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第3章
ダメ男、人を助ける?
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ダメ男は基本、何のとりえもない男であったが、唯一、自分でも誇りに思っていることは偶然、川で溺れていた少年を助けたことである。
それはある日、たまたまダメ男がいつものように川沿いを散歩していた時のことである。「また、パソコンの仕事でミスを連発しちゃったよ。俺って何のとりえもないダメな男だな」って思いながらいつものように考え事をしながら歩いていたらたまたま子どもたちの叫び声が聞こえてきたので、その声が聞こえるほうに行ってみると女の子が泣きながら叫んでおり、男の子が川で溺れていたのである。
ダメ男はそれほど深くなかったのですぐに男の子のほうに近づいて行った。推進90cm ぐらいであり、低身長のダメ男でもなんとか男の子のことを川岸まで運ぶことができた。
女の子は安堵の表情を浮かべ、男の子はまだはっきりと意識があり大丈夫そうだったのですぐに子どもたちを家まで連れて行った。子どもたちのご両親からは感謝され、ダメ男は今まで生きてきた中でこのことは一番誇りに思っていることだった。
このことがきっかけとなりダメ男は人の役に立つことをしていこうと思ってはいるものの、中々、人の役に立つことはできていないのである。しかし、この出来事はダメ男にとって自信に繋がっているのは間違えないことである。
どんなにダメな人間でも少しでも人から感謝されることをすれば自信に繋がるのである。
ダメ男はいつもいつも失敗ばかりして大人になってからは仕事で褒められることもなかったので、自信を失っていた。そんな自信を失っていたダメ男でも人から感謝されることによって自信を取り戻すことができた。
その後も相変わらず仕事で失敗をして信用されていないが、失敗をしても続けていこうと思った。
何故なら、パソコンやスマホの仕事はたとえ失敗をしても修正がきくからである。病院などの手術の失敗などは一度失敗すれば取り返しのつかないことである。
失敗のできない仕事に比べれば修正のきく仕事は多少の失敗をしても修正すればよいのである。
もちろん、仕事をするうえで失敗をしないのが一番であるが、あまりに慎重になりすぎても効率が上がらず、ミスをした時のショックは大きい。
ダメ男の心の中でパソコンやスマホの仕事は多少の失敗をしても許される仕事だと思っていた。もし、最初に失敗をすれば修正ができるので、神経質になりすぎるよりも気軽に仕事をしたほうが効率は良いと思っていた(続)
それはある日、たまたまダメ男がいつものように川沿いを散歩していた時のことである。「また、パソコンの仕事でミスを連発しちゃったよ。俺って何のとりえもないダメな男だな」って思いながらいつものように考え事をしながら歩いていたらたまたま子どもたちの叫び声が聞こえてきたので、その声が聞こえるほうに行ってみると女の子が泣きながら叫んでおり、男の子が川で溺れていたのである。
ダメ男はそれほど深くなかったのですぐに男の子のほうに近づいて行った。推進90cm ぐらいであり、低身長のダメ男でもなんとか男の子のことを川岸まで運ぶことができた。
女の子は安堵の表情を浮かべ、男の子はまだはっきりと意識があり大丈夫そうだったのですぐに子どもたちを家まで連れて行った。子どもたちのご両親からは感謝され、ダメ男は今まで生きてきた中でこのことは一番誇りに思っていることだった。
このことがきっかけとなりダメ男は人の役に立つことをしていこうと思ってはいるものの、中々、人の役に立つことはできていないのである。しかし、この出来事はダメ男にとって自信に繋がっているのは間違えないことである。
どんなにダメな人間でも少しでも人から感謝されることをすれば自信に繋がるのである。
ダメ男はいつもいつも失敗ばかりして大人になってからは仕事で褒められることもなかったので、自信を失っていた。そんな自信を失っていたダメ男でも人から感謝されることによって自信を取り戻すことができた。
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もちろん、仕事をするうえで失敗をしないのが一番であるが、あまりに慎重になりすぎても効率が上がらず、ミスをした時のショックは大きい。
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