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60日目(スポーツ編)

佐倉 俠史朗さん(九州国際大付属)

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高校野球ファンのみなさん、こんばんは。

本日は九州国際大学付属の佐倉 俠史朗さんのご紹介です。



プロフィール

福岡県久留米市出身。
 佐倉 俠史朗(さくら・きょうしろう)一塁手。
 宮ノ陣小1年生の時から軟式の野球を始め、宮ノ陣中ではフレッシュ・球道BBCに所属。

 九州国際大付では1年生の春からベンチ入り。
 1年時秋の予選で4番・一塁手の座をつかみ、打率.396、本5点25の活躍で神宮4強入りを飾る。
 県大会5回戦・東筑戦で右翼場外弾(両翼92mの北九州市民球場)を披露。
 九州準々・明豊戦で右中間ソロ弾をマークし、準決・長崎日大戦で右越え満塁弾を放った。
 神宮大会準決勝で強打・桐蔭と当たり、7回コールド2-9の大敗を喫して敗退。
 2回に迎えた第1打席で前田悠伍の外寄り高め直球を右中間に放りこむソロ弾を放っている。
 翌2年春の選抜(8強)で聖地デビューし、3試合で打率.364、0発2打点を記録。
 2回戦・広陵戦で広角3単打の活躍を見せ、準々・浦学戦で左適安(外直球)をマークした。
 2年生の夏の予選から6・5番に下がり、7戦3発の打棒で6年ぶりの優勝に貢献。
 3回戦・光陵高戦(両98m)、準々・東筑戦(両92m)で、右翼上段への一発を記録している。
 続く甲子園本戦で5番を打つも、8の1、打率.125、0打点と振わず2回戦で敗退。
 その後、2年時秋の予選から4番主将を担ったが、北筑に3-5で敗れ県大会初戦で敗退となった。
 2個上に山本大揮、柳川大晟、1個上に野田海人ら。

 182cm104kg、強打が魅力のプロ注目一塁手。
 重心の低い構えから強い打球を弾き返す左のスラッガー。パワーのある打撃で4番打者を務める。
 オリックス・森、ヤクルト・村上に憧れ、両選手を参考にして打撃フォームを作った。
 高校通算31本塁打。1年生の秋の予選で右越え5発(九州大会で満弾など2発)を放っている。
 一塁到達タイム4秒75(21年秋の九州大会決勝)。

スカウトコメント

巨人・水野雄仁スカウト部長|23/7/8
 「彼の魅力はとにかくバッティング。主将になって積極的にチームを引っ張っている」
ヤクルト・橿渕聡スカウトデスク|23/7/8
 「得点圏にランナーを置いて力が出せずにいる選手もいる中、平常心で打てたのはいい結果だと思う」
 「成長を感じる。対応能力が上がって強さと柔らかさを兼ね備えてきた。これからも注視していきたい」
阪神・前田忠節スカウト|23/7/8
 「佐倉君は打撃に柔らかさがあるのがいいところ。花巻東の佐々木(麟太郎)君、広陵の真鍋(慧)君に比べても一番柔らかい」
ソフトバンク・加藤領健スカウト|23/7/8
 「スイングする力があるしコンタクト力もある。いいバッターだと思います」
 「体格もいいしパンチ力がある」
中日・三瀬スカウト|23/7/8
 「雰囲気がいい。そのうちホームランが出るんじゃないかと思う」
ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスク|23/6/21
 「春の県大会ではセンター前ばかりの3安打と、巧打にモデルチェンジしていました。スカウトの大先輩でもある楠城徹監督(元西武)が、段階的にコンタクト能力をつけているのだと思います。やはり彼の魅力は長打力。2割5分でいいから30本塁打を期待したいタイプです」


2023年7月20日の日刊スポーツの記事になります。

<高校野球福岡大会:九州国際大付2-1久留米商>◇20日◇5回戦◇北九州市民球場  2連覇を目指すV候補の九州国際大付が、久留米商に2-1で逆転サヨナラ勝ちした。1点を追う9回裏。1死からプロ注目の4番・佐倉侠史朗内野手(3年)が中前打で反撃の号砲を鳴らした。代走を送られ、ベンチで仲間を鼓舞。連打で好機を作り、佐倉がハッパをかけた7番・三宅巧人(たくと)内野手(1年)の適時打で同点打。最後は代打・秀嶋大翔外野手(2年)がサヨナラ打を放った。20年の独自大会を挟んで4年連続の8強進出となった。    ◇  ◇  ◇  九州国際大付の4番佐倉が逆転サヨナラ勝利の口火を切った。0-1の9回1死。徹底したアウトコース攻めで追い込まれた。「最後なんだなという気持ちにもなった」。崖っぷちに立たされ、弱気にもなった。だが、最後まで集中を切らさず「どうにか塁に出よう」と切り替えた。外角直球を執念で捉え、中前打。代走を送られると、ベンチから大声で鼓舞し続けた。  その思いが通じた。迎えた9回2死一、二塁。打席に入る前、佐倉から「リラックスして笑顔で行け。決めてくれ」とハッパをかけられた1年の7番三宅が応えた。「初球から後悔しないように行った」。積極的に2球目の内角直球を打って出て、右前へ適時打。土壇場で同点に追い付いた。  ベンチ前は優勝したかのようなお祭り騒ぎ。佐倉も184センチ、110キロの巨体で子どものように飛び跳ね、ガッツポーズで喜んだ。勢いのまま、代打秀嶋大翔外野手(2年)の適時打でサヨナラ勝ちした。佐倉は「うれしさ100%です」と大感激。同点打の三宅については「すごいとしか言いようがない。さすが。1年生じゃないです」。神奈川出身で、東海大相模や横浜に進む選択肢もあったというスーパールーキーをたたえた。  佐倉は4打数2安打。ただ、1回に空振り三振。6回1死一、二塁では二ゴロ併殺に倒れ、「気持ちが折れかけた。落ち込んでしまった」という。試合中、見かねた楠城徹監督(72)からカツが入った。「佐倉はこれが最後の夏プレッシャーでしょうね。打った後の態度が良くなくて、どやしあげましたよ」。頼れる主将が最後の打席で重圧をはねのけ、意地の一打で勝利を呼び込んだ。【菊川光一】

日刊スポーツの記事を見ても佐倉選手は勝負強いバッターですよね!

本日は九州国際大学付属の佐倉 俠史朗さんのご紹介でした。

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