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第1章
俺はダメだ・・・
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低学歴・低身長・低収入のダメ男は現在、45歳。
身長165cm、高校中退、年収100万円。
彼は毎日毎日、何の生きがいもなくただボーっと人生を過ごしている。
もちろん、彼女もいなければいまだに女性と付き合ったこともない。
古本屋で格安のアイドル雑誌やエロ本を購入して読むことが好きであり、それで彼は満足している。
ダメ男は昔、友達もいたがすでに友達からも見放され、話し相手もおらず、いつもアイドル雑誌やエロ本に出てくる女性の顔を見ながら「おはよう」とか一人で話しかけている。
そんなダメ男は家で引きこもりの生活をして過ごしているが、家で一人でいることが今では一番幸せだと思っている。
理由は単純である。人に気を遣うこともなく、人に合わせることもなく、自分のペースで物事を進められることができるからである。
しかし、ネットの世界においてもダメ男は「もうダメ」と言われ続け自分はダメな人間だと思い続けている。
そんなダメ男の口癖は「俺はダメだ・・・」である。
昔はダメ男と付き合っている友達もいたが、ダメ男はもう誰とも付き合いたくないとも思っているし、ダメ男と付き合いたいと思っているお友達はいない。
ダメ男が唯一幸せなのは、アイドル雑誌やエロ本に出てくる女性と話しているときとご飯を食べているときと寝ているときである。
ご飯といってもダメ男が食べているのは、ご飯、納豆、卵がメインであとはたまにスーパーで半額のお肉や魚を買って食べるぐらい。あとは野菜ジュースを取っているぐらいだ。
そんな食事であったが、ダメ男にとって炊き立てのご飯と納豆か卵があれば十分ごちそうだった。
たまにダメ男が記事で書いている飲食店の情報などを見ると美味しそうな和牛のお肉やステーキなどが出てきてそれを見ているだけで自分が食べた気になっているのである。
そんな何をやってもまるっきりダメなダメ男であったが、自分のことは大切にしていた。どんなに自分はダメでも自分のことを可愛がっていたし、自分の好みのタイプの子がいたら自分がその女の子の服装をして自分の姿を鏡で見ながら「可愛いね」って自分のことをほめていた。
自分が理想とする女性と付き合うのが難しいから自分が理想の女性になりきって自己満足をするというのは少し変わっているかもしれないが、女装が好きな男性はそのような考え方を持っているのかもしれない。
今日も「俺はダメだ・・・」とつぶやきながらもダメ男は懸命に生きている(続)
身長165cm、高校中退、年収100万円。
彼は毎日毎日、何の生きがいもなくただボーっと人生を過ごしている。
もちろん、彼女もいなければいまだに女性と付き合ったこともない。
古本屋で格安のアイドル雑誌やエロ本を購入して読むことが好きであり、それで彼は満足している。
ダメ男は昔、友達もいたがすでに友達からも見放され、話し相手もおらず、いつもアイドル雑誌やエロ本に出てくる女性の顔を見ながら「おはよう」とか一人で話しかけている。
そんなダメ男は家で引きこもりの生活をして過ごしているが、家で一人でいることが今では一番幸せだと思っている。
理由は単純である。人に気を遣うこともなく、人に合わせることもなく、自分のペースで物事を進められることができるからである。
しかし、ネットの世界においてもダメ男は「もうダメ」と言われ続け自分はダメな人間だと思い続けている。
そんなダメ男の口癖は「俺はダメだ・・・」である。
昔はダメ男と付き合っている友達もいたが、ダメ男はもう誰とも付き合いたくないとも思っているし、ダメ男と付き合いたいと思っているお友達はいない。
ダメ男が唯一幸せなのは、アイドル雑誌やエロ本に出てくる女性と話しているときとご飯を食べているときと寝ているときである。
ご飯といってもダメ男が食べているのは、ご飯、納豆、卵がメインであとはたまにスーパーで半額のお肉や魚を買って食べるぐらい。あとは野菜ジュースを取っているぐらいだ。
そんな食事であったが、ダメ男にとって炊き立てのご飯と納豆か卵があれば十分ごちそうだった。
たまにダメ男が記事で書いている飲食店の情報などを見ると美味しそうな和牛のお肉やステーキなどが出てきてそれを見ているだけで自分が食べた気になっているのである。
そんな何をやってもまるっきりダメなダメ男であったが、自分のことは大切にしていた。どんなに自分はダメでも自分のことを可愛がっていたし、自分の好みのタイプの子がいたら自分がその女の子の服装をして自分の姿を鏡で見ながら「可愛いね」って自分のことをほめていた。
自分が理想とする女性と付き合うのが難しいから自分が理想の女性になりきって自己満足をするというのは少し変わっているかもしれないが、女装が好きな男性はそのような考え方を持っているのかもしれない。
今日も「俺はダメだ・・・」とつぶやきながらもダメ男は懸命に生きている(続)
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