しんだ後、その場で別れ帰宅した。ミキはまだソウハルの家に行ったことがなかったので、この日の夜はソウハルの家で一泊することになった(続)
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