17 / 74
第17章
ソウハルはみんなに報告した
しおりを挟む
ソウハルは見た目はもちろん肉体的にもハッキリと若返っていくのがわかった。
以前は雑用の草むしりの仕事をしていても1日やると疲れ切ってしまって体力的にもかなりきつかったが、今では1日やっても全然余裕でこなすことができた。もちろん、草むしりの仕事に慣れたことも体力的に余裕ができた原因の一つではあるが、筋トレの効果もあり明らかに体つきが変わった。
袋に入った草を運ぶ際も以前はすぐに疲れてしまったが、全体的に筋量も増え、体の線が太くなったことも仕事が楽になった要因である。
ミキちゃんと会ってから5日間が過ぎ、連絡はとっていたがまだミキちゃんとは会っていなかったので、ソウハルは付き合っている実感が湧かなかった。そんなソウハルだったが、この日はいつものメンバーとあって会館で将棋をして楽しんだ。
カズヒコ「5人で集まって将棋を指すのはいいよね」
ケイイチ「そうだね。聡ちゃん以外、うちらは年だからいつまでこうやってみんなと会って将棋が指せるかわからないよね」
ダイスケ「そうだね」
アツオ「ほんとそうだよ」
カズヒコ「ところで聡ちゃん、彼女はどうなったの?」
ケイイチ「そうそう、それを一番聞きたかったんだよ」
ソウハル「うーん、信じられないような展開だったよ」
ダイスケ「それじゃ、わからないよ」
ケイイチ「そうだよ、具体的にいってよ」
ソウハル「信じられないかもしれないけどOKだったんだよ」
ケイイチ「おっ、やったじゃん。おめでとう」
カズヒコ「僕たちの孫ぐらい年が離れたことお付き合いするなんてすごいよ」
アツオ「今よりもまさに先のことを考えて決めたのかもしれないね」
ダイスケ「聡ちゃん、よかったね」
ケイイチ「聡ちゃん、どんな子か見てみたいから紹介してよ」
カズヒコ「たしかに気になるよね」
ダイスケ「見てみたいね」
アツオ「僕たちにとっては孫同然だからな」
カズヒコ「今度近いうちにみんなで飲みに行こうよ」
カズヒコ以外「そうしよう」
ソウハルが彼女ができたことを伝えると、みんなは笑顔で祝福してくれた。まだ、ミキちゃんとは付き合うことが決まってからも連絡を取っていないので、ソウハルは付き合っている実感は湧かなかったが、ミキちゃんとお付き合いすることができて本当に良かったと思っていた。この日はカズヒコが用事があり、みんなで飲みに行けなかったが、来週みんなで集まって飲みに行くことが決まり、将棋を指し終わるとソウハルは別れを告げて会館を後にした(続)
以前は雑用の草むしりの仕事をしていても1日やると疲れ切ってしまって体力的にもかなりきつかったが、今では1日やっても全然余裕でこなすことができた。もちろん、草むしりの仕事に慣れたことも体力的に余裕ができた原因の一つではあるが、筋トレの効果もあり明らかに体つきが変わった。
袋に入った草を運ぶ際も以前はすぐに疲れてしまったが、全体的に筋量も増え、体の線が太くなったことも仕事が楽になった要因である。
ミキちゃんと会ってから5日間が過ぎ、連絡はとっていたがまだミキちゃんとは会っていなかったので、ソウハルは付き合っている実感が湧かなかった。そんなソウハルだったが、この日はいつものメンバーとあって会館で将棋をして楽しんだ。
カズヒコ「5人で集まって将棋を指すのはいいよね」
ケイイチ「そうだね。聡ちゃん以外、うちらは年だからいつまでこうやってみんなと会って将棋が指せるかわからないよね」
ダイスケ「そうだね」
アツオ「ほんとそうだよ」
カズヒコ「ところで聡ちゃん、彼女はどうなったの?」
ケイイチ「そうそう、それを一番聞きたかったんだよ」
ソウハル「うーん、信じられないような展開だったよ」
ダイスケ「それじゃ、わからないよ」
ケイイチ「そうだよ、具体的にいってよ」
ソウハル「信じられないかもしれないけどOKだったんだよ」
ケイイチ「おっ、やったじゃん。おめでとう」
カズヒコ「僕たちの孫ぐらい年が離れたことお付き合いするなんてすごいよ」
アツオ「今よりもまさに先のことを考えて決めたのかもしれないね」
ダイスケ「聡ちゃん、よかったね」
ケイイチ「聡ちゃん、どんな子か見てみたいから紹介してよ」
カズヒコ「たしかに気になるよね」
ダイスケ「見てみたいね」
アツオ「僕たちにとっては孫同然だからな」
カズヒコ「今度近いうちにみんなで飲みに行こうよ」
カズヒコ以外「そうしよう」
ソウハルが彼女ができたことを伝えると、みんなは笑顔で祝福してくれた。まだ、ミキちゃんとは付き合うことが決まってからも連絡を取っていないので、ソウハルは付き合っている実感は湧かなかったが、ミキちゃんとお付き合いすることができて本当に良かったと思っていた。この日はカズヒコが用事があり、みんなで飲みに行けなかったが、来週みんなで集まって飲みに行くことが決まり、将棋を指し終わるとソウハルは別れを告げて会館を後にした(続)
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。


転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる