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第3章
トシオくんとの禁断の関係へと発展することに・・・
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ヒデキは中学校を卒業して地元の公立高校へ進学したが、中学同様に男子は黒の学ラン、女子はセーラー服を着て登校するように義務づけられていた。もし、現在のように男女とも制服が選べる時代だったらヒデキは自由に制服を選べる学校へ進学していたかもしれない。
ヒデキは中学入学時同様、男子の学ランよりも女子のセーラー服が着たかったが、自分は男の子だから仕方がないと思って高校入学前に黒の学ラン、黒のズボン、体操着、柔道着など学校へ通う際に必要な物を購入した。
高校では同じ中学の仲の良かった生徒はほとんどいなかったので人見知りの激しいヒデキは一人で行動することが多かった。いつも心の中で女子が着ているセーラー服姿をみて女の子はいいなって思っていた。
中学時代に仲の良かったトシオは私立の進学校に通っていて高身長で顔も男前でイケメンだったので、クラスの女子生徒からはすごくモテたし人気者だった。
中学を卒業してからもヒデキとトシオとのメールでのやり取りは続いていた。トシオは内向的で人見知りの激しいヒデキのことが高校生活を上手くやっていけるかどうか心配だった。
高校に入学してから1ヶ月程経過し、ヒデキとトシオは久しぶりに会うことになった。ヒデキは中学時代同様、水色のブラウス、チェック柄のミニスカート、白のワンポイント付きのハイソックス、白の運動靴を履き、お化粧をしてメイクをバッチリと決めて出掛けた。ヒデキは待ち合わせ場所に到着するとトシオが声をかけてきた。
トシオ「ヒデキくん、久しぶり。なんだか一段と可愛くなったよね」
ヒデキ「トシオくん、久しぶり。ありがとう」
トシオ「ヒデキくん、学校生活はどう?」
ヒデキ「うん、ボチボチかな。トシオくんは?」
トシオ「そうなんだね。僕はすごく楽しいよ。でも、クラスの女子は可愛い子何人かいるけどヒデキくんにはかなわないよ」
ヒデキ「トシオくん、なんだかちょっと恥ずかしいかなぁ」
ヒデキとトシオは映画をみに行ったり、街中を歩いてショッピングをしたり二人で笑いあいながら食事をしたり、まるで高校生カップルのような感じで楽しい時間を過ごした。
トシオ「ヒデキくん、よかったら僕と一緒に手をつないで歩いてくれないかな?」
ヒデキ「えっ、トシオくん、なんだかちょっと恥ずかしいなぁ」
ヒデキは今までトシオのことをすごく大切なお友達だとは思っていたが、恋愛感情はなかったので複雑な気持ちだった。でも、トシオはすごく思いやりがあり、いつも可愛いねといってくれるし、ヒデキもだんだんとそんなトシオの優しさに惹かれていった。トシオはヒデキの手を握りしめた。
トシオ「ヒデキくん、一緒に歩こう」
ヒデキ「はい」
ヒデキはトシオの手を握った。男らしく普段はポーカーフェイスのトシオであったが顔を赤らめ、そんなトシオの表情を見ているとヒデキもだんだん恥ずかしくなってきて顔を赤らめた。
二人はしばらく手を繋いで一緒に街中を歩いた。ドンジャラスホーテに入ってショッピングをしているとコスプレ衣装専門のコーナーがあった。ヒデキは女子高生用の制服のコスプレがあるのを知り驚くと同時に「これ欲しいな」って心の中で思った。
トシオ「ヒデキくん、このセーラー服を着たら絶対に似合うよ」
ヒデキはすごく恥ずかしくなって顔を赤らめた。
ヒデキ「セーラー服着てみたいけど結構、高いもんね」
トシオ「そうだね。でも、いつかヒデキくんに着てもらって一緒に歩きたいな」
ヒデキ「トシオくん、その気持ちで十分に嬉しい」
結局、セーラー服コスプレを買うことはなかったが、その日を境にヒデキとトシオの関係は親友から恋人へと変わっていくのだった・・・
ヒデキは中学入学時同様、男子の学ランよりも女子のセーラー服が着たかったが、自分は男の子だから仕方がないと思って高校入学前に黒の学ラン、黒のズボン、体操着、柔道着など学校へ通う際に必要な物を購入した。
高校では同じ中学の仲の良かった生徒はほとんどいなかったので人見知りの激しいヒデキは一人で行動することが多かった。いつも心の中で女子が着ているセーラー服姿をみて女の子はいいなって思っていた。
中学時代に仲の良かったトシオは私立の進学校に通っていて高身長で顔も男前でイケメンだったので、クラスの女子生徒からはすごくモテたし人気者だった。
中学を卒業してからもヒデキとトシオとのメールでのやり取りは続いていた。トシオは内向的で人見知りの激しいヒデキのことが高校生活を上手くやっていけるかどうか心配だった。
高校に入学してから1ヶ月程経過し、ヒデキとトシオは久しぶりに会うことになった。ヒデキは中学時代同様、水色のブラウス、チェック柄のミニスカート、白のワンポイント付きのハイソックス、白の運動靴を履き、お化粧をしてメイクをバッチリと決めて出掛けた。ヒデキは待ち合わせ場所に到着するとトシオが声をかけてきた。
トシオ「ヒデキくん、久しぶり。なんだか一段と可愛くなったよね」
ヒデキ「トシオくん、久しぶり。ありがとう」
トシオ「ヒデキくん、学校生活はどう?」
ヒデキ「うん、ボチボチかな。トシオくんは?」
トシオ「そうなんだね。僕はすごく楽しいよ。でも、クラスの女子は可愛い子何人かいるけどヒデキくんにはかなわないよ」
ヒデキ「トシオくん、なんだかちょっと恥ずかしいかなぁ」
ヒデキとトシオは映画をみに行ったり、街中を歩いてショッピングをしたり二人で笑いあいながら食事をしたり、まるで高校生カップルのような感じで楽しい時間を過ごした。
トシオ「ヒデキくん、よかったら僕と一緒に手をつないで歩いてくれないかな?」
ヒデキ「えっ、トシオくん、なんだかちょっと恥ずかしいなぁ」
ヒデキは今までトシオのことをすごく大切なお友達だとは思っていたが、恋愛感情はなかったので複雑な気持ちだった。でも、トシオはすごく思いやりがあり、いつも可愛いねといってくれるし、ヒデキもだんだんとそんなトシオの優しさに惹かれていった。トシオはヒデキの手を握りしめた。
トシオ「ヒデキくん、一緒に歩こう」
ヒデキ「はい」
ヒデキはトシオの手を握った。男らしく普段はポーカーフェイスのトシオであったが顔を赤らめ、そんなトシオの表情を見ているとヒデキもだんだん恥ずかしくなってきて顔を赤らめた。
二人はしばらく手を繋いで一緒に街中を歩いた。ドンジャラスホーテに入ってショッピングをしているとコスプレ衣装専門のコーナーがあった。ヒデキは女子高生用の制服のコスプレがあるのを知り驚くと同時に「これ欲しいな」って心の中で思った。
トシオ「ヒデキくん、このセーラー服を着たら絶対に似合うよ」
ヒデキはすごく恥ずかしくなって顔を赤らめた。
ヒデキ「セーラー服着てみたいけど結構、高いもんね」
トシオ「そうだね。でも、いつかヒデキくんに着てもらって一緒に歩きたいな」
ヒデキ「トシオくん、その気持ちで十分に嬉しい」
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